サイレンシング(ネタバレ) | 映画でもどうどす?

映画でもどうどす?

映画と読書の感想を気が向いたら書いてます。
どちらも、ホラーとミステリが多め。
ホラーなら悪魔よりゾンビや怨霊。
ミステリならイヤミス。

レイバーンは野生動物の管理官の仕事をしつつ、5年前に行方不明になった娘のことを今でも探してる。

過去に囚われた人。

元嫁はさっさと新しい人生を歩き始めてるのに。

 

 

監視カメラを見てたらギリースーツを着た何者かが槍みたいなんを投げて女の子を追いかけてるところを見ちゃった。

ムゥ、見逃せぬ!

 

 

 

 

女保安官の弟は、ちょっと危ない男子。

この子が犯人なんかなーと思わせて、

あまりにも露骨に犯人っぽいので「コイツはミスリードでおますわな」とわかりやすい。

 

 

弟を助けるためにレイバーンを撃つ保安官。

「弟が可愛いかってん、ごめんちゃてへぺろ」で済ませる保安官。

おとがめなしの警察。

アカンやろ?

 

 

 

 

レイバーンは森の中で犯人と戦おうと銃まで持ち出すのに防戦一方。

なんせギリースーツ(葉っぱやら樹の枝やら全身につけて森に同化してしまうスーツ)、どこにおるんかわからへん。

 

 

それでも傷つけられた娘ちゃん(話せなくなってる)を助け出すことは出来た。

 

 

ところがやっとの思いで助けた子が、侵入してきた犯人にあっさりKILLされる。

なんばしよっとねー?

 

 

レイバーンは犯人と戦う。

そこで知る真実。

犯人はアル中の人間が嫌いやった。

酒に溺れるレイバーンの娘も、きっとロクな人間にならへんやろ?

 

 

そんな理由でKILLされたって、

「え?わしが原因なん?」

確かにレイバーンは隙があったら酒を飲んどった。

でもその動機、

短絡的すぎひん?

そんなんでKILLされたら、

化けて出るね、マダムなら。

 

 

ラストは犯人を野生動物を狩るための落とし穴に落とし込んで、

お前は其処で乾いてゆけ、なラスト。

犯人は判明して報道もされるけれど、現在のところは行方不明になってはるぇって言う状況ね。

 

 

犯人の居所を知っているのはレイバーンと女保安官のみ。

口を割らないであろうことから、

犯人は永久に「今も逃げている」として追われるってことよ。

既に死んでるのにな。

 

 

 

 

おしまい

 

 

 

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

 

良質なミステリなんですよ。

伏線の回収もちゃんとしてるし。

でも退屈やねん。

 

 

ミステリとしても地味だし、マン・ハントとしても地味。

あと、女保安官が「なんもなかったこと」にされてるのはなぜの嵐。

民間人撃ってるんやで?

ええのん?

 

 

でも、動機がそこですか?なのは良かった。

森の中ギリースーツを着た犯人、

追う立場なのにいつしか追い詰められている恐怖。

お約束のエンジンかからへん!もあるよ。

 

 

 

 

オジスキーさんには、イケメソ親父が堪能できるので内容はともかくオススメ。

不純っ!

不純すぎるわよ!

 

 

声帯を傷付けて声が出ないようにしてるのはなぜなのかとか疑問はある。

見逃してる可能性大、

ちょっと寝てました。

すみません。

 

 

マン・ハントものでもあるから、どうしても先日観た、

 

 

 

『ザ・ハント』と比べちゃうよね。

 

 

この映画のテーマは。

細かい伏線を張ってるのに回収が地味。

こういう作品は外連味が大事なのよぅ!

上矢印

これ

 

 

レイバーンの飼っているわんこが「ソー」っていうんですよおねがい

こっちのソーはかしこですねん。

アホの子ちゃいますねん。

モニターに人影が写ったらわんわん吼えてくれるの。

可愛い!

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