運命思想家の檜原有輝です。
今回は長文ですが、
根幹となるお話。
私は人を知るには
【最低三相】の占術を用いる
必要があると思っています。
人間の身体も、
医療では内科、外科、消化器科、眼科、耳鼻科、皮膚科など分かれていますよね。
それら全てで「人間」なのですが、
１つの科で人間を語るには
あまりに短絡的すぎるからです。
人間は想像以上に
複雑で繊細です。
占術もたくさんありますが、
一つで人間を説明するには
かなり無理があるように思います。
だから私は占術を
最低三相以上を使うようにしています。
私の場合は
◉姓名判断
◉四柱推命
◉宿曜占星術
◉カバラ数秘
大々的に占っている術式は
これらですが、その他にも
西洋占星術、九星、
出身（環境も大きな要因）…
これらも取り入れながら見ています。
今回は、私が
大々的に取り扱っている上の
４つの術式をどう見分けているのか？
を記載します。
以前もアップしたので知っている人もいますが、
とても大切なことなので再アップしますよ！
【モアナと伝説の海】
というディズニー映画を通して
書いてみたいと思います。
（よければ映画も見てみてね。）
島に住む少女は
“海”に呼ばれる（１）のです。
理由はわからないけれど
航海へ出なければならない、
という使命に駆られます。
彼女は、
島の頭首として跡を継ぐ身。
なので当然に親や島の人たちに
何かあったら…と大反対されます。
海の先には怖いものがいるし、
帰って来られないよ。危険だよ。
だから行っちゃだめ。
そう説得をされ続けるのです。
モアナは皆に心配をかけないように
何度も行くことを諦めようとする。
しかしどうしても海からの声に
心を引っ張られてしまいます。
とうとう彼女は、
みなの反対を押し切って
海に出ることを決意します（２）
そして海に出るための
舟、食料、連れていく動物などを
荷物（３）を持参して出かけます。
実際に海に出ると、
想像以上に激しい波、
何度も投げ出されます（４）
あまりの大変さに
（使命を諦める）気持ちと戦いながらも
負けじと懸命に波を乗り越えていきます。
とうとう
目的地（新たな島）へ到着します（５）
そこは緑豊かで
食料となるものの宝庫でした。
そして島の人たち全員。
新しい島へと連れていきます。
結果的にモアナは、
島の人たちの（以前の島で）
食料が枯渇していた状態から、
救ったのです！
＜運命の分かれ目＞
さて映画を通して
４つの占術を通して読み解いてみます。
（１）「カバラ数秘」が指し示すものは、人生で成すべき使命です。
なぜか呼ばれる。気になる。誘われる。
天啓に導かれる声や予感。なぜだろう？
しかし最初は、
そこにはまだ意味はありません。
ただなんとなく…という
直感に近い偶然が、必然となって
目の前に現れたりします。
しかしこれらを聞き逃したり、スルーしたり、否定する人がいます。だって試練とは、たいていが厄介なもので、苦しいもので、大変な苦労を強いられるからです。
そして周りの反対にあったりもします。
（２）「宿曜占星術」は、
生まれ持った気性、気質です。
みなに大反対されながら海へ出る！
そのことを自分で決める力が
あるか、ないか。
おそらくモアナは、
前向きな氐宿、冒険心旺盛な柳宿、
好奇心を抑えられない星だったから、
航海に出ると決めたのでしょう。
しかし周りの意見を跳ね除けられない気の弱い角宿や、慎重な心宿、変化を好みにくい畢宿ならば、きっと迷って島を出なかった可能性が高いです。
（3）「姓名判断」は、
人生の航海にもっていく
装備、準備品。👈だいじ(๑•̀ㅂ•́)و✧
荒波が来ても破れない帆、沈まない船、
荒波が来ても破れない帆、沈まない船、
投げ出されても溺れないような
機能性が高いライフジャケット。
空腹でも栄養価を助ける食べ物。
海賊に襲われても戦える武器、
身を護る鎧など…
実は、これが名前になります。
名前は生きて行く上での必需品。
四柱推命で波の高い海に
投げ出されることが
わかっていれば、
名前を丈夫なものにすることで
命の危険を減らしてくれるのです。
名前は生まれた後につけられる
唯一の後天運気です。
人生の航海に必要なモノです。
しかしどれだけ
強固な名前で装備をしても、
四柱推命の運気で
「津波のような大波」に
見舞われた時には、
名前でも防げない場合もあります。
名前は、シビアな四柱推命の試練から
多かれ少なかれ、助けてはくれますが、
いい名前をつけたから
絶対に波に呑まれない
ということはありません。
しかし…名前のおかげで
荒波から身を守ってもらえる場合も
あるので重要な役割をすることは
確かです。
（４）「四柱推命」は
人生に訪れる波です。
言い換えると試練です。
もちろん波のない人生などありません。波の数、大きさなどは、
実は人によって違います。
生まれ持った生年月日から
四柱推命を割り出すと、
人によって波の頻度、大波小波、
嵐、時には津波などの波乱に
巻き込まれることもあります。
運の良い人は、
比較的に穏やかな波。
舟が転覆するリスクは少ないです。
運の悪い人は、リスキーな波。
刺激的な大波が
続けてくることもあります。
それらは
試練となってやってくる
乗り越えなければならない波の連続。
人によって波乱度は差があります。
けして平等ではありません。
そして運気の前半、後半で
変化することもありますから
けして気を抜かないよう波を
一つずつ丁寧に乗り越えて行くこと。
特に人生前半の波が穏やかだった人は
大波の乗り越え方を知りませんから…
つい軽視して油断することが多いです。
（５）人生の達成（１の達成となります）
モアナは、最終的に
島の人たちを救いました。
彼女の使命は
「皆を救い、守ること」でした。
そもそも…モアナが、、、
１声（使命）を聞かなければ、
２気質（宿曜）がなかったら、
３準備（名前）が脆弱だったら、
４波（四柱推命）が強烈で負けたら、
５に（達成）辿り着くことができません。
わたしはこの映画では
起きる全てが人生であり、
岐路を示しているといえます。
だから使命は必ずあなたに
乗り越えるべき課題を示します。
なんのために？
それは自分や大切な人を守るため。
だから自分だけの幸せを考えずに、
苦しい試練が続いても意味がある。
意味を見出すことは
生きることに繋がるのです。
そして使命は何度避けても
同じことを繰り返して、提示します。
目の前の似たような試練が立ちはだかり、まだわからぬか！と天啓がいっているけれども、逃げて逃げて、受け取らずに、気づかないままだと、自分はなぜ同じようなことばっかりで苦しめられるの？と悲劇に陥ります。受け止め方を考えることが必要なのです。
真っ暗な夜空に見える星の地図。
目的はわからないけれど
導かれる方向へ行くと、
出会うべき試練、課題、
のりこえるべき道が
おのずと見えてくるでしょう。
運命を知らせる占術師は、
それらを教える役目をもっていると
私はそう思っています。
時々、自分の使命など
占い師などにわざわざ
改めて聞かなくても、
直感で動いている強者もいます。
モアナのように何となく
使命を聞き入れて、
自然と行動におこし、
流れを意識して、波を越えて、
目的地へたどり着く。
そして大切な人を救って
社会に貢献して生涯を終える人です。
本来なら誰でも聞く能力を
持っているはずなのですが、
親の意見や、社会の意見に圧されて
ずっと生きていると、
どれが天命の声なのかを
聞き分けられなくなります。
もちろん使命を知らずとも
生きていけますが、
ただ何となく生きているだけでは、
自然と自己エネルギーが弱くなります。
（寿命も縮む）
自分の声も天の声も
聞こえない状態になってる人も多いです。
人生の航路図を知ろうとすること。
運命の声を聞く姿勢を身につけること。
使命を果たせる人生とは、
想像しているよりも
遥かに清々しいもの。
１あなたの使命は？
２あなたの気質は？
３あなたの船は？
４あなたの波は？
５達成の場所はどこ？
ぜひ知って欲しい。
そして名前ゃ良いからと
安心している人がいれば、ぜひ
人生の波や使命を知って欲しい。
そして四柱推命の
人生の波を知っていても、自分は
丈夫な名前（船）に乗れているのか？
そこら辺を知っておきましょう。
自分は、
試練の波を越えながら、
どこに向かっているのか？
目的を見据えて起きましょう。
それらを知って
前に進むことが、
どれだけ有意義であるか。
私は知って欲しくて、
これらの占術を扱っています。
記憶していただけたらと思います。
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