ぴょん太、起立性を発症してから、補中益気湯以外に合う漢方はないかと試行錯誤しました。
発症後、『合う』と実感したのが『加味帰脾湯』それから2年以上飲み続けました。
そして、加味帰脾湯は、精神安定の他に、血を増やしてくれる作用もあり、体調も上がっていきました。
ところが、進学活動が始まった頃から、目に見えてメンタル面が落ち、ぴょん太がストレスを感じた時は傍で見ていてすぐにわかるくらいに、顔つき動作が固くなり、心拍が増すようになりました(T_T)
それで、先日の頭痛は不眠からきてるなと感じた私、
寝る前の漢方を変えてみようと、何となく、小林製薬の『ヒロレス 酸棗仁湯錠』を飲ませてみました。
すると、これが、なかなか良かったみたいで、
ぴょん太、「一気に朝まで眠れる(*^^*)」・・・と言っています。
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ここに、
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4.不眠を伴う慢性疲労症候群に用いられる酸棗仁(サンソウニン)配合剤
不眠(睡眠障害)や不安感を伴う慢性疲労症候群には、酸棗仁(サンソウニン)、竜眼肉(リュウガンニク)、遠志(オンジ)などが用いられます。
酸棗仁湯(サンソウニントウ)は、心身が疲れているのに眠れず、精神不安を伴う疲労倦怠感に適します。
帰脾湯(キヒトウ)は、酸棗仁湯と同様の症状ですが、 より疲れやすく、胃腸が弱く、貧血傾向があり、気うつや冷え症を伴う疲労感に用います。
加味帰脾湯(カミキヒトウ)は、帰脾湯に柴胡(サイコ)と山梔子(サンシシ)の加味された方剤で、のぼせ、いらだちもある場合に適します。
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とありますが、ぴょん太は、もう以前より、胃腸が強まり、血も十分に造られたのではないかと感じています。
なので、加味帰脾湯より酸棗仁湯の方が効く体に変化しのではないかな、と感じています。
なので、改めて、今の我が子の『証』を見分けるのは、治療に当たって重要なことだと感じました。
また、『起立性調節障害』という病名がついてしまうと、私もそうでしたが、どうしても『血圧を上げる』という意識になってしまいますが、この病気は『自律神経失調症』です。
血虚がひどい場合は、『血を増やす』ことに重点を置く必要があると思いますが、『自律神経失調』を意識して漢方を探すと、的を得たものが見つかるかもしれません。
[医師監修・作成]自律神経失調症と不眠に効く漢方薬 | MEDLEY(メドレー)
また、粉の漢方が苦手な方も多いと思うのですが、
今回の『ヒロレス』のように、よく見たら、『これ漢方やん!』って思う、錠剤の薬も結構あります。
もしよかったら、ドラッグストアで、よく見てみて、合いそうなものを試してみてもいいのではないかな・・・と思いました。
あなたの疲労の原因に合わせて改善|漢方ヒロレス|小林製薬 (kobayashi.co.jp)