我々のママさんコーラス団では、練習会場として、教会の礼拝堂を借りていて、その教会の敷地内には、日本語の幼稚園がある。同じ敷地内を借りて、同じ日本語で活動しているグループ同士で、それなりに交流があり、そんな縁から、先日、保育園の園歌を(お手本として)録音してもらえないかと依頼を受けたらしい。その件は、快くお受けして、合唱団で、少々練習をし、録音、それを保育園に差し上げた。
録音をお渡ししたのは、1~2か月ほど前なのだけど、それに感激した(と聞いている)園長さんから、卒園式で、卒園児と共に、園歌を歌ってくれないかと言う依頼が来た。舞台に立つ機会は多ければ多いことに越したことはないし、常に、団員募集中のコーラス団としても、宣伝にもなるとのことで、その依頼もお受けした。
卒園式は、週日の日中で、比較的時間に融通の利く団員達数名で、卒園式に参加してきた。
コーラス団の指揮者の先生は、卒園式のリハーサルを見学してきたそうで、その時に園長先生から「子供達には、兎に角元気に歌うように指導している」と聞いたそうで、実際に園児たちの歌を聴くと、歌を歌うというより、叫んでいるという感じで「皆さん、覚悟して参加してください」と言われていた。
実際の卒園式では、先生の言っていた事と全く違わないパフォーマンスをした園児たち。その後ろで、我々も頑張って歌っていたけれど、園児たちの叫び声で、私たちの歌声はかき消されてしまったのではないだろうか。
卒園式は、一時間強程だったと思うのだけど、我々は、式の途中で、歌う直前に会場入り、歌が終わったらすぐ退場したので、待ち時間等を入れも、ほんの20~30分程の出演となり、折角、数人で集まったのだからと、ランチをしてから解散となった。
