ずっとずっと以前から疑問に思っています。

お問い合わせフォームや購入フォームで、名前を入力する欄が「姓と名で分かれている」サイトって何の目的があって、こんな面倒なことをユーザー(お客さんに)押し付けてるんでしょうね。

この意味不明な風習っていつまで続くんですかね。

 

入力欄が姓と名で別々という風習のせいで面倒が発生

こういった「姓と名で分かれている入力フォーム」はお客さん(入力する側)は、漢字で名前を入力するときに姓と名を別々で入れなければならない。さらにこういった意味不明な風習を継続しているホームページのフォームは必ずと言っていいぐらいフリガナの入力も姓と名を別々に入力しなければならなくなっています。

これっめちゃくちゃ手間なんですよね。

まるで、お問合せして欲しくない、購入して欲しくないと言ってるようなもんですよ。

 

ホームページ離脱の原因にもなる

実際、アクセス解析を見てみると、入力フォームのところまで来て離脱する方すごく多いんですよね。

購入やお問合せのアクションを戸惑って離脱する方もいるでしょうけど、フォームのページで離脱の多いホームページでは多くのケースでたくさん入力しなければならない項目が表示されています。

たくさんの入力項目をスマホで入力するるのってめちゃくちゃ面倒ですよね。 パソコンだって一つ一つ項目を入力し、マウスで次の欄を選んで入力し次の...ってしていかなければならない。

考えただけでも面倒です。

 

理由を聞くと「なんとなく」って

以前にお付き合いしていたお客様で、おもてなしをすごく打ち出されてはいるんですけど、入力フォームが姓と名で分かれている(だけじゃなく他にも余計な項目を理由なく聞きまくっている)ホームページでした。

お問い合わせされてきた方の情報をデータ化して販売戦略などに活かしている場合、たくさんの項目を聞いておく必要があるので、ある程度は仕方がないのかなと思っていました。

で、あるときにこのお客様に「なぜそんなに複雑な入力項目をお客様に求めるのか」と聞いたところ、「特に理由はなく、なんとなく」という答えが返ってきたのです。

 

えっ!って。

特に意味はなく、なんとなくでお客さんを遠ざけている。

おもてなしを打ち出しているにもかかわらず。

すぐに、入力する項目は必要最低限だけに変更してもらいました。

もちろん、姓と名で別れていた名前の入力項目もひとつに変更してもらいました。

その効果もあってか、お問合せや予約ページでの離脱が軽減されるようになりました。

 

EFO(エントリーフォーム最適化)

実はこういったケースすごく多いんです。

特に意味はないんだけど作ったときにその入力項目になっていたからそのままでってホームページが。

ホームページって少しのストレスや使いにくさを感じるとお客さんってすぐ離脱します。

なので、最後に一番面倒かける入力フォームのところは、できるだけスムーズに入力できるように最適化しておかなければなりません。

この入力フォームを最適化することを「EFO(エントリーフォーム最適化)」と呼んだりします。

あなたのホームページはエントリーフォーム最適化できてますか?

 

まとめ

個人の方を相手に商売をされている方は自分のホームページがユーザにとって使いやすいかどうか、入力しやすいホームやってるかどうか必ずチェックしてくださいね。

きれいな写真やかっこいいレイアウトとかも大事ですけど、ホームページは使い易さも同等に重要です。

本当にお客さんをおもてなしするつもりがあるなら、 見た目だけを取り繕う最適化だけで終わらずに、使い易さの最適化を徹底的に行うべきです。そうすることで、お客さんの満足度も上がり、コンバージョン(目標達成:問合せ数とか購入数とか..)が増えていくでしょう。

 

ホームページは見える部分だけで判断されてしまいがちです。

しかし、それはホームページが持っているポテンシャルの半分に過ぎません。

残りの半分は、裏側に隠れたスペックや仕様になります。 見えない部分をしっかり作り込んで、お客様が使いやすいような環境を作っていく事は現在のホームページには欠かせない仕様になっています。

お客さんがストレスなくスムーズに利用できるスペック・機能にもこだわったホームページを制作したい方はいつでもご相談ください。

 

あなたのホームページは見た目だけで終わってませんか?

見た目はきれいだけど使いにくいとか、

入力項目が多すぎると、

お客さんに言われた事はありませんか?

 

本当にお客さんことを考えているなら正しいおもてなしを行ってください!

フォームの名前の入力欄が姓と名で分かれている謎の風習のせいでお客さんがとても迷惑しているという話でした。

迷惑はやめなはれ。