定年後の飲食店経営~⑤もつ鍋居酒屋の開業資金 | マーケティングコンサルタント上西のブログ

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定年後から経営者となる方に

まんてんワークスが提案しているのは

「もつ鍋居酒屋」のスタイルのお店です。

 

 

まんてんワークスには

①もつ鍋居酒屋

②屋台風居酒屋

 

この2通りの業態のお店がありますが

①もつ鍋居酒屋はだいたい40歳以上

②屋台風居酒屋は、40歳くらいまで

と決めています。

 

年齢で決めている理由は

人生経験、価値観などによるものと

体力に合った仕事量との両面から考えられています。

 

 

②の屋台風居酒屋の看板メニューはやきとりです。

やきとりの場合、

串に刺す仕込みに時間が掛かりますから

働く時間が長くなってしまいます。

 

 

なので、定年後にお店を始める人は

①のもつ鍋居酒屋という事になります。

 

 

 

 

では、

もつ鍋居酒屋について説明していきます

 

 

 

開業資金

 

必要な資金の合計は約1000万円~1200万円です。

 

これは、お店の大きさや立地によって変わりますが

広さ15坪、坪単価1万円の立地を基準としています。

 

不動産屋さんに支払って頂くのは

保証金、敷金、火災保険、仲介手数料、前払い家賃など

今回の例ですと約128万円ですが

物件によって保証金などは変わりますので

前もってお知らせして承諾を頂きます。

 

お店は、約1000万円~1200万円

キッチン・厨房機器・電気ガス設備一式・トイレ・エアコン

冷蔵庫・冷凍庫・製氷機などが設置されています。

お店の広さによって変わりますから

こちらも、前もってお知らせして承諾を頂きます。

 

その他

調理器具、鍋、包丁、まな板、炊飯器、レンジ、

食器、メニューブック、レジなどは別途購入していただきます。

 

 

 

 

お店の様子

 

イメージが解りにくい人は

僕の店がそのまま当てはまりますので

こちらをご覧頂くと解りやすいと思います

        ↓

https://r.gnavi.co.jp/c556300/equipment/seat/

 

客席は全て掘りコタツタイプ7で

カウンター席10席

テーブル席22席となっています。

 

 

 

売り上げ予測

 

売り上げの比率は

予約:一般の割合が7:3です。

 

メインの売り上げは予約の宴会となりますから

単価4000円の宴会を中心として

コースで提供するスタイルですから

スタッフの手配、準備などがスムーズです。

 

定年後の方のプランでは

1ヶ月の手取りを20万円~30万円と設定していますので

必要な売り上げは約100万円です。

 

予約の売り上げは1ヶ月70万円を目標にします。

4人の予約で16000円

10人の予約なら4万円

20人の貸しきり宴会なら8万円

これらの予約を優先して取りながら

通常の営業で30万円の売り上げを上げます。

 

予約の営業活動については

以前のブログをご覧ください。

     ↓

http://ameblo.jp/manten-group/entry-12296786441.html

 

 

通常営業で30万円の売り上げですが

1カ月に必要な人数は75人です。

 

仮に、15日で割ると1日あたり5人となりますが

10日で割ると約7人です。

 

1ヶ月25日の営業だとして

だいたい10日間は予約・・・売上70万円

残りの15日間は通常営業・・・売上30万円

こんな感じが基準になります。

 

 

最も効率が良いのは

予約のお客さんしか取らないやり方ですが

これについては、オープン後1年を過ぎてから考えましよう。

 

 

 

いずれにしても、開業するにあたって

1100万円ほどの資金が必要となりますが

ここから毎月20万円~30万円の収入を得られるますから

約3年~4年で初期投資資金を回収できるモデルとなります。

 

 

個人的には、もっと稼げると思っていますが

がむしゃらに働かなくても

ご夫婦で20万円~30万円の収入があるのは

大きな魅力だと思います。