わたしね、最近思うのです。
がん
を体験している人って
何か
とっても
やりたいことがある人たち
なんじゃないかって。
お腹の中に
キラキラとした
「これやりたーい」
という思いがあって
それをするために
この世界にやってきたのに
うっかり
すっかり
忘れてしまったり、
わたしには無理かも…
と諦めていたり、
わたしがやったって
誰もよろこばないよ…
と拗ねていたり、、、
やりたい!
でも
自信がない…
やりたい!
でも…
そんなことを
わたしは
長年
繰り返していました。
それが
がん
を体験したことによって
あれ?
わたしがやりたかったことって
これだっけ?
生きたかった人生って
これでよかったっけ?
これで人生終わってしまって
本当にいいの?
と
自分に問いかける時間を
取ることができた。
「あなたが
本当に望んでいること(状態)
はなんですか?」
「今あなたは
その状態で
ここに存在していますか?」
改めて
自分のど真ん中に問いかける。
がんは
わたしにとって
そんな役割をしてくれたものでした。
だからって
がんや
がん以外の身体の不調も
全部が全部
そうだよ!
と言うつもりはないけれど、
もし
たった今
身体になんらかの不調が起きていて
辛いなぁという状態であるならば、
「今のこの不調が
自分に教えてくれるものがあった
としたら
それはなんだろう?」
って問いかけてみることも
人生において
とっても役に立つんじゃないかなぁと
思います。
あと、
「本当はしたいこと、
やりたいことで
諦めたり
なかったことにしたことって
なんだっけ?」
って考えることも
ヒントになると思う。
それで
不調が癒えるかどうかはわからないけれど
そうやって
問いかけることそのもの
がとっても大切な氣がするのです。
なぜなら、
そうやって問いかけることで
あなたが忘れてしまっている
「あなたにとって
大切な何か」
を思い出すきっかけになるから。
そしてこの
「あなたにとって
大切な何か」
を思い出すということは
「あなたがあなたらしく在る」
その第一歩を踏み出すことだし、
そして
「あなたが本来のあなたらしさで在る」
ことで
身体も
心も
魂も
よろこんで、
あなた本来の
エネルギーが還ってくるし、
あなた本来の
エネルギーに戻ることで
存在していることへの
心地よさが増すんじゃないかな
とわたしは思っています。
(心地よさが増すということは
結果的に
自然治癒力が高まる
ということになる)
そして
これは
わたしの個人的な意見だけれど、
もしいま
身体に不調を抱えている方で、
何か
やりたいことがあるなら
それを
いますぐに
やってみたらいいんじゃないかな
と思います。
「治ったら」
じゃなくて、
「コロナが終息したら」
じゃなくて、
「たったいま」
無理のない範囲で
できることをやってみる。
それで
「やりたいこと」を体験した時の
自分の心地よさを
じんわりと
味わってみる。
そんなことが
わたしたちの人生を
豊かにしてくれます。
そんなふうに思って、
わたしもやってみました!
昨年の冬至あたりに
ずっとずっと行きたかった
旅に出てみました。
(今日のブログの写真は全て
その旅で撮ったものです)
行きたかった場所に行って、
会いたかった友だちに会って、
美味しいものを食べて、
本当にしあわせでした。
たのしく
しあわせに
あれやこれやを
味わっているなかで
本来の自分のエネルギーが
ぶわんっ
と還ってきて
ほんとうに豊かで
ありがたくて、、、
旅のなかで
何度か涙する瞬間がありました。
そこでね、
思いがけず
温泉にも
入ることになりました。
オストメイトになって
はじめての温泉。
ついこの間までは
「オストメイトになった今
温泉に入ることは
きっともうないだろう。
入ったとしたら
貸切風呂だなぁ」
って思っていたくらいでした。
オストメイトだし、
人生最高体重の今の自分の身体を
人目にさらすことに
抵抗があったはずなのに、、
なんでか?
わかんないけれど
入れたんですよ。
パウチつけたまま!
太った大きな身体のまま!!
自分でも驚きですが、、
なんで急に
抵抗がなくなったのか?
って考えた時に、
あー
これも
わたしのしたいことに
焦点を当てた結果
自然にやっていたことなんだなー
と。
「一生温泉には入らない」
って思ってけど、
氣がついたら入ってた!笑
人生って
ほんと
何が起きるかわかんない。
だからこその
おもしろさがあるなぁと
つくづく
しみじみ
感じています。
そして、
だからこそ、
何かを決めつけたりしなくていい。
やりたかったこと
やっていいよね♡
と思うのです。
今日も読んでくださって
ありがとうございます。
愛を込めて。
しお