本当に好きなことをして生きるために -3ページ目

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15Mar
- 定期検診
  みなさま、こんばんは。　ずいぶん暖かさが増してSNSではうれしそうに咲き誇っている花の写真の投稿を目にすることが増えました。花ってわたしたち人間の愛を呼び起こす存在ですね。見るだけでハートがふわ〜んと開いてしまいます🌸そしてわたしたち人間自身も本当は一人一人がまさに花のように誰かの愛を呼び起こす存在でもあるんだよなぁって感じています。お互いの内なる花を咲かせられるような関係性を築けたならさらに穏やかでしあわせな世界が広がりますね。そんな世界をまずはわたしから・・・🌸さて今日は定期検診の日でした。先日行なった血液検査と造影剤CTの撮影の結果がわかる日です。ちょうど昨年の3/9に同じ検査をして「肺に転移の疑いあり」と言われたことを否が応でも思い出してしまって、検査の日にはかなりナーバスになっていて泣きそうなほど心細い氣もちになっていました。普段は忘れていても病院にいて順番を待っていると、お腹の辺りがもぞもぞと落ち着かなくなって、心臓がどきどきとしてきます。考えないようにしようと思ってもどうしたって最悪またどこかに転移があるかも…そんなことが頭をよぎってしまう。がんを体験している人で定期的に検査をしている人がほとんどだと思うけれど、皆さんはどんな氣持ちなんだろうなぁ。わたしと同じような氣もちを味わっているのかなぁ？それともそんなに氣にしないでいられる人もいるのかなぁ？大腸がんの手術の後、わたしは急に心の中に広がる恐怖や不安に押しつぶされそうなってしまってそんなとめどなく生まれてくる不安な氣もちに耐えられなくなってカウンセリングを受け始めたけれどそのおかげで一昨年よりは去年、そして去年よりは今年の方が不安は小さいかもしれません。それでも今回の検査がかなりのストレスになっているのは自覚がありました。安心のための経過観察がストレスになるって…本末転倒だよなぁ。定期的に検査することは恐怖や不安を定期的に感じることになるから精神衛生上わたしにとっては悪影響しかないんじゃない？もういっそのこと検査するのやめよかな・・・そんな思いがわたしの中で大きくなっていくのを感じていました。なので今日担当医師に「定期検診は本当にドキドキするから受けるのやめようかなと思ってしまう」と言ったら、「なーにを言うてんの。ほっといて手がつけられんくなってしまったらあかんからやらなあかん」と。うん。きっと先生はそう言うって知っていました。笑そうでしょう。そうでしょう。がんを体験した人に対する治療の仕方はガイドラインがあって、経過観察は決まった期間やる必要がある、と言われます。それでも経過観察をしない人もいます。全てはわたしたちの自由意志に委ねられているんですよね。なのでどうしてもストレスで嫌だとわたしが感じたら・病院に行かない・検査もしないという選択もありです。ただ、わたしの場合、この経過観察の検診のおかげで肺への転移を早めに発見してもらって手術できたわけで、よく考えたら定期検診の恩恵も受けていたんですよね。なのでちょっと考え方を変えてみようと今回思いました。これからは経過観察は現状を知るためのいい機会だ✨と思うようにします。今のわたしの生き方に「無理がないかどうか」を教えてくれるバロメーターのように捉えてみようかと。身体って食べているものや心の状態や生活環境やエネルギーの状態様々な影響の結果作り上げられています。わたしはがんを体験した後鬱っぽくなってお腹がパンパンなのに食べ続けたりしてすっごく太ったんですが、あれから日が経って食事量は普通に戻ったのに体重はそれほど変化がありません。と言うことはまだ何かしらの負荷がかかっているし、運動量も足りていないんだなぁと思います。そんなふうに自分の身体から教えてもらってわたしの在り方を観察する機会を得ています。経過観察もその一環だと思えばいい。がん細胞が増えているかどうかだけにフォーカスするのを一旦やめてみようと。そうそう。今回の検査の結果は医師曰く、「特に問題なし」でした。あ。よかった♡と思った後で、発見してしまいました。がん細胞に関しては「問題ない」と言うことでしたが、CT画像を見せてもらった時に画像を分析している医師の所見をちゃんと読んでみたら、股関節部分に問題があると書かれていたのです・・・！！７年前に臼蓋形成不全による変形性股関節症で歩けないほどのひどい痛みを抱えていたわたしは6年前に「寛骨臼回転骨切り術（RAO）」という手術を受けています。その手術をした左股関節の箇所に異常が見られる、と書いてあったのです。ず〜っと左の股間節の調子が悪くて常に「痛いなぁ」と感じていたんですが手術が終わってから時間も経っているしわたしの運動不足のせいかな・・・と勝手に決めつけていたけれど「水が溜まっている」とか書かれていたのです。「あれ？先生、これ、何？」と聞いたら、、「あ〜！これなぁ〜前の手術の後やろ？ずっと書かれとったよ。前と変わらん」って。えーーーー！今までわたし全く気が付かなかった！！がんのことばかり氣にしていたからでしょうね。これはあかん。やっぱり脚が痛いのは氣のせいではなくてちゃんとケアの方法を知って治してあげなきゃ！と思い、急遽、以前手術をしてもらい入院していた病院に行ってきました！ずーっと同じ痛みがあったりするとそれが「当たり前」になってしまいついうっかり放置してしまうくせがわたしにはあります。それって自分のことを蔑ろにしていますよね。今年のわたしのテーマは体のメンテナンスをして心地よく過ごす♪です。改めて6年越しに股関節からのメッセージを受け取って自分に氣づいていきたいと思います♡今日も読んでくださってありがとうございます🌈皆さんの人生が花のようにうつくしく開いていきますように♡しお
28Jan
- 自分のリズムと時間のつかい方
  肉体には必ず死という終わりがありますよね。でもその終わりがいつ、どこで来るかはわたしにはわかりません。だからこそ今をどう生きるかということに敏感でありたいなぁと今は思っています。今のわたしは朝起きて身体の状態をチェックしてグラウンディングして瞑想して掃除して洗濯してご飯作って食べてお風呂入ってストレッチして、、ボ〜ッとして、、なんてことをしているうちに1日が終わってゆきます。笑特に今は食事に関心があって今年1月から「まごわやさしい」を基本にしたお料理を心がけるようになったんですが、その時食べたいものを作っているから自分で作った食事が美味しすぎて本当にしあわせです。でも、氣がついたら1日が終わっている。笑毎日がそんな感じで、つくづくわたしって本当にのんびりしてるんだなぁと思い知りました。こんなわたしが他に何か用事をしたり、仕事したり、予定が入ると、日々の生活の質（特に食事）がガタンと落ちてしまうのは考えてみれば当たり前のことだったんだなぁと。日々、生活する上で自分にとって必要なこと（ご飯を作って食べる）をするだけで1日が終わるのですから、そこに仕事や他の予定を組み込むことはわたしにとってはこの生活のリズムを相当変える必要があるんですよね。言ってみればわたしの本来のリズムとは違う動きを強いることになる。なるほど〜そんなことを何十年も続けてきたのかぁ〜だから不調が出てきたのね、と納得しました。それが仕事であれ、友人との遊びであれやりたいと思っていることを生活の中に組み込みながらも自分本来のリズムのままに生活するには何か工夫が必要なんだろうなぁとようやく氣がつきました。余裕を持った時間の使い方で、自分本来のリズムのままに仕事も家事も遊びもするにはどうしたらいいんでしょう？わたしはいまだ自分にとってのちょうどいい時間の使い方を模索中です。最近ようやく自分ののんびりさに氣がついたところなので仕方ないかなぁ〜あれこれ試してみよう♪と思っている今日この頃です。忙しくするのはもうやめて自分のこと（身体・心・スペース）を第一に大切にすると決めたのでこれからの時間の使い方を探していきたいと思います。今日も読んでくださってありがとうございます。皆さんの過ごす時間が今日もしあせなものでありますように🌈しお
27Jan
- がんを体験している人って
  わたしね、最近思うのです。がんを体験している人って何かとってもやりたいことがある人たちなんじゃないかって。お腹の中にキラキラとした「これやりたーい」という思いがあってそれをするためにこの世界にやってきたのにうっかりすっかり忘れてしまったり、わたしには無理かも…と諦めていたり、わたしがやったって誰もよろこばないよ…と拗ねていたり、、、やりたい！でも自信がない…やりたい！でも…そんなことをわたしは長年繰り返していました。それががんを体験したことによってあれ？わたしがやりたかったことってこれだっけ？生きたかった人生ってこれでよかったっけ？これで人生終わってしまって本当にいいの？と自分に問いかける時間を取ることができた。「あなたが　本当に望んでいること（状態）　はなんですか？」「今あなたは　その状態で　ここに存在していますか？」改めて自分のど真ん中に問いかける。がんはわたしにとってそんな役割をしてくれたものでした。だからってがんやがん以外の身体の不調も全部が全部そうだよ！と言うつもりはないけれど、もしたった今身体になんらかの不調が起きていて辛いなぁという状態であるならば、「今のこの不調が　自分に教えてくれるものがあった　としたら　それはなんだろう？」って問いかけてみることも人生においてとっても役に立つんじゃないかなぁと思います。あと、「本当はしたいこと、　やりたいことで　諦めたり　なかったことにしたことって　なんだっけ？」って考えることもヒントになると思う。それで不調が癒えるかどうかはわからないけれどそうやって問いかけることそのものがとっても大切な氣がするのです。なぜなら、そうやって問いかけることであなたが忘れてしまっている「あなたにとって　大切な何か」を思い出すきっかけになるから。そしてこの「あなたにとって　大切な何か」を思い出すということは「あなたがあなたらしく在る」その第一歩を踏み出すことだし、そして「あなたが本来のあなたらしさで在る」ことで身体も心も魂もよろこんで、あなた本来のエネルギーが還ってくるし、あなた本来のエネルギーに戻ることで存在していることへの心地よさが増すんじゃないかなとわたしは思っています。（心地よさが増すということは　結果的に　自然治癒力が高まる　ということになる）そしてこれはわたしの個人的な意見だけれど、もしいま身体に不調を抱えている方で、何かやりたいことがあるならそれをいますぐにやってみたらいいんじゃないかなと思います。「治ったら」じゃなくて、「コロナが終息したら」じゃなくて、「たったいま」無理のない範囲でできることをやってみる。それで「やりたいこと」を体験した時の自分の心地よさをじんわりと味わってみる。そんなことがわたしたちの人生を豊かにしてくれます。そんなふうに思って、わたしもやってみました！昨年の冬至あたりにずっとずっと行きたかった旅に出てみました。（今日のブログの写真は全て　その旅で撮ったものです）行きたかった場所に行って、会いたかった友だちに会って、美味しいものを食べて、本当にしあわせでした。たのしくしあわせにあれやこれやを味わっているなかで本来の自分のエネルギーがぶわんっと還ってきてほんとうに豊かでありがたくて、、、旅のなかで何度か涙する瞬間がありました。そこでね、思いがけず温泉にも入ることになりました。オストメイトになってはじめての温泉。ついこの間までは「オストメイトになった今　温泉に入ることは　きっともうないだろう。　入ったとしたら　貸切風呂だなぁ」って思っていたくらいでした。オストメイトだし、人生最高体重の今の自分の身体を人目にさらすことに抵抗があったはずなのに、、なんでか？わかんないけれど入れたんですよ。パウチつけたまま！太った大きな身体のまま！！自分でも驚きですが、、なんで急に抵抗がなくなったのか？って考えた時に、あーこれもわたしのしたいことに焦点を当てた結果自然にやっていたことなんだなーと。「一生温泉には入らない」って思ってけど、氣がついたら入ってた！笑人生ってほんと何が起きるかわかんない。だからこそのおもしろさがあるなぁとつくづくしみじみ感じています。そして、だからこそ、何かを決めつけたりしなくていい。やりたかったことやっていいよね♡と思うのです。今日も読んでくださってありがとうございます。愛を込めて。しお
18Jan
- 人生には泣きたくなるようなことが起きる。そんな時にできること。
  みなさんこんにちは。2022年が始まりあっという間に1月も半分が過ぎました。前回終戦記念日に投稿して以来なので5ヶ月も時が経ってしまっていました。5ヶ月！！思っていたより長い時間が経っていて驚きました。そっかぁ〜だからかぁ〜久しぶりにアメブロを開いて記事を書こうとしたら、やり方を忘れてしまっていて、まちがえて以前書いていた途中書きの記事を投稿してしまいました。（もし読もうと思ってくれていた方がいらっしゃったら、まとまりのないものを投稿してしまって本当に申し訳ありません。あの記事は推敲して後日再度アップします）5ヶ月も経っていたら、そりゃ忘れますね。それでなくても忘れっぽいわたしですから記事をアップしていない間にわたしの身の回りに起きたことの一部をお話しすると、2021年9月に叔母が突然亡くなりました。お昼過ぎまで通常通り行動していたのにお昼過ぎに叔父が帰宅するとキッチンで倒れていてそのまま。。。本当に突然のお別れでした。そして12月2日には伯父が亡くなりました。11月2日に入院していたのですがちょうど1ヶ月後にお別れとなりました。突然の叔母の死はわたしに改めて「今を生きる」ことへとフォーカスさせてくれました。いつ死を迎えても「あ〜しあわせだったよ　ありがとう」と感じられるように「今したいこと」に正直に生きることを再度、強く意図するきっかけを与えてくれました。突然に妹を亡くしかなり落ち込んでことあるごとに泣いていた母。覚悟していたとは言え、入院中の兄まで亡くしてどれほど悲しく心細い思いをしているか、想像することしかできません。さらに仲の良かった友達まで亡くし、母は2021年に11人の縁ある方とのお別れを経験しています。今の母の側に父がいてくれることを本当に良かったと思います。そして思いを分かち合える母の友人たちがいてくれることも本当に感謝しています。わたしができることは両親に心を寄せることと、わたしの内側に感じている両親への愛を遠慮しないで表現する（伝える）ことしかないと思い、母の誕生日にはケーキを持って遊びに行きました。2020年の後半から2021年の前半にかけては絶縁状態のためほとんど会話のなかった両親でしたが、2021年わたしが転移性の肺がんを体験したおかげで両親と仲直りをすることができました。絶縁に至る過程や、仲直りのきっかけについてはこちらに書いています　　　↓『肺への転移をきっかけに両親に伝えた本当の氣もち』『「肺へ転移」と言われ、どん底の中で見つけたもの』『直腸がん術後の定期検診でみつかった肺のカゲ』保育の仕事を辞めてすぐの2021年3月2日…ameblo.jp人生においてはたびたび泣きたくなるような出来事が起きます。人によってはそんな時でも気丈に振る舞うことを選ぶかもしれないけれど、わたしはそんな時こそ思いきり泣いたらいい、と思います。泣きたい時は思いきり泣き、笑いたい時は思いきり笑って、怒りたい時は思いきり怒ればいい。どの感情も否定する必要はなくて、ただ、その時の自分のあるがままを見つめていたらいい。そう思います。そんな自分をまるごと許して見つめていたい。そう思います。それはわたしがのたうち回るほどの辛さを味わっている時に感じたことです。平気なフリなんてできないしするつもりもありませんでした。たくさん泣いて泣いてそれでもたまについいつもの癖で泣くのを我慢してしまっているとさらに泣きたくなるようなこと（仕事をクビになったり、　ネットショッピング詐欺にあったり）が、追い討ちをかけるように起きてさらに泣く羽目になり、（今となっては　どんだけ泣きたかったんだろう、、　と笑ってしまうほどです）大号泣していました。大号泣を通り越して大激怒もしました。本当はわたしは「なんでわたしはがんを体験することを　選んだんだ〜！」って自分に対しても宇宙に対しても怒っていたのかもしれません。いや、がんを体験する前から、「なんでわたしの人生は　こんなに苦しいんだ〜！　もうやだ〜！」って思っていたからその時の燻（くすぶ）った思いみたいなものがようやく噴出しただけなのかもしれません。「どれもこれも　全て自分で選んでるなんて　思いたくない！」「被害者でいたい！」という思いもありました。だからちゃんと「被害者」になりました（笑）世界は優しくてわたしたちの味方なので泣きたいのに泣き足りていない時にはあの手この手でちゃんと「泣くようなこと」を体験させてくれるのだな、と感じました。その時の記事がこちらですこれはわたしが以前から書いているブログです　↓『溜まった感情は表現されたがっている』きのうは朝からどしゃぶりの雨。そんな中わたしはあることがきっかけで泣きました。わたしのベッドでくつろぐ猫の背中にそっと顔をうずめ声を出さずにシク…ameblo.jp自分の内側に感じていることを素直に表現し、表現している自分をその都度丁寧に見つめていたら自分が自分の感情を置き去りにしなかったら生まれた感情は自然に流れていきます。感情に波はありますが、その流れさえ堰き止めなければそれは豊かな体験となってわたしたちにまた新たな感情や氣づきを届けてくれます。わたしたちはそうして自分の「あるがまま」をまた知って生きていくのだろうなぁと感じています。今日もとっても久しぶりのこの投稿を読んでくださり、本当にありがとうございます。今までがん体験のことやその他諸々をなんのしがらみも氣にしないでつづりたくてひっそりと投稿してきました。でも実はわたしが2011年から書いているブログもあって今回初めてその記事もシェアしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。愛と感謝を込めて。。。しお
18Aug
- 手術後の肺の調子と歌うことに挑戦してみた結果
  2021年8月17日(水)こんにちは。わたしの住む地域ではここのところ毎日雨が降り続いています。皆さんの地域はいかがでしょうか。水害でお困りの方もいらっしゃるかと思います。皆さまが健やかに暮らせるようお祈りしております。・・・今日は雨に加えて霧もすごくてとても幻想的な景色が窓の向こうに広がっているのを「こんな景色も好きだなぁ」と眺めています。空気はひんやりしていてとても氣もちがいいです。朝は外から吹き込む風に吹かれながら日記を書いたりして今日の天気を味わっていました。ただ、、肺の手術をしてから氣づいたのですが、やはり湿度が高いと（もしかしたら気圧も関係あるかもしれません）咳が出やすいです。気温が下がって涼しくなったので数日前からエアコンを消して窓を開けるようにしたのですがそうすると室内の湿度が８０％を超えるようになり、そこから常時、咳が出るようになりました。今まであまりなかった頭痛もあります。室内のジメジメと身体の不快感に耐えられず先ほどエアコンの除湿機能をつけました。そのおかげでほんの少し咳が治りました。不快感はずいぶん和らぎました。湿度が高いと知らず知らずのうちに脱水状態になり熱中症になることも多いと言います。どうぞ皆さま身体の変化に柔軟に対応してできるだけ自分の体が心地いい状態であるよう心を向けていきましょう。わたしのように不快感を感じる前に対応していくのが「身体にやさしい」ということなんだろうな、と思いました。さて、8月15日は正午のサイレンと共に平和に思いを馳せ、いのりの歌を歌いました。歌うことが好きなわたしは（「歌うことが好き」　とサラッと書いておりますが　本当のことを言うと　「歌うことは生きること」というほど　わたしにとって「歌」は　なくてはならない大切なモノであり行為です）肺の手術後何度か歌うことを試みていましたが、息を吸う時に咳き込むことが多く何度も咳き込みながら歌う、という状態でした。それがこの日初めて咳き込むことなく歌うことができ、あまりにうれしくて生まれて初めて動画を撮ることにチャレンジしてFacebookで歌っているところをシェアしてみました。実はこの時に初めて肺の手術をしたことを動画でお話ししました。このブログでは肺の手術に至るまでも書いていましたがそれ以外ではほとんど発信しておらず、リアルな友人も数人にしか今回の肺のことはまだ話していなかったのです。Facebookで動画をシェアしてからそれを見た友人知人からコメントをもらい、そこでやりとりできることがとてもうれしく、本当にありがたいことだなぁと感じました。「歌を聴いて、勇氣をもらった」とコメントしてくださった方もいらっしゃったのですが、その言葉を読んでわたし自身が勇氣をもらいました。ずっとしたかった歌のシェアを今回初めてしてみたのですが、今までは「歌がまだまだだから」「太っているから」「演奏だって下手くそだから」「カメラがない」「録音する機材もない」とあれこれ理由をつけてはチャレンジすることから逃げていました。そして、、歌が上手くなったわけでもなく、演奏が上達したわけでもなく、痩せるどころかさらに太ったし（笑）、カメラも録音機材もなく、、スマホ一個で後で編集すればいいね、と軽い氣もちで撮った動画は編集がうまくいかず、切りたいところは切れず、（しかも最後のお礼のところは　ブチっと途中で切れておりました）それをそのままFacebookに投稿しました。以前のわたしではとてもじゃないけどOKを出すようなクオリティではありません。にも関わらず、どうしてもその日にシェアしたくてエイっ！とシェアしました。こうして、肺にガンができるずっと前からずっとやりたかったことをやっと！叶えることができたのでした。ここまでくるのに本当に長かった・・・何年越し？ってくらいに。わたしが大好きなキールタン（歌うヨガと言われているインドのゴスペルのようなもの）に出会ったのが2015年くらいなので、6年越しくらいです。肺の手術をして声は変わりました。話し声はなんとなくうわずっているような氣がします。たくさん話すと咳き込んだりもします。ところが歌う声は以前よりもパワフルになったような氣さえします。とても不思議です。これは今後また変わっていくのかもしれません。そんな自分の声のこれからの変化も観察しながら歌うことを楽しんでいきたいと思っています。そして歌を、みんなで歌う会もこの先開いていきたいなぁ。。。歌うことでスッキリしたり、癒されたり、氣付きが起きたり、、、歌う理由はたくさんありますが、何よりも、たのしいのです…！！歌うことがたのしい。みんなで歌って声があわさった時のあの響きがたまらない。あの感覚がたまらなく好きなのです。だから初めてとった動画もみんなと一緒に歌っている感覚で歌っています。そこに繋がるひとがいてくれて、その人たちの声を聴きながらその人たちと一緒に歌っています。なのでわたしはとてもしあわせでした。一人で歌っているけれど一人ではなかったので。あの動画をこちらのブログでもシェアしたいような、少し怖いようなそんな氣もちでいます。いずれわたしの心の準備ができたらこちらで動画のシェアもしたいと思っていますが、、、まずはやり方を調べるところからですね。笑動画のシェアをするにはYouTubeにあげることからスタートなのかな？YouTubeで発信してみたいこともある（ストーマのこととか歌とか色々…）のでまずはYouTubeのアカウントをつくってみます。何事も始まりは小さな一歩から、ですね。特別な何かを身につけなくても今ある自分のままでできることから初めていきたいと改めて感じました。・・・前置きのつもりで書いたけれど長くなってしまったので『人生で大切なこと』みなさま、こんにちは。ご報告が遅れましたが、8月4日(水)に無事、退院しました。今日でちょうど退院後１週間となります。退院が決まるまではなか…ameblo.jp前回からのつづきはまた次回に。。。今日も読んでくださってありがとうございました。
11Aug
- 人生で大切なこと
  みなさま、こんにちは。ご報告が遅れましたが、8月4日(水)に無事、退院しました。今日でちょうど退院後１週間となります。退院が決まるまではなかなかハッキリせず宙ぶらりんな状態で「なんだかなぁ〜」と感じていました。当日に血液検査とレントゲンを撮ってその検査結果に問題がなければ退院、と言われていたけれど、検査結果がいつ出るのかもわからずそもそもOKが出るのかもわからず、でも退院できると信じて荷物を詰め込み帰り支度を整えながら朝の時間をぼちぼち過ごしていました。家族に迎えを頼もうにも、本当に今日退院できるかもわからないのに病院まで来てもらうのが何だか申し訳なくて、OKが出てからこちらに向かってもらうようにしました。わたしのように自宅から病院までがそれほど遠くない場合はギリギリに連絡して当日退院でもいいですが、自宅が遠方の方には予定が立てづらくて難しいですよね。だったら無理に当日退院しないで次の日の退院でお願いするのがお互いに無理がなくていいよなぁと感じました。病院の都合もあるけれど、自分や家族にとって無理のないようにするのが１番大切だと思います。病院側も鬼ではないので事情を説明したらそのように対応してくれますよね、きっと。（わたしの入院していた病院は　「ご家族の都合で　当日退院が難しいようであれば　次の日でも構いませんよ」　と言ってくれていました）生きていくうえで希望があれば「何でも言ってみる」ことが本当に大切だと身をもって感じています。わたしは今回の肺の手術をするまでに「今は手術が嫌だ」と言って少し様子を見る時間を作ってもらったり、手術すると言って日程が決まってからも、手術以外の可能性を知りたくて陽子線治療ってどうなんだろう？と医師に質問したりして、まーまー面倒な患者だったかと思います。でも、わたしの身体わたしの心が抵抗を感じているのであればそれを無視して突き進む氣にはなれませんでした。わたしを守るのはわたし。わたし自身が少しでも納得して少しでも心地の良いと思える環境を整えたり少しでも安心できる方法を選べるように今のわたしにできることがあれば最大限、努めようとすることが自分にとって本当に大切だと今回の手術で改めて感じました。そして、それって「めんどくさい人だな」と思われてもしかしたら嫌われるかもしれないという恐れを除いたら、そんなに難しいことじゃないんです。ただ言葉を発するだけなので。「こうしたい」「これはしたくない」「なぜそうするのか説明してほしい」素直に自分の心や頭に湧いた疑問や感情をそのまま伝えてみる、ということ。それが他の人から見たら、些細なことでも自分にとって大切だと感じたらめんどくさがられることを恐れたとしても、まずは言ってみる。「こうしたい」という希望が叶わないこともありますが、そうしたらその時にはまた次どうするかを考えることができます。どんなに小さなことだとしても自分にとって大切なことは見逃さないで言葉に出して伝える、という姿勢は自分の人生を豊かにする初めの一歩、です。それは自分を大切にして自分らしく生きていくためにどの場面でもそうと言えますが、がんなどの治療に関わることについては特にそうだと思います。どう生きるか。自分の中でそれを問われるのががんという病を体験することの意味だとわたしは考えています。だからこそ自分の人生において大切にしたいことにはちゃんと発言してみることがとても重要です。それにはまず自分を知ることが大切ですよね。自分にとって何が元氣になれることなのか、を知っておくこと。わたしは入院中窓際の部屋が必要不可欠でした。窓から見える木々や空の景色に力をもらうのです。廊下側だともうくら〜くなる。だから入院するときに廊下側に案内されたときに看護師さんに「もし窓際が空いているようでしたら　窓際のお部屋に変えてもらえたら　嬉しいんですが、難しいですか？」と真っ先に聞いてみました。術後に入っていた個室を移動する時にも窓際でお願いしたいです、と言いました。それで窓際が空いてなかったら諦めますが。そんなちょっとしたことでわたしの入院生活が豊かになるのです。2020年に直腸の手術で入院した時にはかなりの期間、主食が全粥で、、途中から気が狂いそうなほど嫌気がさしてきていました。そこで医師に「できればお粥でない　普通のご飯に変えてほしいのですが　いつからなら可能ですか？」と聞いて、次の食事から普通のご飯にしてもらったこともありました。入院中に高熱が出たときに感染症を疑われ抗生物質を点滴された時にも半泣きで「点滴する必要あるんですか？」とごねて医師にまるで子供を諭すかのように説得されたこともあります（笑）この時は結局、泣く泣く点滴をすることになりました。言いたいことを言ってもそれが認められない時もありますが、言わないままにそれを受け入れるより言いたいことをちゃんと言ってから（たとえ渋々でも）受け入れる方が自分の氣の持ちようが全然違うと思います。で、どうしても嫌だったらそれを貫いたっていいですし。治療、と言っても結局は自分がどう生きたいか、ということですから、どうあっても、それはその人にしか選ぶことのできない尊いものだとわたしは思います。治療に関して生きかたに関してどんな選択をしてもそれは尊重されるものであってほしいし、例えその思いが誰にも理解されないようなものであったとしても自分だけは自分の味方でありたいし、そうあっていい、と思います。自分の生き方は自分で決める。そんなことを思うと肚から力が湧いてきます。それこそが生きる力。誰のせいにもしないで何のせいにもしないで自分の生き方に責任を持つ時人には生きる力が自然に湧き起こってくるのでしょう。そのために今一度自分がどう生きるかを決めることと自分にとっての安心や安全心地よさのために素直に感じたことや考えを何でも伝えてみるということが大切だなぁと思うのです。そして、、大切だと思うことを自分ができない日もありますね。そんなときには…どうしたらいいか、について、わたしがしていることもまた次の記事でシェアします。読んでくださっている方のお役に立てるといいな。今日も読んでくださってありがとうございます。
03Aug
- 手術を終えて術後4日目の今日
  みなさま、こんにちは。あっという間に8月です。毎日暑い日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。先日入院したことをお知らせしましたが『入院しました』『肺のがん手術を保留にして他の治療法を調べてみる』つづきです・・・今回、わたしが手術を嫌だな、と感じたのは手術する箇所にヒントがありました。…ameblo.jpその後の経過です。2021年7月30日(金)転移性肺腫瘍の手術をし、無事終わりました。今回は今までの手術の中で一番記憶があって、一番時間が短い手術となりました。（トータルで3時間ほどで予定通りでした）昨年の直腸がんの手術も同じ病院でしたはずなのに手術室へ向かう道も、手術室の入り口も、何もかもが記憶と違っていて、、人（わたし）の記憶の曖昧さを思い知りました。この日は15時からの手術と言われており、ほぼ時間通りに手術室に移動しました。きっと怖くて泣いてしまうだろう、と思っていたけれど、看護師さんや、執刀医や、麻酔科の医師、前日に説明に来てくださった方のお顔が見ることができて安心した状態で手術を受けることができました。手術台の上に空気入りのマットのようなものが敷いてあるのも初めて見たような気もするし、寝た時にマットがとても暖かかったのも初めてのような気がします。（これもわたしの記憶がないだけで、初めてじゃないのかもしれません）今回は「麻酔が入りますよ〜」と声をかけられてすぐ体の中に何かが流れていく感覚があって、その後「目が回ってきました」と言って、そこから記憶がありません。氣がついた時には手術が終わっていて出口の前で少し待ち時間があって手術室の外に出ると家族が待っていて話をしました。過去2回の手術の時にはこの時に寒気がひどくて歯をガチガチ言わせながら頑張って話すけどできれば話したくないほど体がしんどい、という感じでしたが、今回は寒気も全くなく、話すことができました。が、話してみてびっくり！声が全く出ていませんでした。カスカスでヒャ〜〜ヒャ〜〜言っているような声で喉も痛みがありました。一瞬このまま声が出なくなったら…と不安になりましたが、きっと大丈夫！と氣もちを入れ替え回復を信頼することにしました。とはいえ、今までのしんどさに比べたらそれほどでもない、という感じでした。娘も「顔色が悪くなってないし　元気そう」と言っていました。顔を見て安心してくれるのはわたしも安心。ボソッと「手術で死ななかったね」と言っていたので言葉には出していなかったけれど娘は手術のたびにわたしがこのまま死んじゃったらどうしようと不安なんだろうな、ということが伝わって心がキュッとなるのを感じました。とにかく帰ってきたよ！帰って来れてよかった。力になってくださったみなさま本当にありがとうございます✨そしてその後、家族は執刀医から手術についての話を聞きにいき、わたしは個室に運んでもらいました。部屋にいるとまた家族が来てくれました。手術前は母と娘に見送られていたのですが、15時には用事があって病院には来ていなかった父も手術後には来てくれていたようで、３人で様子を見にきてくれていました。気にかけて来てくれたんだなぁ〜とありがたく感じました。一通り話して家族はすぐに帰っていきました。（肺の手術は感染症から肺炎になるのが　一番怖いので　そうならないように気を配ってくれ　早めに退出してくれたようです）入院中は面会禁止なので一切誰とも会えないけれど短い期間（「術後の経過が良ければ　週明けには退院できます」との説明でした）なのですぐだな、という感じでそれほど心細い感じはなく個室で一人咳や痛みに苦しみながらもそれなりに快適に過ごしていました。術後、呼吸が苦しいので酸素の吸入をしていました。酸素マスクではなくて鼻に差し込む形のやつだったので全く不快感はなく、むしろ深く息をすると咳き込んでしまうので勝手に入ってきてくれる酸素が本当にありがたく、酸素よ、ありがとう〜まじで助かります！という感じでした。術後1日目の朝の回診ですぐにドレーンが外され、足のマッサージ機も酸素も外され、立って移動できることが確認できたらおしっこの管も外されました。今までの手術の中で最短です。傷が痛むので痛み止め（医療用麻薬だそうです）を点滴してもらっていましたが、こちらは副作用で吐き気が出るようで何度も吐き気は大丈夫ですか？と聞かれていました。術後すぐは大丈夫でしたし、過去の手術後も吐いたことがなかったのであまり気にしていませんでした。が、、やはり、今回は痛みが強いため痛いと言うと看護師さんがプラスで痛み止め注入してくれていて、そのおかげで術後1日目の朝、初めて吐きました。吐き気を覚えてから実際に吐くまでが早く、ナースコールを押したところで看護師さんがきてくれても全く間に合わない感じでした。運よく、ベッドの手すりにティッシュを入れるためのビニール袋をぶら下げていたのでそれを外してそこにインすることができ、どこも汚すことなく看護師さんを迎えることができました✨（えらいぞ、わたし　と自画自賛していました）結果、その痛み止めは体に合わないということでそちらもまた術後1日目の午前中に外されました。あとは食事が食べられるようになったら外せるからね〜という点滴のみ。今回は管が外れスッキリするのがかなり早かったです。術後1日目の午後にはリハビリ担当の方と一緒に廊下を歩いたのですがその時はさすがに苦しくてかなりハァ〜ハァ〜言っていたけれど酸素ボンベの管を鼻にはめたら苦しくなく歩けて、、ホント酸素ボンベのありがたさを知りました。手術の詳細はというと、、今回の肺の手術でわたしは左上葉を切り取りました。腫瘍の大きさが1.3センチほどで腫瘍の位置が端にあったので切り取った肺の大きさは５センチ×８センチほどだったようです。家族は切り取った現物を見せてもらったそうですが、わたしは見ていません。見たいのに。。。術後の経過としては、痰がよくでます。痰には血の筋のようなものが混じっています。これは割と良くあることのようです。血の塊でなければ大丈夫だそう。痰の状態も看護師さんに何度も確認されます。肺炎を防ぐために痰は必ず出してくださいと言われていたのでかなりのティッシュを使い、２日もたたないうちに新しいティッシュボックスが一箱全部なくなり追加で購入しました。咳も出るのですが出る時に傷口がかなり痛いです。わたしの場合はドレーンが刺さっていたところの痛みが強く追加の痛み止めを飲むときもそこの痛みが原因で飲んでいました。術後二日目には「シャワー浴びてOKです」と言われていましたが、高熱が出てしんどかったのでシャワーはやめました。確か以前手術した時にも同じようなタイミング（ドレーンを外した後）で高熱が出ていたので今回もまたか、と思いました。体が頑張ってくれているのを感じながら無理をしないでゆっくりと休んでいました。術後三日目血液検査の結果に異常がなければ退院できますよ、と言われていましたが、結果が良くなくて退院が延びました。高熱ではなくなりましたが、術後四日目の今日もまだ微熱が続いています。明日(2021年8月4日)の朝、血液検査とレントゲンを撮り結果が良ければそのまま退院だそうです。・・・・・実は…今回の入院で気になっていたのはストーマのことでした。オストメイトになってからの初めての入院生活。・ストーマパウチの管理はどうしたらいいんだろう？・手術前の下剤で寝てる間にパウチは爆発しないのかな…・パウチ交換するときには、できればストーマ周辺をきれいに洗いたいけどそれは可能なのかな…今までにはなかったさまざまなことが気がかりでした。普段は家でのんびりできるパウチ交換を他の人もいる入院環境でどうしたらいいのかさっぱり想像がつかずにいました。トイレシャワー付きの個室でならば気兼ねなくできることも、大部屋でトイレも共同シャワーも共同となると、、なんかあった時にとても困りそうだな、という印象でした。結果的には、、、全てを看護師さんに質問してその都度対応してもらう、というのがベストなんだな、とわかりました。どうしても一人でなんでもやってしまいたくなる（できるだけ迷惑をかけたくない）けれど看護師さん達はみなさん「そういう時はお声かけいただければ　わたしたちがやりますんで　遠慮なくおっしゃってください」と言ってくださっていました。ハァ〜そっか、そうでした。看護師さんってそういう人たちでした。本当にすごいです。本当に素晴らしいです。わたしは入院するたびに看護師さんという存在にいつも感動するのですが、、とどのつまりわたしたちは看護師さんという存在を通して世界はやさしいところだよと教えてもらっているんだな、と感じています。わたしがついつい忘れてしまいがちなことを思い出させてもらうために入院してんじゃないの？と思うくらい。一人でなんとかしなくていい。助けてもらっていい。世界はやさしいところだよ。何回教えてもらってもすぐに「自分でなんとかしよう」と頑張ってしまうわたし。もしわたしのようなあなたがいたら、今一度一緒に思い出しましょう。世界はやさしいところそしてうつくしいところ今日も読んでくださってありがとうございます。愛を込めて🌈
29Jul
- 入院しました
  『肺のがん手術を保留にして他の治療法を調べてみる』つづきです・・・今回、わたしが手術を嫌だな、と感じたのは手術する箇所にヒントがありました。肺息を吐く吸う声を出す生き…ameblo.jp前回からのつづきです・・・標準治療以外の治療について調べてあまりに高額な治療費を知って、お金の有無で受けられるサービスが変わってくるということに疑問が湧いて「アホらし」となったわたしは同時に「治療」というものに重きを置くことをやめました。どんな状態であれ（例えがんであっても）たった今　命を輝かせている、それだけで十分だ、と思ったからです。「治療」に必死になることはわたしにとってそれほど重要ではなくてそれよりも今この時を目一杯生ききることこそがわたしの今の望みだ、と感じたのでした。考え方が変わったことで「治療」のためでなく今のわたしの体が喜ぶことをすることにしました。それは例えがんでなかったとしても自分の体の心地よさのために続けたいと思うようなこと。わたしはわたし自身の身体を心地の良い状態に戻したいと考えていたので、以前よく好んで通っていた岩盤浴を再開することにしました。友人が教えてくれた「たまがわ屋」というところは秋田県の有名な湯治場である「玉川温泉」の北投石を用いた岩盤浴だということでした。試しに体験に行ってみたところとても気持ちが良かったことや実際に皮膚の状態が変わったことなど体の変化も感じたので定期的に通うことを決めました。たまがわ屋 | 店舗紹介愛知県名古屋市中川区、あおなみ線南荒子駅すぐ【たまがわ屋】は、湯治効果が高いことで有名な【秋田県玉川温泉の岩盤浴】が、愛知にいながらご利用いただけるお店です。店舗情報詳細、アクセス情報などはこちらをご覧ください。tamagawaya.netこちらに通う方々はがんを体験している方が多いらしく、店員さんもとても親身になって温かく接してくださるので本当に心地の良い場になりました。同時期、違う友人が「琵琶のお灸がいいんだよ」と言って「ビワオンキュ」を送ってくれました。中古ではあったものの十分使えるので、足りないパーツをメーカーで取り寄せ、ビワとモグサのお灸のカセットを購入して使わせてもらうことにしました。ビワとモグサの香りがわたしは好きでじんわり温かくなっていくのもとても氣もちのいいものでした。ただ、こちらは時間がかかることもあって、最近はあまりしていませんでした。今日こうして書いて「ビワオンキュ」をした時の心地よさを思い出して、ああ、もう一度味わいたい、、、となっております。。。笑入院中も持ってこれば良かった、なんて思っているほどです。帰宅したら真っ先にやろう。。そしてもう一つはわたしが実はずっと体験したかったヒーリングです。わたしたち人間は常に目に見えないレベルで様々なものの影響を受けている、と感じていてエネルギーの調整をするのに必要不可欠なものがヒーリング、と思っていました。ところがこちらもやはり高額である場合が多く躊躇していました。が、本当は必要に応じて定期的にヒーリングを受けることがわたしの生きたい人生を生きるにはとても大切なような氣がしていたので、今回思い切って、連続でヒーリングを受けることを選びました。そしてプラスしてわたしはわたしの体の心地よさのために再度本を読んで日常的にワークに取り組むことも始めました。そんなふうに過ごしながらできれば手術は避けたいな、と感じて過ごしていた日々。そして2021年6月18日再度迎えたCT撮影。結果・・・肺の腫瘍は大きくなっていました。自然治癒する人もいるということでわたしもそうなったらいいな、と思っていましたが、1ヶ月ごとに１ミリずつ大きくなっていく腫瘍をそのままにする勇気はわたしにはありませんでした。「大きくなっている」ということでそこに対して「もっと大きくなったらどうしよう」「このまま大きくなってしまって　もっとたくさんの肺を　切り取ることになったら・・・」という恐れがどんどん膨らんでいき、不安に押しつぶされそうになります。「このまま手術しないことを選ぶのはむしろ心が苦しくなりそうだな」と感じたので、その日、手術をお願いすることに決めました。決心はしたけれど怖さや不安や抵抗は相変わらずあるままです。そのままの状態でわたしは本日2021年7月29日入院しました。明日の手術のことを思うと泣きたくなってしまいます。そんな自分がいることをしっとりと感じながら、そしてヒーリングのサポートを受けて明日の手術に臨みます。ブログを書いている間に消灯になってしまい、真っ暗な中でパソコンを開いてブログを書いています。なのでなんだか中途半端な記事になってしまったように感じますが、今日はこんな感じで終了したいと思います。雑多で読みづらい文章を読んでいただきありがとうございます。こうして表現させていただくことで明日の手術の怖さが少し和らいだように感じます。好きなことをするってパワフルですね。今日も読んでいただき、ありがとうございました。感謝を込めて、、、ビワオンキュに興味のある方はこちらからご覧になってみてください　　↓【300円OFFクーポン！7/30(金)限定！】ビワオンキュヘルパー[本体1台＋EMカセット10個＋ツボ本]付ギフトプレゼント楽天市場41,690円【300円OFFクーポン！7/30(金)限定！】EMカセット 30個入（ビワエキス入りもぐさカカセット）(ビワオンキュ温灸剤ビワエキスびわ葉エキスギフトプレゼント楽天市場8,220円
27Jul
- わたしの現状（入院と手術について）
  ↑さっき撮った空。今日の空も美しいなぁ…こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。わたしは先ほど、時間をかけて書いた記事（2000文字ほど）がまるまる消えてしまい、大変ショックを受けております・・・このまま書くのをやめようかとも思ったのですが、書きたい気持ちは消えていないので、今日は過去のことを書くのではなく現状のわたしのことを書くことにします。よろしければお読みいただけると嬉しいです。文章で表現することはわたしにとって喜びなのにも関わらず、ここ数日なかなかブログを書けずにいました。というのも心が全く落ち着かない状態でそこから逃げ出したくてベッドでゴロゴロしてはひたすらにAmazonプライムビデオやYouTubeやTverなんかを観続けていました。氣もちが塞ぎ込んでいるため体調もあまり良くなくて本当にずっとゴロゴロしていました。理由は…今年5月に、いやで一旦保留にしていた肺の手術をすることにしたためです。2021年6月18日のCT検査の結果で肺の腫瘍（多分がんでしょうと言われています）がまた少しだけ大きくなっていたのでこれ以上放置することは不安が増すばかりだ、と判断し、手術をお願いすることにしました。先ほど書いていた記事はそこに至るまでの経緯についての詳細を書いていたのですが、、消えてしまいました、、、この間にもいろんな発見や氣づきが起きたりハプニングが起きたりしてなかなか面白いので、またの機会に書きたいと思います。よろしければご覧になってください。明後日（7月29日）入院し、7月30日に手術です。ドキドキが止まりません。手術が怖くて不安で落ち着かず、、、それでも入院のために必要なものを揃えたり自宅に残る娘のために用意するものや自宅の片付けなど「やらなくちゃ」と思うことが多すぎて完全に逃避行動に出ておりました。友人からのお誘いで手術前に何度か呑みに行ってもいつもより呑みすぎてしまって「あかんやん」となっていたのですが、それもこれも手術への不安や緊張感に耐えられずお酒で緩和させようとした結果だったんだなぁ、、と今更ながら氣がつきました。自分が思っている以上に怖がりで、、それなのにそんな自分に氣がつくことも遅い、、もっと自分の感情や自分の体に起きていることに敏感なわたしでありたい、と思います。わたしはもっと自分に興味を持って自分の心の動きに氣がついていたいし、自分のことを大切にしたいなぁと改めて感じました。怖いなら誰かに話を聞いてもらったらいいし、不安ならヒーリングだって受けたらいいし、呑みすぎているならそんな自分のことを「どうしたの？」って氣にかけてあげたらいいのに、「大丈夫でしょう」「平氣だわ」と氣にかけることもなく放置していました。自分のことをちっともわかっていない。自分に対する心配りが足りないなぁと。泣きたいような氣もちを感じているいまの自分をちゃんと感じて、必要ならばSOSを出してあるがままを受け止めます。そして心が落ち着いたら「やらなくちゃ」と思っていることを少しでも進めます。そして「やらなくてもいい」ということも自分に言ってあげたいと思います。やらなくてもいいよ。もう十分にやったよ。部屋はまだ散らかってるけど「片付けられない自分」もゆるしていいよ。自分が思っている以上に「〜しなくちゃ」が強い今のわたしには心を休ませてあげることが必要なようです。美味しいもの食べよう。ゆっくりお風呂入ろう。ネコ🐈をもふもふしよう。そんで今日は、はよ寝よ。そういえば、去年の手術はあまり怖いと感じませんでした。なんでかなぁ〜と思ったのですが仕事していて慌ただしく、それどころじゃなかっただけなのかもしれません。と、いうことは、今までのわたし（普段のわたし）はいま以上に自分の心の動きに鈍感、ということになります。鈍感である、ということはそれだけ置き去りにされた感情が体の中に溜まっていっている、ということです。そう考えるとほんとにおそろしい…今の自分の氣もちに氣づけてよかったです。そんなことを感じていたら安心したのか眠たくなってきました。美味しいものを作って食べてお風呂入ってネコをもふもふして寝ます。手術を前に緊張して怖いよ〜というとりとめもない話を最後まで読んでくださりありがとうございます。皆様が安心で良い夜が過ごせますように。
- 肺のがん手術を保留にして他の治療法を調べてみる
  つづきです・・・今回、わたしが手術を嫌だな、と感じたのは手術する箇所にヒントがありました。肺息を吐く吸う声を出す生きるため歌うためにとても大切な場所。もし、今回転移を疑われた箇所が肺という場所じゃなかったらわたしはここまで手術に抵抗を感じることもなかったんじゃないか、と思います。誰でもそれぞれに大切にしたいこと、があると思います。自分にとっての聖域のような場所。そこを失うかもしれない、からこその恐れ、不安、抵抗・・・そんなことを考えるとき、つんくさんのことを考えて胸が痛みます。歌手であるつんくさんにとって声を失うことがどれほどのものだったのか想像することすらできません。子宮を失う人乳房を失う人男性機能を失う人胃を失う人腸を失う人肛門を失う人手足を失う人etc.それぞれの痛みを感じているかと思います。わたしの場合は、肺だからこその抵抗であることがわかっていました。そうじゃなかったらきっとすぐに手術をするという選択をしていたでしょう。結局わたしは肺を切る、ということの恐れと抵抗から6月末の手術はしないで様子を見ることにしました。2021年5月21日呼吸器外科の診察の時に「6月にもう一度CTを撮り、　その結果を見てから　手術をするかどうかの判断をしたい」と医師に伝えました。そして、次のCT検査までに自分なりにやれることを始めたり、他の治療法を調べたりしました。がんに対する標準治療以外の治療はいろいろありました。が、どれもこれも自費での治療になる、とのこと。調べてみたらどの治療もわたしには高額すぎました。知人から紹介された女性はわたしと同じ直腸がんとの診断を受け永久ストーマ増設の必要がある、と医師から言われていたのに、どうしても手術が嫌で標準治療を一切せず、「足もみ」と「漢方薬」で10年過ごしているそうです。その方の話を聞いて「漢方薬」での治療にチャレンジしてみようかとも思いましたが、その治療費も高額で驚きました。無理だ。。調べるうちになんだか切なくなってきて、そのうちに腹立たしくもなりました。何？なんでこんなにお金がかかる治療ばかりなの？お金がある人しか助からないなんておかしいよね・・・がん、という病でビジネス、、？？う〜んなんだかなぁ・・・シングルマザーとして子育てをしていて貯金がないどころか借金がある状態で5月末には仕事も辞めるわたしにはとてもじゃないけど手が出せないものばかりでした。もしわたしが早く死んでしまうのなら子どもたちのために今すでにあるローンを少しでも減らしておかなければ、、！！治療のために増やすなんてとんでもない。どれもこれも高額。アホらしくなって他の治療法を調べるのをやめました。