こんばんは。manaです。
見つけて読んでくださりありがとうございます。
気が付けば、12月も後半。秋ドラマも最終回を迎え特番ばかり。
コウノドリも今週とうとう最終回・・・寂しい!!
さて今回は第8話(まだ8話笑)またまた大変遅ばせながらあらすじ&感想記事です。
今月からずっと忙しくて全然間に合わなかったー!笑
でももうここまで来ると意地でもコウノドリだけは全話書きたいのでお付き合いください。笑
第9~10話はまた別日で!!
第8話メインは源くん演じる四宮と坂口健太郎くん演じる白川先生。
二人の医師としての将来を左右する重要な回となりました。
それでは大変長くなりますので、ご興味ある方だけLet'sスクロール!!
※以下完全ネタバレとなりますのでまだ観ていない方はご注意ください。
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前回のラストで突然Baby(=サクラ)のライブに訪れた四宮(星野源)。物憂げにBabyの演奏を聴いています。(その憂いを帯びた背中Gooood!!という私の叫びはさておき笑)
ライブ終了後サクラ(綾野剛)を呼び出し、「四宮にはやっぱりバレてたか」と驚くサクラをよそに、四宮は「相談があるんだ」と切り出します。「ピアノって魔法みたいだな・・・」とおもむろにピアノを触りながら、サクラの研修医時代を振り返りつつ、自身が“胎盤早期剥離防止”の研究のため大学から誘いを受けていることを告白します。四宮がこの早剥にこだわっているのは、2年前の自分が受け持っていた早剥の妊婦から生まれ脳性まひのまま亡くなった「つぼみちゃん」の件があったからでした。
それを十分に理解しているサクラは四宮を引き留めることなく、「いいと思う。四宮が自分で選択するべきだ。自分が行くべき道を。」と背中を押します。ただでさえ人員が少ないペルソナの現状を心配する四宮に「僕だってちゃんと考えてるんだよ。」とサクラは続けます。
そんな微笑ましいやり取りの中、四宮の携帯が鳴ります。それは、実家に住む妹・夏実(相楽 樹)でした・・・
妹から父・晃志郎(塩見三省)が倒れたと連絡を受けた四宮は、実家のある石川県能登に向かいます。父は能登の小さな総合病院で産科医として町のお産を守り続けており、四宮が着いたその日も普段通り外来で妊婦の診察をしているのでした。
その頃、四宮不在のペルソナでは妊婦・風間真帆(芦名星)が出産の真っ最中。なかなか産まれず、新生児仮死の状態で産まれます。新生児科医の白川が迅速に対応し、命を取り止めますが、研修医・ゴロー(宮沢氷魚)とのやり取りや処置の様子を見ていたサクラは白川にある不安を抱くのでした。
その様子をサクラは見つつ、リクルート活動から戻ったセンター長の今橋(大森南朋)と2人になり、今の白川について心配します。自信を持ち出した時が一番危ないと・・・
一方で四宮は久しぶりの実家で父・晃志郎と妹・夏実と夕食の時間を迎えていました。夕食が始まる前に、と四宮が切り出します。父・晃志郎はステージ4の肺がんで予断を許さない病状だったのです。産科医を引退し入院治療に専念することを進めるも、父は頑なに受け入れません。
「だったら生きろよ」
その父の想いを聞いて四宮は絞り出すように本音をぶつけます。その言葉には同じ医師としてはもちろん、息子として父に生きてて欲しいという願いも強くこもっているのでした。
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ここまでが前半。長っ!笑
ちょいと白川先生の若さゆえのガッつき具合が心配になってきました。また、しのりんのプライベート大放出!!しのりんエピソードは原作にはないので展開が楽しみです。
今作はただ出産の奇跡ばかりを描くのではなく、そこで働く医師自身の心情や背景を細かく描いています。
白川先生は専門医となり知識や経験が増えてきて、医師としての自信をつけてきた中で、他の環境に触れ、上を目指したいと思うようになります。これって誰にでもあるあるですよね。入社して数年たってある程度任されたりすると自分の会社がいかに遅れてるか感じたり…だから白川先生の気持ちはよくわかる。でもその意識が自分しか見えてなくて、周りの声が聞こえなくて独りよがりになっていく姿がリアリティがありました。でもあんなに心配してくれてる上司がいるのはありがたいんだぞ!しらぽん!!笑笑
そして、我らがしのりん。石川県能登出身だったのね!勝手に長野なイメージ。四宮は海より山?みたいな。あ、でもやっぱり冬の日本海の寒々しさも似合うー♡・・・って本筋はそこじゃない。笑笑
四宮先生は過去の経験から早剥の研究をずっとしていて、大学に戻るか悩んでいたところで父親が病気だとわかります。心のどこかで「自分の親はいつまでも元気」という気持ちってあると思うんですよね。私もあったのですが。でも自分が年を取った分、当然親も歳をとるわけで、頑なな親の前で親子の立場が変わるときもあると思うのです。でも、やっぱり職業人として先輩ではあっても、いつまでも親は親。息子としての「だったら生きろよ」というセリフには涙が止まらなかったなぁ。(もともとの台本から本番で変更になったそう。とてもよかったですよね。)
「赤ちゃんにはごめんねではなくて、“がんばってるね。えらいね。”と伝えてあげてください」
これは泣けて仕方なかった。私の実兄が生まれた時のトラブルで脳障害を負ったこともあり、その時の母の気持ちを想うといたたまれなかった。そんなときにこんな風に言ってくれる産科医がいたら少しは救われるかもしれない。
サクラも立ち会い、真帆の病室で病状と他院に搬送し緊急手術が必要なことを説明するも、真帆の夫は「医療ミスだ!」と激昂します。白川はその怒声と自分の過ちの大きさに震え、うまく説明できなくなり、代わりに今橋が説明します。感情的になる夫とは対照的に努めて冷静に聞こうとする真帆。その真帆を見守るサクラに促されるように転院と手術を了承します。
「自分のミスは最後まで責任をとりなさい!」
さすが怖かった~笑
大森南朋さんアウトレイジ出てるだけあるわ~っている凄みを感じました。笑
でも白川先生、これは言われて当然。自分のミスから逃げてはいけないんですよね。
白川の同行のもと、ドクターカーで提携先の大学病院に向かう車中、気まずそうな白川には目もくれず真帆は息子に「カオル、偉いね。頑張ってるね。」と声をかけ続けます。その必死な母親の姿を見て、白川は自分が見失っていたものに気づきはじめるのでした。
大学病院に着くと、白川はあっさりと帰され、帰りの電車賃はおろか財布ごと忘れたことに気づき途方に暮れます。すると後ろから、かつての新生児科の先輩・新井(山口紗弥加)がひょっこり現れます。2年前にペルソナのNICUで働いていましたが、自身の責任感の強さからバーンアウトし、今は大学病院の小児科で非常勤として働いていたのでした。
数日後、赤ちゃんの手術が無事終わり、風間真帆の退院の日。白川はロビーで夫婦とすれ違いますが無視されます。しかし、そこを呼び止め、白川は自分の力不足を謝罪します。その様子を下屋が見つめていました。真帆の夫は憮然とした態度のままですが、真帆は白川と向き合い「お世話になりました」と行って去ります。
夫婦を見送った後、白川は悔しさが溢れ号泣します。
そこに今橋が訪れます。悔しいと言う白川に
「うん。その気持ち忘れないでね。」
と、厳しくも後輩愛に溢れた言葉を投げかけます。
「一日一生」・・・そのメッセージに込められた思いを噛みしめるように四宮はそのカードを見つめます。
屋上では、白川が今回のことを振り返り、下屋に反省の気持ちを吐露していました。そして…
「俺、ペルソナ辞めるわ」
白川は今回のことを踏まえ、小児循環器科で研修をしたいと決意を口にします。そしてもっと力をつけて最強の新生児科医になると宣言します。そんな白川を下屋は笑顔で送り出すのでした。
その話は産科スタッフの耳にも入り、驚くメンバーに対して、センター長の今橋は「医師として成長したいと願っている後輩の背中を押してあげたい」とし、皆それに納得します。四宮の複雑な表情を除いて…
その後四宮のオペ中に、父親が倒れた連絡が入ったところで第8話はエンディングでした。
久しぶりに新井先生が登場し、かつての後輩の白川先生の背中を支えます。同じ経験を経たからこその言葉に重みがあり、自分が必要とされてることへの感謝の気持ちと責任を思い出させてくれるのでした。悔しいと泣く白川先生には私ももらい泣き。そして抱きしめてあげたかった…姉として。笑笑
そして上を目指してたところから“先を目指す”ことにシフトし、結果的にペルソナを離れてしまうことになるけれど、素晴らしい決断でしたよね!そしてそれを送り出す上司としての今橋先生にも泣けました。ほんとペルソナメンバー最高すぎるし、嫌な人が1人もいない素晴らしい職場で羨ましい。
白川先生にはパワーアップして帰ってきてもらって、ぜひ進化した下屋先生とともにシーズン3やってもらいたい、なんて淡い期待をしてしまいます。
男性ってやはり父親には特別な感情があると思うのです。ましてや同じ職業だと特に。憧れや尊敬もあるだろうし、時代や考え方のジレンマもあると思うし。そんないつまでも大きい背中と思っていて追いかけていた父親が老いて弱って行き、いつの間にか自分より小さい背中になっていたことに気づき、それでも父はやはり一日一日を強く生きている姿を見て、四宮先生は色んな思いを感じたんだろうなと思います。その姿を源くんはとても真摯に演じられてたなと思います。そして、能登の海産物クイズのシーンはただただ可愛かったです。笑笑
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2周遅れの記事なのでもう今週最終回なんですよね~寂しすぎる!!
第9話は急いで書けるかな~。第10話は間に合わなさそうだ。。。笑
第9話は四宮先生を中心とした回になりそうです。
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過去のコウノドリ記事はこちら
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大変長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
mana