とは言っても、まずは少しですが……

 

超久しぶりに更新しました。

続)背徳の夜、悦びのなか義兄に抱かれ続ける」ですが、本当に久しぶりの更新です。

 

本編はもう数年前に書いたんだなぁって思うと、それから随分放置していたんだって情けない話ですが……

いやいや、プライベートではいろいろありまして小説書く時間はあっても、なかなかそんな状況になかったので、まあ、簡単に更新とはいかなかったんですが。

 

出来るだけ頑張って早く完結させたいなぁって思っています。

 

そして、

ヒロインのソフィアとヒーローのウィリアムの身分差を超えた愛をしっかりと楽しんで貰えたらなって思ってます。

今回の更新分から少しはエロいシーンが続きますが、久しぶりに書いたエロエロな二人、ちょっと破廉恥な二人ですが、楽しんで貰えると嬉しいです。

 

それから、

この後、新キャラ登場です。

そのキャラがこのストーリーでどんな働きをするのかも、お楽しみくださいね。

 

ってことで、

以前公開していた小説投稿サイトメクるが閉鎖になりましたので、続きは私のホームページの方にて公開中です。余裕が出来れば、本編ともども他の投稿サイトでもUPするつもりです。

まずは、更新分、お楽しみください<(_ _)>

 

ゆきのホームページはこちら

「続)背徳の夜、悦びのなか義兄に抱かれ続ける」はこちら

 

 

と言う記事やテレビ番組なども見かけますが、

 

全国的に福岡と言えば豚骨ラーメンって印象強いですが、

実際地元にいると、それほどラーメンは食べません。

 

あ、インスタントラーメンは食べますよ。でも、どっちかというと豚骨より味噌が今は多いかなぁ。

昔の豚骨は美味しかったと思いますけど、最近は醤油豚骨って感じのお店が多い気がするのは私だけかなぁ。

 

そもそも、ラーメンより、普通はうどんをよく食べます。

それに、福岡って意外とうどん屋さんが多いんです。

我が家でも、食べるときは連日持ち帰りうどん食べたりとかwww

 

かと言って、近くのラーメン屋さんへ食べに行くってのは殆どないかな。

若い人や男性はそこそこラーメン屋行ってますけど、うどんはそれ以上多いんじゃないかなw

それくらいこちらではうどん食べますね。

 

ただし、

コシがあってはいけません(笑)

福岡はとってもやわらかい麺なんです。

箸で持つと、プツッと切れるくらい柔らかい麺が大好きです。

 

それにごぼう天欲しいですね。

肉もいいけど、だったらカレーうどんがいいなぁ。

トッピングにカレーではなくて、出汁で煮てあるカレーだと思うんですが、それが汁代わり。カレールーにうどん麺が入っているって感じで食べるんですが。

まあ、それはお店で違いますけど。でも、このカレーうどんが美味しいんです。

 

ってことで、

意外に福岡県民ってうどん大好きです。

だから、ちょっと車を走らせたら、どんな田舎にもうどん屋あります(笑)

ラーメン屋さんは探さないとないけど、国道走ったら、ぜったいにちょくちょくうどん屋見かけます。

そして、どこも多いw

 

お昼時、駐車場まで行列するお店もあるんです。

 

ああああ、なんかうどん食べたくなったなぁ。

 

 

そして、

久しぶりにTLファンタジー続き書いてます。

「続)背徳の夜……」もう少しお待ちください。

とってもホッとなシーンと、新たな展開のエピソードが始まりますので。

数日中にUPしたいと思っていますので、宜しくお願いします(*´∇`*)

UP先はHPになります。

 

ではでは~

 

 

 留美が専務室で会った郁未の婚約者と思っていたいた女性は郁未のいとこだった。それが判ってホッとしたものの、留美は郁未の政略結婚の相手が何処の誰なのか気になる。

「判らないのか?」
「え?」

 郁未は俊夫の罠にすっかり嵌まってしまったと舌打ちしたが、困惑した顔をして隣で膝を抱えて座る、留美の姿を見て苦笑する。

「そう言えば、毎年親父さんの親友からワインを貰っていたと話していただろう?」
「あのワインが何か?」

 ソファから立ち上がった郁未がリビングの奥にある縦長のワインセラーから1本ボトルを取り出した。そして、そのワインを留美の前へと差し出す。
 ワインを受けとった留美は、ボトルに貼付されているラベルから銘柄を確認する。

「これ、お父さんの親友から貰うワインと同じだわ」
「これで納得いったか?」
「え? ってことは……」

 ニヤリと笑う郁未。
 留美はやっとここで事の真相がすべて理解出来た気がした。

「そう、留美の父親の親友は俺の親父だ。そして、きっとこの縁談を持ち出したのも俺の親父だ」
「え……え?! それって……」
「そうだ、最初から俺たちを結婚させるつもりだったんだ。親父たちの策に嵌められたってことだよ」

 悔しそうな顔で言う郁未だが、挙式を終えた初夜に目の前にいるのが留美だと思うと、俊夫への不満もどこかへと吹き飛ぶ。怒りは通り越し、逆に感謝したい気分だ。
 もし、俊夫がこのような悪戯まがいな縁談を持ち込まなければ、今の留美との出会いはなかったと。

「留美を得ることができたんだ、親父の悪巧みも許してやるか」

 フッと笑った郁未は留美の前に立ち、前屈みになると留美の頭を抱き締め頬に口づけする。

「新婦が留美と判るまで俺は生きた心地がしなかった」
「うん、私も」
「結婚を命令されて俺は地獄へ突き落とされた気分だったんだ」
「私も、郁未意外の人に……どうしても無理って……怖かった」

 ソファに片膝付いた郁未が留美からワインを取り上げると、ポイッと横へ放り投げ留美を胸にギュッと抱き締めた。

「なあ、ハネムーンは何処へ行きたい?」

 まだ二人のハネムーンは決まっていなかった。
 挙式も披露宴も両親によって取り決められたが、何故かハネムーンだけは当人たちだけで決めろと言われ、行き先も日程も何もかもが未定だ。

「ここでゆっくり過ごしたいけど、でも、行きたい所があるの」
「それは?」
「あのポスターの島よ。ホワイトウェディングの島へ連れて行って」
「愛しい奥様の意のままに」

 郁未は軽くチュッと唇に触れると留美を抱き上げた。
 転がるワインボトルは放置し、リビングルームの明かりを消し部屋から出て行く。
 外はすっかり夜空となり、煌めく星が二人の幸せを祝福しているようだ。
 寝室へと入っていった二人は、外の冷気さえも暖めてしまうほどに熱い時間を過ごす。
 そして、一晩中愛を囁く二人だが、それだけでは時間は足りない。
 もっと、もっと――二人の愛の巣で、二人の愛は続く。 

 

 

 

「大丈夫だ、息子に任せとけ。アイツなら両家の跡取りを何人も産んでくれるぞ」
「跡取りなんぞ一人いれば十分だろ」
「いや、一人では安心できんな。多ければ多いほどいい」

 披露宴会場の後方では両家の父親が跡取りとなる子供の数で言い争いを始めていた。その騒動に気付いた他の客らは二人のやりとりに興味を示し、一斉に披露宴会場の視線が父親へと集まる。

「ねえ、あの二人って本当に親友なの?」
「たぶん、きっとそうなんだろう。親父があそこまで砕いて会話する相手なんだ……」

 披露宴会場の華やかな舞台、新郎新婦の後方には金屏風と季節の素晴らしい花々が生けられた大きな花瓶が飾られ、出席者の誰もが見惚れてしまいそうな装飾だが、皆の心は最後列の親へと引きつけられている。
 会社役員をはじめ、その他の客から祝辞を受け終わったばかりで、粛粛と進んでいたのに、父親の会話にすっかり場の雰囲気がお流れになったのを見て、スタッフが留美にお色直しを促し退場させた。

「また着替えるんですか?」

 何も聞かされていなかった留美はスタッフに連れて行かれるままに、新婦の控え室へと向かった。そして、そこでは郁未が思い描いていた留美の美しいウェディングドレス姿へと変えられていく。
 最後のお色直しが終わった留美が披露宴会場へと入っていく。
 すると、快晴の庭園に上空から雪のようなふわふわとしたものが舞い落ちる。

「素敵……」
「これ、本物の雪?」
「冷たいわ、これ、雪よ」
「すっげーな、どうやってるんだ?」

 留美の登場と同時に結婚行進曲が流れるが、それに合わせて空からは粉雪が舞い散る。

「留美……きれいだ」

 郁未はウェディングドレスを下見した時から留美に似合いそうなドレスだと思っていた。しかし、想像以上に愛らしい留美に郁未は魅了される。
 留美がそばまでやって来ると、すぐさま郁未は跪き留美の右手を掴んだ。そして、留美の手を自分の額に当て祈るような仕草をすると、次に自らの唇に当てた。

「恥ずかしいわ……」

 やはり披露宴で一番目立つのは花嫁だ。
 留美が会場入りしただけでも一斉に会場の視線を集めるのに、その花嫁の前に跪く新郎に誰もが期待の目を向ける。

 

 

「留美、きっと幸せにするから。だから、一生そばについていてくれ」
「郁未……」
「俺の花嫁」

 嬉しそうに微笑む郁未のその笑顔は、留美が知る郁未の笑顔の中でも最高に幸せに満ちた笑顔。それだけで留美は幸福感を味わう。

「ああ、私幸せよ」
「今夜はもっと幸せにしてやるよ。覚悟してろよ」
「郁未!」

 多くの人の視線を集める中での嬉し恥ずかしセリフに、留美が羞恥心で顔を茹で蛸のように真っ赤に染めると、周囲のヤジに構うことなく郁未は愛しの花嫁を抱き上げる。

「おお、新郎キスだ!」
「花嫁にキスを!」

 一気に場が盛り上がり新郎新婦にキスコールが起こる。
 お姫様抱っこをした郁未は、両親や親族の視線を感じていても、戸惑う事なくみんなの期待に応えるようなキスを留美の唇にする。

「愛してる」

 何度もお互いの唇を啄み、甘い吐息とともに愛の言葉を囁きあう。
 そして、離れ難い二人の唇はとどまることを知らず、熱い口づけへと変わっていく。久しぶりに触れた唇にキスを止められない二人。もっと温もりを感じたくて情熱的なキスが続くと、流石に披露宴会場は二人の熱に当てられ静まり返る。
 あまりにも二人のキスが燃え上がり、見ている客らの方が恥ずかしくなる。

「おーい、そのまま押し倒すなよ」

 来賓の席から飛び出したセリフに一気に会場は笑いの渦に。
 二人の熱々ぶりに再びヤジが飛び始めると、郁未は留美に夢中になりすぎたと、そこでやっと顔が離れる。

「留美、ああ、俺の留美だ」
「郁未、好き。大好き」

 愛しい花嫁をいつまでも抱き締めていたい郁未は、スタッフから促されるまで留美を抱き上げていた。留美もまた郁未の逞しくて暖かい腕の中にいたくて、郁未の首ったけに抱きついて離れない。
 披露宴は最後の最後までラブラブな二人に当てられっぱなしのままで終わる。
 来客も親族も終始見ていられない光景が続いたが、二人の幸せな笑顔に誰もが心温まる良い結婚式となったと感じた。

 ――そして、結婚式を終えた二人が迎えた初夜。
 何故か二人は郁未のマンションにいた。
 ウェディングドレスとタキシードを脱いだ二人はいつものルームウェアに着替え、リビングのソファで寛いでいた。

「ええ? じゃあ、あの時一緒にいた女の人って……」
「そう、あれは俺のイトコだよ。イトコは最近結婚式を上げたばかりで、自分の経験から幸せな花嫁に相応しい衣装を自分が選ぶって言って」

 

 

 

「留美?! 留美なのか?! でも……どうして留美が?!」
「い、郁未……な……の?」

 留美同様に目を丸くして驚く郁未が目の前に立つ。日本髪を結った姿が愛らしく、慎ましやかな留美の白無垢姿に郁未の心臓は高鳴り胸を貫かれた気分だ。
 頬は薔薇色に染まり、耳朶まで真っ赤になった郁未は感極まり瞳が潤む。それは留美も同じで、今日バージンを差し出す新郎が郁未であったことに感激し涙が流れる。

「新郎も新婦も何か異議はあるか?」

 俊夫がにやけ顔で二人に質問する。留美と郁未はしばらく見つめ合うと微笑みながら「異議はありません」と声を揃えて返事する。

「挙式を始めて下さい」

 俊夫は二人の挙式を執り行う神主に会釈しお願いする。
 留美は自分の想いの強さに夢か幻を見ているのかと、挙式の間中、瞳を潤ませながら郁未から視線が外せなかった。そして、それは郁未も同じで、狐につままれた気分で偽物の留美ではないのかと、終始留美から目が離せなく、挙式が終わるまで信じ難かった。
 神前結婚式を滞りなく終え、二人は神の御前にて愛を誓った。事前に式場から用意された誓詞を読み上げただけだが、郁未の心のこもった誓いの詞に留美は胸が高鳴り夢心地を味わう。

「留美、きれいだよ」
「郁未も素敵よ」

 神前挙式は既に終わり、親族が会場から次々と退場していく間も、二人の視線は重なりいっときも離れない。
 何故、二人が新郎新婦にすり替わったのか、その理由は謎だが、今の二人にはどうでも良かった。お互いに親が決めた見知らぬ人が結婚相手ではなかったのだ。
 一度は想いが通じた二人が別れる原因になった「賭け」も、今の二人には然程重要ではない。今、二人にとって大事なのは、新郎が郁未であり新婦が留美であることだ。

「愛してるよ、留美」
「私も愛してるわ、郁未」

 親族が全員退場した後、神の御前に残った二人は寄り添い抱きしめ合うと顔を重ねる。触れ合う唇は喜びに震え、愛しい相手にやっと触れられた悦びに離れ難くて、いつまでも重なり合う。
 熱い吐息が双方の唇に吹きかかり、身体の隅々までその熱が拡がって行く。

「ああ、このままベッドにさらって行きたいよ」
「ダメよ。夜まで待って」
「拷問だな」

 やっと二人の顔に笑みが浮かぶ。それも幸せに満ちた至福の笑みが――

 

 

 二人の熱愛ぶりに当てられたスタッフらは、新郎新婦をお色直しの準備に取り掛からせるだけでも一苦労し、寄り添っては見つめ合い二人の世界を作り上げている新郎新婦をそれぞれの控え室へ案内するのは、お色直しの度にスタッフらは苦悩させられることになる。
 披露宴会場となる庭園で客を迎える為の装いに着替えた留美は、白無垢から色鮮やかな色打ち掛けへと変わる。
 鮮やかで豪華な金糸の刺繍にも負けない留美の風貌に、郁未は終始見惚れてしまっていた。その間抜けに近い惚けた表情は、祝福に駆け付けた客の視線を暖かくさせる。

「絵に描いたような新郎新婦ですな」
「相思相愛の結婚式は何度見ても良いものだわ」

 会場のあちこちから聞こえてくる微笑ましいセリフ。誰もが新郎新婦の二人に当てられ、見てる方が恥ずかしくなるほどだが、会場はとても和み喜びに満ちている。
 挙式が終わった後の披露宴会場では、肌寒い庭園に並ぶ円形テーブルに季節外れの初春を感じさせる花が美しく華やかに生けられ、迎える客の心を和ませる。

「いやはや、一時はどうなるか心配したが落ち着く所に落ち着いてくれて安堵した。これで我が社は安泰だ」

 俊夫が二人の結婚を祝いに出席してくれた会社の役員たちに、二人の熱々ぶりを自慢げに話している。披露宴会場で客を出迎える、新郎新婦の微笑ましい姿に社の未来も明るいと話が弾む俊夫だった。
 そしていよいよ二人の披露宴が始まる。
 招待客の後ろ側、最後列に陣取る親戚の中でも一番後ろに位置する両親たちのテーブル。隣り合うテーブルでは、新郎新婦の初々しい姿を嬉しそうに眺めながら言い合う父親の姿がある。

「しかし、俊夫に似ずイケメンに育ったな郁未君は。久しぶりに見た時は別人かと思ったよ」
「そう言う留美ちゃんこそ、お前に似合わず可愛らしく育ったじゃないか」
「そうだぞ、俺の最愛の娘だ。郁未君には幸せにして貰わんとな」
「大丈夫だ。既に愛し合っている二人だ。明日にも孫の顔が見られるぞ」

 俊夫が両手を出して孫の数を数えはじめると、留美の父親がその手を掴んで止めに入る。