資質と才能
「営業の意味」という新刊の原稿を書いています。
ネットの時代にアナログ営業の存在理由をまとめた本です。
その書の軸となるものが、営業の資質と営業の才能のです。
しゃべることは資質
まとめるのは才能
資質とは「生まれつき持っている能力」
才能とは「訓練によって身についた能力」
出展/広辞苑第四版
つまり、プレゼンは資質以外のなにものでもなく、クロージングは才能のみです。
詳しく著書にてまとめます。ご期待下さい。
旅先から・・・中村信仁
想像力
お客様の頭の中にスクリーンがある。
語りはこちらにある。
お客様のスクリーン以上の奥行きを持たなければプロとはいえない。語り過ぎず、与え過ぎず。お客様の想像力が活き活きと勝手に膨らむように語りかける。
だからお客様はあなたの話を飽きずに聴いて下さるのだ。
追伸/今日から旅が始まります。鹿児島から福岡へ。そして大阪、東京、福島と。22日、北海道へ戻ります。
中村信仁道のつく習い事
昔、剣道を習っていました。
柔道、空手(和道流)もかじりました。
すべて初段どまりですから、本格的に鍛錬された方からいわせると子供の習い事レベルで卒業しています。
そんな中、学生たちと学び続ける「笑顔塾」を通して気づいたことがあります。それは子供の頃に「道」のつく習い事をしてきた学生は、なにかひとつ筋が通っているということ。華道、茶道、書道、弓道、柔道、合気道、剣道・・・など。
その昔、剣道は剣術、柔道は柔術というように「道」になる前は「術」でした。術は敵を倒す(殺傷)することを目的に極められた技術です。それが「道」に変わってから生き方への鍛錬へと変わります。
剣道に「四戒(しかい)」という訓えがあります。
「驚」(驚く)、
「懼く」(おそれる)、
「疑」(疑う)、
「惑」(惑う)の4つの戒め。
あらゆる事態に対して心身を乱さないための訓えです。
一、「驚」
正常な判断や適切な対処ができずになす術のない状態に陥ること
一、「懼」
恐怖心ですくんでしまい、進退の自由ができなくなること
一、「疑」
相手の心や挙動に確信が持てず決断がつかないこと
一、「惑」
自分の心に惑い、迅速な判断や機敏な動作ができないこと
そのような鍛錬を積んできた者と、積まずにきた者の違いはやはり二十歳前後にして顕れるものなのですね。
中村信仁
最良の試練
おもいで
いい思い出になることだけを、今、考えて行動しなさい。
なぜならすべては思い出に変わるのだから。
誰にいただいたことばなのか思い出そうとしても思い出せない。私の中には、そんなことばとの出会いや、文書との出会いがたくさんあります。私たちは人とのご縁でしか自分磨きはできないし、ことばと文字からでしか深慮を得ることもできません。
カメラのレンズを睨みつけることが自分らしいポーズだった若かりし十代の頃。何に不満を持っていたのかさえ今では思い出せません。
そしてある年齢から突然笑顔の写真が増え出しました。不思議なもので、笑顔の写真を見ると今の苦など些細なことに思えてしまいます。思い出(写真)は笑顔であればあるほど、現在の自分に希望を与えてくれます。
もっと、もっと、笑顔の思い出(写真)を残そうと決意する今日この頃です。
中村信仁
可もなく不可もなく
バランス感覚のいい人がいる。
そういう人が営業の世界に入ると大変なことになる。
なぜなら、人は未完成だから愛される、という人の心持ち(心の在りよう)を分かっていないからだ。心持ちの分からない者が営業をするというのは、キャッチボールを知らない集団で野球チームを作りプロ野球チームに挑戦するに等しい。
未熟、未完成、これこそが人の魅力となる。
ただ、そういうと勘違いしてしまう人もいる。
失礼な行為、無礼な所作や振る舞いを未完成とする輩。
未完成とは目指すべき姿へ向かって歩んでいる者であり、未熟とは未来に「これ」を熟したいというモノを持っている人をいう。
営業職は目指すべく理想の姿へ向かって歩き続ける未完成であり、こういう風に熟したいという明確な目標を掲げた未熟者なのだ。
もちろん、バランスがよい(可もなく不可もなく)ことがとても大切な職業も必ずある。
しかし、それは営業ではないというだけだ。
中村信仁
分かる
本を読んだり、人の話を聞いたとき、「なるほど…」とか「分かった !!」という瞬間がある。すると不思議なもので、もっと分かりたい、もっと知りたいとい感情が立ち上がる。
何かに気づくことで心に種が蒔かれ、その種が発芽する如くむくむくと学びたいという心持になってくる。
ことばって不思議なもので、生きたことばを聴くと、そのひとつのことばで何年も何十年も生きられる。
心の中に小部屋があるみたいで、そこはいいことばを入れたがっている。そしてふとしたとき、その小部屋からことばが飛び出している。
それが人に何かを伝えるとき、溢れ出る情熱に変わるのかな、と思います。
私の話を聴いてくださる方たちは、マイクを持つ私の「その道で飯を食べている」という性根にいつも期待して下さっていることを感じます。
中村信仁
馬鹿になれ
廻りの眼を気にする小さな自分。
不両舌(親切心を装い意図的に他者を仲違いさせようとする忠告)によって疑心暗鬼に陥る自分。30代の頃はビクビクする自分を悟られまいと必死だった。
「馬鹿にされればいい。馬鹿にされればされる数ほど、尊敬される数と同じくらいの存在感になる」
そういって見守って下さった師のことばの意味が、やっと今になって理解できる自分へと少し成長できたような気がする。
中村信仁
履き物
朝、玄関には二足の履き物がある。
「今日も一日が始まるのか・・・」という履き物と
「さぁ、今日も始まるぞ ! 」という履き物。
どちらを履くかは本人次第です。
先日の日高塾において日高晤郎さんからいただいたとても大切なことばです。
中村信仁
白いハンカチーフ
中村信仁です。
今日幸せが配達されました。
今年3月に第6期笑顔塾を卒業した元リーダー野田忍さんから
「2011年4月をもちまして○○○の新入社員となりました。そして先日ついに初任給をいただきました。ささやかではありますが、感謝の気持ちを込めてプレゼントいたします」
メッセージカードと一緒に真っ白いハンカチーフが届きました。
笑顔塾で学生たちに伝え続けてきたこと……
初任給が出たら、必ず育ててくれたご両親にハンカチを贈るんだよ。今日まで、両親は、その両手で君たちを抱き上げ、守り、労わってくれたんだから。その両の手から巣立ったことを伝える意味も込めて、ハンカチを贈り感謝を伝えてください。
その大切な想いを私にもお裾分けしてくれるなんて……
本当にありがたくて涙が出ます。
笑顔塾をやり続けてきた意味を、野田君が教えてくれました。ありがとうございます。
中村信仁