5月12日、レディー・ガガの日本公演を観てきました。


どうやら酔っ払った自分がネットでチケットをポチっとしてたみたいです。

翌朝は覚えてませんでしたがある時唐突に記憶がフラッシュバックして泣きながらチケットを引き取りました。

席はアリーナスタンディングの後ろの方ですが、わたくしめのようなニワカモンスターは後ろで十分でございます。


開場16時開演18時なので2時間も何して過ごせばいいんだと思いましたが、17時からDJによる前座がありました。

ステージセットは砦みたいになってます。

ステージの両脇に大画面のモニターがあって、そのモニターを双眼鏡でのぞいてガガさんの表情を観察するといった距離感でした。


お客さんはガガコスの人がけっこうたくさんいて、女装してる男子はヒールで背が高くなってステージが見やすそうでした。僕もこの靴↓履いてけばよかったです。


無血革命


ガガさんのMCはもちろん全部英語で通訳もいないのでさっぱりわかりませんでしたが、登場のとき叫んだ「I'm Lady GaGa!」はかろうじてヒアリングできました。おっしゃる通りです。

とにかく日本は自分にとってSpecialな場所であるということをくり返し言ってました。「みんなチケット買ってくれてありがとう、おかげで日本に来れました」みたいなことを言ってましたがわざわざ来ていただいてこっちがありがとうですよ。「未来に渡ってあなたたちの生活を彩りたい」とステキなこともおっしゃってました。

歌詞の一部もJapanとかTokyoとかJapaneseに変えて歌ってくれてうれしい。


衣装やパフォーマンスも予想通りに予想を超えていて笑いました。めちゃくちゃ楽しいです。

馬に乗って大名行列したり、巨大な妊婦の股を裂いて生まれてきたり、バイクと一体化してガールフレンドを乗せてステージを走ってたかと思うとバイクがピアノだったり、わけのわからない透明なセグウェイみたいな箱に乗って移動してたりたばこ吸ったりしてましたが言葉で説明すると本当に意味不明ですね。表現できないようなことをあっさり表現してのける想像力とか創造力とかすげえなと思います。


ガガさんは折り鶴のドレスとかしゃぶしゃぶのワンピースなどをお召しになっていました。しゃぶしゃぶのワンピースを脱ぐとしゃぶしゃぶのボンデージになりました。

しゃぶしゃぶの服は肉模様の生地でできてるんですが、「この服、みんなのよく知ってるあるものをイメージして作ったんだけど、なんだかわかる?答えは、しゃぶしゃぶ!」って言ってて、キチガイだなって思いました。こういう人大好き。

そんなふざけた格好で「ヒトの内側ってこうなってんだから、皮をひっぺがしたらアタシもアンタ達もみんな同じ肉の塊だよね」みたいな戸川純的な深いことを軽快にしゃべってたような気がします。違ってたらすいません。


「昨日ディズニーランドに遊びに行ってポップコーン食べたりして超楽しかった」と言ってたのであとでネットで調べてみたら、特に貸し切りにもせずに普通に遊んでたみたいですね。


無血革命  


無表情にメリーゴーランドに乗ってるガガ様。かっわいい。

ていうかガガ様自体をアトラクションにすべきですよ。キャプテンEOみたいの作ればいいのに。


お客さんから「それいいじゃんちょうだい」とタオルを投げてもらって、「鼻かむのにちょうどよかった」と笑ってタオルで鼻をかむふりをしてから投げ返したり、「それ貸して!」と背中にBorn This Wayと書かれたGジャンを客席から受け取って羽織って歌ったりしていました。

Gジャンは客席に配備されたスタッフが渡したみたいなレスを2ちゃんで見かけましたが、演出の一部なんでしょうかね。でも何度か近い席のファンたちとやりとりしていてほほえましかったです。


そうそう、ライブ中は撮影OKみたいでびっくりしました。

入場するときに「プロフェッショナルカメラの持ち込み禁止」と貼り紙してあって、プロフェッショナルじゃなければいいんかいと心の中でツッコミを入れたんですが、ほんとにいいみたいですね。すんごい望遠機能とかがついてなければ大丈夫みたいです。たぶん。

本人も「どんどん撮ってちょうだいな」と言ってたそうで、お客さんがムービー撮ろうがフラッシュ焚こうがスタッフも特に何も言わずどーぞどーぞといった雰囲気でした。そういえば花道で歌ってるとき周りのお客さんに携帯とかカメラとか向けられてゴキゲンでピースしてたなあ。自由というか無頓着というか神クラスの寛容さに感心しました。ほんとにファンがだいすきなんですね。

なのでネットにも写真や動画がたくさんUpされてます。高額チケットの公演なのに町内イベントみたいな庶民的ゆるさがすばらしい。


ガガさんは「アタシは子どもの頃からスターになりたくて、今こうしてこのステージに立ってます。夢はきっと叶うから日本のみんなも諦めないでね」といったような熱いメッセージを残し、「Very Good Night TOKYO,アイシテマース!」と叫んで終演しました。

2時間強で20曲以上、名曲ばかり演ってくれました。

歌って踊って着替えてピアノやギターも弾いてた。おつかれさまです。


チケット代を支払う時には1万4千円もするチケットを易々と買いやがってと自分を恨みましたが、ライブを観た後は自分を褒めちぎりました。対価として充分満足できるエンターテイメントです。観れてよかった。

ライブの前からレディー・ガガが大好きでしたが、本物を見てもっと大好きになりました。

ほんとに純粋でいい人だなぁと思います。

※僕の英語力は長嶋茂雄レベルなのでMCの和訳は適当です。アテにしないでください。

 次回は英語わかる人と一緒に行きたいです。それかホンヤクコンニャク食べてから行きます。

ジョジョBARを訪れた翌日、末広町で開催されている大友克洋GENGA展に行ってきました。


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会場の3331 Arts Chiyoda
は廃校になった中学校を改装して作られたアートスペースです。

以前テレビで取り上げられてるのを観ましたが、実際に行くのは初めてです。


水道場やトイレや下駄箱、黒板などに学校の雰囲気が残っていますが、アーティストが手を加えるとここまでオサレになるのかってくらいオサレ空間でびっくりしました。こんな学校なら通いたいですよ。


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原画展の方は展示数が多くて全部見切れないほどでした。

AKIRAの原稿が全部ショーケースに陳列されていて、カラーのイラスト原画もたくさんありました。


僕のお気に入りの「ぐァつぐァつぐァつ ガシャガシャ」のページももちろんありました。

生で原稿を見られるなんて感無量です。

最近買ったTARZANの自転車特集号のカバーイラストもありました。


無血革命

そして大興奮なのが金田バイクです。実物大ですよ!乗れるのです!

乗って写真撮影できるんですが、一人で行ったので乗れず撮れず。

とりあえずバイクだけ撮りました。これに乗って走りたいな。大型免許が必要かな。


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金田仕様のライダースーツもありました。



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ズン!も。


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ここの写真撮影スペースでは壁に記念の落書きができるんです。

みんなAKIRAだとかスチームボーイだとか好きに描いてましたよ。上手です。


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あまりにも興奮したのでTシャツとクリアファイルを買って帰りました。
AKIRA読み直さなきゃ!

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前回は店のドアの前までしか行けなかった中野のJOJOバーDIO。
昨日ついに念願の入店を果たしました。
URYYYYYYY!!!

予想どおり、店内の何もかもがジョジョです。
カウンターのショーケースにはフィギュアがたくさん。

メニューが川尻早人とかブチャラティとかキャラクターの顔になってて、ヘブンズドアーのようにペラペラめくりながら注文を選ぶのも楽しいです。
もちろんメニューもすべてジョジョゆかりのネーミング。

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このカクテルは何だったかな、岸辺露伴だったかな…?

とりあえずカクテルの種類がはんぱないです。
「承太郎!」と頼んでも、「何部の承太郎ですか?」と聞き返されちゃうくらい種類豊富であります。
原料のところまで戻さないと何を入れて作ってるのかわからないオリジナルカクテルもたくさん。

カウンターの左奥の席はジョジョのゲームが楽しめる席になっています。
トイレの壁やドアにはハーミットパープルのツタ(イバラ?)が絡まっておりました。

正面のテレビにはスタンドやキャラクターの姿が映され、その名前の由来になっている名曲の数々が店のBGMとして流れています。

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聴いてみたかった曲もどんどん流れて大興奮ですよ。
途中から第3部のアニメを再生してくれてまた大興奮。

肉の芽うまかった。じゃが塩辛です。

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吉良の爪は細かいさきいかでした。
こうやって出てきただ。

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吉良の彼女が持ってる薬瓶の中に爪が入ってます。
クンクンしちゃいますね。
サンドイッチグリグリしたい。

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パールジャムもうンまあぁーーい!でしたよ。
パールジャムがお皿の端でメッシャアァーー!!と言ってますね。

そういえば、後ろの席の女性客が林檎ファンらしく事変ツアーの話とかして意気投合しました。
ジョジョとか林檎とか、似た感性の人が集まるのかな?
やはりスタンド使いは引かれ合う運命なのか…。

ともあれ、ゴールドエクスペリエンスな一夜でした。
また来るよ!何度でも通うもんね!!