一昨年末に”リビングに寝袋を持ち込んで寝てみたら二頭のシェルティが大喜びで一緒に寝てくれた”というある方のブログを読みました。
当時レオンは一階のリビングのサークルの中で飼い主は二階。リビングは犬たちの遊び場だし布団を引いて寝る気にもなれない。寝袋のアイデアには「いつかやってみたい」気持ちになりました。しかし、その「いつか」はなかなかやってきませんでした。
昨年はロリーが家に来て当初はケージ、次はサークルで寝かせていましたが次第にサークルで寝るのを嫌がるようになったため昨年秋ごろからリビングに置いたベッドで寝かせています。レオンは相変わらずサークルの中で寝ています。
前回のブログにも書きましたがお友達のワンちゃんが夜中に具合が悪くなって亡くなりました。咳がでて止まらなくなって眠れない日が続いていたそうです。ロリーと同じ病気でした。
家ではロリーが夜中に咳をしているのか眠れていないのかわかりませんでした。近くに寝て症状の悪化があれば把握したい。なんとか近くで寝かせることができないかと思いました。
レオンも過去に二階で寝かせようとしましたがソフトサークルの中で動き回ってレオンも私もよく眠れないことがありました。レオンは一人でいつものサークルで寝たいようです。レオンはまだ若く夜中の体調を気にしなければならない年齢ではないので好きにさせています。それでもロリーだけ二階に連れて行くのもレオンが気にするでしょう。そこで一階の和室に布団を引いてそこでロリーに近くに寝てもらえないか試してみました。
お友達が亡くなったと聞いた週末から和室に布団を引きました。リビングのドアと和室のドアを開けておき私が一階で寝ていることを知ってもらうことから始めました。同時にレオンのサークルも閉めないことにしました。
10日ほど経って時々ロリーが覗きに来るようになりました。レオンは来ません。朝になってから布団の端っこにロリーが丸まっていることもありました。
そこで私が布団に入るときにロリーのベッドを和室に運んでみました。すると一緒についてきて置かれた自分のベッドで寝ていました。やっと同じ空間で寝ることができたのはちょうどロリーのうちの子記念の日でした。
その後は和室で寝る意思を示してくれるようになって歯磨きの後リビングのドアが閉まっているとピーピー鳴いて怒っていました。ドアを開けて更に布団を早めに引いておくとさっさと和室に入って寝るようになりました。お布団に寝てしまうので後でロリーのベッドを運んでおくとベッドに移動して寝ています。
朝はロリーが起こしに来ることはありません。私が起きるまで辛抱強く待っていてくれます。
肝心のロリーが寝ているときの呼吸の状態ですが静かに眠れているようです。
歯磨きの後、ベッドを運んでもらえるのをじっと待って和室に一緒に入って朝まで静かに寝てくれます。
咳込んだときはベッドから立ち上がって畳をうろうろしながら
「はっはっは~うげぇ~」と踏ん張りながら咳をしてまた何事もなかったかのようにベッドに戻ります。
背中を摩れば良いのかわからないけれど咳込んだときは背中を摩りながら静かに話しかけます。
「大丈夫、大丈夫」
再び眠りについたロリーの静かな呼吸に安心しながら
平穏な日がずっと続いてほしいと願ってしまいます。