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市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


あがってゴーゴー号

 連なる歯車がレールにそって回転し、その上を乗り物が上がっていきます。そして、頂上にさしかかると落下するロボットです。


 マナビオの2回目の授業で行うロボット競技では、乗り物が着地してから止まるまでの距離を競います。但し、乗り物は分解してはいけません。また、スタート位置は決められており、着地した乗り物が線を越えたらファールです。本体は好きな高さに置くことができます。


 この競技では、乗り物の形や着地の仕方を工夫して、落ちる力をロスなく前進する力へ換えることがテーマです。検討内容が物理実験に近く、ミドルクラスならではの楽しみ方できるロボット競技だと思います。


 マナビオでの過去の教室最高記録は135cmでした。ところが、写真のような、一見、合理性を欠く(?)ようにも思える形状が記録を大きく更新し、なんと最高は396cmでした!1輪や4輪型も多く検討されましたが、結果を見ると、この形が有利のようです。


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ろ過実験

 今月のテーマは「ろ過」です。写真は、醤油をろ過しているところです。


 ろ紙だと素通りしてしまう醤油ですが、ろ材を工夫するとろ過することができます。


 ろ過をあせって漏斗に醤油を入れ過ぎると、ろ紙伝いに染みた醤油がそのまま出てしまい、実験は失敗してしまいます。あせらず、ゆっくり醤油を投入することが、きれいなろ液を手に入れるコツです。


 ろ過実験通じて分かる不思議は、「水に溶ける」と「水と混ざる」の違いを知ることです。


 "科学"とは、物事をキッチリと判定しようと努力することではありますが、現実の自然界では、案外、その中間の状態を許容することの方が多いように感じます。


 泥水が、砂と水が混ざってできていることは簡単に想像できます。では、特別な方法でろ過できる醤油は、水と混ざっているのでしょうか?それとも溶けているのでしょうか?


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キットパスでハロウィン

 ともこ先生が、折り紙を貼って、キットパスで絵を描いてくれました。


 教室の中からだとこのように見えます。


 日没後、生徒の弟や妹など小さなお友達がこの窓の下の方からヒョコッと顔を出すところを明るい教室の中から見ると面白いです。

 通路側は暗く、教室内部は明るいので、絵が描いていない部分には、教室の中の様子が反射して鏡のように映っています。ところが、外(通路)側からガラスに近づけた顔だけは、教室の中からも見えます。


 生徒がビックリして

「コーチ!誰かがこっちを見ている!!」

と叫ぶと

「え?あれ、オレの妹。」とお兄ちゃんが答えてくれたりします(笑)。


 ハロウィンのおばけもビックリですね。


ロボートを作る

 今月は、ボート型ロボット"ロボート"を組立てます。


 写真のように2つのパーツを輪ゴムを使って連結することから組立はスタートします。ロボートでは、毎回、この組立に苦労します。


 テキストには詳細な組立て手順が鮮明な写真と共に書かれています。それでも生徒達は

「分からない!」

を連発します。手を使って考えるには、とても良い課題だと思います。


 そして、もう1つの関門は、テキストに書かれている「このロボットはどのように動きますか?」という設問です。


 ロボートは、ボートを漕ぐのに必要な"アレ"を使って前進します。ところが、皆、"アレ"の名称を知りません。


 名称を知っている・知らないで、何かの能力に優劣がつくとは思いませんが、

「○ー○でしょう?」

とすんなり答える生徒がいたりすると

「カッケー(かっこいいの意)!!」

と思います。そして、同時に

「我が子にボートを漕ぐ経験はさせたかな?」

と思い返さずにはいられません。

 何事も、経験は大事です。


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小湊鐡道フォトコンテスト

 市原市八幡宿の「セントラル 」さんにコンテスト提出用に市原の風景写真を銀塩プリントしてもらいました。提出前に、仕上がった写真をマナビオの机に置いて、最後チェックをしています。


 運動会のように動きのある被写体の撮影を上達しようとすると、撮影枚数は自然と増えていくものだと思います。ところが、風景写真の上達過程では、特有なことが起こります。


 まず、風景写真で失敗を重ねると、カメラを三脚に据える前から雲の状態や光の具合などから"足りない物探し"を始めてしまい、カット数は徐々に減る傾向があります。一方で、点景として写真に映り込む人物や細かな葉っぱなど"情報"が多くなると、動くものなど何も無いように見える風景写真を、まるで通り過ぎるF1カーを撮るようにパシャパシャと連写するようになります(笑)。結果、同じ位置からの撮影枚数は増える傾向にあります。


 個人的に風景写真は、機材・実力が6割、運が4割ぐらいに感じます。カメラには十分過ぎる性能が備わっています。機材・実力がほぼ固定値とするならば、"いつでも撮れる状態"をつくって撮影機会を増やし、"運"を上げることが良い風景写真を撮る近道ではないかと想像しています。


 今年のコンテストの結果はどうなるでしょうか...?