ヒマジンノ国 -50ページ目

 ヒマジンノ国

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水上バンガローがある反対側の桟橋の奥の海に、コーラル・ガーデンがあるということなので、泳いでみました。

 

波が強く、流されそうになります。海の中をのぞくとこんな様子でした。ライフジャケットを持って行ったので、浮くのは楽でした。

 

 

 

一見美しく見えますけど・・・。

 

 

魚影は結構ありますが、残念なことにサンゴはほぼ死んでますね。それが今回一番心残りだったことですね。辛いです。

 

 

 

3メートルから12メートルぐらいの深さがあります。サンゴがあればどんなに美しかろう、というところですね。

 

 

 

神秘的ではありました。

 

 

 

 

 

人間何もしないというのは結構難しいですね。初めの2日ぐらいは写真ばかり撮ってました。今回は特にたくさん撮りました。

 

しかし3日目になるとだんだん写真撮るのも馬鹿馬鹿しくなってきました。

 

 

 

Wi‐Fiもないし、時間だけはあります。

 

 

 

シュノーケリングスポットはコーラル・ガーデンより、むしろ表の桟橋の下でした。

 

水上バンガローのすぐ手前がドロップ・オフになっていて、お魚天国となっていました。

 

 

 

オヤビッチャ天国です。

 

 

 

朝の方が水の透明度も高いかな。

 

すごい量のオヤビッチャでした。

 

 

 

 

 

我が物顔のオヤビッチャたち。

 

桟橋の下はもっと多様でした。魚が群れています。

 

 

 

 

リーフが一気に20メートルぐらい落ちていきます。ちょっと怖いです。

 

 

 

 

シュノーケリングは堪能しました。良いですね。お魚万歳。

 

 

 

旅行は大変です。今回もかなり疲れました。

 

それでも楽しかったです。出かける価値があると思います。

 

 

美しい自然の中で心配事や時間を忘れることが出来て、素晴らしかったです。

 

またどこかに行きたいですね。

 

 

 

 

 

変わった話を書きます。陰謀説の話です。

 
ただこういった内容を、個人的に本当は書きたいとは思ってないということを始めに付記しておきます。
 
どのみち雲をつかむような話ですし、ここで書く内容が本当かどうかは分かりません。それに本当だったとしても気持ちの良い話ではないのもですから、書くことに躊躇します。ただ、自分が今の世界について思っていることと合致する部分もあり、少しまとめておきたいと思っていたので書いておきます。色々決めつけが多いのは自分の性格ですね。すいません。

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この前、あるニュースをみて、大昔に読んだ本のことを思い出しました。

 

去年、アメリカの会社がスウェーデンの企業と提携して、社員の体にマイクロチップを埋め、会社内で鍵を開けたり、決済をできるようにしてることがニュースになりました。体にチップを埋めるというのはペットなんかではありましたが、人間に埋めるのは気に入りません。確かに、便利ですけども。

 

また先日別のニュースでやっていたのは日本はネットでの決済が遅れている、という話でした。中国はネットでの決済が発達しており、中国から日本に来る観光客が不便だというので。NHKと民放の両方でやっていたので気になりました。

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自分がまだ高校生だったころだと思います。もう20年以上前です。すでに手元に本はないですが、そこに書いてあったのは人間を管理するためにバーコードや、電子マネーを紐付けしたチップを体に直接埋める、という話でした。当時は電子マネーなんてないし、馬鹿馬鹿しいと思ってました。

 
20年前は電子マネーなんかいらないと思っていたことを覚えています。大体そんなものができるのかと。
 
今でこそ当たり前ですが、当時「電子マネーができるかも」、なんて他人に話をしても馬鹿にされたと思います。しかしここにきて、振り返ってみると不思議とその本に書かれていたことと合致することが増えてきたように思えて、どうしても思い出されました。
 
最近読んでる本にスティーブン・グリア博士のディスクロージャーという本があります。これは米国の医師、グリア博士が個人の努力で軍と政治家によるUFOや宇宙人に関するリークを69人分まとめた本です。まだ全部読んだわけでもないですが、これを読んでいると色々と考えさせられます。ここに書いてあることを全部肯定する気はないですが、流石にこれだけの証言があると無視できないことも多いかなと思います。
 
しかし、本当にUFOなどあるのでしょうか?
 
これだけ目撃証言があるのに、宇宙人は全く公式に姿を見せないなんてのもかなり変だと思いますが。
 
個人的な意見をいわせてもらえれば、もし本当にUFOがあるのなら、それは多分人類の作った乗り物だと考えています。ナチスが「ハウニヴ」や「ベル」といわれる乗り物を開発していたという噂があります。大戦中、連合国のパイロットが見たという、想像を絶する高速で空を飛んだ、「フ―・ファイター」というものの正体ではないのかという代物です。
 
戦後、ナチスの秘密兵器に関する事柄はアメリカと旧ソヴィエトが持ち帰ったという話です。アメリカにおいてはフォン・ブラウンなんかの話が有名でしょう。アメリカ軍による、ステルス戦闘機などの公開も比較的最近なので、持ち帰った連中がもっと他に何か隠していてもおかしくはないと思っています。
 
昔よく見たアダムスキー型のUFOの写真など、とても宇宙人の持つ、最先端の技術で作ったとは思えない形状です。最近のSF映画でももうちょっとらしくUFOを描きます。ゼロ戦とF22を並べても、同じ戦闘機には見えないのと同じ話です。ゼロ戦とワイルドキャットならまだしも・・・。
 
 
もし仮にああいった乗り物が存在したというのなら、あのアダムスキー型のUFOは形は、当時の兵器の持っている特有の形、ブリキのおもちゃ感がして、その時代の人間が開発したもののように見えます。
 
以前も少し書きましたが、エリア51に勤務をしていた30人以上の人々にインタビューしたアニー・ジェイコブセンは、ロズウェルで墜落したUFOは旧ソヴィエトのもので、回収した人型の生き物は人体実験のものだったと、つまり本当は人間だったものだ、という告発をしています。
 
 
アニー・ジェイコブセン著「エリア51」、田口俊樹訳。
 
以前も感想を書いた本です。一見トンデモ本に見えますが、基本はエリア51に対するまじめな取材をした本です。ほんの少しだけ、UFOなどに関する話題があります。アメリカではベスト・セラーになったとのこと。
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以下は宇宙人に関する記述がある部分からの、簡単な引用です。
 
<その飛行士たちもかつてはこのような姿ではなかった。年齢は13歳くらいに見えた。疑問だらけだった。なぜ頭がこれほど大きくなったのか?外科手術でこのような姿にされてしまったのか、あるいは遺伝なのか?一目見たら忘れられない大きな眼は?技術師たちは次のような説明を受ける。(あくまで未確認情報ながら)この子供たちはヨーゼフ・メンゲレ医師(アウシュビッツなどの収容所で主に子供や小児症、双子たちにおぞましい実験的な外科手術を施した有名なナチの医学者)に誘拐された子供たちだ。終戦直後、メンゲレはスターリンと取引をして、ソ連で優生学―――生殖管理によって望ましい遺伝子形質を増やし、人類の進歩を促す科学―――の研究がひそかに続けられる申し出をスターリンから受けた。
 
・・・(中略)・・・
 
5人のエンジニアはさらに教えられる。―――スターリンがメンゲレに持ちかけた取引には、ある条件が含まれていた。その条件とは、メンゲレが子供の背丈のグロテスクな飛行士たちをつくり出せば、研究室が与えられ、さらに研究が続けられるというものだった。メンゲレはスターリンにその通りの搭乗員を提供し、このファウスト的取引きの約束を果たす。が、スターリンの方は約束を果たさなかった。>
 
さらに一部だけ引用します。
 
<結局のところ、スターリンのブラック・プロパガンダのでっちあげ―――ニューメキシコ州ロズウェル付近に墜落した、宇宙人もどきの人間が乗った空飛ぶ円盤は―――クロスロード作戦でのトルーマンの裏切りへのソ連の独裁者の意趣返しだったのかもしれない。・・・(中略)・・・
 
ロズウェルの円盤は―――EG&Gの元エンジニアは言った―――「トルーマンの矢に対する威嚇射撃だったんだ」核爆弾こそまだ完成していなかったものの、スターリンはドイツ人から盗んだ空中静止と前進(ホバー・アンド・フライ)を繰り返す先進的な飛行技術と、「さらに」ステルス技術も持っていた。・・・(中略)・・・
 
「ステルス技術を発明したのはヒトラーだったんだよ」CIAから初めて国家偵察局(NRO)に配属されたジーン・ポティートは言う。ソ連のレーダーの脅威を査定するという仕事柄、彼はエリア51で数多くの偵察機のテストに立ち会った。「ヒトラーのステルス爆撃機はホルテンHo229と呼ばれていた。別名`ホルテン空飛ぶ翼`だ。その機体はレーダー吸収塗料と接着剤を混入した炭素で覆われていた。炭素を多く含有させることでレーダーに感知されにくい`ゴースト化`を実現したんだ。」>
 
こうした話はどこまでか本当かは中々分かりません。グリア博士やアニー・ジェイコブセンが狂言で、でっちあげた、といえばそこまですが、それにしてはいくらか金は儲かるかもしれませんが、よほどカルトでない限りは不要な努力だと思います。
 
ここで「宇宙人がソ連のブラックプロパガンダのためのでっちあげ」、という内容を引用したのは、宇宙人が結局地球人が作ったものだった、ということを書いているからです。先に自分の個人的な意見を書きましたが、UFOも宇宙人も地球人が作った、という方がまだ納得できるので載せてみました。その真偽は当然、分かりません。
 
UFOとか宇宙人の話はこれぐらいにしておきます。
 
さて、こうした書物の中で、自分が一番気になる部分は、これらの告発本の中で共通する「一部の何者」かがこうした計画を遂行しているという内容ですね。ここの部分が個人的には一番気にかかる部分で、その正体が何なのかが問題なんだと考えています。
 
その人々は必ずしも国家の規律に縛られないような考えと、方法論を持っているように思われます。
 
グリア博士はアメリカの上院議員とアイゼンハワーの言葉を本の冒頭に引用しています。
 
「独自の空軍、独自の海軍、独自の資金調達機構、そして独自の国益を追求する能力を持ち、あらゆる抑制と均衡の束縛を受けず、法そのものからも自由な、影の政府が存在する。」上院議員、ダニエル・K・イノウエ
 
「政府の様々な評議会において我々は、それが意図されたものであるか否かにかかわらず、軍産複合体による不当な影響力の支配を警戒しなければなりません。根拠のない権力が台頭し、破壊的な力をふるうという危険性が存在し、これからも存続するでしょう。この複合体の重圧が、我々の自由と民主的なプロセスを危機に陥れることを許してはなりません。何事も当然のことと考えるべきではないのです。用心深く見識のある市民のみが、平和的な方法と目的によって、この国防という巨大な産業と軍事の機構に適切な網をかぶせ、安全な自由を共に繁栄させることができるのです。」アイゼンハワー大統領、1961年1月
 
さらに、ことUFO問題について、グリア博士の書物によると、アイゼンハワーの件に関して、彼の元で働いていたスティーブン・ラブキンが2000年10月に次のように述べています。彼はアイゼンハワーの下で2年程働いたとのことです。
 
「だが、起きたのはアイゼンハワーが裏切られたということだった。彼はそれを知らずにいたから、UFO情勢全体について統制を失ったのだ。彼は国民に向けた最後の演説の中で、用心しないと軍産複合体に後ろから刺されると語っていたのだと思う。彼は油断していたと感じたのではないか。彼はあまりに多くの人間を信用し過ぎたと感じたのではないか。彼は善良だった。そして、あるとき突然、この問題が企業の管理下に入って行きつつあることに気付いたのだと思う。それはこの国が大きく損なわれる可能性があった。」
 
ここで注目されるのは何かしらの秘密の特権が、大統領でもアクセスできず、国に統制されていない人達に握られているのではないかという疑問です。アメリカの大統領でさえアクセスできない情報源が実際に存在していることが暗示され、「さらに別に」そこにアクセスできる人たちがいるという印象があります。
 
次はアニー・ジェイコブセンの著作からの引用です。彼女はアメリカでもスターリン同様、倫理外の生物実験が行われていたことを技術者に確認した後、次のように述べています。
 
<私の情報源によれば、原子力委員会は1951年からネヴァダ砂漠にある政府の秘密の施設で人体実験をおこなっていた。これは1947年のニュールンベルグ綱領に真っ向から違反する行為だが、彼らが被験者の自発的な同意も得ない非道徳行為に及んだのはこれが最初ではない。・・・(中略)・・・
 
この身の毛もよだつ新事実が明らかにされると、クリントン大統領は原子力委員会のしたことと、前代未聞の恐ろしい機密保持システムによって守られてきた秘密について調査を開始した。私は元エンジニアに、クリントン大統領はなぜエリア51のS-4施設のことを聞かされていなかったのか尋ねてみた。あるいは、大統領は実は知っていたのだろうか、と。
 
「大統領はあともう少しで知るところだったかもしれない。でも、彼らは教えなかった」
 
「彼らって?」元エンジニアたち精鋭グループは、エリア51の最初の施設の鍵を渡されていた。「その鍵を引き継いだのは誰だったんです?」と私は尋ねた。
 
「きみには`情報適格性`がない」彼の答えはそれだけだった。>
 
いわゆる常識的な人たちは現実世界の一番の権力者はアメリカ大統領だと考えています。しかし、もしかしたらそれ以上の、何か別の特権を持つ人々の一群がいるかもしれないことをこれらの記述は物語っているようです。
 
戦後70年以上が経ちました。冷戦時代があったとはいえ、国粋国家が戦争に負け、資産家たちの率いる自由主義者達が戦後その恩恵に浴したことはあり得る話です。企業であれば「国民」がいませんので、人々の目を気にせず、その在り方は必ずしも国家に縛られず、もっと自由に好きなことができます。我々敗戦国が国の立て直しに必至の時、資産家たちは何を目指してきたのだろうかと考えます。その権力は現在国家などをしのいでいる可能性があります。
 
彼らがフリーメーソンなのかどうはよく分かりませんし、他の何かは分かりません。ただ、彼らが何かしらの世界統一国家像を持っている気がしてなりません。電子マネーを紐付けしたチップを人々に埋めることによってできる国家像はどんなものだろうかと考えます。自分は全くこうした国家像が気に入りません。

 

陰謀説の件についてもう少しだけ書きます。ただ先もいいましたが、本当はあんまり触れたくない話題です。それこそ「自分自身」でさえ、この件を本当にどれぐらい信じているか中々分かりませんが、各種書物と現実を照らし合わせると、必ずしも陰謀がないといい切れないと思うようにはなりました。

 
こうした陰謀論がとりざたされるようになって随分になります。そしてこの「陰謀論の存在自体」が第二次世界大戦の生みの親の1つであり、実際このせいで多くの人々が死んだといっても過言ではありません。
 
陰謀論の基本は極論すれば「世界征服宣言」であって、現代でもフリーメーソンなどがこれに関わるといわれているわけです。
 
アドルフ・ヒトラーや大日本帝国の「世界征服宣言」は比較的有名というべきかもしれませんが、他方、いわゆる自由主義陣営の「世界征服宣言」は当然存在しないという建前です。第二次世界大戦の連合国は、自らの領土を侵してきた「悪」に対して、やむを得ず抗戦をした、というのが現代の常識ですね。政治的に「正しい」という意見ですね。
 
しかし、ヒトラーによれば、陰謀論として「世界征服宣言」は、自由主義陣営側にも存在していた、ということになります。この存在は、ヒトラーの「我が闘争」よりも古く、むしろこちらの方がヒトラーに影響を与えたといえます。初めにいっておきますが、当然ヒトラーのやったことを、そしてホロコーストを肯定する気は全くありません。単に物事を吟味するという意味で見ていきたいと思います。
 
本来「世界征服」など考えていないはずの、自由主義者たちが実は「世界征服」を考えているのではないか、ということで「陰謀論」となっていきますね。
 
色々危ないことや怪しいことを書きながら、個人的見解によってこの問題を見ていきたいと思います。
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ノーマン・コーン著「ユダヤ人世界征服プロトコル」、内田樹訳。
 
ジェノサイドの研究で知られる、ノーマン・コーン博士による、シオン長老の議定書に対する告発の書です。おどろおどろしい表紙ですが、真面目な内容です。
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19世紀以来最も問題になっている書物が「シオン長老の議定書」です。
 
自分は本当はこの書物だけには触れたくなかったのですが、避けて通れないので、一応簡単に書いておきます。この書物はユダヤ人が世界征服を考えている、という俗説を世界に広めることになった、問題の本です。いわゆるフリーメーソンの陰謀説も日本においては、ここからでしょう。上の書物に「議定書」の内容も載せてありますので、そこから引用していきます。
 
「議定書」の中に、次のようにあります。
 
「マッソン結社(フリーメーソンのこと、古くはこういった)の一切の指揮機関は、猶太人の賢哲を以って組織されてゐる最高司令部に於て統轄する。この最高司令部の存在をマッソン結社以外には絶対に秘密にしなければならぬ。」
 
つまりフリーメーソンはユダヤ人が世界征服をするための、一機関にすぎぬ、ということです。どんな「意見」、「陰謀」などにしても歴史的な書物を漁っていると、必ず「いいだしたもの」がいることに気付きます。フリーメーソンの話はかなり根が深いといえます。ヨーロッパではヒトラーが存在する以前からいわれていたようです。
 
さて、しかしながら、この書物自体は「偽書」とされており、出所の怪しさ、つまりユダヤ人迫害のためにつくられたのではないか、ということ、また、マキャベリからの書物の剽窃などが指摘されています。
 
他方、この書物に内容に対する直接的な反論はまだ個人的にしっかりとは見たことがありません。実際、読むと、呪われた文章ながら、19世紀末から、現在までの世界の在りようを的確に映しているように見えるところが多いため、そこが一番困ってしまうところです。そのため、未だにこの書物を偽書としない人と、偽書だという人達が互いに戦列を作り、譲ることがありません。
 
ただし、公には「偽書」とされていますので、その辺りは悪しからずです。現代においてもオウムなど新興宗教の多くがこの本を内容を肯定して、終末思想を煽っているようにも思えます。
 
そしてそんな中でも、歴史上もっともこの書物と決定的に対決姿勢を示した書物は、アドルフ・ヒトラーの著作「我が闘争」といえます。「我が闘争」はナチズムの根本的なイデオロギーが語られていますが、そのイデオロギーは、まるでこの「シオン長老の議定書」を相手に据えて書いているかのように見えるのです。
 
これは両者を読めばすぐに分かることです。ヒトラーがこの書物の内容をどれぐらい本気でとらえていたかが「我が闘争」を読むと分かると思います。

 

「シオン長老の議定書」は「世界征服宣言」に対して、広範に語っており、特に人類全体がかならずしも優れた存在でないことに目をつけ、暴力と権力とで世界を支配していくことを明記しています。「議定書」の冒頭は次のように始まります。
 
「第一議定書
 
善良な性質の人間よりは先天的不良性の人間の方が数に於て勝る事は、常に忘れてならぬ事である。それ故に学理上の議論によるよりは残忍極まる暴力を振るって威嚇した方が遥かに政治上の好成績を挙げるのである。人間は皆権力を求めんとして懸命努力する。誰でも出来得さえすれば独裁者たることを欲する。従つて自己の利益の為に一般の幸福を犠牲にする事を敢えてしない者は極めてまれである。」
 
挑戦的で、不敵な書き出しです。一読して、あまり読みたいと思える内容でないことがすぐに分かりますが、他方、この一文だけでも我々の社会をみた場合、必ずしも的を外していないということが認識されます。
 
極論に思えるかもしれませんが、よくよく吟味してみると、近頃の日本社会においても、日々繰り返される官僚の腐敗や、総理の虚偽答弁、あるいは組織の頑固とした傲慢さなどはまるでこの意見の明確な証拠のように、個人的には見えてきます。
 
権力者と権力を握る側の人間たちは、セクハラやパワハラの温床といっていいですが、これはもしかしたら、この書物で述べられているように「先天的不良性」の傾向を持つ、人間が多いからでしょうか。
 
そして議定書によればその傾向を一層強くするために時間をかけて人心を煽り、各種思想、あるいは、情報などを秘密裏に行使していくといいます。そしてそのことが各国家の不安に繋がるといい、そのことを長期に渡って維持させることで自然と世の中に、不安と狂気を蔓延させることができるというのです。
 
そのことがひいては国家主義の崩壊に向かっていくとします。結果、各国家が自らの自浄作用を行使できなくなった時に、彼らの「世界統一政府」をつくるというものです。
 
「現今に於いては自由主義なる為政者に代わって黄金の権力(資本主義)が出現した。嘗て信仰が人心を収攬して世が治められてゐた時代もあったが、自由の思想は実現し難いものである。何となれば何人もこれを適度に利用し得ないからである。人民に暫時でも自治を許して置くならば、此の自治は忽ち放縦になるのみである。此の瞬間から内乱が起こり、内乱は社会的闘争を誘起して、遂に国家は動乱の巷と化してしまう。」
 
と議定書はいいます。自由主義の思想は各個に好き好きに考えることが許されるがため、意見の一致をみづらく、騒乱を生むといいます。そしてこの「自由主義の思想」は国際主義者であり、現代でいえば、いわばリベラル、といわれるものといって差し支えないでしょう。
 
人々に与えられた「自由」ですが、その「自由」の本質とは一体何か?人は自由だといって、「他人を殺す」ことはしてよいか、といわれればほとんどの人が「ダメ」だというでしょう。また、男女関係が「自由」だとして、それは一体どこまで?「不貞」に当たる行為は良いのでしょうか?しかし「自由」は「自由」であるとなると?
 
「自由の思想は実現し難いものである。」と議定書はいっていますが・・・。確かに自由は各自に自制心と道徳心がなければ、放埓と不貞とになりかねないでしょう。そしてこの議定書のいう通り、自制心をちゃんと持つ人々は、自分も含め、必ずしも多くないように思えますね。
 
「所謂『進歩』したと称する文明諸国に我々は、無味乾燥、淫蕩的卑猥な、唾棄すべき文学を創造しておいたが、我々は此の傾向を世界支配達成後も対照的に尚ほ暫くは放置しておかなければならぬ。さうすれば我々の崇高な政治上の政策や言論は著しく目立って来るのである。」
 
そしてここでいう「我々」とは、ユダヤ人に帰せられます。
 
「政治と道義とは全く没交渉である。道義を基礎とする為政者は政治家ではない。夫れだから其位置を持続することが出来ぬ。苟も為政者たらんとせば、奸計偽善を弄せねばならぬ。国民の美点即ち公明正大と正直とは政治にとりては罪悪であり、禁物である。其故は、これ等は最強の敵にも勝って確実に王位を転落せしめるからである。これ等の特性は非猶太国の歓迎すべき特徴となっても一向差支へはないが、われわれ猶太人は決してそれ等の如き亡国的範をとつてはならぬ。」
 
そのために彼らは多くの騒乱の原因を撒くといいます。
 
「権力を愛する者を刺激して、権力を濫用せしむる為には、我々は不羈独立と云ふ我が儘の傾向を鼓吹して、あらゆる権力を対立せしめた。この方面において我々はあらゆる手段を講じた。即ち各政党を武装し、政権を政党の目的たらしめ、各国を擾乱の巷と化した。やがて、至る所騒動と財政の恐慌が起こるであろう。
 
無尽蔵の饒舌家は国会と行政庁とを舌戦場と化し去った。大胆な新聞屋や、無遠慮な政治論客等は毎日行政官を攻撃して居る。権力の乱用は斯くて官衙の没落を誘致しつつある。五里霧中に徘徊する群衆の一撃の下に万事転覆するであらう。」
 
確かにここには自分のブログ用に都合の良いところなどしか載せてませんが、現代の日本国会やマスコミのあり方などを見ると、確かにそうかな、と思い当たるふしがどうしてもみえてきてしまいます。
 
今日、日々のワイドショーは沢山の自称「コメンテーター」が出演し、各自に好きなことをいい、意見を戦わせて喧嘩をします。あるいは「大胆な新聞」などはいわゆる「右翼性」の人々には朝日新聞とも思えるかもしれません。
 
誰が正しい、あるいは正しくない、とか。また政治家は多少問題があっても政治力があれば良いとか。何をどう聞いていいのやら・・・。
 
今日でもまた安倍政権に対する森友や加計の問題は、追及することが「必要である」というリベラル、「必要でない」という右巻きの人々によって互いに譲られることなく、政治上の空白を生み出しています。これらはそういう意味では「シオン長老」の「思いの儘」というところでしょうか?
 
以上は「議定書」による、主に国内を混乱させる部分についての陰謀を語っているところをチョイスしました。彼らは他にも金による権力の獲得や、あるいは軍隊などへの言及もしています。
 
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そして話は少し飛びますが、このシオン長老の最終目標は世界の王にユダヤの民が成るということです。
 
「神聖なる猶太王の頭に、欧州各国が彼に捧げる王冠を戴くとき、彼は全世界の族長、家長となるであらう。此の事は勿論犠牲を要するが、しかしその数は、非猶太人政府間に行はれた誇大狂と競争とが、数世紀間に人間に課した血腥い犠牲に比しては、論ずるに足らない。
 
・・・(中略)・・・
 
ダビデの聖胤を継ぐ世界支配者は、人民と人類との福祉の為めに、あらゆる個人的喜楽を犠牲に供さねばならぬ。我が世界支配者には道義上一点の弱点もあってはならぬ。彼は万人の輝かしき亀鑑たらねばならぬ。」