ロリーのごはん | ご用は何ですか?

ご用は何ですか?

2016年生まれのシェルティ(セーブルホワイト♂)との暮らしを綴ります。

ロリーの食事が最近ようやく安定しました。

現在は「ソルビダのターキー」と「犬心の低たんぱくバランス」を混ぜ合わせて与えています。

 

昨年春に動物病院からの指導で【ロイヤルカナンのエイジングケア】を食べていました。食べ始めて2~3か月でフケが増えてきました。もともとフケと背中のべたべたした脂のようなものが毛の根元にでてしまっていて浸漬シャンプーを始めたきっかけでもあります。

 

 

 

シャンプーを続けながら食事の変更を考えたことはありませんでした。しかし、7月には背中やハーネスが触れる部分に複数の丘疹が現れ、治りかけの皮膚が剥がれ始めるのを確認しました。10月にはロリーの被毛が元気を失い、フケも増えました。シャンプーのみでは状態が改善しないことが明らかでした。

 

考えられるアレルギー反応の原因として、ロイヤルカナンのエイジングケアに含まれる保存料ソルビン酸Kが気になり、エイジングケアの使用をやめることにしました。

次のご飯を決めるために近所のペットショップからドライフードのサンプルをいくつか入手しました。最近の製品はほとんどが植物由来の保存料を採用しているようでした。ソルビン酸Kを避けることは容易なのにロイヤルカナンもエイジングケアだけに添加されています。
ペットショップで貰った約100gのサンプルを10種類ほど試しました。新しく参入したものが多くあまり耳にしないブランドばかりでした。

食いつきやお腹の調子はどのフードも大差なく、ロリーは毎日異なるフードを楽しんでいるようでした。食事にうるさい🐶の場合、好みか慣れないためか食べないのか判断が難しいですが、ロリーは何でもよく食べます。サンプルは2日ごとに切り替え、お腹が緩くなったのは1種類だけでした。それらを食べさせてから約2週間で体のかゆみが減ったようで、皮膚の状態も少し改善されました。

お腹を後ろ足で掻くことが無くなり、フケも減少しました。丘疹も少なくなったように思います。劇的な改善ではありませんが、後ろ足でお腹をかくことがなくなったのは大きな変化です。これほど早く効果が出るとは思ってもいませんでした。ソルビン酸Kはおやつなどの保存料にも使われていてお友達から頂くおやつから摂取してしまうこともあります。量が問題ならご飯から除去することが最も効果的ですが、その物質自体がダメなら今も皮膚の状態は変わらないはず。まずは量を減らせた効果だと考えました。

他の要因として推定できたのは穀物アレルギーでした。ペットショップで入手したサンプルは計らずも全てグレインフリーでした。

 

グレインフリーの定義は

「一般に、グレイン(grain)は穀物、とくに穀類を指し、グレインフリーは「穀類を使っていない」こと、 また、グルテン(gluten)は穀類の胚乳から生成されるタンパク質のことで、 ドッグフードにおいては、「小麦・大麦・ライ麦を使っていない」という意味で使われています。」by google検索

らしいです。

 

ロイヤルカナンのエイジングケアにはコーン、コーングルテン、小麦、小麦粉が含まれていました。もしかしたら小麦粉のアレルギーなのかもしれないとやっと辿り着きました。考えてみれば最もポピュラーなアレルギーでした。

 

そこで、グレインフリーのフードに変更することにしました。

グレインフリーにすると穀物を入れない分、タンパク質の量が増えがちと聞きました。ロリーの腎機能に余裕がないのでロイヤルカナンのエイジングケアのタンパク量(23.5%以上)に近いものを選びました。次に老犬なのでオメガ3の量が多いもの。脂質は多すぎないもの。【ソルビダ完全室内飼い7歳以上チキン】と【ソルビダ室内飼い全年齢ターキー】を選びました。チキンのほうがタンパク量を抑えて脂質も低いのでこちらにしたいのですが継続して食べさせてみると💩が少し緩くなることが判りました。その為、11月ころからソルビダのチキンとターキーを交互に食べさせることにしました。

 

ロリーのアレルギーの原因が明らかになった出来事がいくつかありました。それはレオンの誕生日とクリスマスにケーキを食べたことです。クリスマスには小麦粉を使ったビスケットを台にしたケーキを食べてしまい、ロリーの背中の皮膚がめくれてしまいました。お正月にはフケがひどくなりました。

さらに、獣医師が指摘した豚タンパクが【ロイヤルカナンのエイジングケア】に含まれていました。フィラリアとノミダニ予防薬のネクスガードプラスからノミダニ予防薬のクレデリオに切り替えた時期がクリスマスケーキを食べた時期と重なりました。クレデリオには豚タンパクが含まれています。しかし、クレデリオを継続して服用していたため、2月以降はフケも落ち着いてきて、豚タンパクアレルギーの疑いはなくなりました。

 

小麦粉アレルギーの可能性が強くなってきてさらにロイヤルカナンを止めて5か月ほど経過。被毛には多少のべたつきはあるもののフケは殆どなく丘疹もなし。

 

しかし、3月の健康診断で心臓と腎臓の悪化が見られました。

昨年の3月から9月まではほとんど変化がなかったのに、その後悪化してしまいました。季節や加齢も影響しているかもしれませんが、食事の変更が原因かもしれないと考え、色々と調査しました。

ロイヤルカナンのエイジングケアの成分を見直し、不足しているものがないか確認しました。栄養学の知識がなく、原材料を比較しても理解できず困っていたところ、「心臓と腎臓の両方をケアできる」というフードを見つけました。それは犬心の低タンパクバランスです。

心臓外科の専門医は、「心臓ケアの食事で極端な低ナトリウムは必要ないが、少し低ナトリウムにするべきだ」と言いました。低ナトリウムがどの程度かは分かりませんが、見つけたフードは心臓ケア用でもナトリウムがゼロではありませんでした。それは専門医の忠告に沿っていましたが、獣医から推奨されたものではない療法食を100%与えることには躊躇しました。

また、犬心には低アレルギー性とされる小麦粉が含まれています。

一方で、ソルビダはチキンを使った7歳以上のシニア向けの設定がありますが、ターキーは全年齢向けです。ターキーはタンパク質がやや多く、脂質も多いです。

結局、ソルビダと犬心を半分ずつ混ぜて与えることにしました。

正解のご飯を見つけることはできないかもしれませんが、喜んで食べてくれて体重と血液検査の結果を維持することが目的です。

これが過去半年間の食事に関する出来事です。

 

レオンのご飯の検討もトッピングの缶詰について少しやっていますのでお知らせします。ロリーばっかりじゃないよ、ということで。看板持ち

 

 

 

↓テレビみてるの?ロリー

 

 

 

 

↓お手ができるようになりました。やっとこさ泣き笑い

*ソルビダと犬心の混ぜご飯がチラっと映ります