霊能者や透視能力者の方がたくさんの方を透視していく中で
憑依霊や地縛霊など、肉体を持たないBeing(霊体)による
ネガティブな影響を恐れる方が多いけど、
実は「生霊が一番怖い」という本音をこぼされる方がいらっしゃいます。
実際の所、
肉体を持って生きている自分自身の人生のハンドルを握っているのはあなたです。
自分の人生の主導権、主人公はあなたです。
ですから本来、誰もその権利を奪うことは許されません。
では、なぜ
自分の主導権が奪われてしまったり、
相手の都合の良いように利用されてしまったりするのでしょうか?
大概の場合
人間関係での遠慮や、
無碍にしては申し訳ないという罪悪感であったり、
家族や組織の中での自分の置かれた立場、役割に準じて
繰り返し果たしてきたお役目パターンだったりします。
そうした「暗黙の了解」という自己犠牲のような親切を破棄して、
自分の中の受け手となるエネルギーをクリアリングしてゆくと
自分の人生の主導権をしっかりと握れるようになっていきます。
肉体を持たないBeingたちは
私たちの中に受け手という取っ掛かりが無ければ憑依できません。
なので受け手をクリアリングして、
しっかりと自分の主導権を握れるようになっていくと
なにも手出しはできなくなります。
では、「生霊こそが一番怖い」のはなぜなのでしょうか?
Being(肉体を持たない霊体)たちは
肉体を持つ個人に対して干渉権は持っていません。
そこで、家族や子孫という同質のカルマを持つ者を接合点として
自分のやるせない思いを昇華させようと踏み込んできます。
また他人であっても、同種の感情・波長を持つ者に接合点として入り込みます。
ある意味接合点(アタッチメント)が強ければ憑いていられるし、
弱まると憑けなくなる、磁力の強弱のようなものです。
ところが同じように肉体を着た人間同士の情念はとても強いものです。
遂げたい念い、復讐心、嫉妬心、
相手を引きずり降ろして自分がその座を得たい、など
とても執念深く、我が強く、粘着質のものです。
しかもBeingは接合点が受け手だけですが
生霊はともに3次元時空間で集合想念も共有していますし、
肉体を着ている者の創造力(現実化)は大変強いです。
でもそれだけではなかったんですね。
生霊のコントロールエネルギーが私たちに投げ込まれる時、
大概その情念をターゲットに悪質なBeingが便乗しています。
「悪魔に魂を売る」という表現がありますが
まさに自分の悪しき想念を実現するためにBeingから力を得ているようです。
契約が成立した瞬間、普段のその人ではないような
ぞっとするような性格の悪さが露見してきます。
6月にデルフィナの合宿で「イレーシャー」というツールを習いました。
普通のちゃんとアストラル界に帰れていない不成仏霊ではなくて、
人を虐げたり、不幸の中に真っ逆さまに落とし込むのが快感というような
魔物のような反社会的Beingのアイデンティティーをリリースして
ソースエネルギーに戻すようなツールです。
そのツールを修練していく中で
過去に受けてきた強力なサイキックアタックのすべてに
こうした反社会的Beingが力を与えてきていたことを実感しました。
暫くはイレースが日課となりそうです。