銀河鉄道のSL ②
翌日の日曜日、復路のSL銀河を追う。
釜石を出発し仙人峠へと向かうC58239は、爆煙を上げて山間区間を行く。
峠の中にある駅では、昨年末のような爆煙には恵まれなかった夏の始まりだった。
復路は一部区間以外は、煙を正直期待出来ない。
後半は夕立のような雨に降られた場面もありながらも、それなりに満足出来た。
場所を手探りで探りながら撮れたSL銀河、また寒い時期に再訪したいと思う。
朝は再び大槌町で、三陸鉄道リアス線を撮った。
高い防波堤が出来た街で、当時の面影を探すもあまりの変貌に驚いた。
あれだけの災害から、やっと前へと進む街とともにその姿を。
転勤も決まり、次職場では自由が利くかわからなかったので。
今回、東北へと遠征したのだが。
自分なりには、満足出来た展開でした。
2022.6.19 : 銀河ドリームライン釜石線沿線・岩手県大槌町
銀河鉄道のSL ①
昨年末以来の、銀河ドリームライン釜石線へと展開した6月。
往路の土曜日、C58239が牽引する夏のSL『銀河』を追いかけた。
前半は銀河鉄道のモチーフとなった場所で、シャッターを押した。
梅雨だったものの、夏のような暑さで天気にも恵まれた。
そんな事から煙はあまり期待しなかったのだが、のっけから爆煙が撮れた。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の舞台とも言える場所で、撮る事が出来た。
遠野での長時間停車後、後半戦は仙人峠越えとなるSL銀河。
そんな峠の前後の山深い場所で、シャッターを押したがやはり煙は薄かった。
こうして往路はあっと言う間に終わり、列車は釜石駅に到着した。
日没まで暫く時間があったので、昨年末に行けなかった三陸鉄道リアス線へ転戦。
東日本大震災では沢山の犠牲が出た、大槌町に25年振りに足を運んだ。
すっかり変わってしまった風景の中で、リアス線の列車を撮った。
余談だが、この画を撮っている時の事。
すぐ目の前の山で熊出没騒ぎがあり、地元の方々に何度か声をかけられた。
心配してくれる優しさが、東北の良いところでホッコリした夕方でした。
2022.6.18 : 銀河ドリームライン釜石線沿線・岩手県大槌町
回送列車
6月に内房線で運転された12系客車。
その試運転が実施された5月、まずはその回送列車を撮った。
地元を通るので送込も返却も展開したのだが、米大統領来日で片手間となった。
試運転の回送ではEF641053号機が充当されたが、
6月の本運転では1001号機が登場したので、未明の送込へ展開した。
まあ未明まで飲んで、タクシーで地元に戻ってシャッターを押したのだが。
仮眠して朝の単機回送と12系の回送列車を。
1001号機は2020年10月に、ロンチキを牽引して以来の地元への入線で。
もう無いと思っていただけに、明るくなってからの単機も撮った。
客車のジョイフルトレインが姿を消してから、地元も寂しくなってしまったが。
房総方面でイベント列車が走ると、何かと回送列車が話題を賑わしてくれる。
今回もまたそんな話題となったので、参加して来ました。
2022.5.21・23 : 新小岩操
2022.6.11 : 新小岩操(新金線)
脇役になったローカル線
主役として最近撮って来たヨンマルに、脇役を演じて貰う。
雨上がりのローカル線で、その姿を撮らせて頂きました。
前回とは違い、予想通りの列車でヨンマルが現れシャッターを押しました。
折角のヨンマルと言う事で、ローカル線にある光景を。
オレンジの列車でこの光景が撮れるとは、未だに信じられないですね。
その昔あった日常が今、貴重な存在になっています。
夕方、終着駅に着いたその列車。
折り返しの待ち時間で、シャッターを押す。
雨降りから天候が回復し、西陽が良い感じで演出してくれました。
Model : Reila
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
REBORN Vol.1 YOKOSUKA~TAKASAKI
6月始め、横須賀港にその姿があった。
TSUYOSHI NAGABUCHI CONCERT TOUR 2022 "REBORN"。
長渕剛さんのバンドスタイルによるツアーが始まった。
今回は1台であるものの、看板車の姿が堂々とあった。
初日の横須賀芸術劇場の感動のLIVE終演後、積込のために夜の街に出る。
そんな姿をしっかりと撮らせて頂きました。
横須賀芸術劇場で撮るのは昨年の永ちゃん以来で。
剛さんのLIVEだと、2012年のツアー以来10年振りの事だった。
そんな芸術劇場前で積込を終え、出て来たところを撮らせて頂きました。
ツアー3箇所目となった、群馬県は高崎芸術劇場。
小雨パラつく中で、積込を終えたツアートラックが出発する。
夜の高崎でも、その姿を綺麗に撮らせて頂きました。
昨年末のアコースティックツアーでは看板車が不在だっただけに。
今回のバンドスタイルでの登場は、嬉しい出来事でした。
もちろんLIVEにも参戦し、感動のステージを堪能して来ました。
来月から転勤が決まり、また行動制限があるかも知れないけれど…。
撮れる時にしっかりと、撮りたいこの存在ですね。
さあ、まだまだ出撃します。
2022.6.3 : 横須賀芸術劇場
2022.6.11 : 高崎芸術劇場
第72回 安田記念
同じような色の馬が横一直線になって突っ込んで来る。
第72回『安田記念(GⅠ)』が、今年も東京競馬場で行われた。
5連戦の最後となるこのレース、今回は本当に1着馬がわかならかった。
レースを制したのは、4番人気の池添謙一騎手が騎乗するソングラインだった。
ゴールの瞬間迷ったのでピントが合わず、抜けたところで何とか撮れた。
前回のヴィクトリアではソダシの白さに、助けられた事を痛感した。
と言う事で、ウイニングランから表彰式まで。
人数制限も緩和され、歓声が戻って来た競馬場。
いよいよ再始動となる、競馬の日常が戻って来た。
今まで散々通った馴染みある場所。
そんな日常を奪われた感染症が悪さした世の中。
一歩ずつゆっくりながらでも、戻って来ている事が嬉しく思う。
2022.6.5 : 東京競馬場
(当画像の肖像権はモデルご本人、著作権は撮影者に帰属します。画像の無断転載、二次利用、画像への直接リンク等は堅くお断りします。)
キハ40が走る日常
ナイトランさと山号の運転から一週間。
小湊鉄道では、キハ40にニューフェイスとなる3号機と4号機が定期運用に。
何も予定の無かった土曜日、様子を見に行ってみるとその姿があった。
6月始め、首都圏色3号機と男鹿色4号機が2両で走っていた。
この日は23A~32Aで、五井~上総中野間を往復する姿を各所で撮った。
夏が近づくにつれ、沿線の草が伸びて来たのがちょっと難点だった。
途中、里見行最終列車の様子をみると。
小湊鉄道オリジナル色の1号機が充当されていたので、流して撮ってみた。
ナイトランで併結運転が多かった31Aも、この日は単行での運転となっていた。
32Aで五井に戻った、3号機と4号機は33Aで上総牛久へ。
すっかり夜の帳がおりたところで、夜撮まで挑戦した土曜日。
最後は牛久で38Aと並ぶ姿を撮り、キハ40が走る日常を撮り終えた。
この主役に脇役になって貰いたいのもあったので、
その下見も兼ねて展開したこの日。
晴天に恵まれ、良い感じで撮る事が出来た1日だった。
2022.6.4 : 小湊鉄道沿線
ナイトランさと山号④
土曜日の昼過ぎ、上総牛久からの列車でキハ40の1号機が戻って来た。
ナイトランさと山号が設定されていたこの日、
予想通りこの列車以降キハ40の設定は無く、夕方まで時間を潰す。
そして夕方、この日はオレンジの首都圏色の3号機が登場。
ナイトランさと山号が、小湊オリジナル色の1号機による31Aと併結で運転された。
陽も延びた事から走行も含め、2両編成の往路から撮った。
里見駅で3号機は単独となり、団臨のナイトランさと山号として上総中野へ向かう。
まずは1号機の38Aから、夜の画を撮る。
この日もまた、夜にも関わらず多くのファンが集まっていた。
そして、この日初めての客扱いの運用となった3号機を。
オレンジ一色だけに、夜撮は周囲の木々に同化してしまう難点もあったけれど。
キハ40のオリジナル塗装だけに、ちょっと懐かしさのある車両だった。
余談だが、夜撮していて気づいたのだが…。
各駅の蛍光灯が黄色に変更されたようで、ちょっと撮りにくくなった気がします。
これで、5機あるうちの4機のキハ40が走り始めた小湊鉄道でした。
2022.5.28 : 小湊鉄道沿線