こんばんは。manaです。
見つけて読んでくださりありがとうございます。
だいぶ遅ればせながら、コウノドリ第4話感想。
もうあと2時間で第5話始まっちゃう!!笑
少し長くなりますので、どうぞご興味ある方だけLet's スクロール!!
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安めぐみ演じる妊婦・秋野蓮は長女・美奈への子育てに悩んでいました。わが子を愛せてないのは、帝王切開で産んでないからではないかと、ある日トーラック(帝王切開後の自然分娩)を希望し、紹介状を手にペルソナのサクラの元へ訪れます。
やはりどこの病院でも対応してくれるわけないんですよね、リスク高すぎて。
また、旦那さんの無関心さや、夫婦での出産に対する温度差が顕著な幕開けでした。
そんな中、センター長の今橋(大森南朋)は休日返上で人員確保に奔走。今橋のいないNICUでは新生児科で一人前と成長した白川(坂口健太郎)が頼もしく働いています。
医師も赤ちゃんも必死に命と闘っているNICUにて、片時も目が離せない容体の赤ちゃんがいるにも関わらず旅行に行ってしまうという緊張感のない両親がいて、白川は憤りを隠せません。でも両親に諭す白川は、以前の白川とは違いました。
「ここは託児所じゃありません。」
「(中略)もう家族なんです。」
確かに病気や障害を抱える子をもつ両親もずっと緊張はしていられない。
でも、うちも兄が脳性小児まひで入退院が多くて、親は泊まり込みで看病していることも多かったからこそ、この両親の言動には余計に「ありえない!」と引いてしまいました。
ただ、白川が本当はもっと怒りたいのに、言葉を選んでる様子が演じられてて、成長が感じられてとてもよかったです。また、特に赤ちゃんに挿管するシーンは、赤ちゃんだけに集中していてベテランぽいというか、ひとつひとつの目線の配り方や所作が医者としてリアルな感じがよく出ていて素晴らしかったです。
(ユッキーナの出演は演技が・・・だったのでスルーします!笑)
そんな白川の成長も垣間見える中、併せて印象的だったのは、2年前研修医だった下屋(松岡茉優)も後輩を持ち、その接し方に悩む姿でした。
周りがどんなに忙しくしていても、定時きっかりに帰ろうとする吾郎(宮沢氷魚)。どこかやる気の感じられない吾郎に下屋はに苛立ちを隠せません。現場の限界を肌で感じている若手二人のこの会話シーンはなんだか感慨深かったなぁ。
(坂口君の慣れた感やっぱかっこいい。弟にしたい。←2回目笑)
トーラック希望の秋野夫婦に話は戻り・・・蓮の希望を優先してあげたいサクラと、ただでさえ人員不足なのに子宮破裂の危険があり、緊急事態を巻き起こしかねないトーラックはリスクが高すぎると考える四宮(星野源)は激しく意見が対立します。
お互いを信頼し合っているからこそ、本音で言い合える二人の関係がなんだか羨ましい。
サクラを見つめる四宮の目がなんだかんだ優しいんだわーー愛だわーー。(違う)
厳しいこと言っているけれど、新生児科も麻酔科にも配慮して、かつ、サクラの気持ちもわかったうえで嫌な役目を引き受けている、思いやりの塊である四宮が愛おしくて仕方ない。笑
さまざまな現場経験のあるベテランの小松が二人とも正しいと言い、思わず下屋がニヤニヤしながら「サクラと四宮ねー・・・サクラと四宮ねー!」って呼び捨てしたくなるような素敵な関係であり、医師としても素晴らしい二人なのです。
結局、ペルソナとしても母親の希望に沿うという選択でトーラックを受け入れることとなり、蓮はトーラックで出産できる安堵と喜びでいつもより柔和に家族と接していました。ある日急に陣痛が始まり、ペルソナに急ぎますが、蓮の夫・壮太(前野朋哉)はここにきても他人事。
インティライミを超える衝撃発言をぶっ放します。笑
夫「産まれるのって何時ごろですかね?」
小松「は?」
夫「産まれる予定時間わかってたら聞いておきたいなと思って。もし間に合えばこの後同僚たちと屋形船に乗る予定が・・・」
小松「屋形船!?」
夫「あ・・・、す・・すいません。」
小松「(再度振り返って)屋形船!?」
小松さんの言い方に思わず爆笑したけど、夫として「ないわー」って感じですよね。
でも男にとってはそれくらい出産って実感がないもので、予定通りに終わるものだと思っているものなのかしら。
陣痛に苦しむ蓮。でも子宮口が開いておらずまだまだ出産には時間がかかりそうです。トーラック希望のため、子宮破裂のリスクがあることから陣痛促進剤は使えず、夫はただただおろおろするばかり。そんな光景を見ていて吾郎は、なぜそこまでして自然分娩にこだわるのか疑問を四宮にぶつけます。しかし四宮はサクラの考えを踏まえたうえで、産科医としてあるべき姿を吾郎に冷静に諭しました。
「それで産まれて、お前は心からお母さんに『おめでとう』って言えるのか。」
切った方が赤ちゃんや母体にとってもいいのではないかという吾郎に、まだ切らなくていいものを切ることは優しさじゃないと、医師としてのプライドや真摯な姿勢を説いた四宮。
最後に「自分の目で確かめてきたらどうだ」と促している部分も、ぶっきらぼうなくせに後輩をちゃんと育ててる四宮に感動しちゃったよー。やはり今期四宮への好感度あげすぎじゃないかー。笑
子宮口が開くのを待つのにも限界を迎え、とうとう帝王切開に切り替えるか選択を迫られますが、蓮は激しく抵抗します。「頑張って下で産んで、もっといい母親になるの!」という蓮に、長女の美奈が泣きながら訴えます。
「ママは頑張ってる!」
そこで私の鼻がツーン。涙。
正直、今回のストーリーはいまいち感情移入できなかったんですよ。
なんでそこまで自然分娩にこだわるのか、産道を通った方が愛情が産まれるという迷信的なものを信じるのかがわからなくて。でもそれはたぶん産んだ経験のある人しかわからないんだろうけど、一種のコンプレックスなんですよね。
“普通はこうあるはずなのに自分はできなかった。そうなれなかった”っていう。
そのコンプレックスから解放されるには、自己肯定しかないわけで。認めてもらうしかないわけで・・・。それを娘や夫が言ってくれたことでやっと蓮は帝王切開に切り替えることを了承します。
いざ、帝王切開。というシーンで吾郎が前立ち(第1助手)を務めることになったのですが、下屋が執刀医ということに感動。そして以前自分がサクラにされたように、集中できてない吾郎に頭をゴツンと突くところにジワジワくるものがあったのです。
吾郎はペルソナ産科メンバーの真摯な姿勢と、出産に壮絶な思いをもって臨む母親を目の当たりにしたことで、無事に生まれたことに感情を爆発させ、執刀医の下屋より真っ先に祝福の言葉を蓮に投げかけます。
(ただね、吾郎君。手術の手順くらいは頭に叩き込んでから手術室に入ろうね。笑
観ててハラハラしちゃったよー笑)
最後にサクラにあいさつに行ったシーンで、四宮も同じく「ジュニア君」だったことが明かされます。それを聞かされたあとで、四宮から「もう戻ってこなくていいからな。せいぜいそっちで頑張れよ、ジュニア君」と言われたらもうニヤニヤが止まりません。
四宮「・・・ふんっ!」
この最高のバディ感漂わせるラスト、最高かよ♡笑
って感じで第4話は締めくくられました。
こんなにほんわかしたラストで終わったので、次は重めのテーマで来るのは間違いなく、
第5話はきっとつらい展開・・・。心して観ないと、と思うのでした。
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今回第4話は、正直に言って妊婦さんやお母さん役のキャラクターにあまり感情移入ができませんでした。その代りに医療現場の人手不足や新人の成長と葛藤が描かれてて、そこのリアルさには共感した回でした。
そしてそして・・・私的MVPはケンケンこと坂口健太郎演じる白川でした。
小児科医として成長しているところや余裕ができていて、とてもよかった!
下屋もそうですが、成長して責任が増えたゆえに感じる変化や壁にぶち当たる回があるようなので、今後も楽しみ。
やはり前の職場関係の人でした。
でも四宮はもしかして好きだった・・・のかしら??なーんて。
まだまだ気になる展開がありそうです。
今後も見逃せませんね!!
大変長くなり乱文となりましたが、
最後までお読みいただいた方ありがとうございました。
mana