バイオリンの対面レッスンを(違う先生と)再開したのが、二カ月程前だったけれど、それまでの一年程は日本人の先生からオンラインでレッスンを受けていた。オンラインでのレッスンの内容は濃くて、色々なテクニックを身に着ける様に指導してもらっていたのだけど、エチュードではちゃんと出来ているテクニックでも、肝心な曲中で使えなかったり、想像していたような音が出なかったりしていた。

 

オンラインでは、基本、一つのカメラで一つの固定した方向からしか見てもらっていないし、カメラには移りきらないところもありそうで、先生の目についていないけれど、何か間違ったことをしているように思え、やはりオンラインレッスンだけだと限界があるのではと思われたので、対面レッスンを追加したのだった。

 

あくまでも、対面レッスンは追加で、オンラインレッスンと並行して受けて行こうと思っていたのだけど、ちょうど同じころ、オンラインの先生が引っ越しの為、ネット環境が整えることが出来ないので、オンラインレッスンはお休みとなった。それから、約二カ月。先生のお宅でようやくネット環境が整い、オンラインレッスン再開となった。

 

久々のオンラインレッスンで、結構大きな指摘が入ったのが、対面レッスンで重点的に取り組んでいる弓を真っすぐに曳くことだった。対面レッスンを再開する前は、今よりもずっと、弓が曲がっていたと思うのだけど、その時のオンラインレッスンでは、そこまで指摘が入らなかったのだけど、今回のオンラインレッスンでは、少し弾くと「弓が曲がってますよ」と言われた。

 

という事で、対面レッスンでも、オンラインレッスンでも、目下の課題は「弓を真っすぐに曳くこと」となっている。

 

 

 

家の近所にある、こじんまりしているけれど、素敵なリサイタルホールで、今年度(昨年の秋から今年の春)は、藤田真央さん、かてぃんさんがリサイタルをするということで、昨年の秋口に両方のチケットを取っておいた。チケット購入時は、今年春の公演は、まだまだ先だと思っていたけれど、あっという間に2026年になり、先月は藤田真央さんのリサイタルに行って来た。そして、その一か月ほど後にスケジュールされていたのが、てぃんさんのリサイタルで、そちらの方にも先日言って来た。

 

勝手を知った場所にあるリサイタルホールなので、開演にちょうど間に合うようにと家を出て、リサイタルホールに着いたのは開演時間の10分弱前くらいだった。そのリサイタルホールには、大ホール(と言っても数百人入るくらい)と百人位入る会場があり、向き合って建てられたホールの間には、中庭があり(飲み物などを売る)小さな売店と幾つかのパティオテーブルと椅子が置かれているのだけど、その中庭に人が溢れている。私が、発券してもらっていた紙のチケットを受け取るためにチケットオフィスに行くと、いつもはガラガラの窓口に数人待っている人がいる。

 

私の前に並んでいた人たちは、リサイタルのチケットを買いたかったようだけど、もちろん完売のリサイタルだったので、チケットは売り切れですと言われていたけれど、小ホールの方では、大ホールのリサイタルをテレビ中継するそうで、そちらの方のチケットはまだあると言われ、そちらのチケットを購入していた様だった。そして、ワイワイとしている人達の、ここ、そこからは日本語が沢山聞こえてきて、日本人観客もとても多かった。藤田真央さんの時も、昨年の辻井信行さんの時も、それなりの日本人観客はいたけれど、かてぃんさんのリサイタルでは、日本人観客の割合が高かったと感じた。という私も、そこら中に顔見知りの人がいて「あら~お久しぶり」と何度言ったことか(笑)

 

私は、かてぃんさんのリサイタルは、ピアノリサイタルと言うより「ピアノを使って遊ぼう」的なものを想像していたのだけど、入り口でもらったプログラムでは、クラシック曲も披露するという。


 

一曲目のバッハは、いまいちで、次のオリジナル曲も何となく微妙。私の近くに座っていた女の人二人組は、オリジナル曲を「単純すぎず、複雑すぎず、ちょうどいい」と言っていたけど、私は「綺麗な曲だし、ドラマのBGMにぴったり。でも、BGMだから、数分なんて長くなく、数十秒でいいや」と感じていた。人の感想は様々だ。

 

しかし、次のショパンのノクターンとスケルツォは、とても良かった。そういえば、この方は、ショパンコンクールで入賞してピアニストになったのだったと思い返していた。そして、中休みを挟んでの、オリジナルBig Cat Waltzは、とても可愛くて素敵な曲だった。ガーシュウィンやボレロのアレンジ曲はかてぃんさんらしい演目だったと思うけれど、私には少々長すぎた(私はとても飽きやすい)

 

舞台には、オリジナル曲やアレンジ曲で使う、かてぃんさんのトレードマークの、グランドピアノ、アップライトピアノ、そして、ミニピアノが並んでいたけれど、コンサート中のちょっとのトークで、ミニピアノはカワイの物だと言っていた。まあ、しっかりとしたミニピアノはカワイしか作っていないだろうから、そうだろうと思ったけれど、かてぃんさんはスタインウェイの契約ピアニストのはず。それが、カワイを使っていると公表してよいのだろうかと、変なことを考えてしまった(笑)

 

先日、バイオリンの弓の毛替えを頼むのに、折角だからチェロの弓の毛も変えてもらうことにした。今、普段使いしているチェロの弓を購入したのが、一年から二年前になるのだけど、今まで一度も弓の毛を変えてこなかった。特に弾きづらいという事もなかったので、毛を変えることすか眼中になかったのだけれども、二つの弓を預けた職人さんには、二つの弓を点検した後「なんで、バイオリンの弓の毛も変えるの?まだ、しっかり張りがあって使えそうだけど?」と聞かれた。バイオリンの弓は弾くと滑っている感があるというと、職人さんはそこまでは分からないのだろう「そうなんだ」と言われたけれど、という事は、ノーコメントだったチェロの弓の方は、見た目からくたばっていたのだろうう(私には分からなかった、、、)

 

バイオリンは、新しい弦と弓の毛になり、音色が格段に良くなったけれど、実は、チェロも一か月ほど前に弦を変えていた。こちらも、バイオリンと同じダダリオのカプランというブランドで、こちらはセットで気に入っている。弦を変えた後にレッスンに行った時は、先生からも良い音色がする弦だとブランド(とお値段)を聞かれた。カプランは結構リーズナブルなお値段なので(ご自分は他にお気に入りの弦があるけれど)生徒に勧めようと言っていた。

 

さて、新しめの弦に、変えたばかりの弓の毛で弾くと、軽々と、ちゃんと響く音が出る。動画に撮ってみると、凄く弦が震えているのが分かる。

 

 

実際に、課題曲などを練習する時も、今まではなかなか音が響かず、弓を結構強く弦に押し付けないといけない感じだったのだけど、今は、力を入れずにス~と弓を曳くだけで、ちゃんと音が出る。

 

それにしても、今回は二つの弓を同時に毛替えをして、コストがかさむだろうと思っていたのだけど、費用は何と130ドル(二万円弱)前に、バイオリンの弓の毛を変えた時は、一本で同じくらいのお値段だったので、今回は半額という事になる。お値段もお安く、チェロもバイオリンも音色が良くなり、弾きやすくなり、大満足。

 

数週間程前になるけれど、バイオリンの練習をしていたら、何となく弓が滑るような気がした。そういえば、最後に弦を変えてから一年位は経つと、弦を新しく変えてみることにした。

 

少々前に、AIで私のバイオリンに合う弦のブランドを聞いたところ、トーマステックのドミナントプロと出たので、セットを購入した。使用してみると、A線とD線は気に入ったのだけど、G線とE線はいまいちだと思った。その上、四本の弦の内2本は、数か月使っただけで、亀裂らしきものが入っているのを発見した。ネットには、3~4か月から持たなかったというリビューもあったので、寿命なのかとトーマステックのロンド(ドミナントプロよりもちょっと格上だけど、音色は似ていると書かれていた)に変えてみた。こちらは直ぐにダメになるというようなことはなかったけれど、お値段に見合う程気に入らなかった。

 

AIに聞く前に、私が気に入っていた弦はダダリオのカプランだったのだけど、G線とE線は気に入っていたけれど、A線とD線にはピンとこなかった。そこで、前回に弦を購入した時には、カプランGとEの他のブランドのAとDを混ぜてみた。折角、セットではない物を購入するので、カプランのE線も普通のではなく、金メッキにしてみた(値段は500円位しか変わらない)金メッキのE線は、とても良かったし、気に入った(レッスンの時に、先生からも「よい音がしますね」と言われた)のだけど、始めて使ったブランドのA線とD線は気に入らなかったので「これからは、A線とD線はドミナントプロ、G線とE線はカプラン、そしてE線は金メッキ」と考えていた。

 

しかし、今回、その組み合わせで購入しようとしたけれど、ドミナントプロもカプランをセットではなくバラで打っているお店が(ネットで探しているにも関わらず)ほぼない。ようやく見つけて、念願の組み合わせを注文しようとしたけれど、結構割高になってしまう。それで、迷ったのだけど、今回はダダリオのカプランのセットを購入することにした。セットだと金メッキではなく、普通のE線になってしまうのだけど、別々に買うと、とても割高になる。それこそ、セットを買って金メッキのE線を買っても、少々安いくらいだ。

 

さて、新しい弦を張り、滑りは少々改善、音色も良くなったのだけど、今度は、音を弾くごとにキュルキュルと雑音が入る。私の弾き方が悪かったのかもしれないけど、弓の毛を変えてから2年は経っていたので、この際、弓の毛も変えてみることにした。毛替えには、一週間弱かかったのだけど、返ってきてた新しい毛を張った弓で、新しい弦を弾いてみると、音が良い。とてもキラキラとした音がする。これが、新しい毛と新しい弦なのかと感激した。そして、音が良くなったおかげで、腕前まで上がった気がする。

 

喜んで、レッスンで取り組んでいる白鳥の湖を動画撮影してみた。でも、動画を聞いてちょっとがっかり。音色が思ったほどに綺麗に出ていない。でもこれは、また弓が曲がっているのが大きな理由だと思う。ところどころで、響きが良くなる時は、弓が真っすぐめだし、曲がっている時は音がスカスカとかすれているのもよくわかる。やはり、どれだけ器具が良くなっても、最終的には腕なのだ、、、。

 

 

 

最近、読みずらいなぁと思っていたのは、全音のソナタ集だけではなく、アマオケの楽譜もで(レッスンで使用しているバイオリンの楽譜やチェロの楽譜はそんなに込み入っていないので、そこまで不便を感じない)結構な頻度で、無意識に楽譜に顔を近づけたり、目を細めたりしているので、視力も落ちているのかもしれない。今は、楽譜専用の眼鏡を使っているのだけど、その眼鏡を作ってから、最低でも2年は経っているので、一度視力を測りに行った方が良いだろうと、眼鏡屋さんを訪れた。

 

自宅のすぐそばに、大手の眼鏡屋さんがあり、そのお店では、視力検査と、二つの眼鏡で一万円ちょっとというセールを(常に)やっているので、そのお店を訪ねることにした。楽譜を読む時だけの専用眼鏡なので、前もって、自分の目から譜面台に乗せた楽譜までの距離をメジャーで測り、読みづらかった全音のソナタ集を持参して行った。

 

このお店では、視力検査の予約を10分おきに受け付けていたのだけど、10分もしないうちに検査は終了。あまりの速さに、ちゃんと視力を測ってくれているのか少々不安になった。でも、今まで使っていた眼鏡の強度から2段階程強くなるので、作り替える価値はありそうだという事だし、眼鏡を作って度数が合っていなければ、作り直しをしてもらうことは出来るだろうと(前に、そうしてもらったことがある)眼鏡選びに移った。今まで使っていた眼鏡のレンズだけ変えてもらうことも出来たのだけど、それだと二つで一万円強のセールの取り扱い外で、結局割高になってしまうので、フレームから新調することにした。

 

アメリカの眼鏡は、基本、堀の深い西洋人の顔に合わせて作られているので、アジア人の私の顔にフィットするものは少ない。その上、私は直ぐに鼻のパッドの所や、耳の上が痛くなりやすい。それでも、過去の経験から、私の顔に調節可能だろうと思われるものを選んで、店員さんに「これは調整可能ですよね」と確認してから購入を決めた。眼鏡のフレームと基本のレンズは、二つで一万円強なのだけど、反射を防ぐコーティングをしてもらうと、それだけで、2万円以上かかってしまう。でも、それが安い眼鏡セールのからくりなのは知っていた(でも、二つの眼鏡にコーティングをしても、一万円プラス位だと予想していたのの倍だった)でも、私は眼鏡のレンズの反射が気になる方なので、コーティングなしでは、後悔するだろうと、出費を飲むことにした。

 

そして、一週間ほどで、眼鏡が出来てきた。お店に取りに行き、新しフレームの調整をしてもらおうとしたところで、トラブルが発生した。最初に対応してくれた店員さんは、いかにも若手と言う感じで、耳にかけるところを上手く調節してくれない。その上、私がしてほしいというやり方だと眼鏡が折れる可能性があるという。アメリカの眼鏡屋さんはアジア人の顔に合わせるやり方を知らない人が多いので、このコメントにはあまり驚かなかった。しかし、中途半端に合わない眼鏡を持って帰るつもりはなく「購入する前に、きちんと調整可能か確認して、出来るという事だったのでこのフレームにした」(つまり、調節できないなら返金しろ)と迫ると、もう少し、調節の上手い人を連れてきた。

 

その人も、私が「(耳と眼鏡の間の)ここの隙間が無くなるように」調節してくれと言うと「眼鏡は、こんな風には調整するもんじゃない」とぶつぶつと言いながらも、どうにか調整をした。結局、少々調節が足りず、家に持ち帰り、自分で少々調節しなおしたのだけど、きちんと私の顔にフィットする眼鏡になった。家で、楽譜を置いた譜面台の前に座って、眼鏡をかけると、裸眼との差が歴然とするくらいクリアーに楽譜が読める様になった。