機内照明とフライトの忙しさの関係性
こんにちは。機内照明のお話です。以前の便で先輩クルーから伝授されたことをシェアします。その先輩ナンシー(仮名)いわく、機内照明の明るさ/暗さはフライトの忙しさと関係しているらしいのです。一瞬、 ????でも、すぐに意味が分かりました。うちの会社には離着陸以外の間の機内照明については特に決まったルールはありません。その便のパーサーが調整します。基本的に離着陸時は緊急時の脱出に備え、外の明るさに目を慣らすため機外と同じくらいの明るさに調整します。これはマニュアルにも載っていて従うのですが、そのあとの安定飛行からサービス開始の間に調整する機内照明の具合でその後の忙しさが左右されるというのです。もう想像つくかと思いますが、明るい機内=お客様のお目覚め率が高い暗い/薄暗い機内=お休み中のお客様が増えるそして、そしてお客様が眠りにつき始めるのは大きい空港だとだいたいが、ながーーい、ながーーーい離陸前のタキシングの間など(誘導路や滑走路を走行中)タキシングが長ければ長いほどすやすやと眠られるお客様が爆発的に増えるのですそして、離陸後、サービス前に機内照明を調整するのですが、このとき、極端に明るくせず壁の照明だけにしたりして既に眠っているお客様を起こさない。そして更に、他のお客様にも眠くなって頂く。そうすることで、機内サービスは基本的に眠っているお客様を起こすことはないのでサービスがすぐに終わるし、コールボタンも減るというのです。たしかに納得でも、こういう発想ってほんとカナダ人だな~~って(良い意味でも悪い意味でも)日本人にはこんな考え方なかなか思いつかないですよね。もちろん全員ではないですけど、いかに自分の仕事を楽にするかを日夜研究しているクルーは時々見かけます。ある意味、尊敬。笑僕はお給料貰ってる分は働きますし、たまにサービス前にぺちゃくちゃ、クルー同士で話して全然サービスを始めないクルーがいてもとりあえず、自分はエッサエッサとサービスの準備して自分のセクションのサービスを始めます。もちろん結局は喋っているクルーのセクションも手伝うことになるんですけどね。まあ、こんな変な話です。そのクルーは真剣に熱弁してましたが。笑でも、僕が気づいた事、どんなに機内照明を暗くして眠っているお客様を増やしても着陸前の他の業務で忙しいタイミングに皆様、一斉に喉をカラカラにしてお目覚め、そしてコールボタンの嵐で、お手洗いには長蛇の列。カートをキャビンに出せないやっぱり、自分本位の考え方は良くありません。お客様に快適に過ごしてもらえるようなサービス(機内照明含め)を心がけたいですね。ちなみに、これくらいの暗さがベストらしい。笑逆に個人モニターが眩しすぎる。。。今後もサービスの向上に努めて参ります!!!