去年、私的にテーマソングだった曲が2曲。
そのうちの一曲、ウム・クルスームの歌う「千夜一夜」は
レクチャーでもライブでも、
たまたま重なって選ばれたり、自分がその流れに乗って選んだり、
とにかくたくさんとりあげる機会がありました。
オリエント激震の昨年、
クルスームの歌の歌詞を読むたびに、どれもこれも、これは今のために書かれた歌じゃないのかと思いましたが、この歌もその一つ。
この言葉を、この曲に秘められたこの思いを、
なんどでもくりかえし音でなぞりたい。
千夜一夜は、中でも強く強くそう感じた一曲で、
一年経った今もその思いは継続中。
そして、一年間なにかにつけて注ぎ込んで来たこの曲が、
なにやら生き物めいて私の道の中で蠢きはじめている気配です。
今年1月に訪れた関西で、秦くん、サンペーくん、吉樹さんがアブ君と一緒に
東京で千夜一夜の全曲演奏に挑戦すると聞いて、
いや、すごいな、いいよね、アノ曲は、なんて話したし、
アブ君にもなんとなくそんな話は聞いていたけれど、
まさかそこに参加させてもらえることになるとは思わなかったし、
そもそもその日午後レクチャーがはいっていたし…
が、しかし。
ゲストで参加する話がもちあがり、ま、ライブの後半なら間に合うかなーと思っていたら、
フライヤーがあがって来たらいつのまにか「ゲスト」の文字もなくフル出場することになり、
当日現場につく瞬間まで、交通、天候、などなどがウマく合ってくれるかどうか、心臓ばくばくでしたが、なんとかぎりぎりの線を綱渡りしながら駆け込みでライブ会場に到着。
ただそんなばたばたをよそに、
演奏の後に、言葉にならない共感というギフトが、とてもあった夜だったように思っていて。
…
まだまだ千夜一夜の蠢きは続きそうです。
4月頭には関西で同じメンバーで千夜一夜全曲演奏を再び。
そしてその前の日には、レクチャーで千夜一夜の歌詞をとりあげ、
じっくり読んでみたいと思います。
願わくばそこでどっぷり歌詞の世界に浸っていただいて、
その翌日、音の中で漂いながらその世界を反芻し、その中でたゆたって頂きたいなぁ…
なんてことを、先日妄想しまして、そんなはなしを持ちかけてしまいました。
この企みに乗って下さる方…関西で待っていて下さいませ…

さて。
去年の私のもう一つのテーマソング、
同じくクルスームのレパートリー「廃墟」です。
それまでも、歌詞を読んだ中でダントツに私の胸にしみた曲の一つであり、一昨年、私のCDベストワンGHALIA BENALI Sings Om Kalthoumで22分を超える長尺でイントロをのぞく全編を収録しており、ありがたくも解説を書かせていただいたのですが、その後不思議なシンクロで、DJJuzu a.k.a. Moochy氏がその曲を使ってミックスした曲が私の前に現れたのがやはり一昨年の同じ頃。
私にとってまだあまりに生々しいこの曲への思いは、言葉からあふれてここには書き留められませんが、機会を頂いてアルミスタルミスのレクチャーで取り上げて数回をかけ先月ついに全部読み終わりました。
Juzu a.k.a. Moochy氏の主宰するイベント、MOVEMENTSで、これまでも件のミックスチューンの演奏に参加してきましたが、3月10日深夜から翌11日にかけて、またこのイベントが六本木elevenにて開催されます。そしてそれに先立つ4日のライブ演奏で、本編をほぼ三分の1くらいの尺で、ヴァイオリンとレクだけで再現し、踊りとコラボレーションします。
こちらの曲も、あたためて来たものが孵化し、蠢きはじめている気配濃厚です。

…てな感じのブログを25日帰宅後書いたのですけど、メンテナンスとやらで飛びましたので以上再掲。
今日は若干の軌道修正の日でした。
とあることがあって傷ついて、すごくイヤーな自分になりそうで悶えていたのですが、
これらの蠢くモノ達をあたためるにあたっては、そんな自分では無理。
精進潔斎して詣りたいと思います。
そのうちの一曲、ウム・クルスームの歌う「千夜一夜」は
レクチャーでもライブでも、
たまたま重なって選ばれたり、自分がその流れに乗って選んだり、
とにかくたくさんとりあげる機会がありました。
オリエント激震の昨年、
クルスームの歌の歌詞を読むたびに、どれもこれも、これは今のために書かれた歌じゃないのかと思いましたが、この歌もその一つ。
この言葉を、この曲に秘められたこの思いを、
なんどでもくりかえし音でなぞりたい。
千夜一夜は、中でも強く強くそう感じた一曲で、
一年経った今もその思いは継続中。
そして、一年間なにかにつけて注ぎ込んで来たこの曲が、
なにやら生き物めいて私の道の中で蠢きはじめている気配です。
今年1月に訪れた関西で、秦くん、サンペーくん、吉樹さんがアブ君と一緒に
東京で千夜一夜の全曲演奏に挑戦すると聞いて、
いや、すごいな、いいよね、アノ曲は、なんて話したし、
アブ君にもなんとなくそんな話は聞いていたけれど、
まさかそこに参加させてもらえることになるとは思わなかったし、
そもそもその日午後レクチャーがはいっていたし…
が、しかし。
ゲストで参加する話がもちあがり、ま、ライブの後半なら間に合うかなーと思っていたら、
フライヤーがあがって来たらいつのまにか「ゲスト」の文字もなくフル出場することになり、
当日現場につく瞬間まで、交通、天候、などなどがウマく合ってくれるかどうか、心臓ばくばくでしたが、なんとかぎりぎりの線を綱渡りしながら駆け込みでライブ会場に到着。
ただそんなばたばたをよそに、
演奏の後に、言葉にならない共感というギフトが、とてもあった夜だったように思っていて。
…
まだまだ千夜一夜の蠢きは続きそうです。
4月頭には関西で同じメンバーで千夜一夜全曲演奏を再び。
そしてその前の日には、レクチャーで千夜一夜の歌詞をとりあげ、
じっくり読んでみたいと思います。
願わくばそこでどっぷり歌詞の世界に浸っていただいて、
その翌日、音の中で漂いながらその世界を反芻し、その中でたゆたって頂きたいなぁ…
なんてことを、先日妄想しまして、そんなはなしを持ちかけてしまいました。
この企みに乗って下さる方…関西で待っていて下さいませ…

さて。
去年の私のもう一つのテーマソング、
同じくクルスームのレパートリー「廃墟」です。
それまでも、歌詞を読んだ中でダントツに私の胸にしみた曲の一つであり、一昨年、私のCDベストワンGHALIA BENALI Sings Om Kalthoumで22分を超える長尺でイントロをのぞく全編を収録しており、ありがたくも解説を書かせていただいたのですが、その後不思議なシンクロで、DJJuzu a.k.a. Moochy氏がその曲を使ってミックスした曲が私の前に現れたのがやはり一昨年の同じ頃。
私にとってまだあまりに生々しいこの曲への思いは、言葉からあふれてここには書き留められませんが、機会を頂いてアルミスタルミスのレクチャーで取り上げて数回をかけ先月ついに全部読み終わりました。
Juzu a.k.a. Moochy氏の主宰するイベント、MOVEMENTSで、これまでも件のミックスチューンの演奏に参加してきましたが、3月10日深夜から翌11日にかけて、またこのイベントが六本木elevenにて開催されます。そしてそれに先立つ4日のライブ演奏で、本編をほぼ三分の1くらいの尺で、ヴァイオリンとレクだけで再現し、踊りとコラボレーションします。
こちらの曲も、あたためて来たものが孵化し、蠢きはじめている気配濃厚です。

…てな感じのブログを25日帰宅後書いたのですけど、メンテナンスとやらで飛びましたので以上再掲。
今日は若干の軌道修正の日でした。
とあることがあって傷ついて、すごくイヤーな自分になりそうで悶えていたのですが、
これらの蠢くモノ達をあたためるにあたっては、そんな自分では無理。
精進潔斎して詣りたいと思います。