日本で、どうしても見たいミュージカルが、私が是非見たいと思っていた俳優さんのキャスティングでやるというので、これは観に行かなくてはと、チケットの先行抽選に申し込んで、チケットをゲットすることが出来た。公演があるのは北海道の札幌なのだけど、ミュージカルの前後だけで、アメリカとの往復をすると、航空券が結構割高になり、もう少し長い期間日本に滞在したほうが普通の値段になるので、数日、東京の実家に顔を出す(と言っても、ほぼ毎日予定が入っている)ことにした。
そんな、訪日を一週間後に控え、荷造りを始めた。ここ数年の訪日では、なるべく気候の良い春や秋を選んで行っていたので、冬の日本を訪れるのは20年来以上になると思う。私が渡米した35年前は、アメリカの中でも、四季があり、冬には雪も降ったりするような土地に住んでいたのだけど、南カリフォルニアに移り澄んで30年、ウールの上着やボトムスは南カリフォルニアでは暑すぎて着られないので、処分してしまった。お陰で、今回の冬の訪日に持っていく服を選ぼうとクローゼットの前に立ってみると、どれも夏服ばかり、困ってしまった。
アメリカには夏服、冬服という概念はないし、衣替えなんてものもない。大昔になるけれど、とあるアメリカ人が日本の真冬に、日本人からしたら夏服だと思うものの上にジャケットを羽織っているのを見て、すごい服装の観念だなと思ったのだけど、今の私はその人と同じで、一年中夏服で過ごし、偶に寒い日があると、一応持っている上着ぎを羽織ったりする。まあ、アメリカでは(ニューヨークとかシカゴとは違うのかもしれないけど)どこでもドアツードアで車で移動してしまうので、一瞬外に出るくらいなら、それでも困らないのだけど、東京や札幌で街をふらふらするには流石にそれでは不味いだろう。
お店に行っても、日本の冬に適したような洋服は、あまり売っていないし、アメリカの服は元々、私にはサイズが合わないものがい多いので、この際、日本で着る服は日本で調達することにした。前回の日本旅行ではユ〇クロでかわいらしいキャラクターTシャツが1500円と(アメリカのスタンダートからすると)破格のお値段で売っていたので、今回もこのファストファッション店をまず見てみようと思っている(友人達にも、日本に行くけど冬服がないとぼやいたら「ユ〇クロで買ったらよいよ」と言われた)
到着初日は成田から自宅まで、ほぼ乗り物の中だから、そこまで厚着をする必要はない。初日は、朝一で出かける予定があるのだけど、そちらには、夏服を重ね着しての寒くないような(そして、足元はスキーに行くときに持っていくスノーブーツという)場違いの恰好になってしまうが、笑われる覚悟で行こう。そして、その帰りに途中の駅ビルで冬服の購入をしようと思っている。
