tomoca(2) | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・アメリカ村「BIGSTEP」に「描場」が誕生、

 

 

《黒田征太郎KAKIBA描場》

542-0086大阪市中央区西心斎橋 1-6-14/06-6125-5549

http://big-step.co.jp/shop/detail/61/

2016.4.23(土)心斎橋BIGSTEP B2Fに日本を代表するアーティスト(イラストレーター)黒田征太郎氏のギャラリー&アトリエ『KAKIBA 描場』がOPEN致しました。アメリカ村のアート復権の場となることを目的に、様々なメッセージも発信していきます。在阪中は、制作活動も公開。また興味のある人々との共同作業なども行うスペースとしても機能致します。現在、土日祝のみの営業とさせていただいております。

 

 

・・・さらに黒田征太郎さんのワークショップにも参加するようになり、この歳になって「若者の文化」を身近に感じることになったわけです。そして、大きな気になることが出てきたのです。

 

 

《参考》アメリカ村における問題と、それに対する取り組みとは/話:アメリカ村の会長・四月朔日(わたぬき)幸平さん

https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00518/

「アメリカ村の問題といえば、なんといっても違法駐輪とゴミのポイ捨てです。このあたり一帯が駐輪禁止区域なのですが、気にしている人は少ない。放置しておくと、車いすが通れないほどになってしまうこともあります」と、四月朔日さん。大阪市における駐輪の撤去費用は、年間9億円にものぼるらしい。違法駐輪の対策は非常に地道で、まずは口頭注意。また、大阪市の放置自転車等啓発指導員制度において、サイクルサポーターに認定されれば、違法駐輪自転車を適正に移動できるようなる。アメリカ村の会の会員にも2~30人のサイクルサポーターがいるので、こまめに適正移動し、自分たちの自転車が邪魔であると気づいてもらっているそうだ。会員は商店主が多く、違法駐輪が増える時間帯は店の繁忙時間と重なるため、自転車の移動は、活動時間を決めずに、それぞれ時間があるときに実施している。こうして継続して活動し続け、とても迷惑な駐輪をしているのだと気が付く雰囲気にしてしまうしかないと考えている。アメリカ村自治会の「御津連合」が主体となって取り組んでいるのは、★落書き対策だ。一時期はほとんどの店のシャッターに落書きされていたのを、一斉に消したのだ。すべての落書きを消すのは大変だったが、それ以降は落書きが少なくなったという。落書きのしづらい雰囲気をつくるのがもっとも効果的だと、落書きを見つけるたびに、コマメに消し続けている。数多くの防犯カメラも設置され、落書きしづらい雰囲気もできつつあるのかもしれない。また、アメリカ村の象徴として知られる関西電力★道頓堀変電所ビルの壁は落書きのメッカだったので、アメリカ村を拠点に世界でも活躍するグラフィックアーティストに、あらかじめ落書きアートを書いてもらった。するとそれ以降は一切落書きがなくなったという。

 

 

《関西電力道頓堀変電所》北側壁面

542-0086大阪市中央区西心斎橋2-1-22/06-6694-3355

https://ameblo.jp/manabunc/entry-12173263776.html

アメリカ村アートのシンボル1983「PEACE ON EARTH(作:黒田征太郎/長友啓典さん)」でおなじみのビル。その西側壁面に★森喜久雄さんの作品も描かれていました。しかし、残念ながら「落書き」などのために塗り替えられてしまいました。

 

《1992「ダンシング・アンスリューム」》作★森喜久雄

https://ameblo.jp/manabunc/entry-12174088960.html

関西電力道頓堀変電所・コンクリートに★水性壁画絵の具

http://www.iip.co.jp/ARTISTINDEX/17/17home.html

 

・・・黒田征太郎さんの壁画はもちろん素晴らしいのですが、森喜久雄さんの壁画を一部でも残せなかったのかと、もう悔しくて悔しくて。以来、森さんを追っかけ始めたのです。以下、「すくらんぶるアートヴィレッジ」ブログ《街角ミュージアム(49)》等を参照してください。

 

 

・・・そして「バリ島」に移住されたこと、連絡先もつきとめました。ところが1年前に亡くなられ、1周忌「記念展」を開催することがわかりました。ちょうど「梅田スカイビル」地下機械室に森喜久雄さんが描かれた壁画が残っていることも探し当てていましたので、その1周忌にあわせて帰国されるtomocaさんと見学させてもらえないかと打診、快諾いただけました。梅田スカイビルには「天空美術館」がある。しかし、「地底の楽園」があることを多くの人たちは知らない。

https://www.kinutani-tenku.jp/

「いずれ公開の機会があれば・・・」と案内してくださった担当の方は話されていましたが、なかなか難しいようです。ともかく、1周忌にtomocaさんと訪問でき至福のひとときでした。なお、画像は同伴してくださったプロカメラマンによるものです。