※この記事は、8月31日(日)にクリッパーに向かうモノレールの車内で、急いで画像と簡単なメモの文だけを投稿し、クリッパーライブの翌日9月1日(月)の夜に、記録しておいた短文を読んで思い出しながら文章を加筆したものです。2日(火)にも加筆したので、かなりの長文となりました。
8月30日(土)の花見川団地商店側ビアホールでライブを行い、無事終了しました。私の演奏は無事ではなかったのですが笑、それ以外のことはそれなりにうまくいった気がします。
今回は、スタッフ(キャスト)として、藪野さんに大変お世話になりました。PAセットも含めたフル機材を運搬するライブ出演においては、スタッフまたはキャストとしての藪野さんの存在は欠かせません。心から感謝しています。
あと一人、力持ちがいてくれたらいろいろと完璧ですので、次の機会においては、高野さん、またはハナケンちゃん、キャスト参加はいかがですか笑。勝手に名前を書いてすみません。ちなみに、スタッフ(キャスト)はいつでもどのライブでも募集中です。
<商店街の方が用意してくださったフライヤー>
こんなに立派なフライヤーで告知をしてくださっていただなんて、身に余る幸せで、感謝の念が深まります。私が事前に検索をかけたときには見つけられなかったので、事前の告知でお知らせすることができませんでした。このデータは、藪野さんが見つけ出してライブ当日に添付送信してくださいました。
<ステージのセッティングの記録>
主催者あいさつの場面です。ステージの様子をご覧いただけるかなと考えて、アップしました。自分の演奏中の画像は、誰かが撮影して添付送信してくださらないと入手できないのです。
イベントの中心となり今回のビアホールを運営していたのは、関さんの妹さんである牧田温子さんです。様々なご苦労もあったことでしょうが、私達とのこ゚縁を繋いでくださり、とても感謝しています。実は、昨年はまんぼうズのステージはなし、というところまで話が進み、一度はキャンセルの連絡もいただきました。長くなるので事情の詳細は書きませんが、このブログにもその際の記録が全ブログからデータ移植されているはずなので、今後テーマ別に分けたらすぐにお知らせしますので、興味がある方は読んでみてください。月別で検索するという方法もあります。昨年の8月頃に書いたかも。
その後、住民の皆様からの強い要望があったとのことで、改めて9月に場を設けるので演奏をしてほしいとの急な依頼があって、昨年も何とか演奏をつなぐことができました。しかし、メンバーは急ごしらえとなりましたので、大好評だった一昨年のメンバー全員を招集することはできなかったのです。ですから、今年はこのフルメンバーで演奏ができたことが、何よりも嬉しいことでした。
<演奏後の記念撮影から>
心優しいバンドメンバーとスタッフ(キャスト)が、主催者の牧田さんを囲んで撮影したワンショットと、控室での様子です。ビールやレモンサワー、そして美味しいお料理もたくさんいただいてしまいました。ありがたかったのですが、かえって申し訳なかったです。
昔は、この商店街の中に牧田さんの居酒屋があって、演奏の合間も演奏後も、いつも飲み会状態になっていました。とても楽しかった思い出があります。牧田さんはじめ、こちらの商店街の皆さまとは、かなり以前からのお付き合いとなります。そういった大昔の雰囲気を思い出すこともできて、大変有意義な時間でした。今回、牧田さんがメインスタッフとして復活してくださり、とてもよかったです。
<機材を積み込む前のワン・ショット>
後方の鏡に怪しい男が映っているのはいつものこととして笑、荷物を積み込む前の記録として撮影しました。これ以外にもスタジオまんぼうMUSEUM(実は、単なる倉庫代わりの部屋)からも大物のPA機器等を運ばなくてはならなかったので、それも1人でやっていたらと思うと、ゾッとする思いです。しかも、MUSEUMは別棟の2階なのです。
会場に行けばそこでの積み下ろしはみんなが手伝ってくれますが、自宅スタジオ等から車に積んで降ろしてという作業がこれまではワンオペでしたので、藪野さんがいてくれてすごく助かりました。しかも、彼はレンタカーの手配もしてくれました。昨年まではこれらの作業を自分一人でやっていたのかと考えると、心寒くなってしまいます。
<まるでスタジオまるごと大移動>
玄関に置いてあったドラムセットやマイクスタンド等が車に移動されて空間ができ、あれ〜こんなに広かったのか〜という感じです。その他、スタジオ内も車に積まれた機材の分だけスカスカになっていました。
<重労働を進んで引き受けてくれる心友に感謝>
何度も書きますが、レンタカーを手配して重労働を進んで引き受けてくれた藪野さんには、感謝の念が深まります。ちなみに、私の車に機材等を積む際には、車内がこんなに広くないので上に上にと機材が積まれていき、後方視界が著しく悪くなるばかりか、機材を守るために積み込む順序を何度も試行錯誤するため、時間がすごくかかります。
重量物が上になって壊れやすい物が下になるということは避けなければいけませんが、それがなかなかうまくいかないんですよ。しかも、今回のように88鍵ピアノタッチキーボードをケース無しで持参する際には、すごく苦労をするのです。積んでみて、これじゃだめだ、一度降ろして積み直そう、の繰り返しとなります。
<機材リストを作ってチェックをしているのに⋯>
藪野さんと一緒に必要な機材を考えて一覧表を作っているのに、全部積み終えたので最終チェック、というところでこれだけの機材を積み忘れていることに気づきました。藪野さんが気がついてくれて、助かりました。一番危なかったのは、キーボードの配線用のケーブル等やサブミキサーが入ったカゴを忘れていたことです。つまり、今回仮に一人で作業をしていたら、重大な忘れ物をしてしまい、演奏上のダメージが大きかっただろうということが予想されるのです。
<現地で機材を降ろしているときに撮影した画像〜演奏の反省>
現場に到着して、いつもの位置に車を停めて、機材降ろしをしている最中に撮影した画像です。
肝心の、演奏のレビューを書いていませんでした。このブログの最初にも書きましたが、私以外のメンバーの演奏は、とてもよかったです。特に、ロッキーさんが登場してからの会場の盛り上がりはすごくて、さすがだと感じました。
私のサックス演奏は⋯まあ、ひどいもんですよ。練習をしすぎると口の中(歯茎?)が痛くなってしまうので、前日までの自主練習についても音をできるだけ出さないようにして、運指を何度か確認しただけです。今回のライブでも、本番ギリギリまで全く演奏をしませんでした。
いい音が出るか出ないかが最優先ではなかったところに、私のジレンマがあるわけですが、どうしようもありません。
今回は、テナーサックスとアルトサックスの両方を持参して、曲によって使い分けるという荒業をしました。譜面を移調して書き直す時間がなかったからです。しかし、私がメロディを演奏する数少ない場面で、大失敗をしました。テナーサックスの運指をしてアルトサックスを演奏してしまったので、全くトンチンカンな音程で演奏してしまいました。あれ?何か違うぞ、違うぞ、と焦っているうちに自分のメロディ部分は終わってしまいました。全く違う音でメロディを演奏して、自分が考えていた音が出ないため、何度も首をひねりながら演奏が止まるという大失態。
音を出しての合わせリハを行わないと、こういったアホな大ミスをしてしまうんですね。楽器を間違えて持っていたことに気がついたのは、演奏後しばらく経ってからでしたので、それも恥ずかしいことでした。
PAについては、一昨年、昨年と花見川団地の屋外演奏をした結果としてやってみたいと思っていたことがあるので、それを試すことができてよかったです。演奏の音量を大きくしてほしいとはよく依頼されるのですが、全体の音量を大きくすると、相対的にドラムの音がこもってしまうという問題が発生します。ドラマーの方が頑張ってパワフルな演奏をして、音量としては問題がなくても、バスドラムやライドシンバル・ハイハット等の金属音がハイカットフォルターを通したかのようになり、音が隠れてしまうのです。
そこで、今回は、バスドラム1本、トップ1本、計2本をドラムにセットして集音しました。
つまり、音量を上げるためというよりも、音色上の理由によってマイクを使ったわけです。バスドラムヘッドの打音とシンバル系の音がかすかに、しかし確実に聞こえていて、こちらは、うまくいきました。この措置をしない場合は、ステージから離れれば離れるほど、音色がこもってしまいます。論理的に遠くまで音が到達するのは低周波ですから、生音演奏の場合は当然の現象ではありますが、ドラムの音を2〜3本のマイクで拾うだけでもクオリティが向上することが確認できました。
今回の演奏も、屋外だったため遠くに行けば行くほど小さく聞こえてしまうのは当然としても、ドラムやベースの音も全てPAスピーカーから出ているという状況により、ステージから遠いお客さんにとっても、小さく聞こえる演奏が高音質という好ましい状況になりました。
セットリストのメモリー
<オープニング>
マツケンサンバ※インスト
<1stステージ>
・サテンドール
・サムワントゥウォッチオーバーミー
・炭坑節〜イズントゥシーラブリー
・涙そうそう
・およげたいやきくん
・ビューティフルネーム
・酒場でダバダ
<2ndステージ>
・星に願いを
・ラブ
・マシュケナーダ
・ハナミズキ
・まつり
・イマジン
・カサブランカダンディ
・勝手にしやがれ
<アンコール>
・ハンソデハンズボン