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市原市「マナビオ」のブログ

マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


個別進度学習

 要約教室に通う小学校高学年の生徒が、

「恥ずかしいんだけど、幼稚園生のころ、通っていたサッカー教室にお母さんが迎えに来なくて泣いたことがあるんだよねぇ...。」

としみじみ語ってくれました。


 文章を書くことが苦手なお子さんは、言葉で意思を伝えることも苦手なことが多いです。そんな彼らが自発的に言葉を発し、しかも感情が伝わるように出来事を語ってくれた時、私は要約教室の効果を実感せずにはいられません。


 他人とのコミュニケーションにおいて言葉は重要な役割を担います。"言葉で伝える"とは、自分の発した言葉を相手が理解し初めて成立するものです。


 要約教室の目標は「読み手が誤解なく理解できる文章を書く」ことです。自分が書いた文章の善し悪しを判定する為にまだ見ぬ"読み手"を想像し、その人物に敬意を以て「理解してもらえるだろうか?」と常に自問自答せねばなりません。


 "伝える技術"の根底にあるのは、"相手の立場に立つ姿勢"だと私は思います。時間はかかりますが、要約教室の効果は生徒の発する言葉にも現れます。


ポニョのジグソーパズル

 2階の休憩コーナーに、ポニョのジクソーパズル(1000ピース)を出しました。


 2階で行うアルゴクラブや個別進度学習に通う生徒達が、授業の前後や休憩時間に少しずつ作ってくれました。あとは、単色のピースを配置するばかりです。


 面積の大きい単色ピースの組立ては、ピース形状しか頼る情報がない単純作業です。


 アプローチはおそらく2通りです。

「手に取った1つのピースを配置可能な場所に総当たりする」

か、または、

「特定の一ヶ所に配置可能なピースを持ち替えながら総当たりする」

のどちらかです。いずれにしても単純な総当り作業なので、機械に処理をさせたくなります。


 コンピュータープログラムにおいて、条件を満足する限り処理を進め、候補がなくなったら処理を戻して別の解を探す、このような繰り返し処理を「バックトラック法」といいます。処理の要は、人間が指先で感じる「ピタッと入ったらOK」という感覚の判定方法にあります。小学生低学年でも分かることですが、機械に理解させるのはなかなか難しそうです。改めて「人間って、すごいなぁ」と思います。


 そんなことを考えながら、"ピタッと入るピース"を生徒と一緒に探しています。


ぷちマナビオからプレ・アルゴ

 手を使って考える年長さん向けの講座"ぷちマナビオ"は10月で終わります。11月からいよいよ「プレ・アルゴ」が始まります。


 プレ・アルゴは、来春3月からスタートする理数教室「アルゴクラブ」の準備講座です。対象は、11月時点で年長または小1の生徒さんです。


 アルゴクラブでは、数理ゲーム、平面・立体パズル、論理問題(プリントなど)をお友達と一緒に楽しみます。そして、学校で学ぶ機会の少ない“算数センス”や“数学的思考力”を鍛えることができます。


「来春新規入会者向けプレアルゴ開講のお知らせ」

http://www.manabio.jp/kokuchi.php?id=77


無料体験会:

10/24(土)10:00-10:50

予約は http://coubic.com/manabio/212996


11/7(土)15:00-15:50

予約は http://coubic.com/manabio/141456


画面全体にピントが合った尿素の結晶

 水に溶解する際、尿素は周りから熱を奪って溶けていきます。手に持った容器で混ぜながら生徒達は

「冷たーい!」

「気持ちいい!!」

と盛り上がります。


 尿素の結晶はもともと針状ですが、この結晶は水に秘密の液体を追加してやや太く、長くなっています。


 実験教室の時間内では運がよくても部分的な結晶しか見られません。このような状態になるには、翌日の朝までかかります。


 この写真は、Nikon1J1の標準レンズ(10-30mm)でブロッコリーぐらいの大きさの結晶の塊を斜め上から撮影しています。通常、小さな被写体を接写(Nikon1ではマクロモード)すると、画面の一部にしかピントを合わせることができません。この写真は、ピント位置をずらしながら撮影した8枚の写真を画面全体にピントを合わせたようにソフトで合成しています。


 厳密に言えば、人間の目でも、このような状態で見ることはできません。高解像度のカメラとソフトを使って手に入れた、写真ならではの不思議な世界です。つい、一本一本の結晶に見入ってしまいませんか?


■無料体験会■

市原市、千葉市、袖ヶ浦市、木更津市、君津市にお住まいの方向けの体験会です。

ロボット教室はコチラ 、理科実験教室はコチラ (別窓で開きます)で開催日を確認いただけます。


ステアリングカー

 ハンドルの動きを前輪に伝えるユニバーサルジョイントがテーマです。


 スポーツカーのような外観なので、生徒達はビュンと高速に走る姿を期待しますが、動かした生徒の最初のセリフは大抵

「おっせー!!」

という落胆の声です(笑)。


 今回の競技では、壁際からスタートし、80cm先にある奥行30cmの車庫に車をバックで入れるまでの時間を競います。左右にある車庫の線を踏んだらアウトです。


 車庫の幅で難易度を調整します。改造を加えない車の場合、幅20cmの車庫はかなり難しい競技になります。


 スピードの遅さを改善すべく、ギア比を変える改造にとりかかる生徒が多いですが、もの凄いスピードで走る車を完成させて競技にのぞむと

「あー、早すぎた!!」

と今度はコントロールに苦労します。


 競技終了は、授業の終わる5分前とマナビオでは決めています。締め切り時間を厳密にすると、生徒達の集中力が増します。また、"決められた時間内に結果を残す"ということも大事な学びだと思います。


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