嚥下の麻痺は、相変わらずです。
体力のある限り、カバーできますが、
年と共に、
今の状態が続くことはありません。
でも、苦しい思いをして、
命を落とすことは、避けたいです。
・・・怠け者なのか、
一つのことを続けることは、
難しい性分です。
そんな私に、友人から
「西日暮里で、ボイトレ始めない?」
と、お誘いがありました。
河野陽介先生(個人情報OKの許可を頂きました)
東京芸術大学を卒業した、現役の
声楽家(バリトン)でいらっしゃいます。
嚥下機能の衰えの防止のための
ボイストレーニングは、
初めてということでした。
(動機が・・申し訳ありません)
私も「ボイトレ」は初めてです。
顔面麻痺の影響で、
右あごの麻痺(右の舌、頬、口の内側、顎)は、
20年経つ今でも、残っています。
日本語の発音では、口も舌も、
あまり動かさなくてすみますが、
ベートーベンの第九の時は、
歌とドイツ語の発音で一苦労です。
動かした方が良いのでしょうが、
日常は、楽な方に傾きます。
それに、
声帯の右半分も麻痺しています。
まずは、上半身のストレッチから
始めました。
どの筋肉も首と繋がっているから、
むやみに声を出して、喉を痛めても
いけないとのこと。
第九の練習でも、20~30分は、
体をほぐし、発声練習から入ります。
それに
「リップロール」を初めて体験しました。
勢いよく吹いて、くちびるをブルブルと
小刻みに震わせるのです。
先生は目の下の頬まで震えています。
私は、短い間、口を尖らせて吹くのが
やっとなのですが、
麻痺しているはずの右頬も
振動と共に力なく揺れ動くので、
うれしくなりました。
息を声にする機会と体を鍛えていくことで、
嚥下によい影響を期待しています。
最終的には、ボイストレーニングで、
歌うことが楽しくなりますように!!
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