こんにちは。
宇井ルミです
お正月
私の公式LINEへメッセージがありました。
小学校5年生の男の子のお母さん。
息子さんは感覚の過敏さや
集団生活の困難さから
学校へ行けなくなってしまったそうです。
去年、発達支援センターで知能検査を受けて
発達に凸凹があることが分かった
という事でした。
お母さんなりに、息子さんを理解しようと
寄り添って一生懸命
対応されていることが伝わりました。
息子さん自身も
自分とまわりの同級生の違いが気になって
とても苦しんでいるようでした。
今月は、会場の都合で
マンスリーおしゃべり会は開催できないので
別日に個別でお話を伺うことになったんです。
最初は少し緊張されていたお母さんですが
少しずつ、いろいろなお話を聞くうちに
私の息子とも共通点があることが分かって
「あるある~!そうそう!」って
盛り上がってしまいました
私の場合、個別相談と言っても
殆ど雑談みたいな感じです。
かしこまってアセスメントをしたりしません。
アドバイスも勝手にしないです。
お母さんが話したい、溢れて出て来る言葉を聞きながら
共感したり、私の経験を話したりしています。
私も息子の発達に指摘があって
いろいろな所に相談に行ったことがあります。
発達支援センターや小児科、療育施設の相談室など
その場その場で話を聞いてもらったり
いろいろなアドバイスを貰ったりしました。
でも、帰り道
なぜかスッキリしない…
下手したら、行く時より
モヤモヤした感じで帰ることになったり…
もちろん、役に立つ情報もたくさんありましたよ。
でも、だんだんと足が遠のいていきました。
同じ支援級のママとなら、いくら喋っても
話し足りないと思うのに
『相談』へ行くと
全然話した気にならない。。。
何故だろう?
何故スッキリしないのだろう?と
ずっと気になっていたのですが
心理学や発達支援を学ぶうちにそれは
『ピア』(同じような立場の人によるサポートといった意味で用いられる言葉)
の違いだと気付いたのですね。
ピアとは、英語で「仲間」「対等」「同輩」を意味します。
ピアサポートは
同じような境遇、経験を持つ人たちが
有益な情報を交換したり、
悩みやしんどさを共有したりすることで
お互いに支え合うことです。
ただ、子どもの場合
子ども同士で支え合うことはできないので
【保護者の】ピアサポートになります。
経験者ならではの
気持ちに寄り添った言葉が掛けられたり
孤独感や不安が減ったり
ライフハック的な、生活の知恵・工夫を知れたり
そんなメリットがありますね。
それから、成長のおおまかな見通しです。
もちろん、特性はひとり一人違いますし
環境にもよります。
でも、『こういうパターンもあるんだ』という
参考例や選択肢が増えることは
子育ての安心感に繋がります。
私が得たかったことは
こういうことだったんですね。
いわゆる"専門家"のサポートとピアサポート
どちらにもメリットがあります。
自分と子どもに合ったサポートを
自分で選ぶことが大切だな
と思いました
今回ご相談に来てくださったKさん。
「ここまで話がすんなり伝わる人に会ったのは初めてです!」と仰っていました。
お話を聞かせてもらった感じから
息子さんの強みには
『親切心』や『大局観』がありそうだな~と感じました。
実際に診断をやっていただかないとわかりませんが
Mareオリジナルサポートシートの書き方も
説明させていただきました
なんと、お子さんと一緒に作ってみます、とのこと!スゴイ!
サポートシートは
支援者のためのものだけではなくて
自分を客観的に理解するために
本人が書いても良いのです!
自分のトリセツのような感じですね。
Kさんのお子さんは自分の特性や得意不得意を
客観的に理解されているようでした。
きっとお母さんが特性を肯定的に受容するような
関わりをされていたんですね
今後は、まだ発揮できていない
お母さんと息子さんの強みを顕在化して
『自分らしく』に自信を持ってもらえたらいいなぁ
強み発見ワークショップも
ブラッシュアップしていこうと思いました
読んでいただきありがとうございました
強み発見カウンセリング承ります
強みは知っているだけでも
幸福感が増す研究結果もあります
さらに、強みを活用することで
より自分らしく充実した人生を送ることができます。
カラフルキッズコミュニティMareでは
ママと子どもの強みを発見して活かすための
カウンセリングを承っています。
診断ツール・VIA-IS強み診断カードを使って分析します。
「あなたらしさ」を構成するトップ5の強み
【Signeture Strength】をメインに
強みの活かし方についてカウンセリングいたします。
詳しくは、インスタグラム又はMare公式LINEを
ご覧くださいね