運命思想家の檜原有輝です。
映画
の感想のつづき。
ネタバレを含むので
気をつけて下さいね。
作品に感化されて
自分の過去と気持ちを書いてみます。
幼少時代~若い頃には
痴漢や触られ被害など
性的なことについての
経験もありますが、
これは今はさほど
語りたくはありません。
今回は
親からの虐待を
子どもが言えない辛さに
共感した所を書きたいと思います。
私は幼少時代から
親に殴られていました。
小学生の頃から
朝起きて髪をブラシで
とくことが出来ませんでした。
理由はたんこぶが
山ほどあったから。
小さいものから
大きいものまで。
毎日学校へ行く道中で
数えながら歩いたものです。
1つ2つ…7、8個…
うわぁ最高記録!などと。
呑気に
聞こえるかもしれませんが、
それが日常でしたから
不思議にも思いませんでした。
だけどブラシをあてると痛くて、
たまにズルッと髪の毛が抜けます。
私はバカだったので
それを学校で友達に
数えてもらったりしました。
すると「嘘でしょ?」
という反応が返ってきたのです。
自分の境遇が酷いのだ、
というのは社会と比較を
することで感じられますが
それでも私は
周りの反応ほどは
さほど傷ついてはいませんでした。
私の親は
気性が激しくて
怖かったですが
それでも父親は
単身赴任でいなかったし
2人暮らしにおいて母を
変わった人だとは思いましたが、
嫌いにはなれませんでした。
エピソードは
山ほどありますが、
ある日の出来事です。
学校が
創立記念日か何かで
平日にお休みでした。
でも母親は
学校へ行けと私を
家から追い出しました。
休みだと言っても
信じてもらえなかったのか
私がいることで
邪魔だったのでしょう。
私は仕方なくランドセルを
背負ってトボトボと歩いて
出かけました。
すると同級生のお母さんが
窓から私に声をかけました。
今日は学校がお休みよ!と。
私はそれを無視して
スタスタ歩くと
追いかけてきて
引き留められたのです。
その時、初めて
私は泣きました。
学校がお休みだと言っても
家から出されたことを
大人に言ったのです。
その人は、私を連れて
家に言って母親に事情を
説明しようとしたのです…が、
母親は私の手を思いきり
引っ張って家に引き入れては
その人の前でドアを
ばたんと締めました。
そこからです。
恐ろしい事が起こったのは…
学校へも連絡がいきました。
母親も呼び出しを
かけられましたが、
応じるような親ではありません。
私はふだんの生活を
根掘り葉掘りと教師やら
知らない大人に聞かれました。
身体は調べられませんでした。
今考えれば、
私がふだんから
友達に喋っていたから、
友達は子どもなわけだし、
そりゃ親に言いますよね。
元から言動も行いも
変わった親だったし
噂になっていたのでしょう。
だけど私は社会を
その時に初めて怖いと思ったのです。
母親と引き離れることが。
母親がおかしな人と判断されるのが。
同時に自分が
可哀相な子どもだと
レッテルを貼られることが。
とてつもなく怖くて
精いっぱい否定をしました。
否定すれば、
なかったことになるので。
おとがめなしです。
親や自分を
晒すことが怖かった。
今振り返ってみても
私はたぶん同じことを
したと思います。
世間では毒親を堂々と
非難できる時代になりましたが、
親子関係と言うのは、
色んな感情が複雑に
入り混じっているので、
表立って親の否定を
出来る子どもばかりではありません。
社会はいつも
正しいのですが
虐待の問題は
子ども側からすると
自分の過ちと
親の過ちの境目を
分別できません。
そして親が
大人であるケースも
当たり前のように
存在しないのが現実です。
私は保護されるよりは、
いち早く大人になって
親を背負える子どもに
なりたいと願って
高齢になった親を
引き取るという今があります。
それを周りには強いね、と
言われますが、親の過ちを
ちゃんと非難できる人の方が
強いと私は思っています。
自分を守る力が正常に働けば
親であっても危機に瀕すれば
自分を守り選ぶのがある意味で
正常だと思うからです。
だけどそれが正しいか、と
言われたらそわかりません。
私の場合は
心中に強い気持ちで
母を受け入れようとしました。
歪んでいるかもしれませんが、
私は愛の力で家族を救いたいと
思うタイプの人間です。
激しい攻撃性のある
精神疾患を持つお子様を
もつ親御さまなどは少し
理解してもらえるかもしれません。
刺し違える覚悟で
一緒に生きて行く覚悟を
するのも家族の姿です。
でも手放すことで
別々に離れることも、
一つの愛だと思います。
家族の愛情という
正誤の判断は、
社会の正義でははかれないのです。
私は映画
「ファーストラヴ」を見て
思ったことは2つ。
1つは、
それぞれ正義は
違うからこそ、
互いの記憶は歪むのだ。
2つは、
他人が介入して解決をしても、
虐待の苦しみを一生
背負っていくのは自分であること。
檜原有輝 ひばらゆうき スケジュール
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