President of tha U.S.A 2022 Epilogue
アメリカ合衆国バイデン大統領が、帰国の途についた頃。
ハーディーバラックスのある赤坂プレスセンターから、車列が返却のため出発した。
ゲート前で大統領専用リムジンである、ビーストを撮る事が出来た。
夕方の六本木は大渋滞で、主の居ないリムジンは日常に混じって回送された。
国旗とプレジデンシャルマークは外され、見てくれは高級リムジンだが…。
威厳ある車を目の前で撮れる事に、感動しながらシャッターを押した。
ミッドタウン前を通り、アメリカ合衆国大統領専用リムジンと車列は去って行く。
横田基地から始まった、熱い3日間の日々はこうして幕を閉じた。
3年振りとなったアメリカ合衆国大統領来日、今回も良い瞬間を撮る事が出来た。
2019年5月のトランプ大統領国賓来日でもそうでしたが。
今回は前回に増して、3日間毎日飲んだくれながらの撮影でした。
それだけに、本当に楽しみながら撮れた事に感謝感謝です。
2022.5.24 : 東京六本木(ハーディバラックス)
President of tha U.S.A 2022 ③
3日目の最終日、大統領はほぼ1日に渡り首相官邸へ。
日米豪印のクアッド首脳会合が開催され、豪印との首脳会談も実施された。
午前中打合せがあり仕事していたので、午後の車列からの展開となった。
それぞれの首脳会談を終えたバイデン大統領は、一度ホテルへと戻った。
その戻りの車列を、普段酔った時にタクシーで通過する交差点で撮った。
この緊張感が撮りたくて、本当に待ちに待った3年間でした。
その後はすぐに六本木、ハーディーバラックスにシフトする。
到着してすぐに、新宿方向と渋谷青山方向からVH-3Dが2機着陸した。
離日にため横田基地へ向かうための、大統領専用ヘリの送込だった。
周囲が静まり返り、緊張感が最高潮になると車列が現れた。
ビーストから降りたバイデン大統領は、ゆっくりとVH-3Dに乗り込んだ。
こうして3日間に渡る来日日程は全て終了となった。
大統領専用ヘリのVH-3Dが、『MARINE ONE』として離陸後。
渋谷青山方向から2機のCH-47チヌークが着陸した。
すぐに随行員を乗せ、2機のCH-47も横田基地へと向かって離陸した。
このチヌークが、思った以上に綺麗に撮れた。
在韓米陸軍のCH-47は、3年前のトランプ大統領来日でも随行機を担った存在で。
あの時は思うように撮れなかっただけに、再び撮れたのは嬉しかった。
横田基地で『AIRFORCE ONE』の着陸を撮ったとこから始まり。
最後は、六本木ハーディバラックスでコンプリートとなった3日間。
久しぶりの緊張感に、終始熱くなり充実した時間でした。
2022.5.24 : 東京霞ヶ関・六本木(ハーディバラックス)
President of tha U.S.A 2022 ②
アメリカ合衆国バイデン大統領来日2日目は、都心部で車列を撮る。
トランプ大統領とは違い、移動が少なくスケジュールが間延びする事が多い。
そんな中で、朝の皇居往復は昨今の情勢から警備が厳しく思うように行かなかった。
そんな訳で、迎賓館で行われた日米首脳会談を終えた後の車列から。
静まり返った最高潮の緊張感の中を、大統領専用車のビーストが走り抜けて行く。
この緊張感と興奮が何度撮っても感動する。
その後は、六本木の泉ガーデンから出発する姿を撮った。
T字路の交差点で、ここではかなり近い距離でビーストを撮る事が出来た。
ビーストサウンドとその匂いが伝わって来る、最高のVIP感があった。
日没後は、岸田首相との会食で白金台へと向かうシーン。
今回の大統領車列、何か今までと比べて違和感があったのだが…。
台数も少なめなのもあるが、青赤ストロボの点滅が無かった事だった。
アメリカ感溢れる、ビーストやサバーバンからのストロボ点滅が無い事に。
違和感とともにあの威圧感も、ちょっと足りなさがあると感じてしまった。
それでも、ガッチリ夜の画で撮らせて頂きました。
今回もまた、飲んだくれながら撮った車列。
首相との会食中に、こちらもちょっとアルコール摂取へ。
現地出発の情報を貰い、慌ててお勘定済ませて外に出ると。
既に車の流れは無く厳戒態勢に。
酔拳でこの日最後の姿を撮ったのだが、結果はブレブレの量産で。
それでも都心部のビル群とともに、ビーストを撮る事が出来ました。
2022.5.23 : 東京霞ヶ関・六本木・虎ノ門
President of tha U.S.A 2022 ①
5月22日17時過ぎ、西東京に位置する米空軍横田基地。
アメリカ合衆国バイデン大統領を乗せた、VC-25A(82-8000)が着陸した。
日米友好祭開催中の基地に、『AIRFORCE ONE』が到着した。
この事実は、まさかの歴史に残るモノになった事は言うまでもない。
大勢の人が基地から見守る中で、最高潮の緊張感が訪れ、
そこに居た誰もが、その歴史的瞬間の目撃者となった。
着陸したVC-25Aは、東側誘導路をゆっくりと転がりスポットに入った。
今まで使用されていたオペレーション前は、お祭り真っ只中だったので、
どこに入るのかと思っていたが、東側に堂々とその姿を魅せて止まった。
バイデン大統領は専用機から降りると、専用ヘリへと乗り換えた。
そして、専用ヘリのVH-3Dに搭乗し六本木のハーディーバラックスへと向かった。
さすがに、東側からそのまま離陸したので『MARINE ONE』の姿は割愛。
『AIRFORCE ONE』到着から40分後、バックアップ機が着陸した。
今回のバックアップ機は、C-32A(99-0016)が使用された。
3年前のトランプ大統領来日時と同様に、今回もバックアップ機はC-32だった。
実はこのシリアルのC-32A(99-0016)は。
2017年に渡米した際、アンドリュース基地で撮った機体でもあった。
しかし、バックアップ機もVC-25Aを使用して欲しいのが本音である。
その10分後、アラスカのC-17AグローブマスターⅢが飛来した。
大統領来日関連かは不明だが、C-32Aから続けての着陸であった。
夕陽を浴びての着陸は、見慣れた機体でもカッコ良かった。
18時を過ぎ、大統領が六本木へ向かってから約1時間。
東の空から大統領専用ヘリのVH-3Dが2機、ゆっくりと戻って来た。
日没前で基地内の地上展示機エリアの、開放が終わる中での事だった。
1機目に着陸したVH-3D(159350)が、大統領の搭乗機だったようで。
『MARINE ONE』となった機体である。
東側のラインにそのまま降りてしまうと思いきや、滑走路への着陸となった。
2機目に着陸したVH-3D(159352)は予備機として使用された。
3年前のトランプ大統領国賓来日時は、移動が多かったもののVH-60Nが使用された。
VH-3Dの移動での使用は、2017年11月の来日時以来となった。
米海兵隊HMX-1"Nighthawks"のこの機は、退役が近いと言われており。
今回使用されるとは、正直思っていなかっただけに驚きと嬉しさがあった。
大統領専用機から大統領専用ヘリまで、一網打尽に出来た横田基地友好祭となった。
嬉しくて嬉しくて、仲間とともに暗くまで残って盛り上がったのだが。
この後、土砂降りにやられ濡れてしまった事はご愛嬌と言う事で。
こうして、緊張感最高潮の3日間が始まった。
2022.5.22 : 米空軍横田基地
歴史に刻む横田基地友好祭の始まり
横須賀で空母入港を撮ったあとは、雨降りの米空軍横田基地へ。
3年振りに開催された、横田基地日米友好祭に転戦した。
コロナで2年間開催が無く、今年やっと復活した基地開放デーとなった。
渡米や小松基地航空祭と被ったりで、このイベントへ行くのは6年振りの事。
翌日の大イベントに備え、雨降りでも下見がてらに展開した。
ちょうどオスプレイの展示飛行が実施されている時間でした。
翌日の日曜日は朝から展開し、夕方の来たるべき時間に備えた。
久しぶりの開催で入場まで大行列と聞き、3時間は覚悟したのだが…。
意外と最寄り駅を変えた事で、1時間もかからずに入国出来た。
エプロンエリアに行くと同時にヘリのローター音が。
在韓米陸軍のCH-47チヌークが、夕方に備えちょろっとフライトを実施。
まさかのサプライズに、この時点でテンションはMAXに。
空挺降下では、C-130Hハーキュリーズがフライト。
こんな背中を魅せるシーンも撮る事が出来た。
この時点でビールも入り、仲間とともに楽しい時間となっていた。
そして、見慣れないB787が着陸して来た。
これがおそらく、プレスチャーター機だったようで。
この機もまたレアな存在であり、この頃から心地良い緊張感が漂って来た。
例年の友好祭では地上展示機を撮ったり、地上の表情を撮るのだが。
今回は滑走路脇に貼りついている時間が殆どとなった。
そんな中で、FIRE RESCUEで表情を撮ったりもしていた。
その後、アナウンスされていた三沢基地からのF-16のエンジンが点火。
地上のファイティングファルコンの表情や、滑走路上を流して撮ったりと。
何気に戦闘機まで撮れた充実感までも、撮れた事に感謝だった。
いよいよ夕方になると。
CH-47チヌークが所定の位置に移動したり、UH-1イロコイが離陸したり。
歴史ある瞬間に向け、着々と緊張感が高まって来た。
そして、歴史ある瞬間が訪れる事となる。
2022.5.21・22 : 米空軍横田基地
USS Abraham Lincoln
大統領来日の前日、横須賀港に米海軍の空母が入港した。
CVN-72"USS Abraham Lincoln"が、艦載機満載で横須賀の海に姿を見せた。
昨年夏のCVN-70"USS CARL VINSON"の入港を思い出す。
初めて撮る空母"Abraham Lincoln"だけに、予定を変えて出撃したものの。
天気に恵まれず、沖合に見えた時は曇っていたものの。
シャッターを切る頃から霞んできたと思ったら、雨が降り出してしまった。
待ちに待った、映画『TOP GUN MAVERICK』の公開が始まったが。
そのもう一つの主役である、F/A-18スーパーホーネットの姿も撮れた。
甲板で翼を休める姿を撮る頃には、土砂降りになってしまった入港だったが…。
出港前夜、友人と登山して横須賀の夜とともにその姿を撮った。
横須賀寄港中に大統領来日があり、充実した撮影が出来た数日間。
空母の入港を撮るところから始まり、夜撮でその〆となりました。
2022.5.22 : 浦賀水道横須賀港
2022.5.24 : 米海軍横須賀基地
ナイトランさと山号③
土曜日夕方、再びナイトランさと山号があったのでヤサを覗いてみると…。
キハ40の姿が無かったので、入換は撮らずに本線へ急いでシフトする。
東北色の2号機と小湊色の1号機で、撮りたかった画を撮る事が出来た。
そんな訳で、追加となった男鹿色4号機のナイトランさと山号は。
31Aのキハ200(211)との併結となったので、日没直後の明かりで流してみた。
天候も回復し、何とか明るさを保って撮る事が出来た。
キハ200との併結となってしまったので、ナイトランは追いかけず。
1+2号機のキハ40の定期運用33A、上総牛久行を市街地の駅で夜撮して、
この日は早めにコンプリートしました。
早く3~5号機のキハ40に、定期運用へ入って欲しいところです。
2022.5.14 : 小湊鉄道沿線
Fighting Falcon
米空軍横田基地で、"Beverly Morning 22-01"演習が実施された。
この関係で三沢基地より、F-16ファイティングファルコンが飛来した。
注目のスペマ機飛来で話題になっていたが、何とか帰投で撮る事が出来た。
週始めの早朝から、フライトが始まり色んな意味で騒がれていたこの演習。
週中で展開出来たので、早朝から久しぶりの戦闘機を撮りに展開した。
しかし南風R/W18運用で、8機転がるも期待した離陸は撮れずに撃沈した。
そのまま着陸を撮ろうとシフトしたのだが。
1機がローパスして、霞む空の下で何とか流しで撮る事が出来た。
この季節、本当に空の汚さに嫌気がさしますね。
そしてお昼前、予定より早くあっさり三沢基地へと帰投した。
上がりは至って普通だったけれど、ひとまず飛来した機は一網打尽出来た。
3月の千歳基地展開以来の戦闘機撮影、久しぶりの爆音浴を堪能した。
ここ最近、すっかり寂しくなってしまった戦闘機でしたが。
久しぶりの盛り上がりに、何とか参加する事が出来ました。
やっぱり、コレが撮りたいんですよね本当は。
2022.5.12 : 米空軍横田基地
ナイトランさと山号②
前日に続きGW最終日も、ナイトランさと山号が運転された。
この日は併結となった31Aには、オリジナル小湊色の1号機が充当された。
やはり昼間は運用が無かったキハ40だけに、この日も入換から撮った。
31Aとの併結走行は、前日とちょっとシフトを変えて田園地帯の駅で撮る。
桜の季節が終わり新緑に囲まれ、田植えが終わった光景が広がる。
そんな房総の田園地帯にキハ40が走る光景に、ここ最近ハマっている。
里見駅に到着すると、団臨の男鹿色4号機が切り離されその先へと行く。
実は、この先でも挑戦したのだが、前夜に続き撃沈で終わってしまった。
戻って来ると、良い場所に1号機が停まっていたのでシャッターを押した。
その後は分割され、上り列車で戻る姿を撮る。
上りもまた色々挑戦するも撃沈したので、最後は市街地の駅でそれぞれの姿を。
こうしてGW最終日、2日目のナイトランが終了した。
2022.5.8 : 小湊鉄道沿線
ナイトランさと山号①
午後から小湊鉄道へ展開したGWの後半。
前夜は飲んでいて午前様だったので、夕方から展開しキハ40を待ったが…。
結局キハ200しか来る事がなく、夕方をむかえてしまった。
で、ヤサに初めて展開してみると。
まあ、見事に5機のキハ40が揃って顔を並べていた。
この日は団体臨時のお披露目走行があり、その準備が整っていた。
キハ40の4号機男鹿色による、新塗装ナイトランさと山号。
この日は併結される定期列車31Aには、2号機が充当された。
そんな訳で、出発前の入換を撮るところから始めた。
里見行31Aを後部に併結し、男鹿色の4号機は前部に。
田園地帯の駅で夜撮するも、演出で暗くなった車内灯で明暗差が出てしまった。
しかし、小湊鉄道でキハ40を撮るとは何度となく思ってもみなかった。
復路は31Aの2号機と、団臨の4号機で分かれて運転された。
4号機は上総中野まで運転され、それなりに追ってみたものの。
思うように撮れなかったのが事実で、短時間停車の難しさを痛感した。
最後は、夜のヤサを撮りその姿が無かった2号機の終列車を撮った。
個人的には現役の姿を見て、陸送で何度となく撮った2号機の東北色が好みだ。
そんな訳で、翌日も休みだったので終列車まで挑戦してみた。
2022.5.7 : 小湊鉄道沿線