調剤薬局で働くママ薬剤師のお薬と子育て親育ちブログ

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昭和生まれ2児の母でもある調剤薬局勤務の薬剤師が市販薬や病院の処方薬、薬の飲み合わせなどお薬のこと、大好きなコンビニスィーツや思春期の子育てで感じることなどの日常のアレコレを書いているブログです。

ブログを読んでいただきありがとうございます!

現役ママ薬剤師の安美です。


「ママ薬剤師日誌」のHPはこちら
https://mampharm.com/

薬剤師の安美です。

 

お盆があけても暑いですが、
やっと夏休みの終わりも見えてきましたねー!

 

 

娘がひまを持て余す夏休み、
一緒におやつをつくる機会が多かったです。

 

 

チョコタルト飛び出すハート

 

余った生クリームをつかって

スポンジケーキ飛び出すハート

 

 

 

娘ひとりでほぼ作ることができるのですが、

何かあった時に、私も近くにいないといけない…

 

後片づけは私のお仕事…

 

レシピ通りに材料をそろえるので

意外とお金がかかる…

 

ちょっとぼやきがはいってしまいましたがあせる

 

それでも、本人が楽しくつくってくれて、

美味しく食べれるので大満足ですウインク

 

 

ゼリーは簡単で夏のおやつにおすすめ。

 

すぐにできて、冷たくておいしい。

 

 

ゼラチンを買ってつくってもいいけど、

かんてんパパのゼリーシリーズだと、

お湯に溶かすだけで、好きな味がつくれます!!

 

小さなお子さんでも一緒につくれますよ^^

 

 

 

我が家のお気に入りはブドウ味ぶどう

 

こちらでらっくらくにつくれます♪

 

 
 
 

 

 

寒天をつかったおやつ、

脂質なし!

というヘルシー感も罪悪感を減らせていいですよね。

 

 

↑冷凍ブルーベリーをトッピング^^

 

 

夏休みの暇つぶし&おやつにおすすめです!!

 

薬剤師の安美です。


CMで気になっていたミスドスィーツ💓


白いポンデいちごみるく。



去年の真っ白ミスドは購入意欲がわかなかったけど、

いちごがONされると、

なぜか食べたくなーるー!!


私が食べたのは左側。


中にもいちごジャム?が入っていて

なかなか激甘でした。


私はもうちょっと甘さ控えめが好きかな。


来年は夏らしいレモンドーナツなんて

作ってくれないかなーウインク

薬剤師の安美です。

 

毎日、暑いですね。

そして、夏休みも続いていますね…。

 

 

 

お弁当つくりからは解放!

あ、仕事の時はお弁当だけど。

(冷蔵庫に入れていきます)

 

基本、毎日3食準備しないといけません。

 

お昼ご飯は麺類中心で。

パスタ、うどん、焼きそば、ラーメン。

何とか回せていますニヤリ

 

子どもたちは午前中は部活、

午後は家でのんびりして過ごす

そんな感じ。

 

 

高校生男子には

もっとヤバいと焦って欲しいですが、

相変わらずのマイペース。

 

いつものスマホ・ゲーム・アニメに加えて

映画や遊びと夏休みを満喫してるよう。

うぐぐ…。

 

 

私は最低限のことだけやって

口出ししないように

ストレスためないようにしてますニヤリ

 

 

夏休みもようやく折り返し地点でしょうか。

 

暑いですが、頑張りましょうー!

 

 

薬剤師の安美です。

 

前に、ヘモリンド舌下錠という

市販の痔の飲み薬について解説しました。

 

 

 

 

痔の薬というと、

塗り薬や座薬が一般的。

 

ポラザGとかボラギノールとかですね。

 

でも、痔の飲み薬って

ヘモリンド以外にもいろいろあるんです!

 

痔のなかでもいぼ痔(痔核)といって、

肛門あたりが腫れて出血したり、痔核が外に出た状態に使われる薬です。

 

医療用(処方せんが必要な薬)と市販薬があるので、

分けて説明しますね。

 

市販薬の選び方についても書きたいと思います!

 

いぼ痔の飲み薬(内服薬):医療用

 

・ヘモナーゼ配合錠(ブロメライン・トコフェロール酢酸エステル配合剤)

→炎症を抑える+血行を促進する

 

・ヘモリンガル舌下錠(静脈血管叢エキス)1回0.18mgを1日3回舌下投与する。

→血液循環を改善する

 

・ヘモクロンカプセル(トリベノシド)

→血液循環を改善、傷の治りをたすける。

ボラザG軟膏にも配合されている腫れや痛みに効く成分と同じ。

 

痔の痛みや腫れに効きますが、どれもステロイドではありません!

 

 

市販薬は西洋薬から漢方薬、そのハイブリッドまでバラエティー豊かです。

 

いぼ痔の飲み薬(内服薬):市販薬

・ヘモリンド(静脈血管叢エキス)

医療用のヘモリンガル舌下錠と同じ成分量です。

前に詳しく書いたので、今回は省略(^-^;

 

 

 

 
・内服ボラギノールEP

3種類の生薬エキス(ボタンピ(牡丹皮)、セイヨウトチノキ種子、シコン(紫根))とビタミンE酢酸エステルが有効成分で、
血液循環を改善し、炎症を和らげます。
 
顆粒タイプです。
 
いぼ痔だけでなく、きれ痔や痔出血にも効果があります。
 
 
・乙字湯(おつじとう)

痔の漢方薬として有名です。
血流をよくして痔のうっ血をとったり、脱肛に対して筋肉の緊張を高めたりし、
ダイオウ(大黄)による便秘改善も期待できます。
 
いぼ痔だけでなく、きれ痔や便秘、軽度の脱肛にも効果があります。
 
 

・内服用ジーフォー

 

痔の出血に効くカルバゾクロム

血行をよくしてうっ血を改善するセイヨウトチノミエキス

乙字湯加大棗エキス
ビタミンB2、トコフェロール酢酸エステルといった成分を含みます。

 

 

 

 

漢方薬成分も含まれていますが、
普通の白い錠剤です。

 

いぼ痔だけでなく、きれ痔や痔の出血にも効果があります。

 

 

市販の痔の飲み薬の選び方

 

 

痔の市販薬の飲み薬のうち、

 

ヘモリンド舌下錠はいぼ痔にしか効果が認められていません。
 

内服ボラギノールEPや漢方薬の乙字湯、内服用ジーフォーは、

いぼ痔だけでなく、きれ痔や痔の出血などにも効果が認められています。

 

「自分の痔がいぼ痔なのか、きれ痔なのかわからないけど、

市販の飲み薬をのんで様子を見たい」

という時は、内服ボラギノールEPや漢方薬の乙字湯、内服用ジーフォーを選ぶといいですね。

 

もともと便秘があるという方は、

瀉下(しゃげ)作用あるダイオウを含む乙字湯か内服用ジーフォーがおすすめです!

 

 

薬剤師の安美です。

 

いぼ痔(痔核)は、

肛門が腫れて出血したり、痔核が外に出た状態。

 

いぼ痔の飲み薬があるって知っていますか?

 

しかも、処方せんが必要な医療用と全く同じ、

成分と同量含む市販薬もあるんです。

 

それは、市販薬のヘモリンド舌下錠。

 

小林製薬より販売されています。

 

 

 

詳しくご紹介したいと思います。

 

■ヘモリンド舌下錠とは?

 

いぼ痔の市販の飲み薬、ヘモリンドの有効成分は
静脈血管叢エキス。

 

「静脈血管叢エキスってなに?」って思いませんか?

 

動物の血管のたんぱく質を分解したもの。

 

はたらきについては、
小林製薬HPがわかりやすいので、引用しますね。

 

・血管循環機能調節:拡張した血管の弾力を高め、(痔の)原因であるうっ血を改善。

・抗浮腫(むくみ):いぼ痔の腫れを改善。

・線維素溶解:うっ血を起こした箇所で固まった血を溶かし、(大きくなってしまった)いぼを柔らかくする。

・組織修復、抗炎症:組織を修復し、出血を抑える。炎症を抑え、かゆみ・痛みなどの症状を改善。

小林製薬HPより一部引用

 

つまり、いぼ痔のうっ血(血液が溜まった状態)を、
血流をよくしたり、血液の塊を溶かしたりして改善し、
いぼ痔を小さくしたり、腫れや痛みなどを和らげるというわけです。

 

ただし、ヘモリンド舌下錠は切れ痔には効果が認められていません。
(小林製薬HPに明確に記載されています)

 

あくまでもヘモリンドはいぼ痔の薬です。

 

 

市販薬のヘモリンドのおすすめポイントは、

医療用のヘモリンガル舌下錠と同じ成分量を含むこと!
(ほぼ同じ)

 

舌下錠(舌の下で溶かして服用する)という点も同じです。

 

舌下錠の特徴としては、
服用してから効くまでの時間が早いことがありますが、

(小腸や肝臓などで分解や代謝を受けずに効果がでる)


ヘモリンドの場合、
有効成分が胃酸で分解されてしまうため、

それを避けるために舌下錠としていると考えられます。

 

 

ヘモリンド舌下錠は味がなく、
全て溶けるまで、5~10分かかるとされています。

 

噛み砕いたり、飲み込んだりすると、

効果が低減するので注意が必要です。

 

空腹時(食後2時間以上たってから)というのもポイントですね!

 

 

また、痔の症状(タイミング)によって
ヘモリンドの飲み方(用法用量)が変わるという特徴があります。

 

次の量を空腹時に舌下間で服用してください
急性症:1回2錠 1日4回
一般症状:1回1錠 1日3回
慢性症:第1日に1回2錠 1日4回,第2日に1回2錠 1日3回,第3日以降1回1~2錠 1日3回

※慢性症の方は第3日以降、状態をみながら1回1錠に減量してください
●15歳未満は服用しないこと
ヘモリンド添付文書より引用

 

ひどい時には病院を受診すると思うので、

使うとしたら、一般症状か慢性症の時でしょう。

 

一般症状は急性症(痛みなどのピーク)は過ぎたけど、排便時など痛みや違和感が続く状態。

 

慢性症は長期間、排便時の痛みや出血が続いている状態になります。

 

 

医療用のヘモリンガル舌下錠の用量用法は、

「1回1錠を1日3回舌下間で服用」とあるので、
一般症状の飲み方がおすすめです。

 

 

「いぼ痔が肛門の外に出てきている状態」

「出血量が多い」
「痛みがひどい」

という時は、重症の可能性が高いので、病院を受診しましょう。

 

 

■まとめ:市販薬ヘモリンド舌下錠の飲み方のポイント■

 

・舌下錠なので、舌の下に入れて溶かしてのむ
(噛んだり、そのまま飲み込んだりしない)

 

・空腹時(食後2時間以上たってから)に服用する

 

・1日何錠のむか迷ったときは、
一般症状の「1回1錠を1日3回舌下間で服用」で服用する

(医療用のヘモリンガル舌下錠と同じ飲み方)

 

 

 

痔の飲み薬については、こちらのブログ記事にも書いています。
参考にしてくださいね!