私にとっては、セラピーの時間のようでした。もっと適切な言い方をすれば「ヒーリング・ミュージック」を堪能することができました。シンプルに言えば、癒やしの音楽の時間だったということです。
五井の「シアター・ブレーク」というお店に初めてお伺いしました。演奏会は、いわゆる普通のライブスタイルとは違っていて、興味深かったです。
何と言っても、すごく嬉しかったのは、昔ご一緒に活動をしていたギタリストの堀江さんと久しぶりに再開できたことです。昔は元気いっぱいの若者という感じだった彼も、落ち着いた雰囲気のナイス・ガイになっていましたが、外見は全く変化なくて若々しく、驚いてしまいました。
もちろん、彼のギター演奏は変わらずに素敵でした。いやいや、超グレードアップしていました。ボーカルの加藤幸恵さんやその他メンバーとのコラボレーションもとてもよく、まさに音楽で心が洗われる、というか、爽やかになるという感覚でした。
その理由のひとつとして、PAを担当していた加藤こーしさんの技術の素晴らしさによるところもあったのかなと。私はPAにもこだわりのある人なので、音響担当は演者と同じ位の重要性があると考えています。
こーしさんに個人的に謝礼をお支払いをして私のライブで音響担当をお願いしたいと感じた位、感心しました。演奏中にPA屋さんの振る舞いや動作を長時間見ている観客なんて、そんなにはいないでしょうね。
私自身も、音響PAにはそれなりの経験もあり、思い入れもあります。課題があるとすれば、その歩みは20数年前でストップしていて、知識や技術が時代遅れだということです。
こーしさんは、そんな私の音楽的な要望を受け入れつつも、独自のモダンなアイディアで新しい提案をしてくれるようなタイプの方ではないかと拝察します。
聞く耳もありそうな方ですね。例えば、今回のライブのPAについても、いくつか気づいたことについてアドバイスできることもあったので、機会があれば彼とPAについてゆっくりと話したいものです。
仕事に例えてしまい申し訳ないのですが、私が管理職のトップだった時代に、彼のような直属の部下がいたら最高だったろうなと感じました。単なるPA音響の様子を拝見しただけでピーンと感じるものがありました。私の、人に関するこういった見立ては、いつもほとんどがヒットするので、間違いないでしょう。
ベースの方ともう一人のボーカルの方は知らない方で面識が無く、今回も特に紹介もされなかったので、ここで個々についてのレビューを書くつもりはありません。知らない方について偉そうにレビューするのも何だか申し訳ないので、感想程度です。全体的にはよろしかったんじゃないですか?ということて。
せっかくのブログなのに、思ったことを具体的にそのまま書き残せないというのも寂しいことです。
観客にも特に知人はいなくて、オール・アウェイを堪能することができてよかったです。たまたま相席になったウクレレ奏者だと言う方が、私をどこかで見たことがあると言っていたこと、あとはクリッパーで会ったことがあるという方から挨拶をされた程度でした。
食事が出るライブでした。注文したビールはもちろん、ライブハウス定番のハートランド。キッシュが特に美味でした。
お料理画像2枚目。チキンカツは美味でしたが、ナイフで切って食べたかったですね。フォークで刺して持ち上げて、かぶりつくしかなかったので。
日本酒飲み比べセット。ホタルイカのスルメをライターであぶって食べるという、おもしろいおつまみがサービスで付いていました。演奏中に何度もカチッカチッと音を出してしまい、しかも暗い会場に謎の灯が光ったので、きっと何人かの人は驚いたことでしょう。
レモンサワーがなかったので、紅白のグラスワインをいただきました。値段の割に少量でしたので、私の健康にはよいことですね。今日のお酒はこれで終わり。昼呑みだったことを思い出しました。昼間から飲んだくれてしまいました。
デザートも美味しくいただきました。梨はすごく好きですが、すごく薄くて驚きました。
洒落たネーミングの演奏会でした。本当は、演者の皆さんのお写真も掲載したいのですが、許可を得るのが面倒なのと、新しいブログに移行してからの肖像権のルールがイマイチ理解できていないので、慎重になっています。SNS等でバシバシ画像を掲載している人たちは、どういう理屈をつけて自分を納得させているのでしょうか。それとも、許可を得ているのかな。
このフライヤーは、もともと公開されているものですから、掲載不可と言われたら筋が違ってきますよね。しかも、この画像は印刷されたものを撮影しているので、景色や風景を撮影しただけですから、法的な問題点はありません。ここにクレームをつけられたら、じゃあ何でフライヤーまで作って宣伝したんですか?ということになりますから。
この3枚のCD、堀江さんから直接買いました。
3枚で7,500円でした。少しでも堀江さんのプロ活動としての収入のお役に立てたなら幸いです。
この店のトイレに貼ってありました。玉木さんと旧姓の雄二さんのお名前を発見して、嬉しくなりました。
こういうのがPRというんでしょうね。今年の私は、直接お誘いを受けたら極力都合をつけて、お伺い(または参加)するという方針でおりますが、声がかかっていなくてもこういう風に知人のお名前を発見するというのも嬉しいものです。早速玉木さんにお問合せをさせていただきました。ただ、私のような老人?が行っていいような内容のライブなのかどうかは不明なので、どうするか悩んでいるところです。玉木さんと雄二さんの演奏は聴きたいのですが…ポスターを貼ってある位だから、主催者の方は集客はしたいんですよね。
おっと、私も早く10月26日クリッパーライブのフライヤーを作らないといけませんね。頑張らないと。
ライブを終えてお店の外に出たら、まだ明るい時間でした。こういった時間設定の演奏会もありがたいことです。演奏中に大雨が降っていたらしくて、路面が濡れていました。傘を持参していなかったので、帰る時に雨じゃなくてよかったです。
でも、電車に乗っていたら再び雨となり、自宅近くの桜木駅に着いたらしっかりと雨が降っていました。大雨ではなかったので、そのまま歩いて帰宅しました。