先月のブログでお伝えした
『牧野邦夫生誕100年プロジェクト』
やらなきゃなぁ~と思いながらも
なかなか腰が上がらず・・・
先週やっと動き出すことになりました
「牧野邦夫」画家
祖父の従兄弟にあたる人
幼少の頃は何度か会ったようですが
大人になってからは会ったことがなく
牧野信一の従兄弟でもあり
小田原の信一の亡くなった部屋で
いつも自画像を描いていた
東京美術学校(今の東京芸大)へ入学
学徒出陣で九州へ行き 終戦を迎える
帰郷する際に
被爆した広島の現状を目撃したという
61歳で癌で亡くなっている
あとは 画家という以外あまり知らない
邦夫さんのお姉さんは7年前に
94歳で亡くなりましたが
MAY家の近くのホームいたので
時々会いに行っていました
牧野信一のことや父のことなど話したけれど
もっと聞いておけばよかった
でも可愛いおばあちゃんで大好きでした
牧野のご先祖調査した際に家系図は調べたが
画集を出して生い立ちから
亡くなるまでを探ってみる
画集と言えば こんなこともあったね
りんがしっかりと守っていた画集もいれると
我が家にあるのは 3冊
見ていると1日があっという間
引き込まれます
昨日は
叔母の作ったカップで紅茶を飲みながら
画集を観てた
叔母も絵の才能
モノづくりのあるよね~
邦夫さんは
濃密な写実画家とも言われていますが
ねっとりしたという表現があってるかも
絵画に関しては観るのは大好きですが
知識は全くのド素人のMAYママ
牧野邦夫という画家
自画像と裸婦が多いのですが
レンブラントを師と仰いでいた彼の作品は
レンブラントっぽかったり
カラヴァッジョやドラクロワにも近かったり
ミケランジェロをも想像するような
何と説明して良いかわからない画
日本で言えば岸田劉生にも近い?
評価的なことは全く分からず
好き嫌いはあるかもしれませんが
ただとても惹かれるものがある
これは
高木敏郎の「インパール」という小説に
触発されて描いたという
広島から引き上げる時に見た惨状も
思い出しているのかもしれません
この作品は実際に美術館で観ましたが
大きくて迫ってくるようですごかった
さらに 霊的な世界もあり
画の隅々まで見入ってしまう
京都に住んでいた頃はこんな画も描いていて
鹿が可愛いな、と思ってよく見ると
変なものがいっぱいいるし
彼の眼にはそんな風に見えるのだろうか
それとも描きながら
ふつふつと湧いてくるのだろうか
表参道にあったという「大坊珈琲店」
2013年に閉店したけれど
よく通っていたらしい
お店にはこの絵が飾ってあったとか・・・
行ってみたかったなぁ
昨日はめいを横に画集を見てただけで終了
画集といただいた膨大な資料とにらめっこ
今日は資料作りやらなくちゃ
明日は相談も兼ねて横須賀美術館へ
ちょっと遠いけれど
楽しみなお出かけです
ほんの一寸だけでも「牧野邦夫」に
興味をもってくださった方がいらっしゃったら
是非 web美術館も覗いてみてください
この秋には東京の画廊で
美術展をと話が進んでいるようです
千穂さんと叔母が元気なうちに
もっともっと評価される
画家になってほしいと願うばかり
それを微力ながら
お手伝いしかできないMAYママでした
ちなみに
よく聞かれるのですが
朝ドラの「牧野富太郎」は
残念ながら全く関係のないお方です
また徐々にお伝えできるよう頑張ります
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