発達特性がある子の災害時サポートについて | 発達が気になる子とママのためのしなやか子育て自分育て

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こんにちは。

 

宇井ルミです気づき

 

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2024年早々から、能登半島地震や航空機の火災など

悲しみと不安に心を痛めている方も多くいらっしゃると思います。

 

亡くなられた方の御冥福を心よりお祈りいたします。

 

被災された方が1日でも早く心休まる日が来ますように。

救助や被災者支援に尽力されている方も安全でありますように。

 

 

 

 

 

13年前の東日本大震災では

私の住む地域も震度5強、津波の被害もありました。

 

大震災の時もそうでしたが

被害は広範囲で、メディアで取り上げられない地域もたくさんありましたから

 

おそらくまだまだ被害の全容把握に至るまでは

時間が掛かることと思います。

 

 

北陸では、まだ余震も続いている中

自宅へ戻れずに避難している方も

多くいらっしゃいますね。

 

我が家も、東日本大震災の時は娘が2歳

息子は生後2か月でしたから

被害の少なかった隣の市の実家に避難していました。

 

普段の当たり前の日常が一変して

先が見えない不安や情報不足

 

これからのことを思うと

絶望感に襲われることもありました。

 

娘のアトピーが一気に悪化したのもこの時期です。

娘は一見無邪気に元気に見えましたが

想像以上のストレスがかかっていたのですね💦

 

 

小さい子は災害の状況や先行きのことを

理解することはできませんが

まわりの様子や大人たちを良く見ていますよね。

 

発達障害や特性のある子ならなおさら

不安が行動に現れる傾向があります。

 

 

東日本大震災のあと

日本自閉症協会の調査で

災害発生時に欲しくても得られなかった支援として

 

1、避難所で配給される食事が食べられない

2、雑音やパーソナルスペースの確保

3、発達障がい者への理解と配慮

4、福祉避難所

5、家族の安否確認ツール

 

がありました。

 

感覚過敏やパニックなどは

本人の努力で克服できるものではないですよね。

 

発達障害について理解してくれると感じられる

「居場所」がいちばん必要だったということです。

 

 

災害対策基本法では

【災害時要援護者支援制度】を制定して

「避難行動要支援者名簿」を

作成することが自治体に義務つけられています。

 

一度お住いの自治体に確認しておくと

良いかもしれませんね。

 

また、防災の視点からも

特にASDなど、人とのかかわりに

スムーズなコミュニケーションが困難な子たちは

誰かに助けを求めたり困りごとを伝えられるようなスキルを習得することはとても大事です。

 

ヘルプカードや視覚支援ツールを使うなど

お子さんの特性に合った支援を

準備していきたいですね。

 

 

今後、日本はどこでも”被災地”になり得ます。

 

防災マニュアルをもう一度見直して

お子さんの特性も考慮した上で

備えをしていくことが必要だと思います。

 

国立障害者リハビリテーションセンター資料です

災害時 障害のある方のサポートマニュアル

 

 

 

学校や放デイなども定期的に避難訓練をしていますが

お子さんのその時の様子を先生に確認しておくことも大切ですね気づき

 

 

 

読んでいただきありがとうございました飛び出すハート