大阪での日々から帰京しました。

3時間超えのレクチャーにおつきあいいただいた皆様、
翌日のライブで、アラブ音楽どっぷりのライブにおつきあいいただいた皆様。
(中にはレクチャーと連日ご参加の皆様も…)
それから
レクチャー会場、心斎橋SAZカフェのセファ達、
ライブ会場、中津ピラミッドのラエドさん達。
1月に続いて、本当にありがとうございました。
深く深く感謝。

私は今回も大阪の故郷(!?)まりこさん宅に御世話になりました。
まりこさんはじめ息子様方、おイヌ様方のあたたかく忍耐強いもてなしに、
深く深く感謝。

まりこさん宅での打ち上げ的夜会では、まさかの充さんにもあえて嬉しかった。

そして、アルフ・レイラ・ワ・レイラ他、
数々の美しい音楽を今回も5人で分かち合えたことに、
深く深く感謝。

アルフ・レイラ・ワ・レイラの歌詞にあるように、
毎回この一夜がセントヒトヨにも値するような夜となりますように。
この夜がセントヒトヨも続きますように。
このすばらしい音楽がこの先も千代に八千代に普く愛され、伝えられていきますように。

というわけで、
5人のアラブ音楽を愛し演奏する楽団は、「千と一夜(セントヒトヨ)」というお名前になりました。
$KyokoOikawa.violin.com-セントヒトヨ

アルハンドゥリッラー!

帰りの新幹線から見た虹。
荒れ狂う天候の狭間に。
どんな日も、この景色を忘れずに歩いていこう。
KyokoOikawa.violin.com-120403


流れ星おまけの頂き物シリーズ流れ星


頂いたお花と、「また関西に来てね」のノートブック。
KyokoOikawa.violin.com-120401はな
KyokoOikawa.violin.com-120401ノート


それからそれから、
ピラミッドで半月も過ぎたのに誕生日をお祝いしていただきました!
このケーキ、激ウマでした。(まりこさんのセレクションだって!)
$KyokoOikawa.violin.com-120401ケーキ
$KyokoOikawa.violin.com-120401

サンペー君からは万年筆。
KyokoOikawa.violin.com-120401万年筆


翌日あったれいこさんにも…クレオパトラの香りのハンドクリームは、思いのほか爽やかな香り。
ホントのサプライズになりました。ありがとう!
KyokoOikawa.violin.com-120402クリーム
16日は誕生日でした。
トロイので、今頃誕生日にあたっての抱負がふつふつとまとまったりしています。

震災以降再確認して噛み締めた事ですが、
あらためて、意志的に、自覚的に、
命を全うしたいと思っています。
すなわち、できる事を、できる限り、やり続ける。
ただそれだけのことが、かくも難しく悩ましい日々…
でも、結局これに尽きるのですなぁ。

人は自分が受け取りたい現実を受け取るといいます。
でもそれならどうしてこんなに世の中は
不穏、不幸、争いに溢れているのでしょうか。
まだまだ私の精進が足りんのでしょうか。
だとしたらそういうものが全て消えてなくなるまで、
私にできる精進をしたいと思います。
それすなわち、
できる事を、できる限り。
できる事っていったら結局命を完全燃焼させることですなぁ。

ひと1人が本当に命を燃やした時、
どれほどの事が成し得るのか。
これへの挑戦につきますなぁ。
キリのない話だけど、結局これしかありませんなぁ。

と、そんな事を考えました。

命を完全燃焼させる、という条件の一つに、
今この瞬間に存在する事、とゆーことが、あると思う訳ですが、
それにあたって、
芦田宏直先生のこのブログ「一流とは何か」に、凄まじい言葉をみつけました。

「今に生きる」なんてことはよくいわれますが、それが簡単ではないからこそこんなにしょっちゅういわれているに違いありません。
その難しさ、すなわち、堪え難い自分の「現在」というものがある。

「私の〈現在〉の緊張に耐えうること」

上記のような結論に達したところでこのブログを見た私としては、
あらゆる点において、これを今年の誕生日の訓戒としたいと思います。
(もう10日以上すぎてるんだけどね…)


という気持ちが、昨日JAKAM氏とUSGROW氏に祝ってもらって、(さらには吉祥寺のリゴレットでとなりにカップルですわっていたうちの女子が、祝いの歌を聞いていたというので、去り際わざわざおめでとうをいいにきてくれました。ありがとう。)そのあとメールでもらったリンク等読んで、
言葉になったところで、

今日から大阪入り致します。
先月25日に関東で全曲演奏をした「千夜一夜」を、
まず31日にワークショップで歌詞を読んだりした上で、

$KyokoOikawa.violin.com-120331


1日に昼夜公演を行います。
$KyokoOikawa.violin.com-120401


上記フライヤーには夜の情報しかありませんが、
ありがたい事に夜の部が満席となりまして、
昼公演も追加となりました。

メンバー全員がこの上なく喜びを感じる音楽ばかりを演奏します。
この喜びが感染伝搬して
全ての人に喜びをもたらす二日間になリますように!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
2012/3/31(土)
アラブ音楽WS
ウンムクルスームの名曲「alf laila wa laila」

時間 15~18時
料金 3500円(1D付)

<講師>及川景子(violin)、<助手>アブダッラー(darbukka)

<持参品>筆記用具

<講義内容>
エジプトにおける近代アラブ音楽の黄金時代を代表する歌手、ウム・クルスームの歌「アルフ・レイラ・ワ・レイラ」を取り上げ、音楽、歌の内容を中心に時代背景や歌手の姿まで掘り下げます。

WSの予約・問合わせ先
shyokran@yahoo.co.jp(アブダッラー)

@サズカフェ
大阪市中央区心斎橋1-13-33-2F
TEL 06-4963-2451

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※夜の部満席に付き、追加公演が決定しました!※
2012/4/1(日)
「千と一夜(セントヒトヨ)」アラブ音楽コンサート
@エジプト料理「ピラミッド」http://pyramids.jp/
大阪市北区中津6丁目8-1
阪急中津より4分、JR大阪より15分
06-6346-1224

お食事開始/12:30
開演/13:30
charge/3500円(たっぷりお料理ワンプレート、1ドリンク、食後のミントティー付)
※小学生以下のお子様は半額です
※本格エジプト料理店のため、アルコールのご用意はございません。
 お一人様500円の持込料でお持ち込みいただけます。
※昼の追加公演と夜の公演は完全入れ替え制とさせて頂きます。

music/
秦進一(Violin)
及川景子(Violin)
加藤吉樹(Oud)
サンペー(Req)
アブダッラー(Darbukka)

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2012/4/1(日)※満員御礼※
「千と一夜(セントヒトヨ)」アラブ音楽コンサート
@エジプト料理「ピラミッド」http://pyramids.jp/
大阪市北区中津6丁目8-1
阪急中津より4分、JR大阪より15分
06-6346-1224

関東関西アラブミュージシャン合同の豪華メンバーで、関西初演「Alf Leyla Wa Leyla」全編演奏!他にも名曲たくさん。ラエドさんのおいしいご飯付きです。

お食事開始/19時
開演/20時
charge/3500円(たっぷりお料理ワンプレート、1ドリンク、食後のミントティー付)
※小学生以下のお子様は半額です
※本格エジプト料理店のため、アルコールのご用意はございません。
 お一人様500円の持込料でお持ち込みいただけます。

music/
秦進一(Violin)
及川景子(Violin)
加藤吉樹(Oud)
サンペー(Req)
アブダッラー(Darbukka)

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去年、私的にテーマソングだった曲が2曲。

そのうちの一曲、ウム・クルスームの歌う「千夜一夜」は
レクチャーでもライブでも、
たまたま重なって選ばれたり、自分がその流れに乗って選んだり、
とにかくたくさんとりあげる機会がありました。

オリエント激震の昨年、
クルスームの歌の歌詞を読むたびに、どれもこれも、これは今のために書かれた歌じゃないのかと思いましたが、この歌もその一つ。
この言葉を、この曲に秘められたこの思いを、
なんどでもくりかえし音でなぞりたい。
千夜一夜は、中でも強く強くそう感じた一曲で、
一年経った今もその思いは継続中。
そして、一年間なにかにつけて注ぎ込んで来たこの曲が、
なにやら生き物めいて私の道の中で蠢きはじめている気配です。

今年1月に訪れた関西で、秦くんサンペーくん吉樹さんアブ君と一緒に
東京で千夜一夜の全曲演奏に挑戦すると聞いて、
いや、すごいな、いいよね、アノ曲は、なんて話したし、
アブ君にもなんとなくそんな話は聞いていたけれど、
まさかそこに参加させてもらえることになるとは思わなかったし、
そもそもその日午後レクチャーがはいっていたし…

が、しかし。
ゲストで参加する話がもちあがり、ま、ライブの後半なら間に合うかなーと思っていたら、
フライヤーがあがって来たらいつのまにか「ゲスト」の文字もなくフル出場することになり、
当日現場につく瞬間まで、交通、天候、などなどがウマく合ってくれるかどうか、心臓ばくばくでしたが、なんとかぎりぎりの線を綱渡りしながら駆け込みでライブ会場に到着。

ただそんなばたばたをよそに、
演奏の後に、言葉にならない共感というギフトが、とてもあった夜だったように思っていて。



まだまだ千夜一夜の蠢きは続きそうです。
4月頭には関西で同じメンバーで千夜一夜全曲演奏を再び。
そしてその前の日には、レクチャーで千夜一夜の歌詞をとりあげ、
じっくり読んでみたいと思います。
願わくばそこでどっぷり歌詞の世界に浸っていただいて、
その翌日、音の中で漂いながらその世界を反芻し、その中でたゆたって頂きたいなぁ…
なんてことを、先日妄想しまして、そんなはなしを持ちかけてしまいました。
この企みに乗って下さる方…関西で待っていて下さいませ…

流れ星


さて。
去年の私のもう一つのテーマソング、
同じくクルスームのレパートリー「廃墟」です。
それまでも、歌詞を読んだ中でダントツに私の胸にしみた曲の一つであり、一昨年、私のCDベストワンGHALIA BENALI Sings Om Kalthoumで22分を超える長尺でイントロをのぞく全編を収録しており、ありがたくも解説を書かせていただいたのですが、その後不思議なシンクロで、DJJuzu a.k.a. Moochy氏がその曲を使ってミックスした曲が私の前に現れたのがやはり一昨年の同じ頃。

私にとってまだあまりに生々しいこの曲への思いは、言葉からあふれてここには書き留められませんが、機会を頂いてアルミスタルミスのレクチャーで取り上げて数回をかけ先月ついに全部読み終わりました。

Juzu a.k.a. Moochy氏の主宰するイベント、MOVEMENTSで、これまでも件のミックスチューンの演奏に参加してきましたが、3月10日深夜から翌11日にかけて、またこのイベントが六本木elevenにて開催されます。そしてそれに先立つ4日のライブ演奏で、本編をほぼ三分の1くらいの尺で、ヴァイオリンとレクだけで再現し、踊りとコラボレーションします。

こちらの曲も、あたためて来たものが孵化し、蠢きはじめている気配濃厚です。

流れ星

…てな感じのブログを25日帰宅後書いたのですけど、メンテナンスとやらで飛びましたので以上再掲。
今日は若干の軌道修正の日でした。
とあることがあって傷ついて、すごくイヤーな自分になりそうで悶えていたのですが、
これらの蠢くモノ達をあたためるにあたっては、そんな自分では無理。
精進潔斎して詣りたいと思います。