ここ一年程のピアノレッスンでは、バッハのインベンション、エチュード(現在は、ル・クーペのピアノの練習アジリテー)ともう一曲(今は、ベートベンのソナタ19番かな?)の三曲をやっている。前は、一回一時間半のレッスンで、三曲見てもらっていたのだけど、いつからか、そして、何故か一度のレッスンでは、二曲だけになってしまっている。

 

毎回のレッスンで、じっくり見てもらえるという利点はあるのだけど、それぞれの曲をみてもらうのは一か月に一度という事も珍しくなくなってしまう。それでも、一応三曲は同時に練習しているので、見てもら合間に練習疲れになってしまう。

 

ここ数か月取り組んでいたバッハのインベンション6番も、そんな一曲。多分2~3か月は取り組んでいて、インベンションだと、その位で、私には飽きが来る。レッスンでは、二度ほど見てもらったと思うけれど、レッスン中に曲の話から、脱線してしまって、殆ど見てもらったという感じはないのだけど、もう、これ以上練習するのは無理(疲れた、やる気がない)と、次の曲に移ることにした。

 

練習し始めたころに、ビフォー動画を撮っておいたけど、それと比べるのに、一応仕上げのアフター動画も撮ってみた。聞き比べてみても、テンポとそれに伴う曲の流れくらいしか違いが分からない。ピアノの練習そのものへの気力が失せていく、、、。

 

 

 

ここ一年程、ピアノのレッスンで取り組んできたモシュコフスキーの20の小練習曲集は、結構手こずることが多く、もう少しステップダウンした練習曲集として、勧められたのが、ル・クーペという人のピアノの練習ラジリテーというエチュード集だった。

 

先生曰く、モシュコフスキーの練習曲集は「フランス風のお洒落なフレーズ」が後から後から出てくるけれど、ラジリテーは、基本、調性に忠実な練習曲に少々「お洒落なフレーズ」が出てくるとのことで、こういうフレーズにちょっとづつ慣れていくには良いのではないかとのことだった。

 

Agilityという単語が英語にもあるのだけど、一番聞き覚えのある使い方は、犬の障害物競走を指す時。フランスの作曲家とのことだから、Agilityをフランス語にすると「アジリテ」だろうと見当をつけ、多分「Le」(実際にはAという母音から始まる単語に付くから「L'」)というフランス語の冠詞(英語のTheに相当)が付いているのだろうと見当をつけた。「L'a,,,」と書くフランス語をカタカナで書けば「ラ、、、」という読みだろう。指の障害物練習、つまり、くるくると自由自在に回せられるようになるための練習曲という意味があるのだろうと推測した。

 

私は、この作曲家の事も、この練習曲集の事も聞いたことはなったのだけど、私の推測を元に「piano agility」と先生から教えてもらった作曲家の名前のスペルを検索すると、「L'agilite」と私の推測のドンピシャの題名の練習曲集を見つけた。アメリカには楽譜の大手出版社は数社あるのだけど、その中の一つが、唯一この曲集の出版をしていて、お値段も10ドル弱(1000円ちょっと)なので、その曲集を購入した(IMSLPでも無料楽譜を見つけたけれど、IMSLPの楽譜は古いので読みずらいのが多いし、家で印刷する紙代とインク代、私の手間賃を考えると買ってしまったほうが安上がりだろうと判断)

 

楽譜集の購入後、パラパラと見てみると、結構単純な譜面で「あまり面白くなさそう」という感じはしたけれど、実際に弾いてみると、結構指が付いてこないところがあり、練習曲として取り組むには良いのかもと感じた。

 

レッスンでは、とりあえず、最初の一番から順番に取り組むとのことで、現在は一番を練習している。

 

 

 

私の視力は、そんなに悪い方ではない。遠くが見えずらいことはあるけれど、普段は眼鏡をかけずに生活できる。数十年前は、車を運転している時は眼鏡をかけていたのだけど、眼鏡を掛けたり外したりするのが面倒で、かけなくなってしまった。まあ、信号の色はちゃんとわかるし、周りの車や人などの大きい物なら全く問題なく見える。そのころ、眼鏡なしでの運転時で困っていたのが、標識にある道の名前が読めないこと(普通の道路標識は色や形で分かる)だったのだけど、今はGPSが道案内をしてくれ売るので、標識の道の名前を読む必要もほぼない。

 

という事で、今、眼鏡が必要なのは、楽譜を読む時と、本を読んだり、書類を書いたりするときの老眼鏡のみ。しかし、前の職場では、眼科保険と言うか、眼鏡屋さんで使える保険に入っていて、毎年一度の眼科検診とベーシックな眼鏡は、自己負担なしでカバーされるというので、眼鏡屋さんに「折角保険があるんだから使わないともったいないよ」と言う営業に負けて、毎年、眼鏡を新調していた。その内、結構な数の眼鏡を慈善団体に寄付をしてきたのだけど、まだまだ沢山ある。

 

今まで、使っていた楽譜用メガネが二つ。


 

ピアノの近くの棚に置かれていた、一度の使ったっことの無い眼鏡。いつ作ったかも、なんのためなのかも分からない。試しにかけてみると、結構強い度が入っているけれど遠くはよく見えるので遠方用ならしい。

 

 

一応、車に入れている遠方用の眼鏡を取り出して比べてみると、こちらは度が全く入っていないのではと思うくらい弱かった。

 

 

他にも、100均で、数個のセットで買った老眼鏡が、家のいたるところに転がっている。

 

 

バイオリンの対面レッスンを(違う先生と)再開したのが、二カ月程前だったけれど、それまでの一年程は日本人の先生からオンラインでレッスンを受けていた。オンラインでのレッスンの内容は濃くて、色々なテクニックを身に着ける様に指導してもらっていたのだけど、エチュードではちゃんと出来ているテクニックでも、肝心な曲中で使えなかったり、想像していたような音が出なかったりしていた。

 

オンラインでは、基本、一つのカメラで一つの固定した方向からしか見てもらっていないし、カメラには移りきらないところもありそうで、先生の目についていないけれど、何か間違ったことをしているように思え、やはりオンラインレッスンだけだと限界があるのではと思われたので、対面レッスンを追加したのだった。

 

あくまでも、対面レッスンは追加で、オンラインレッスンと並行して受けて行こうと思っていたのだけど、ちょうど同じころ、オンラインの先生が引っ越しの為、ネット環境が整えることが出来ないので、オンラインレッスンはお休みとなった。それから、約二カ月。先生のお宅でようやくネット環境が整い、オンラインレッスン再開となった。

 

久々のオンラインレッスンで、結構大きな指摘が入ったのが、対面レッスンで重点的に取り組んでいる弓を真っすぐに曳くことだった。対面レッスンを再開する前は、今よりもずっと、弓が曲がっていたと思うのだけど、その時のオンラインレッスンでは、そこまで指摘が入らなかったのだけど、今回のオンラインレッスンでは、少し弾くと「弓が曲がってますよ」と言われた。

 

という事で、対面レッスンでも、オンラインレッスンでも、目下の課題は「弓を真っすぐに曳くこと」となっている。

 

 

 

家の近所にある、こじんまりしているけれど、素敵なリサイタルホールで、今年度(昨年の秋から今年の春)は、藤田真央さん、かてぃんさんがリサイタルをするということで、昨年の秋口に両方のチケットを取っておいた。チケット購入時は、今年春の公演は、まだまだ先だと思っていたけれど、あっという間に2026年になり、先月は藤田真央さんのリサイタルに行って来た。そして、その一か月ほど後にスケジュールされていたのが、てぃんさんのリサイタルで、そちらの方にも先日言って来た。

 

勝手を知った場所にあるリサイタルホールなので、開演にちょうど間に合うようにと家を出て、リサイタルホールに着いたのは開演時間の10分弱前くらいだった。そのリサイタルホールには、大ホール(と言っても数百人入るくらい)と百人位入る会場があり、向き合って建てられたホールの間には、中庭があり(飲み物などを売る)小さな売店と幾つかのパティオテーブルと椅子が置かれているのだけど、その中庭に人が溢れている。私が、発券してもらっていた紙のチケットを受け取るためにチケットオフィスに行くと、いつもはガラガラの窓口に数人待っている人がいる。

 

私の前に並んでいた人たちは、リサイタルのチケットを買いたかったようだけど、もちろん完売のリサイタルだったので、チケットは売り切れですと言われていたけれど、小ホールの方では、大ホールのリサイタルをテレビ中継するそうで、そちらの方のチケットはまだあると言われ、そちらのチケットを購入していた様だった。そして、ワイワイとしている人達の、ここ、そこからは日本語が沢山聞こえてきて、日本人観客もとても多かった。藤田真央さんの時も、昨年の辻井信行さんの時も、それなりの日本人観客はいたけれど、かてぃんさんのリサイタルでは、日本人観客の割合が高かったと感じた。という私も、そこら中に顔見知りの人がいて「あら~お久しぶり」と何度言ったことか(笑)

 

私は、かてぃんさんのリサイタルは、ピアノリサイタルと言うより「ピアノを使って遊ぼう」的なものを想像していたのだけど、入り口でもらったプログラムでは、クラシック曲も披露するという。


 

一曲目のバッハは、いまいちで、次のオリジナル曲も何となく微妙。私の近くに座っていた女の人二人組は、オリジナル曲を「単純すぎず、複雑すぎず、ちょうどいい」と言っていたけど、私は「綺麗な曲だし、ドラマのBGMにぴったり。でも、BGMだから、数分なんて長くなく、数十秒でいいや」と感じていた。人の感想は様々だ。

 

しかし、次のショパンのノクターンとスケルツォは、とても良かった。そういえば、この方は、ショパンコンクールで入賞してピアニストになったのだったと思い返していた。そして、中休みを挟んでの、オリジナルBig Cat Waltzは、とても可愛くて素敵な曲だった。ガーシュウィンやボレロのアレンジ曲はかてぃんさんらしい演目だったと思うけれど、私には少々長すぎた(私はとても飽きやすい)

 

舞台には、オリジナル曲やアレンジ曲で使う、かてぃんさんのトレードマークの、グランドピアノ、アップライトピアノ、そして、ミニピアノが並んでいたけれど、コンサート中のちょっとのトークで、ミニピアノはカワイの物だと言っていた。まあ、しっかりとしたミニピアノはカワイしか作っていないだろうから、そうだろうと思ったけれど、かてぃんさんはスタインウェイの契約ピアニストのはず。それが、カワイを使っていると公表してよいのだろうかと、変なことを考えてしまった(笑)