こんばんは。manaです。

見つけて読んでくださりありがとうございます。

 

今回は、コウノドリ2感想の続きです。

もしよければ前回記事「『コウノドリ2』第2話まで観て(前編)※ネタバレあり」を読んでください。

 

さて早速行きますかー。

大変長くなりますが、どうぞお付き合いください。。。

 

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続いて第2話。

冒頭はサクラ先生の診察室から始まりました。

「赤ちゃん“は”、順調ですよ」というサクラの言葉に安堵するのは、土村芳演じるウエディングプランナーの久保佐和子。でもその顔を曇らせるのはサクラから発せられる非情な宣告でした。

「子宮頚部腺がんの細胞が出ています。」

まず子宮頚部を円錐状に切除する円錐切除術という手術を行い、がんの進行度をより詳しく検査し、妊娠を継続するか判断するというのです。

 

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一方で、四宮は髙橋メアリージュン演じる・佐野彩加の赤ちゃん(みなみちゃん)の産後2週間の検診をしていました。何を聞いても「大丈夫です」と答える彩加に、助産師の小松も思わず「無理しないで四宮先生にストレス吐き出しちゃいな」と声をかけますが、職場のつらさを乗り越えてるから大丈夫の一点張り。でもその目はうつろでした。四宮はそれを静かに見つめます。

 

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あああ、どちらの女性も見ていて胸が苦しい。

ここまで開始3分半だよ?たったこの3分半という短い時間に2人の女性の苦しみがのしかかってくる展開に圧倒されました。幸せのまっただ中にどん底に突き落とされる佐和子の気持ちもいたたまれないし、本当はつらいのにそれを隠して「大丈夫」と言ってしまう彩加の気持ちもすごくわかります。

それにしても髙橋メアリージュンの演技にとても引き込まれます。カルテットでも良い役だったけど、今回のような鬱になっていく女性なんて今までのイメージになくて、女優として新境地開いていると思うのです。(上から目線ですみません・・・)

 

結果的に、佐和子の子宮頚部腺がんは進行していて、産むか産まないか、そして産む場合は妊娠をどこまで継続するかという厳しい選択を迫られます。福士誠治演じる佐和子の夫・慎吾に「もう子供を産める体じゃないから離婚してもいいよ」というシーンがあるのですが、そこで「産めるか産めないかで価値が決まるんじゃないよ」と優しく抱きしめるところが切なくて苦しかったですね。うちの夫が隣にいるのもおかまいなしに嗚咽しながら観ました。

 

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夫婦が悩むのと同様に、何が一番いい選択なのか悩むサクラは、自分が育った施設を訪ねます。そこで、育ての母から「どんな母親でも自分の手でわが子を抱きしめたいと思うと思うよ」と決断について背中を押されるのでした。

 

四宮はというと、場面は休日。とあるカフェで謎の女性と待ち合わせしています。

と、ここで初めて四宮の私服が公開されたのですが・・・シンプルカジュアルーーー♡

逃げ恥の時はトラッドスタイルで、あまり首元が空いてない(シャツは第一ボタンまで閉めてたし笑)のが多かったのですが、今回は源くんの鎖骨大放出じゃないですか!首筋フェチの私としては眼福この上ない♡♡♡

ちなみに着用している黒カーディガンは「nano・universe(ナノ・ユニバース)」らしいですよ。

 

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そして、「今世紀最大のスクープだ・・・」と偶然この場に遭遇し覗き見している、坂口健太郎演じる白川先生が柴犬のようでかわいすぎます。あぁ弟にいてほしい。「姉貴ー♡」とか「姉ちゃーん♡」って呼ばれたい笑。←なんだその願望。

 

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それはさておき・・・謎の女性と四宮の関係が気になりますが、四宮がタメ口なのに対し相手の女性は敬語で、さらに名前を呼ぶときは下の名前の「春樹」ではなく「四宮先生」。まるで上司と部下か、昔の患者?四宮の実家(産婦人科)が絡んでいるのかもしれません。

 

さて、話は戻り、カンファレンスにて佐和子のおなかの赤ちゃんをいつまで待つかということについて、母体を考え28週で産ませたいサクラと、産まれてくる赤ちゃんのリスクを考え32週まで待つべきだとする四宮の間で議論が交わされます。

ちなみに、そこで四宮がちゃんと下屋や新生児科の専門医に成長した白川に意見を求めている点から、二人の成長を認めてるんだな・・・と内心感じました。

 

最終的に久保夫婦の判断にゆだねることになったのですが、26週で産まれた赤ちゃんを実際にNICUで見学させることに。そこでは26週というリスクの高い出産を経たにも関わらず、幸せそうにわが子を見つめる母親と出会います。その見学によって、夫の慎吾は早産に向けて勇気をもらうのですが、相変わらず佐和子の顔は難しく曇ったままです。

28週で生まれたことで障害などを背負い、「自分がいなくなった後、夫が迷惑かけるのがつらいから赤ちゃんへのリスクがぎりぎり無くなるまで自分のおなかの中で育てたい」と言う佐和子。しかし、それを遮るように涙しながら絞り出すように言った慎吾の言葉がよかったです。

 

「一人じゃないよ。この子は佐和子と俺の子だよ。二人で育てるんだよ。俺たちで育てるんだよ。三人の人生だよ。・・・一緒に生きたいよ。」

 

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しのりんに喝を入れられているどっかの夫とは対照的ですね。その問題の彩加は無事に赤ちゃんの1か月検診が終わりますが、彩加の異変を感じていた小松によって「産後うつ」のテストを受けさせられます。結果については第3話に続くのかな・・・

 

28週で産む覚悟を決めた佐和子。その手術の説明を終え、病室を出た下屋に白川が声をかけます。そこで白川は「産まれたあとのことは任せろ。」と下屋にいうのですが、姉として(違う)「うわーん白川先生頼もしくなってるーーー♡」とキュンキュン。前から自信家なんだけど、言葉の端々から下屋とのつながりもシーズン1より強くなっている気がして今後の展開に期待です。

 

そしてラストへ。

久保夫婦、サクラの決断が吉と出たかこの皆の笑顔でわかりますね。

 

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「ちょっと早く産まれちゃったけど、赤ちゃんがご家族と生きていくためにこの誕生日を選んだんです」

という、今橋先生の言葉がまた泣かせるんだ・・・。

 

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(しのりんも笑ったーーーー!!!)

これから先どんな困難があってもこの夫婦なら大丈夫と思わせる土村芳さん・福士誠治さんの熱演でした。(さすがです!!)

そして、もし私の身にこの佐和子のような現実が降りかかったら、どうするだろうか。また、うちの夫はなんて言ってくれるだろうか。夫は黙ってこの回を一緒に見ていたけど、きっと夫なら私と赤ちゃんが生きるための最善の道を選択するよう言ってくれるかしら・・・と信じている。まだ私たち夫婦は妊娠・出産を経験していないので、この厳しい選択の苦しみや自分を犠牲にしてでも「産みたい」という母としての気持ちは全部はわからないけれど、誰にでも降りかかることとして考えさせられるのでした。

 

さらに、子宮頸がんワクチンのことが言及されていて、とてもよかったと思います。

副反応についていろいろ問題があったなど、世間の意見はばらつくと思いますが、こうやってドラマで取り上げることで子宮頸がん予防や理解の布石になればいいと思うのです。ドラマで描かれたスタッフ同士の議論のように、身近な間でもいろいろ議論されて、世間の認識が深まればいいなと思います。ドラマ制作陣の覚悟が感じられました。もうワクチンを打つ年齢ではないけれど、検診だけはきちんと受けなければいけないですね。

 

また、今回はしのりんVS小松さんが2回もあってニヤニヤしちゃいましたね。

~ROUND1~

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四宮「小松さん・・・」

小松「うん?」

四宮「久々に間近で見ましたけど、増えましたね・・・」

小松「・・・何が?怒」

四宮「いや、なんでもないです」(そそくさと去る)

小松「何が?何が?ってわかってんだぞ、四宮ぁ!」

(追いかけようとするのを下屋に止められる)

 

~ROUND2~

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四宮「まだ怒ってるんですか」

小松「別に」

四宮「そんなに怒ってばっかりいると繁殖し続けますよ。」

小松「繁殖?」

四宮「小じわが。」(そそくさと去る)

小松四宮このやろぅ!

下屋「だめ、小松さん落ち着いて!!」

(追いかけようとするのを下屋に再び止められる)

小松「あいつ今ちら見した!腹立つ・・・

ちょっと!鴻鳥先生なんで笑ってんの?私の味方でしょ!」

(笑いをこらえ切れないサクラ

 

そして次回はとうとう彩加の産後うつに話が移るようです。サクラの心に陰を落とす出来事もこの産後うつと関連があるような描写もあったので、この夫婦の展開も気になりますね。うちも共働きで夫が深夜帰宅&休みが取れない仕事なので、うちも子どもができたら「※インティライミ化(笑)」するんじゃないか。いや、させない。夫婦の問題としてきちんとコミュニケーションとらないといけないんだろうな。

どのようにペルソナのメンバーがこの問題に向き合うのか、次回まで待てません!!

 

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※インティライミ:経産婦に空気が読めない言動を繰り返す無神経夫のことをいうtwitter造語

(ナオト・インティライミさんご本人は全く悪くありません!!!!笑)

 

シーズン2は「産まれるという奇跡」にばかり着目せず、「産まれたあとの現実」にも踏み込んでいます。源くんファンとして結構しのりんキャー♡♡となりがちだけど、このドラマが伝えたいテーマ・メッセージや制作陣のこの作品にかける熱量を感じ取っていきたいと思うのでした。

 

また次回書けたら書きまーす!

 

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今期他のドラマも見てるんですが、他の記事で書けたらいいんだけどな。

大変長くなりましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

 

mana