お年を召しているものですからついついプリンターと言いがちですが、正確には複合機のお話です。
中学受験をするなら、複合機が家にあった方が良いと聞いたことがあります。主な使い道としては、過去問を拡大コピーして使うというものがあるようです。
なぜ拡大コピーするかというと、過去問を解く時は、入試本番と同じ大きさの問題用紙、回答用紙で解く方が良いということなのだそうです。そして赤本と言われる過去問集はB5サイズの冊子で売られています。しかし入試本番で使われる回答用紙はB４やA3であることが多いようです。というわけで、拡大コピーが必要になるということらしいです。
過去問のコピーだけなら6年生になってからでも、と思いますが、他にも使い道があるようです。
SAPIXは、授業のたびにテキストが配られるという方式のため、そのテキストの保管方法を考えなくてはいけません。
『SAPIX テキスト 保管方法』などで検索してみると、皆さん工夫して保管されています。
しかし4年生でも週2日×1日3教科×50週として、300冊！5年生、6年生になったら一体何冊になるのか、考えただけでも眩暈がします。
知り合いのSAPIX終了の方から伺った話では、大きな衣装ケースで8杯分以上のテキストを処分されたそうです。
それを考えると、毎回スキャンしてデータとして残しておく方が整理しやすいのではないかと思うのです。OCRを適用しておけば検索もできるので、紙で保管するより検索性も高くなりますしね。
子どもが自分で探し難いという欠点はありますが、果たして子どもが自分で過去のテキストを漁るようなことをするのだろうか…？少なくともまめっこはしないだろう…。
と考えると、検索性や保管場所などの観点からもデータ保管が良いという気持ちに偏ります。
例えばグノーブルは、SAPIXと同じく毎回テキストが配られる方式なので、データ保管が良さそうです。
日能研は、テキストが厚いので、出来ればバラしてしまいたいところですが、流石に毎回バラしたテキストを持って行かせるわけにはいかないでしょう。…いかないよね？ダメかな？授業の範囲がわかってるんだから、そこだけ持っていけば良さそうな気もしてきた。
どうなんだろう？
それはそれとして日能研のテキストの場合、保管するには冊子状態の方が良さそうに思います。本の形は意外に検索性は悪くないですし、場所は取りますが保管も容易ですし。
早稲田アカデミーも1冊に纏まっているので、そのまま保管で良さそうです。
そう考えると、スキャンが必要なのはSAPIXとグノーブルの場合に限られるかもしれません。
まめとは家には、現在A4の複合機があります。しかしこれもかれこれ7年ほど使用しているため、そろそろ買い替えの時期を迎えています。そして今買い換えるなら、A3に対応しいた方が良いだろうということで、A3対応複合機を検討することになりました。
インクジェットのA3対応複合機は、エプソンとキヤノンとブラザーから出ています。他にも出てるかもしれないけど、量販店で買えるのはこれくらいだと思います。大体3万円台〜というお値段帯。
ヨドバシ価格で35,640円。A4モノクロ1枚あたりのコストが2.9円。
ヨドバシで見たら販売終了している模様！ショック！ちなみに価格は、38,360円だった模様。A4モノクロ1枚あたりのコストは3.3円。
キヤノンの公式オンラインショップでは取り扱いがあるようですが、納期は4ヶ月だそうです…。
ヨドバシ価格で41,770円。A4モノクロ1枚あたりのコストは1.5円。
キヤノンは販売終了してるみたいなので、除外するとして、残りはエプソンとブラザー。本体価格はエプソンの方が安いですが、コストはブラザーの方が安い。
あと、コピーやスキャンの解像度が、ブラザーの方が良いみたいです。
と考えると、ブラザーが良いかなぁと思っています。
ブラザーは、もう少し安いMFC-6583CDWという機種がありますが、こちらは片面→両面コピーしかできません。両面→両面コピーができないのは、使い方によってはつらいかもしれません。約1万円の価格差をどう感じるか…といったところでしょうか。
エプソンは、約9000円高いPX-M6011Fという機種がありますな、給紙カセットが1段増えるだけの模様。1段増えて、お値段8800円増をどう捉えるかは、ご家庭次第！
しかし、なんと！
昨今の半導体不足により、複合機も入荷待ち状態のようです。この書き入れ時になんてことなの…！
ヨドバシの店頭では1ヶ月以上待ちと出ておりました…。
ちなみに、各公式オンラインショップでは、キヤノンは上記の通り4ヶ月待ち、エプソンは2ヶ月待ち、ブラザーは入荷未定となっておりました。
まあ、うちは急がないからまだ良いですけど…。
急がないとはいえ、まだまだ供給が不安定な情勢ですから、どうなることやら…。
コピー機のレンタルというのも、もしかしたら一つの手かも…と思って調べてみたら、こんな会社が。
色んな商売があるものですね。
需要があれば、供給あり。
さてはてどうしたものか。
まだもう少し検討してみることにします。
それまで、今の複合機が壊れないことを祈ろう…。