運命思想家の檜原有輝です。

自己肯定感の低い人は
一緒にいると疲れるのです。
昔、そんなことを
言ってた人がいました。
それはね、
私もよくわかります。
自己肯定感の低い人、というか
何でもかんでも傷つく人ですね。
(子どもでは、正常な成長過程)
傷つきやすい人って、
何してもマイナスへ持っていく。
ベクトルの力がものすごく強い。
私なんて…
私だからこんなことに…
そんな風に言われると
そんな事ないですよ~。
と、まず!
なだめる作業から
始めなければなりません。
酷い人は、会った
時間の始まりから
時間の終わりまで
肯定感を持ちあげるためのオンパレード。
また
悲壮感を漂わせるのが、
上手かったり
心配をさせるのが上手。
放っておけぬよう
人を無意識に誘導。
(これ酷い場合、精神科では対人を巻き込む人格障害と呼ばれる病の一種にもなります)
まだ未熟だった私は以前、
プライベートで
これらのカウンセリングを
ずっとお付き合いしたことで
本当に病みそうになりました。
ずっと自分が
可哀想な悩みを聞かされて
ずっと自分を褒めるように
誘導していく。
そんなことないよ。
貴方は素晴らしいよ。
貴方は可愛いよ。
貴方は綺麗だよ。
貴方は魅力的だよ。
貴方は天才だよ。
貴方は…貴方は…貴方は…
もう言葉を
いくら埋め尽くしても、
その方の「心は底なし沼」で
人のエネルギーを奪っていく。
本当に苦しかったです。
また相手に苦しい思いを
させていることを全くもって
気づかないところが問題です。
「自己肯定感の低い人」って、
実はすごくナルシストなんです。
自分以外の他人や、
目に映る周囲だけ、
キラキラ青く輝く
芝生にしか見えない。
私とは違ってさ、
みーんなはさ、
自信があるし、
恵まれてるし、
愛されてるし、
才能はあるし、
それに比べて
私は運が悪いから。
私は親が悪いから。
私は夫が悪いから。
私は学歴がないから…
すべては
私が可哀想目線で
ずーっとしゃべっている。
結局は自分のことしか、
全く考えてないのです。
実は、その輝く人たちは
私よりも暗い闇を
見てきたのかもしれない。
底の底を
体験してきたのかもしれない。
必死に自分に打ち勝つように…
自信あるように見せているだけ。
自信あるように努力してるだけ。
自信のある結果を出してきただけ。
それに溺れず、驕らないだけ。
きっと!
いまの私よりも数倍、数十倍の
苦しみと悲しみと孤独と苦労や
涙を流してきたのかもしれない。
私も負けてないで、頑張ろう!
と、こんな風に思えるのが
ふつうの健全な心のはずなのです。
貴方は一体
どこに向かいたい?
本当に幸せに
なりたいのかな?
そう言いたくなるほど
負のループに
酔っている人も多い。
酔ってると言われて
気づく人はまだまだ
改善の余地があります。
私から言わせたなら
苦しいと言える人は
とても恵まれた人です。
それを口に出しても
許されると思える
心の余裕があるの。
聞いてくれる人が
いるという甘え。
本当に苦しい人は、
苦しみと向き合って
乗り越えてから、
あの時は本当に
苦しかったんです、
死のうと何度も思って
思いとどまりました、と言います。
必死に、
自分と戦いました。
これが成長です。
みずからで成長を避けて、
いつまでも運命を呪っていたら、
まだまだ修行が足りないよ、って
ちゃんと試練がまた降ってきます。
負のループから
抜けたいのならば
自分をとことん
見つめていくこと。
酔うことも
成長過程の一部だけど
酔いはいつかは
冷まさないとね。
それも若いうちに
済ましたいです。
人生は
短いのですから。