「1981年 森繁和 Part.1」からのつづきです。
【1981年の森繁和】
西武在籍:3年目(27歳)、背番号11
一軍成績:31試合、14勝11敗 0セーブ、投球イニング200回1/3、自責点84、防御率3.78(リーグ15位)、奪三振83
【森繁和:1981年の主な出来事】
4月6日:楽々完投でチーム&自身初勝利(○西武10-3ロッテ)
4月12日:5回まで1失点好投も、後半打たれ初黒星(●西武0-4近鉄)
4月18日:3安打完封で2勝目。山田久志との投げ合い制す(○西武4-0阪急)
5月26日:大量22得点の援護を受け余裕の完投、4勝目(○西武22-4ロッテ)
5月31日:15安打9得点の援護を受け危なげなく完投、5勝目(○西武9-2日本ハム)
6月6日:粘りの投球実り、7回味方が逆転成功し6勝目(○西武5-4南海)
6月11日:散発3安打、無四球完封で7勝目(○西武5-0近鉄)
6月16日:8勝目をあげチームは勝率5割で2位浮上(○西武4-3ロッテ)
6月23日:延長11回リリーフ登板も時間切れ引分(△西武2-2日本ハム)
7月5日:近鉄打線に集中打浴び5敗目喫する(●西武5-8近鉄)
7月16日:3度目の完封勝ちで9勝目(○西武7-0ロッテ)
7月21日:9回途中まで好投、先発の役割果たし二ケタ10勝目到達(○西武3-1阪急)
8月1日:南海打線につかまり完敗、6敗目(●西武4-12南海)
8月4日:無情の降雨コールド負けで7敗目(●西武4-6近鉄)
8月15日:会心の投球で完投勝利、12勝目(○西武2-1近鉄)
9月10日:4安打1失点、余裕の完投で14勝目(○西武4-1近鉄)
10月2日:3アーチに泣き11敗目。自身4連敗でシーズン終了(●西武1-3南海)
【森繁和:1981年の名場面】
昭和56年4月18日(月) ○西武4-0阪急●
森繁和グイグイ148球3安打完封
西武・森繁和、阪急エース山田久志の両先発投手の好投で3回まで両チームとも無得点。
4回裏、西武は捕手・大石友好の先制3ランで森を援護。
試合の主導権を握った若手バッテリーは、強気の攻めで阪急打線を翻弄。
この日好調だった森のシュートボールで内野ゴロの山を築いて4回以降は無安打に抑える3安打完封勝利だった。
(西武球場:観衆2万6千人)
阪急を3安打に抑えて完封、2勝目をマークした森繁。
山田に投げ勝ち、レオ人形に祝福され会心の笑顔。
【1981年当時の野球カード】
昭和56年度(1981年) タカラプロ野球カード
※サインは、ご本人から直接書いていただきました。
西武ライオンズタイムマシーン(第51回):1979年 森繁和 Part.1
西武ライオンズタイムマシーン(第296回):1979年 森繁和 Part.2
西武ライオンズタイムマシーン(第362回):1980年 森繁和