こんばんは。manaです。

見つけて読んでくださりありがとうございます。

 

12月に入ってから仕事がちょいと忙しくなり、家でPCを触る時間があまり取れないですが、

なんとか意地でもコウノドリだけは記事を書きたい!と思い急いで書いております。笑

 

さて今回は遅ばせながら、第9話あらすじ&感想です!

以下大変・・・大っ変!長くなりますのでご興味ある方のみLet'sスクロール!!

※以下完全ネタバレとなりますので観ていない方はご注意ください。

 

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2度の流産を経験している妊婦・篠原沙月(野波麻帆)が夫・修一(高橋光臣)とともにサクラ(綾野剛)の診察に訪れます。3回目の妊娠の今回も残念ながら流産していることが判明し、ひどくショックを受けます。

そこで沙月は今回の流産を受け、改めて自分は「不育症」なのではないかと疑い、サクラに相談します。カンファレンスで沙月の症例が話し合われ、不妊治療の専門外来へ紹介し、不育症の検査を受けることになったのでした。

 

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一方で、前回のラストで父親が再度倒れ搬送されたと知った四宮春樹(星野源)は、カンファレンスを終えると急いで能登に向かう支度をします。不在中の患者管理をサクラに説明しようとすると、「四宮ほど丁寧にカルテを書いている産科医を他に知らない」と、ペルソナの患者は自分に任せて早く父親の元へ行くようサクラは促すのでした。

2人の信頼関係に胸熱!

 

能登に着き、父・晃志郎(塩見三省)が入院する病室に着くと、父は息子に患者を放ってわざわざ来たのかと強がりを言います。そんな父に呆れていると、父の元に就いている看護師が病室に飛び込んできます。晃志郎の担当妊婦が急変し、早期剥離の疑いがあると言うのです。晃志郎は「俺が手術する!」と言い張りますが、とてもメスを握れるような状態ではなく、見かねて春樹は「俺がやる」と緊急カイザーに踏み切ります。

 

その頃ペルソナでは救命に異動した下屋(松岡茉優)が、知識や判断スピードが追いつかず悔しい日々を過ごしていました。ゴロー(宮沢氷魚)も研修ローテで救命に配属となり、戸惑いながらも周りに食らいつこうと必死です。

 

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同じ頃産科の処置室では沙月が3回目の流産手術をするところでした。ずっと篠原夫婦を見ている小松(吉田羊)に手を握られながら、すっと涙を流し、産声を上げることない命にお別れをするのでした。

同じ瞬間に三者三様の悔しい思いや辛い思いを重ねていることで、医者も患者も同じ人間であることを感じさせるシーンでした。

 

そして、不育症検査を受けることになった沙月。専門医はストレスをなくすのが一番の薬だというも、それが一番難しいのは百も承知の上。暗い気持ちになっている帰り際、病院のエントランスで小松と会います。検査どうだった?と聞く小松に対し、不安を口にする沙月。亡くなった赤ちゃんを未だに忘れることができないという沙月に、小松は「無理に忘れる必要ないよ。」と励まします。

 

能登では、自分がやるといって聞かない父を制し、四宮が緊急手術に踏み切ります。手術室の前には患者の家族が。四宮を見て訝しげに「あなた誰ですか?四宮先生(晃志郎)は?」と詰め寄ります。すると背後から晃志郎が現れ、「うちの息子信じてやってください。東京で立派に産婦人科の医者をやってます。だから大丈夫です。」東京から来たという四宮を少し心配そうに見るも、頭を下げる晃志郎の姿を目にし、「妻と赤ん坊をよろしくお願いします」と改めて四宮に託します。そして四宮も真摯に向き合い、その長女・そらに「お母さん大丈夫だからな」と力強く約束し、手術室に向かうのでした。

 

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手術室に入るやいなや、東京のペルソナとの設備の違いに驚かされます。手術に必要な血液製剤も備品も足りず、もちろん院内に新生児科もありません。四宮が自らも器具を準備しながら、指揮官となって、看護師たちに的確に指示します。そして「不慣れで申し訳ない」と助手として入って来た医師は産科医ではなく整形外科医。さらなる地方医療の現実に面食らうも、手術を進めていきます。そして無事に赤ちゃんを取り上げることができたのでした。
 
ペルソナでは帰ろうとしていた小松をセンター長の今橋(大森南朋)が飲みに誘います。今橋は小松が沙月に対し職務を超えて気にかけてしまっているのではないかと心配しているのでした。産科のメンバーは自分にとって家族と言う今橋。そして、毎日小さな命を繋ぐ現場に疲れ、自分はいつ辞めてもいいと本音を打ち明け、それでも自分が必要とされていると思えるから続けられてると語ります。そんな今橋を見て小松も同じ思いを抱えているんだと少し安心するのでした。
 
そして同じ夜、晃志郎の病室では四宮が手術した妊婦や赤ちゃんが無事だったことを報告しました。ベッドに横たわりながら晃志郎はその妊婦も長女も自分が取り上げたことを嬉しそうに話し、「今回のお腹の子も取り上げたかった」と呟きます。その父を見つめながら「父さん、よくここで医者続けてきたな」と言うと、「ここが好きだからな。」と返します。そしてグッと思いを飲み込んだような顔で四宮が帰ろうと立ち上がると、晃志郎は、
 
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「まだまだお前には負けんぞ。」

と、四宮の目をまっすぐ見て伝えます。「何言ってんだよ」と言いつつも目頭が熱くなる四宮。そして「ありがとな」と晃志郎は少し弱々しくゆっくりと手を差し出します。その手をしっかりと受け止め、熱い握手を親子で交わすのでした。

 

ここまでで、第9話の軸は医師のプライベートというか本音に迫っていると感じました。医師として目の前の患者に何ができるのかと考えるのはもちろんだけど、その前に一人の人間なんだよなって。仕事でうまくいかなくて立ち止まるし、プライペートでも色々ある。でも今橋先生が言っているように「誰かに必要とされていること」で自分を前に動かしてくれるんだよな、と思うのでした。

 

また、能登の手術シーンはとても四宮先生がカッコよかったー!設備も資材も人員も足りない・・・これって地方医療が直面している現実ですよね。そんな中、陣頭指揮をとっていくしのりんに惚れ惚れ。もちろんオロオロするようなキャラじゃないのはわかってるのですが。笑

そして、手術を無事終えた後の父・晃志郎との病室のシーン。泣くしかないじゃないですか!!と言うくらい素晴らしい画でした・・・。息子から父への想い、父から息子への想い、それぞれが交錯して独特の緊張感があって、それでもお互いを思う温かさに溢れたシーンで胸がいっぱいになりました。塩見さんの表情や源くんの目の動きから、言葉がいらない本当の親子のように通じ合っているように見えて、このキャスティングに感謝したいです。

(やばい。前半だけで飛ばしすぎて長すぎる・・・ごめんなさい笑)

 

そして物語は後半へ。
不育症の検査を受けた沙月は家でふさぎ込んでいます。Babyの演奏を聴きながらベッドに横たわる沙月に気遣って声をかけるも、夫・修一は「妻が苦しんでるのに何もしてやれない」と悩むのでした。そして、サクラのもとへ訪ねます。
 
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「どうすれば妻を笑顔にさせてやれますか?忘れさせてやることが僕の役目なんだろうけど」という修一に対し、サクラは「奥さんを笑顔にしてあげたいと必死に頑張ってる姿は一番の治療になる」と励ますとともに、

「その思いはきっと明日につながります。」

と力強く伝えるのでした。

 

新生児科では、前回ペルソナを離れ小児循環器科へ修行に出ることを決めた白川が病院探しに苦戦し、今橋に相談していました。まずは自分に合った病院を自分で探すべきと言いつつ、白川を羨ましいという今橋。そんな今橋に驚く白川にこう続けます。

 

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「ここを出て勉強したいと思ったことはあるけど白川先生みたいに行動に移せなかった。だから白川先生の考えはすごい勇気だと思う。その勇気がきっと成長させてくれるはずです。思う存分勉強してきて。」

そんな今橋の言葉に感謝する白川に「僕も我儘いいかな?」とさらに続けます。

「またここに戻ってきてほしい。その時は今みたいに先輩と後輩の関係じゃなく、同じ立場で小さな命を一緒に救いたい。」

 

あああ!!サクラ先生、そして今橋先生!!!こんな主治医、上司、最高すぎませんか・・・。特に今橋先生と白川先生のシーンは、白川先生演じる坂口くんの顔が必死に涙こらえてて、逆にこっちがもらい泣き。ペルソナメンバーの人間としての器の広さたるや・・・。言葉の端々に温かい人間性をにじませるセリフが多く、本当に素晴らしい脚本だなと思いました。

 

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一方、救命科では下屋とゴローが束の間の食事をとっていると、脳出血を起こした36週の妊婦が搬送されます。一刻も早く血圧を下げる必要がありますが、おなかに赤ちゃんがいるため降圧剤が投与できません。そこで下屋は産科での知識を生かし、緊急帝王切開を提案します。救命科部長・仙道(古舘寛治)はその提案を了承し、処置室には新生児科も準備し、下屋の指揮のもと緊急分娩が始まります。「赤ちゃんのことは任せてください」と力強く言う下屋に救命科の先輩・加瀬(平山祐介)は「わかってるよ!」と頼もしく応えます。そんな下屋を仙道はしっかりとみているのでした。
 
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手術が無事終わると、サクラが様子を伺いに仙道のもとへやってきます。母体も赤ちゃんも無事と知りサクラも安心すると、仙道は今回の下屋の処置はよかったと伝えます。そして、サクラに「彼女は救命医になれるかな?」と尋ねると、サクラは言葉を選びながら

「下屋は打たれ強くて図々しいです。それと、よく食べます。」

と答えます。すると、仙道は安心したかのように「じゃあ使える駒(救命医)になるかもな」と笑って立ち去ります。その後ろ姿にサクラは深々と頭を下げるのでした。

そして下屋が救った赤ちゃんの様子を見ていると四宮もやってきます。「僕らも負けてられないね」というサクラに対し、四宮が「父親も同じことを言ってた」と言うと、サクラは「羨ましいな」と返します。

 

白川先生に続き、こんな上司いる!?というくらい、サクラ先生と仙道先生の温かさに、なんだか下屋が激しく羨ましいなと思います。裏で頭を下げてくれる先輩や上司なんてどれだけいるだろうか。また、自分がいないところで自分の仕事を見て感心してくれる上司がいることがどれだけ嬉しいか。頑張っている下屋だからこそ、なんですけどね。

 

ある夜、沙月は聞こえてくるピアノの音に目を覚まします。リビングに赴くと修一が電子ピアノを弾いていました。「Babyみたいにはなれないけど」と照れながらピアノを練習する夫の姿に、沙月は涙が止まらないのでした。

 

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そして後日、篠原夫妻は不育症の検査結果を聞きに、サクラのもとに向かいます。サクラから「次は妊娠できる可能性がある」と告げられるも、不安でいっぱいな本音を涙を流しながら打ち明けます。何度もせっかく宿った赤ちゃんを失う悲しみを味わいすぎて、検査のたびに妊娠してなかったことにホッとする自分がいると。子どもが大好きな夫に赤ちゃんを抱かせてあげたい、と泣き崩れます。そんな沙月を抱き寄せ「何もしてあげられなくてごめん」と支える姿を見て、サクラは「でも次はきっと大丈夫。本当につらい経験をした二人だからこそ大丈夫。」と断言し、そして・・・

「だって、こんな近くに世界一の味方がいるじゃないですか。」

と、夫・修一を見て断言します。そのサクラの言葉にまたもや沙月は涙が止まりません。

 

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私もここで号泣・・・。何度も手に入りそうで奪われるのを繰り返すとまた同じようなこと起こるんじゃないかって不安になりますよね。そしてその悲しみや苦しみをまた味わうくらいなら、いっそ元からない方がいいって思ってしまう沙月の気持ちが痛いほどよくわかります。だから胸が苦しかったです。

いろんな苦しみや悲しみを何度も重ねてしまうこともあるけれど、一人じゃないって思うことで乗り越えられることもある。「お前には負けんぞ」とか「待っている」という言葉から、自分が必要とされているって感じることでまた前へ進むことができる。そう思えるシーンの数々でした。

 

そしてラストへ・・・・

少し月日が流れて、4度目の妊娠で沙月が受診します。不安でいっぱいな沙月にサクラが震えた声で話しかけます。

 

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「赤ちゃんの心拍、確認できました!」
エコーから小さな命が一生懸命生きていることがはっきりとわかります。やっと篠原夫婦の念願が叶った瞬間でした。
そして私も自分のことのように胸がいっぱいになり、再び号泣。赤ちゃんができるって本当に奇跡なんだなと改めて感じました。
(うちの夫もこの夫くらい一緒に考えてくれたらいいな・・・。なーんて。)

 

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産科スタッフセンターで小松とサクラ・四宮が話していると、そこに下屋が。産科に入院している自分の患者の様子を見に来たというのですが、久しぶりの産科メンバーにはしゃいでいます。しかし、「お前と語り合ってる暇はないんだよ」と四宮が釘を刺すと、しょんぼりして救命の方に戻ろうとします。その下屋に「がんばれよ」とサクラは声をかけ、四宮と立ち去ろうとするところで、下屋は「鴻鳥先生、四宮先生!」と呼びかけます。
 
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「私は絶対、二人を超えますから!!」
知らないうちにたくましくなった下屋を嬉しそうに見つめるサクラと、「百年早い」と嫌味を言いつつ内心はめっちゃ嬉しい四宮。両者に見守られながら、のびのびと成長していくペルソナ産科の末っ娘・下屋に視聴者の私も目が離せないのでした。

 

最後に・・・今回最もニヤニヤしたシーンは、何と言っても倉崎先生の過去ですよね!笑

今の清楚で綺麗なママ女医さんからは想像つかぬほど、ガチのヘビメタ女だったのです。

 

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原作を読んでいるのでもちろん知ってはいたけど、何と言っても再現力の高さ!笑
倉崎先生演じる松本若菜さん美しすぎる・・・!!そして若かりしサクラと四宮も今より朗らかでかわいらしかった・・・。演じ分けがすごいですよね。笑

ぜひ、カラオケ行くと「ガンズアンドローゼズ」ばかり歌ってマイクを離さないヘビメタ好きな倉崎先生をもう一度どっかで出していただきたいです!笑

 

そして、コウノドリもとうとう最終話に向けてクライマックスへ・・・

 

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次回第10話は「出生前診断」のお話です。

もう観たから言うけど、涙の量が半端なかったです。

それはまた次回に。

 

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過去のコウノドリ記事はこちら

『コウノドリ』第1話を観て取り急ぎ言いたい。

『コウノドリ』第2話まで観て(前編)※ネタバレあり

『コウノドリ』第2話まで観て(後編)※ネタバレあり

『コウノドリ』第3話を観て ※ネタバレあり

『コウノドリ』第4話を観て ※ネタバレあり

『コウノドリ』第5話を観て  ※ネタバレあり

『コウノドリ』第6話を観て ※ネタバレあり

『コウノドリ』第7話を観て ※ネタバレあり

『コウノドリ』第8話を観て ※ネタバレあり

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大変長くなりましたが、最後までお読みいただいた方、

本当にありがとうございました!!!

 

mana