今年五月に、ピアノ教室の発表会を終えた直ぐ後に、来年の発表会に向けての選曲、練習を始めた。
来年の発表会として弾く曲として選んだのは、メンデルスゾーンの無言歌集から狩の歌。私はメンデルスゾーンの無言歌集が大好きなのだけど、あまり色々な曲に取り組んできたほうではなく、狩の歌には取り組んでみようと思いながら、後回しにしてきてしまったので、発表会という目標が定まれば、練習にも身が入るのではないかと考えた。
少々前から譜読みは始めてあったのだけど、練習を始めるにあたって、なんだか曲の雰囲気が、聞いたり、私が考えたりしているものと、実際に弾いているものとかけ離れて過ぎていた。春先に受けたレッスンでも見てもらったことはあったけど、あまりピンとこなかったけど、数か月前から初めたY先生とのレッスンンでも見てもらうようになって、曲の雰囲気が出てき始めた。
Y先生は「ピアノは、とにかく楽に弾くこと」と言う。先生は「脱力」という言葉は、好きではないようで「弾くのに最小限の力を使い、そのほかには力は入れない」と言う。私も「脱力」とは、力を抜くことではなく「最小限の力で弾く」ことだと思っていたので、そこの見解はばっちりと合った。脱力して弾くことを、Y先生は「ほげほげ」と独特な言葉で説明する。
他にも八分の六拍子の「123,223」の拍感をしっかりと感じながら弾くこと、軽く弾かなければいけない八分音符はしっかりと短く、軽く、とか、楽譜に表記されているペダル記号をしっかりと守ることなどと指摘を受けた。今まで、私は、ペダルは、音が濁った時には踏み変えるけど、それ以外はずっと踏みっぱなしだった。それでいて、この曲で表したいはきはきとした音をだそうとは無理な話だったのだと気が付いた。そういうことを考えながら楽譜を読み直してみると、弾き方のイメージが膨らんだし「ここはこういう表現だから、こういう楽譜になっているのだ」と腑に落ちる点が沢山あった。
まだまだ完成には近くないけど、この辺りで、自分の演奏を聞いてみて、どんな具合か様子を見てみることにした。それに途中経過と言う形で、今の状態を動画撮りしておくのも良いだろうと考えた。



