開幕まで一週間を切り、そろそろ今期の戦力を自分なりに
まとめてみたい。
まずはGK・DFから。
<GK>
1 土肥 洋一
「不動の正GKは今年も健在だろう。この人に幾度も助けられることになるハズ。土肥に期待することはただ一つ。怪我なく1年間乗り切って欲しいということだけ。」
26 柴崎 貴広
「第2GKは今年も柴崎か。無難さはある。が、それ以上の仕事が出来るイメージはない。キックの拙さも怖さがある。年齢も年齢なだけに、奮起に期待したい所だ。」
31 キローラン 菜入
「ユースから昇格したてで、恐らく今期の出番はないと思われるが、まずはプロの水に慣れるシーズンにして欲しい。土肥が今後何年出来るのかわからないだけに、若手には常に期待したい。」
34 新井 章太
「大卒新人。入団会見の時からその明るいキャラクター性で目立つ。恐らく今期は第3GKであろう。TM等で見る限り、コーチングの声もでかく、義成を思わせる。アピール次第ではベンチに入れる時があるかもしれない。」
<DF>
2 福田 健介
「不動の右SBに成長した今期は、アシスト数のこだわりを持ってやって欲しい。昨年築いた安定感に+αを」
3 吉田 正樹
「昨期中盤まではスタメンだったが、その後バウル等曰く「ギャグ共々伸び悩み(笑」 だとか。今期は森の加入により出番は昨期より少なくなりそうだが、運動量を武器にアピールを続けてもらいたい。」
14 富澤 清太郎
「頼れるキャプテン。昨期はバウルのように隙あらば怒濤の様に攻め上がってチャンスを作る動きも修得。年々レベルが上がっている。警告も開幕4試合連続で貰ったのはチームの出来的に目をつぶるとして、その後は例年より少なく、クリーンな守備も実践出来ていた。今年もその調子で!」
17 土屋 征夫
「もはや何も言う必要はない。男の中の男。怪我だけには気を付けて。」
18 森 勇介
「戦力としては確実にJ1級。すでにTM等でもその存在感は際だっているようだ。問題視される素行不良も、やんちゃの多い我がヴェルディでは以前より目立たなくなると思う。むしろ河野や飯尾をなだめる場面も見られるカモ・・・。森の攻撃力を活かす為、今期はよりサイドからのクロスに走り込む人数を増やさなければ勿体ない。」
20 深津 康太
「JFL町田から完全移籍で加入。TMで見る限り、結構期待できる。本格的なCBだ。高さもあるし意外と前に勝負出来る。タックルも深い。ただ見ていて不安に感じたのは、手を必要以上に使ってしまう部分。昨年から手ファウルを徹底してとる仕様になっているので、PA前等で無駄なファウルをしなければよいのだが。」
22 和田 拓也
「昨期終盤にはボランチも経験。意外と安定感があったことで、佐伯のバックアップとしても期待出来る。本職のSBは森の加入で一気に層が厚くなっただけに、今年はボランチで勝負か。元々攻撃での思い切りの良さもあるだけに、ボランチでも守備以外で一つ武器が欲しい。」
23 高橋 祥平
「深津の加入により、今まで3番手だったCB争いも激化。そろそろ自分のプレースタイルの確立がなされても良いのではないか。期待しているだけに、頑張って欲しいのだが、イマイチ殻を破れない。今年は刺激も多いだろう。腐るか、頑張るか。それは祥平次第。一つだけ言えることは、川勝監督は見ている、ということ。」
24 キローラン 木鈴
「ユース昇格組。高さがウリのCB。素材としては間違いなく良い。あとはそれをどうプレーに活かしていくか。飯田のようにならないことを願う。将来を担う戦力なだけに、大事に育てたい。」
28 高野 光司
「ユース昇格組。木鈴とはユースで不動のCBコンビを築いていた。戦術理解度が高い選手、というイメージだが、175cmとややCBとしては身長が物足りない。SBやボランチ転向も視野か。ただ、その身長のハンデを乗り越えて昇格を勝ち取ったのは実力がある証拠。どう化けるか楽しみな選手。」
以上、2011シーズンGK・DFのまとめでした。
総括としては、昨期より確実にどのポジションも層が厚くなったということ。
中でも森の加入によりSBのレベルが飛躍的に上がった。
SBだけとればJ2No.1だと胸を張れる。
CBも深津が即戦力。
警告の多いポジションなだけに、今まで祥平しかいなかった計算できるバックアップが出来たことは非常に大きい。余剰戦力も少なく、一年間戦いきるには良い陣容ではなかろうか。
今年もまずは安定したDF力が求められる戦いが続くハズだ。
昨期のように1-0で勝つ試合をいかに増やせるかが昇格への鍵になる。
DF陣には昨期以上の安定感を期待したい。