3年前のブログが挙がってきました。
熱性痙攣やダイアップの取り扱い。
今年度は熱性痙攣既往のお子さんが少なく、園全体で7名、ダイアップの預かりも4名だけです。
しかし、コロナ禍で業務が増え、絶望的な保育士不足でクラスを抜ける時間がなくなり、ここ2年くらい熱性痙攣に関する研修をしていません
一方で、うちの園も世間の流行に乗っかり、現在咽頭結膜熱(プール熱)のお子さんが増えています。昨日はヘルパンギーナのお子さんが出ました。
その他、熱発や嘔吐のお子さんが多数💦
診断は風邪、夏風邪、突発性発疹、アデノウイルス感染症など。
夏風邪?
手足口病もヘルパンギーナも咽頭結膜熱も夏風邪の一種だけど?いわゆる三大夏風邪。
手足口病とヘルパンギーナは登園届、咽頭結膜熱は登園許可証。
アデノウイルス感染症でも、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎(はやり目)は登園許可証、アデノウイルスによる胃腸炎は登園届、その他のアデノウイルス感染症は書類なし。
困るのが「お腹の風邪」「〜かもね」という診断…そんなぼんやりしたものじゃなくて確定診断が欲しい!と思う反面、症状の経過で診断は変わるし、明確な診断が難しいのも理解できます。
命に関わる疾患は見落としてはいけないし、きちんと確定診断して早急に介入してほしいけど、それ以外はね?というのもなんとなく分かりますし
ただ、運用が煩雑になっていて、保育士さんによって対応にバラツキが出ています。それが保護者からのクレームに繋がることも…
年齢差や個人差が大きく難しいところですが、もう少しシンプルに対応できないか模索中です
脱線しましたが、熱性痙攣の話。
熱性痙攣は急激に体温が上がるタイミング、そして発熱後12時間以内の発症が多いとされています。
熱性痙攣を起こしやすい疾患。
ヘルパンギーナや突発性発疹、インフルエンザが流行する時期は要注意ということで、熱中症対策やプール活動、夏祭り、七夕イベントと慌ただしい日々ですが、どこかで熱性痙攣の研修をねじ込みたい…