月は正直者だわ
そうひとりごちて
彼女は溜息ひとつ
それが美しさの欠けら
僕はそれを放り投げて
空に流れ星を作ってやった
彼女はそれにも喜ぶ
うっとりと瞬くまつげの先にかかる光は
またしても美しさの欠けらで
僕はまたそれを放り投げる
けれどそれは流れ星にも
飛行機の点滅にもならず
恥じらうように月影へと消えてしまった
だから月は正直者なのよ
彼女はうっそりと笑ってみせたが
もう僕には暗闇しか見えなかった


 
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先日観劇した劇団『るぼわーる』さんの前の劇、『碧色迷宮』のDVDがここに。
まだ封をきってません(わぁ、ごめんなさいっ)
2時間強の劇で、面白そうなストーリーなので早く観たいのですが……
時間を上手く整理して、観賞したいです。
本当は、テレビで観たい、けど色々と面倒なので大人しくパソコンで観ます。

なるべく、早く。
この月が終わるまでには!


 
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誰かと一緒に食卓につくということは、とてもプライベートな時間を共有することだと考える。食事をとる、という行為が無防備なことで、かつ自分をさらけ出す行為だからかもしれない。
だからこそ、初めての人と共にする食事は緊張することが多く、また共に食事をとることが親密さに繋がるのだと思う。
故に人は気を使ったり、気心の知れた人との食卓は和やかで楽しかったり、逆に気の合わない人との食卓は苦痛である。
夜の食事は特にそうで、夜も食事もプライベートの領域だ。そう易々と他人に委ねることのできるものではない。

もうすぐ夕方。夕食の準備が始まる頃合いだ。
最近では暑さが涼しさに、それが寒さにと変化してきている。
その寒さの中、私はあたたかな食卓を囲む。
夜の、プライベートな時間に。家族との食卓を。

好きな人と一緒にとる食事。
それがあたたかな食卓。



 
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実りの秋です。近所のたんぼも稲穂が垂れ下がるようになりました。
謙虚に謙虚に、それでもこがねの粒は美しい。しなるその緑の曲線は素晴らしい。

前世は農民か雀だったのではないかというくらい白米が好きな私には、とてもまばゆい光景です。
農家のみなさん。頑張って下さってありがとうございます。
おいしいお米になりますように。


 
 


君が戸惑っている間に
時間は逆立ちをして
君を一人ぼっちにする
はぐれたわけでもなく
のけ者にされたわけでもないのに
君は角砂糖がざらりと崩れて溶けていくような笑顔を見せて
孤独を確かに受け取らざるをえない

君はぽつねんと
淋しいの 呟いて
人間が持つ永劫の孤独を毛布にして
暖をとるしかできない
たぶんそれは永遠に
君の瞳が冴えきっても


僕も君と同じように
逆さまの時間で孤独を知った
君と手を繋いでも
この加速度は止まらない