みんな神様がきめたこと~マナ@1歳のひみつ日記~ -8ページ目

生まれてきたときのお話

妊娠8ヶ月で私の病気がわかり、大学病院に転院することになったママ。
出産前の妊婦教室にも行けず、安産のためのヨガや体操どころではなく、
ぶっつけ本番での出産となりました。


出産予定日を過ぎても、私は生まれる気配がありませんでした。


「マナちゃん、もう生まれてきてもいいよ。こわくないよ。パパとママのところに出ておいで」


ママはお腹の中の私に話しかけました。
すると、その日の夜に破水したのです。



急いで大学病院に行き、しばらくして陣痛が始まりました。
陣痛はいきなり5分間隔でした。


「規則的に来てます」と看護婦さんに言いましたが、
「初産だからまだまだ不規則ですよ」と取り合ってもらえません。
1時間ほど我慢したあと、「もう3分間隔です!」と必死に訴え、
ようやく陣痛室に移してもらえました。



陣痛室、分娩室は厚いガラスの二重扉の奥にありました。
当然立会い出産などはできません。
薄暗い陣痛室で、ママは一人で陣痛と戦っていました。


出産予定だった個人病院ではパパが立ち会うことになっていましたし、
ホテルみたいなキレイな部屋にアロマバスやマッサージやリラクゼーショングッズなど
至れり尽くせりで出産を迎えられるはずだったのです。


しかし、大学病院の殺風景な陣痛室にあったのは、大きなクッションが1個だけ。

看護婦さんはときどきお産の進み具合を見に来るだけで、すぐに出て行ってしまいます。
ママは這うようにしてクッションを取りに行き、それにしがみついて必死に耐えていました。
手元の水を飲むことさえできませんでした。



孤独な戦いを続けること数時間。
ますます激しくなる痛みは、骨盤にガンガン丸太を打ち込まれるような

想像を絶するものでした。
「もう切って下さい!!」と言おうと思ったとき、やっと分娩室に移れることになりました。


分娩台に上がってからは、陣痛が絶え間なく襲ってきました。
「まだいきまないで!」と言われますが、自然に力が入っていきんでしまうのです。
返事もできず、ひたすらいきもうとするママに、看護婦さんが大きな声で言いました。


「いきんじゃ駄目!赤ちゃんが苦しくなるよ!

最後まで赤ちゃんに酸素いっぱいあげてね!」


その言葉に、ママは意識を取り戻しました。
器械から聞こえる私の心音が、いきむたびに弱くなることに気づいたのです。


いきむのをやめると、私の心音は力強く打ち始めます。
ママは必死にいきみを逃そうとしました。
ベッドの柵を握りしめ、大きく深呼吸をし、なんとか力を入れないようにと努力しました。


しかし、それにも限界があります。
もうこれ以上はダメ、と思ったとき、産科の二人の先生と小児外科の先生が到着しました。


「よくがんばったね。はい、いきんでいいですよ!もう最後よ!がんばって!」


待ちに待った声がしました。
ママは精一杯の力をふりしぼっていきみました。
何回かいきんだとき、先生が言いました。


「ほら、赤ちゃんの頭が出てきましたよ!」


息も絶え絶えになりながらママがやっと頭を持ち上げると、
ちょうど私の体がするっと出てくるところでした。


「女の子ですよ。大きいねぇ!」


私を取り上げ、先生たちは笑いました。
確かに大きな赤ちゃんでした。
体重3586g、頭囲は37cmもあったのですから…。

それでも、陣痛開始から5時間という安産でした。



出産後、すぐにNICUに搬送されることになっていた私。
分娩室を出る前に、ちょっとだけママに抱っこしてもらいました。
それまで大声で泣いていた私は、ママに抱っこされた途端にうとうとと眠ってしまいました。
ママはそんな私の頭を何度も撫でて泣きました。


そのときの様子を、看護婦さんがママの携帯で撮ってくれました。
この写真は今でもママの携帯の待ち受けになっています。
きれいな写真やビデオは残せなかったけれど、ママのいちばん大好きな写真なのです。



こうして、この世界に生まれてきた私。
一年間いろいろあったけど、この世もなかなか悪くないと思っています。
ママのお腹ですごした日々のことを、いつかパパとママに教えてあげたいなぁ。



32

 ほやほや

有機野菜の恐怖

DANGER!! ~ちょうちょの胴体部分が苦手な方はスルーして下さい~



我が家では週一回、宅配の有機野菜を取っています。
葉っぱがフサフサと生えた大根や、外側の大きな葉にくるまったままの巨大キャベツなど
スーパーではなかなか見かけない新鮮野菜が届きます。


野菜

 こんなの


その野菜を箱から取り出し、葉っぱをちぎり取るのが私の楽しみ。
今日も台所にすわりこみ、床に落ちている葉っぱを拾って遊んでいました。


「マナちゃん、それ食べないでね」と私の手から緑色の小さな葉っぱを取り上げたママ。
ひょいっと捨てようとして、ふと妙な顔をしました。


「ん??」


長さ1cm、幅2mmほどの小さな葉っぱのくず。
…のはずが、何か変な感触がしたのです。


ムニュッ、とかプニュッ、とか…。


もう一度葉っぱをまじまじと見てみたママ。
するとどうでしょう。

黄緑色のその物体には、なんと「足」が生えていたのです。


「ギャー!!!」


われを忘れてその物体を振り払うママ。

物体は放物線を描き、シンクの桶の中に着水しました。


しばらく様子をうかがっていましたが、物体はピクリともしません。

どうやら、すでにお亡くなりになっている模様です。


割り箸を持ってきて恐る恐るつまみあげてみたところ、

黄緑色の体にはまがまがしい黒い斑点が。
そして、やはり明らかに「足」のようなふくらみが…。
しかし、ママにそれ以上観察する勇気はありませんでした。


「青虫つまんじゃった…」とショックを受けていたママ。
有機野菜に虫はつきものとはいえ、
心の準備もないまま素手でつまんでしまった衝撃は大きかったようです。


その騒動の間中、知らん顔して遊んでいた私ですが、
「マナちゃん、今後一切青虫は拾わないで!」と厳命されてしまいました。


それにしても気になるのは、彼の死亡推定時刻です。

もしかして、私が息の根を止めてしまったのでは…と思わないでもありません。


招かれざる青虫よ、どうか安らかに…。


キャベツ
 はらぺこあおむし

知ってます?ご当地キューピー

ママの弟のタイゾウおじちゃま(仮名)が鹿児島のおみやげをくれました。



黒豚  黒豚キューピー



芋焼酎  芋焼酎キューピー



桜島  桜島キューピー



西郷  西郷どんキューピー





4人そろって…






4人  鹿児島キューピーズ!








おじちゃま、りみちゃん、素敵なおみやげありがとう。

大切にします。




キューピー

 モグモグ

情熱の「テスト・ザ・ネイション」

今日の19時から大々的にやっていたIQテスト番組。
皆さんはやってみましたか?


実は、我が家にはこの日を心待ちにしていた人がいます。
おじいちゃまです。


昨年の同じ番組でIQが140だったことに大変気を良くしたおじいちゃま。
それ以来「脳を鍛える」ことに夢中になり、「大人の計算ドリル」「大人の音読ドリル」
などの教材を使って毎日熱心に勉強していました。
あまり熱心にやりすぎて腱鞘炎になったほどです。


そんなおじいちゃまの一年間の成果を見せる時がやってきました。


いつもなら日曜日はゴルフの練習に行くのですが、

今日はテストに備えてどこにも出かけませんでした。
「大事なテレビがあるから」とママに頼んで夕食も早目に済ませ、
7時前には万全の体制を整えてテレビの前に座っていました。
もちろん手製の解答用紙も用意済みです。


トイレにも行かず、真剣な顔つきでテストに挑んでいたおじいちゃま。
果たして結果は…?





IQ118。


落ちてます!ガタ落ちてますよおじいちゃま!


このIQテスト、年齢によって算出方法が変わるのですが、
どうも去年は老人、失礼、年齢の高い方に甘すぎたようなのです。


多くを語らず、お風呂に入ってしまったおじいちゃま。
今までの努力は何だったのか…と肩を落としているようです。


しかし、人間20歳を越えれば脳細胞は死ぬ一方。
いくら鍛えてみたところで、下りのエスカレーターを上ろうとするようなものです。
あまり気を落とさず、ボケ防止のつもりで気楽にやればいいのです。


早くも来年へのリベンジを誓うおじいちゃま。
ちなみに適職は大学教授、宇宙飛行士、研究者だったそうです。
来世でがんばって下さい。


セクシーポーズ

 まだまだね

無修正童話って何ですか?

最近、ママのところによく送られてくるメールがあるのです。


「無修正童話をご紹介します」


無修正「童話」って??


本当は怖いグリム童話…?
腹掛けを取った金太郎…?


謎は深まるばかりです。
しかも、その後にこんな言葉が続きます。


「信頼するに値するHPです」


イヤ、どう見てもしてませんから…


と、童話の話が出たところで、最近の私のお気に入り絵本をご紹介します。
信頼するに値するHPです。


それはこちら↓

絵本

 もういーいかい(いもとようこ)


ご近所の方に頂いたお下がりの絵本なのですが、
今とにかくこの本が好きで、何回もママに読めと強制します。
読むのに飽きたママがこっそり他の本の下に隠しても、ちゃんと引っぱり出してきます。


「じゃんけんぽん」「あいこでしょ」
「もういいかーい」「まあだだよ」

こういう会話の部分がとくに好きなのです。

ちなみにママが与えた「はらぺこあおむし」とか「にじいろのさかな」とかには
見向きもしません。


でもやっぱりいちばん好きなのは、通販のファッションカタログ。
このように、毎日飽きずに眺めてはオシャレセンスに磨きをかけています。


オシャレ
 お手本はSHIHO(でも後ろハゲ)

大事件発生!

今日、大事件が起こりました。
なんと、パパの指を噛み切ってしまったのです。


夕食後、パパに歯みがきをしてもらっていたときのことです。
仕上げに歯みがき用ティッシュでゴシゴシしてもらうのですが、
いつもティッシュをギギー!と噛むことにしています。

そこで何の気なしに噛んだところ、運悪くパパの指があったのです。


「いてーっ!!」と叫ぶパパ。
「うわっ、血が出てきた!」
見ると、人差し指の先に血がにじんでいます。
「大丈夫?噛まれたの?」とママもかけよってきました。


何か大変なことになってしまった様子です。
ショックを受けた私は、「うわああああん!!」と大声で泣きました。


「大丈夫だよ。パパ怒ってないよ~」
ママが抱っこしてくれましたが、全然泣きやみません。


「大きな声出してごめんね。パパ怒ってないよ」
パパが謝りましたが、顔を見るたびに号泣です。
「うおおおおー!うおおおおおー!」と野生動物のように泣き続けました。


ママに抱っこされて隣の部屋に連れて行かれた私。
泣きながらママに絵本を差し出しました。
こねこのお話を読んでもらって、少し落ち着いたところでおっぱいを飲み、
ようやく泣きやむことができました。


その間、パパはずっとショボンとしていました。
「パパにご本読んでもらったら?」とママに勧められたので
素直に絵本を差し出すと、パパはとてもうれしそうでした。


パパに絵本を読んでもらい、すっかり仲直りした私たち。
一緒にミュージックステーションを見て、踊ったり拍手をしたりとご機嫌で遊びました。


そもそも、大したケガでもないのに大声を出したパパが悪いのです。
ママに叱られてもケロッとしている私ですが、

優しいパパに怒られるととっても傷つくのです。
これに懲りてパパは二度と私を叱らないようにして下さい。


しましま

 しましまおやこ

インフルエンザを受けてきました

心配していたインフルエンザの予防接種。
今日、無事に受けることができました。


ベビーカーが大好きな私は、病院に着くまでおりこうにしていました。
が、看護婦さんに案内されて奥の待合室にスタスタと入っていったところ、

そこには先客が。
小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんと1歳くらいの男の子がいたのです。


ビックリして号泣する私。
「遊ぼ?」とお兄ちゃんが優しく声をかけてくれましたが、
ママにしがみついて泣くばかりです。


すると、そのお兄ちゃんは大きな声でこう言いました。


「あるあるたんけんたい!あるあるたんけんたい!」


しっかり振りつきです。
体を張って私を笑わそうとしてくれたのです。
なんとジェントルマンな彼でしょうか。


彼のおかげで心を開くことができた私。
ちょっと近づいては恥ずかしくなってママに抱きつく、を繰り返していましたが、
だんだん慣れてきて本領発揮です。
彼のママが赤ちゃんに絵本を読んであげているところにトコトコ歩いていき、
みんなの輪に入って一緒にお話を聞きました。


そのお兄ちゃんたちは一足先に診察室に呼ばれました。
と、ほどなくものすごい悲鳴が聞こえてきました。


「こわいー!いたいー!おがーざあああん!!」


どうやら阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられている模様です。
しばらくして戻ってきた彼は、目にいっぱい涙をため、ひっくひっくとしゃくりあげていました。


「お、おかあさんが、よかった」と泣きながら看護婦さんに訴えています。
お母さんが赤ちゃんを抱っこしていたため、注射を受けるときに
看護婦さんが体を押さえていたようなのです。


さっきまでの明るい彼とは別人でした。

お母さんに頼るような人には見えなかったのに…。
注射の恐怖はこうも人を変えてしまうのでしょうか。


しかし、他人事ではありません。
いよいよ私の番がやってきました。


敏感な私は、診察室に入って先生を見た時点で号泣です。
あまりにも泣きわめいたため、いつ注射されたかわからないほどでした。


注射自体はスムーズにいったのですが、一つ問題が。
アトピーでかきむしった傷が腕にたくさんあったため、
どこが注射の跡かわからなくなってしまったのです。
迷った看護婦さんが、適当にえいっとガーゼを貼ったのを私は見逃しませんでした。
(後でママがちゃんと貼り直してくれました)


注射の後、副反応を見るため30分待機です。
待合室でさっきのお兄ちゃんたちと遊んでいると、
4歳くらいの女の子がママに連れられて入ってきました。


もうすっかり人見知りも直った私は、その子と一緒にブロックで遊びました。
やがて30分が過ぎ、「はい、帰るよー」とママに言われるとまたまた号泣。
「ギャー!(かえりたくない!せっかくなかよくなれたのに!)」と大粒の涙を流しました。


注射はイヤだったけど、このように楽しいひとときを過ごすことができました。
重大な副反応もなく、無事家に帰り着きました。


はしゃぎすぎて疲れてしまい、家に帰ってから長いお昼寝。
起きた後もまだ眠くて、大好きなおえかきも寝ながらしました。


しかし、あまり寝すぎたせいか、今になって目がさえてきてしまいました。(現在23時)
今夜はまた夜泣きデーになりそうです。


おえかき

 は~しんど

松井選手が戸田菜穂と結婚?

ちょっとビックリしたこのニュース。
大の松井ファンのおじいちゃまはもっとビックリしたようです。
「どんな人だ。美人か?美人か?」とママを問い詰めていました。


すでに花婿の父の心境になっているおじいちゃま。
「松井君の相手は誰だったっけ?」と何回も聞いていましたが、
「トダナホ」4文字くらい覚えて下さい。


ところで、今とても不安に思っていることがあります。
実は明日、インフルエンザの予防接種を受けに行くのです。


卵アレルギーがあるので、受けられるかどうかわかりません。
それにどんな副反応が出るかは受けてみなければわからないため、大変心配です。


幼児の予防接種は抗体が作られにくいと言われていますが、
重症化を防ぐという説もあるそうです。
予防接種そのものの副反応は少ないということなので
卵アレルギーがなければ迷わず受けるところなのですが…。


最終的には明日先生と相談して決めることになりますが、
果たしてどのような結果になるでしょうか。


注射

 注射はイヤダ~!

サンタクロースがやってきた

今日、おうちにサンタさんが来ました。
ベビー用のサンタ衣装が届いたのです。


赤いフリースのマントに白いふちどり。
首もとのリボンと帽子の先っぽに白いボンボンがついている、可愛らしい衣装です。


クリスマスを待ちきれず、さっそく試着させられました。
「かわいい~!」という絶賛の嵐に、まんざらでもない私。
どんなにカワイイか確かめるため、洗面所にトコトコ歩いていきました。


サンタ

トコトコ


するとパパが抱っこして鏡を見せてくれました。
自分で言うのも何ですが、かなりです。かなりの可愛さです。
私は「ウフッ」と笑い、満足感を表現しました。


ただ歩くだけで「かわいい!」と褒められるステキな衣装。
ずっと着ていたかったのですが、だんだんのぼせて顔が赤くなってきたため
脱がされてしまいました。


「今度お散歩のときにこれ着て行こうね!」とはりきっているママ。
そのうちパパにトナカイの角をつけてお供にさせかねない勢いです。
やはり、私の可愛さの前には理性もどこかに行ってしまうのでしょうか。


サンタ

 ちっちゃなサンタさん

打倒うなずきん!

「おねがいします」を覚えた私。


おっぱいを飲みたくなるとママのシャツをめくり、
一生懸命頭をコクコク下げて「おねがいします」をします。


お散歩に行きたいときは、玄関から靴を持ってきて「おねがいします」
取って欲しいものがあるときは、それを指さして「おねがいします」


「ごはん食べる?」と聞かれるとコクコク。
「お風呂はいる?」と聞かれてもコクコク。
「ねんねする?」と聞かれてもコクコク…。


実は、私が急にこんなにおりこうになったのには理由があります。
「うなずきん」がやってきたからなのです。


うなずきん


アイドルの座をおびやかす、憎きうなずきん三姉妹。(今までの経緯はコチラ


うなずきんがなぜカワイイと言われるのか冷静に分析してみたところ、
「うなずく」にポイントがあることがわかりました。


人間、誰しも自分を肯定してもらいたいという願望を持っているものです。
自分の話にウンウンとうなずいてくれる存在が欲しいのです。


考えてみれば、今までの私は少々自分を主張しすぎていました。
しかし、私が「うなずく」をマスターしたからには、うなずきんの出番はありません。
これからはリアルうなずきんとしてみんなを癒してあげるつもりです。


うなずきん

 仁義なき戦い