まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

30代になってから再び走りに奮起!
主はランですが、競馬ネタも少々。
2023春より麻雀を頑張り始めました。

 

 

 

牌姿などは動画を視聴して下さい。

 

今回から記事のテイストを変えてみます。

私に実力もないし、

確率・統計も簡単なものしかできないので、

麻雀を戦略ゲームとしてとらえて、

候補となる打牌のメリットとデメリットを書いて、

あなたはどれを選択しますか?

私はこうしますって感じで進めていきます。

 

打牌候補は私の中では3つ。

1筒、3筒、4索です。

それぞれの特徴とコメントを書いていきます。

 

【打1筒】

○特徴

 良形変化最大、赤ドラ受け2枚

○受入枚数

 4種9枚

○嬉しい変化

 良形変化3で種12枚(2筒はフリテンで除外)

 赤5筒、赤5索

○コメント

 メリットは良形の変化を最大で見つつ、

 中を鳴いての6-9筒、4索の変則待ちできる点。

 聴牌率と和了率のバランスも良い。

 中を鳴いても赤5索絡みで、

 索子の良形変化があり2900点となる。

 赤5筒を受け入れた場合も、

 中を鳴いてから6筒をツモれば、

 4-7筒、5-8筒待ちの良形変化する。

 他家の先制立直、聴牌気配に対して中を鳴いて、

 1500の仕掛けで3筒を打ちづらい可能性がある。

 一応、他のデメリットとしては、

 チャンタを捨てることになる。 

 

【打3筒】

○特徴:守備力最大、チャンタも狙える、赤ドラ受け1枚

○受入枚数:4種9枚

○嬉しい変化:9索ツモ前提でチャンタ変化1筒4枚

赤5索、良形変化で2種8枚

○コメント

 聴牌率や和了率は打1筒とほぼ変わらないが、

 良形変化や赤受けを減らす。

 残す牌が1筒ということもあり、

 安牌と入れ替えがしやすいし、

 1筒自体が安牌にあることもある。

 また、1筒が重なることによって、

 9索をツモってくる前提だがチャンタになる。

 門前で仕上がれば高打点のチャンス到来。

 

【打4索】

○特徴:受入最大、良形変化最大、赤ドラ受け2枚、チャンタ効率最大

○受入枚数:4種11枚

○嬉しい変化:9索ツモ前提で2筒4枚、1筒4枚の2種8枚

良形変化で3種12枚

赤5筒、赤5索

○コメント

 ほとんど打1筒と同じになるが、

 違いはすぐに中を鳴いたときにカン2筒待ちになる。

 聴牌率は変わらないが和了率が低下する。

 とはいえ、2筒は端牌でもあるので、

 意外と大きくは下がらないし、

 場況が良ければ狙うのは面白い。

 また、受け入れ枚数自体は多いため、

 微々たる差だが立直効率も良いし、

 チャンタ変化も9索だけとも言えるので、

 2筒ツモって聴牌したら、

 中バックで一旦、ダマにするという手段も取れる。

 

 

私は打1筒にしました。

書いている途中で打4索と迷いました。

 

基本は立直がかかってきて一向聴なら降りる手なので、

守備は中と9筒の5枚で何とかなるでしょってことで、

3筒はリャンメン素材として置いておきましょうって考え方。

 

解説以外のところで少し補足できるところがあったので、

付け加えます。

 

3筒からのリャンメンって2筒がフリテンってことを考えると、

4筒だけでしょ?って考えますよね。

実際に23筒にして固定すると、

中を鳴いてフリテン1-4筒の1500点聴牌。

割りには合わないですね。

せめて中がドラなら取る意味が出てきますけど。

 

3筒単体で考えるからダメで、

これ、索子の部分も含めて考えると、

3索と5索が変化の牌に加わり、

3種12枚ってことになります。

それに加えて、

6筒4枚、9筒1枚、4索2枚、中2枚の4種9枚で聴牌。

 

仮に4筒ツモから打4索すると、

2筒4枚、5筒4枚、6筒4枚、9筒1枚、中2枚で、

5種15枚での一向聴になります。

5索ツモからなら打3筒で、

6筒4枚、9筒1枚、3索4枚、4索2枚、6索3枚、9索4枚、中2枚で、

7種19枚の一向聴。

 

9枚から15枚の変化も見逃せないし、

仮に4筒引いた後でも、

守備を考えなければ、三面張変化の4索は抱えられる。

この場合、三面張になっても4索が対子でないパターンだけど、

それでも6種17枚になるので、十分である。

 

正直、2筒の場況が良ければ、

打4索はありなんだよね。

ただ、場況が読める前提の話なので、

中途半端に読めるぐらいの実力なら、

素直に打1筒した方が和了ができそう。

 

また、チャンタ変化って、

9索をツモれるかどうかが肝だし、

限定的な条件のために、

6-9筒、4索待ちになる可能性を放棄するのは、

ちょっと違うなと私は感じました。

ほとんどのパターンで中を鳴くと思いますしね。

 

4索を切る人は門前派の一打だと思います。

というのは、低打点は極力作らず、

中盤以降に中を渋々鳴く人でしょう。

これは戦略の違い。

 

 

実戦では、

速度がありそうな人がいれば、

変化とか考えずに押し返しまで考えて打3筒、

ゆったり構えられそうなら打1筒、

2筒の場況がめちゃくちゃ良ければ打4索、

打点が絶対条件でも打4索ですね。

こんな感じになるかなと思います。

牌譜検討楽しい!

と、思えるぐらい、自分で色々と考えるのが好きです。

だから、こんなブログを書いているわけですけど。

 

何回か書いたことがありますが、

「自分なりの正解」を見つけていく作業なんですよね。

最終的に、AIで判断したり、

上手い人に意見を求めたりするにしても、

理解力をどらくらいあるかで、吸収率って違うと思うんですよね。

だからこそ、間違っていても、

色々なパターンを考えて、自分なりの正解を出すというのが大事かなと。

このことについては、打牌批判に絡めて書いていきたい。

 

というわけで、今回は段位戦オーラスの立直判断。

 

 

 

タンヤオドラ2の2-5-8索待ちの聴牌。

ダマで出和了5200点、ツモ2000-3900ですね。

 

トップ目の下家とは9600点差なので、

直撃OK、他家からはNG、ツモOKって感じ。

立直すると、

直撃OK、他家からは裏裏条件、一発なら裏1条件、ツモOK。

 

親のラス目に放銃は点差が離れてはいるものの、

放銃しての局継続については、

打点によってはラスに片足突っ込んでるようなもの。

上家とは15800点差で満貫直、倍ツモ条件で、

ラス目とは4800点差で、そんなに余裕がない。

満貫あるパターンもあるとは思うけど、安手で何とかしようってケースもある。

どっちもあるなーって感じ。

なので、ラスにならなければどうでも良いので、

対面だけ注意していれば良いかなって感じです。

 

立直すると、上家がやる気なのに、手を引っ込める可能性があるよね。

で、当然、下家も任せるかってなる。

親と一騎打ちになりそう。

そして、せめて立直の出和了で確定であれば立直打つ価値はあるが、

裏裏か一発裏が出和了で着順入れ替わりの条件なので、

相当厳しいい。

裏1条件なら、立直もあるっちゃあるってぐらい。

となると、ダマで2着OKで構えた方が良さそうですね。

 

 

結局は一発でドラツモでした。

立直してなくても逆転トップだったみたいですが、

これは立直しなくても良さそうですね。

ある程度は押すにしてもダマだねー。

 

 

 

神域リーグ2024、第10節。

アトラスは3-3-3で悲しみの中、レギュラーシーズン終了。

 

当ブログの推し、

朝陽にいなさんも終始防戦という感じでした。

 

 

 

放銃場面ではあるものの、粘った結果、

タンヤオドラ2聴牌で、果敢に2軒立直に追っかけ。

立直に対してこの粘りをした人は立直です。

 

で、ドラ跨ぎだから普通に危ないから気合降りの選択肢もあったと思うけど、

残っているスジってそれなりにあるんだよね。

 

長尾さん:残り10スジ(リャンメン想定放銃率10%)

リツキンさん:残り7スジ(リャンメン想定放銃率14.2%)

 

結構残ってる。

4索がどちらかに当たる確率って、

高く見積もって30~40%ぐらいか。

何らかの愚形の可能性もありますからね。

確率だけなら押し優位なんじゃないかなーって思います。

 

これを降りだーって言う人は、

そもそも粘ってないと思う(笑)

この押しこそが、朝陽にいなの真骨頂。

 

 

そして、悲しみの中・・・

立直されてたらともかく、ダマでこの巡目は無理です。

この時、観戦中に思わず、「うえっ」って声を出してしまいました。

 

その前に見せ場あっただろーって怒られそうなので、

七対子のところも切り抜き!

 

 

七対子で聴牌したところ。

この立直判断難しいよねー。

長尾さんに打つのは、チーム状況的には嫌だからってことで、

降り手順も残しておくためにダマ。

プロでも意見が分かれそう。

 

長尾さんからダマ直撃したんだけど、

確か立直してても裏はなかったはず。

にいなさんが後から確認していましたね。

 

 

後はほとんど防戦一方だったからなー。

一応、字牌1枚ぐらい押すかどうかとか、

ドラ受けどうするかとか、楽屋配信で監督が言ってたけど、

細かい精査は分からないところですね。

分からないと言うよりかは、楽屋配信で言われていたことが、

監督からにいなさんに伝わるだろうから、

ここで分析とか細かい読みとかを書く意味がないって感じですね。

楽屋配信とにいなさんの配信を両方見た方が良いかなーと思います。

 

スカッと先制みたいな場面ってなかったから、どうしようもないって感じですね。

ワンツーが走りすぎた(笑)

 

 

 

セミファイナルはグラディウスがかなり負けているので、

アトラスは4位まで落ちたとはいえ、ラス引かなければファイナルには行けそうですね。

次回は27日とのことですので、来週ですね。

しっかり応援したいと思います!

 

 

牌姿などは動画を視聴して下さい。

 

 

私は7索にしました。

打点MAXなら打4索なんだけど、受け入れを狭くしすぎ。

で、5筒か7索かって選択になります。

 

実はブログを書いている途中で、

これ5筒が良いのでは?ってなって、

最終的に打7索に戻ってきました。

 

打4索は流石に100点満点で60点未満の評価になりそうだけど、

打5筒、打7索のどちらかが満点だとして、

どっちを選んでも60点以下の回答ではないと思います。

 

 

5筒と7索どっちが良いのかって話になります。

まず受け入れを見ます。

 

 

【打5筒】

6筒4枚、9筒4枚、3索4枚、6索3枚、7索2枚、9索2枚

6種19枚

 

門前で想定される最終形

6-9筒待ち、立直、平和、一盃口、赤、ドラ2

6-9筒待ち、立直、赤、ドラ3

6-9筒待ち、立直、赤、ドラ2

カン6索待ち、立直、一盃口、赤、ドラ2

3-6索待ち、立直、平和、赤、ドラ2

 

 

【打7索】

6筒4枚、9筒4枚、3索4枚、6索3枚

4種15枚

 

門前で想定される最終形

カン6筒待ち、立直、三色、赤、ドラ2

3-6索待ち、立直、平和、三色、赤、ドラ2

3-6索待ち、立直、平和、赤、ドラ2

6-9筒待ち、立直、平和、赤、ドラ2

 

 

受入れは4枚差。

先に打7索を良い点を話すと、

どこを受けてもダマに受けられる点。

しかも、親なので11600点以上確定。

6筒が先に埋まったらダマ18000点確定。

 

打5筒は打点的には立直を打って18000点確定のものがあるものの、

基本は11600点、12000点って感じ。

立直を打たないと和了ができないパターンもある。

 

 

受け入れ枚数とダマの打点でトレードオフで、

ダマ打点と言っても、6筒限定だし、5筒切って打点に不満があるわけでもない。

ここまでなら、打5筒かなって感じです。

 

打7索の最大のメリットは、6筒を鳴いて、

確定三色の3-6索待ちをドラ2、赤を抱えたままできる点。

その分、若干、打7索の方が良いのかなという印象。

3-6索から鳴くかどうかってのは、あまり鳴きたくないけど鳴く(笑)

受入れ枚数差は鳴きで埋まる感覚はある。

ってなると、立直打たずに18000点はめちゃくちゃでかい。

 

という考えで打7索にしました。

もうちょっとだけ付け加えると、多分、立直打ったら、

結構降りられそうなんだよね。

赤1、ドラ3とかで立直打ったら、

他は赤ありメンタンピンみたいな手じゃないと、

親に逆らってくる人が少なそうだしね。

そういう意味では一人旅にできるとも言えるので、

このブログを書きながら、やっぱり打5筒か?ってなってます(笑)

 

 

実戦では、時間の都合で立直効率で打5筒しているのが目に映る。

基本的には受け入れ枚数が分かりやすい牌姿なので、

特に門前で構えているときは、立直効率でぱっと多い方に受けるんだよね。

ただ、打7索にも鳴けるメリットがあるので、

まぁどっちでも良いかなって思います。

立直で圧かけたいか、そうでもないかという戦略もありますからね。

お盆中は空き時間で麻雀を少し打ってはいたものの、

牌譜検討を一切しないという期間にしました。

リフレッシュですね(笑)

 

 

 

東1局で北を打つか2萬を打つかって感じ。

普通に北を打ちました。

ドラの東が見えていないので、打2萬もなくはないけど、

親ということで消極的なことはできないかなと思って打北。

 

3萬来たらカン6索は外せるし、

6索埋まったら、2萬切りそうではある。

他のリャンメンが埋まるパターンが悩みどころではあるものの、

カン6索立直のみはしたくないところなので、

その場合はカン6索を外しそう。

流石に2萬の利用価値がある普通にあるので、打北ですね。

 

 

形だけなら打東なんだけど、ドラなんですよね。

しかも生牌。

これでポンが入ったらきついし、

赤もないこの手に、それほど価値もないので、

2萬切りをしました。

最悪、東単騎で親立直の圧をかけるのも悪くないし、

重なって、鳴けなくともリャンメン立直は打てるので、

流石に残すかなって感じです。

 

 

立て続けにドラ東が切られたので、

少なくとも上家、対面は手が整っていると見て良さそう。

ここで立直効率で打東にしたのですが、

5萬も6萬も危険牌ってことを考えると、

リャンメン固定の6萬切りもあったかな。

でも、形が許さないか。

残りドラ1枚のためだけに、

6萬2枚を犠牲にして、変則三面張の可能性を拒否するのもね。

 

 

結果的にはどう打っても、これで立直にはなったと思う。

 

 

結果は下家が私への放銃で和了できました。

相手、4-7、5-8索待ちで結構ピンチでした(笑)

 

 

これは素直に反省した打牌。

ここで打7筒をしました。

形は愚形2つだし、雀頭も南で作るか、

何か他で作るかって感じなので、

良い形を目指せる7筒は合った方が良かった。

仮に中や発が対子になったとしても、

鳴きづらい形が残るだけですからね。

南を切れば頭にはできますが。

それよりかはドラ1あるし、立直目指した方が良いかな。

 

対面に8巡目ぐらいにツモられたので影響はありませんでした。

 

 

東3局で打5萬としましたが、他に選択遭ったかな?

カン6萬んは残り2枚で対面が萬子でターツありそうということで、

6萬の感触がなかった。

9萬1切れだから、一旦9萬という手もあったか。

7萬出ていく可能性があったしね。

 

 

そしてオーラス。

点棒状況的に、立直のみでもトップ。

満貫放銃はラス転落って感じの状況。

トップ目の子なので、降りても大抵は2着以上って感じです。

 

形は不安定になるものの打3筒もあったなーという感じがする。

どこの愚形も逃せないし打点いらないからね。1-4筒待ちになったら強いし。

結果論ですが、8筒、6筒、2筒と切ったんですが、

8筒と2筒を鳴かれてしまい、下家が対面からの和了になったんだよね。

 

いきなりドラ固定の2筒切りはちょっとやりすぎ。

ドラ固定する可能性もあるなら、打2索はあったか。

1索が1枚切れているだけだし。

まぁ打2索はあったなー。

鳴かれたのは結果論ではあるものの、

 

 

8筒、6筒外しが絶対に悪いとは思わない。

仮に5筒来ても4筒は2度受けになっている可能性がありますからね。

白を安牌にしつつ手を進めるっていうのは、

ラス回避ルールのオーラス、子でトップ目であれば、

立直手順を踏んでも良いのかなと思いました。

二向聴で良い形が残りそうなら、白を鳴く、

一向聴で聴牌できるなら、もちろん白は鳴く、

三向聴以下なら鳴かずに立直手順、それぐらいの感覚。

トップ取りが偉いなら、白はどこからでも鳴くけど、

終盤なら鳴かないかもぐらい。



牌姿などは動画を視聴して下さい。

 

私は打7索としました。

似たようなのが先週の月曜日にアップされています。

 

 

この時にも似たようなことを話しましたが、

打3筒はカン6筒にすべてを委ねてしまっています。

例え場況が良かったとしても、6筒が他に流れてツモ切られたら終わりですからね。

 

問題54の時は7索切ろうが2筒切ろうが、

やり直しが利く牌姿だったのですが、

今回の場合、3筒を切って、6筒が4枚切れた場合、

5筒か7筒の縦引き、ドラの縦引きなど、

結構きつめの形で勝負しなければなりません。

聴牌率も和了率も激減します。

 

 

実際に牌姿を比べてみましょう。

 

【打3筒】

赤567萬 57筒 45567799索

受入れ:6筒、3-6索、7索、9索の5種16枚

 

6筒:打7索して3-6索待ち

3索:打7索して6筒待ち

6索:打4索して6筒まち

7索:打5索して6筒待ち

9索:打5索して6筒待ち

 

【打7索】

赤567萬 357筒 4556799索

受入れ:4筒、6筒、3-6索の4種16枚

 

4筒:打7筒して3-6索待ち

6筒:打3筒して3-6索待ち

3-6索:打3筒して6筒待ち or 打7筒して4筒待ち

 

比べてもらったら分かる通り、

打3筒のばあい、6筒をツモってくる以外はカン6筒待ちになります。

6筒が3枚とか切られたら結構絶望で、

16枚中12枚でカン6筒待ちになります。

 

対して打7索は、半分は3-6索待ちになって、

愚形になっても、4筒と6筒の待ちの選択ができるという感じになります。

 

 

打3筒のメリットは、

三色を確定させることができる。

カン6筒待ちの「三色、ドラ2、赤」は最低限。

「三色、ドラ2、赤、平和」か「ドラ3、赤、立直」。

最高形が「三色、一盃口、ドラ2、赤」で、

立直かけてツモれば親倍まで見られる。

 

 

打7索は三色確定でないパターンでも、

「平和、ドラ2、赤」でダマっても出和了11600点、

立直してツモれば親跳で6000ALL。

ダマってツモっても4000ALL。

6筒が切られ過ぎてカン4筒にしたとしても、

立直かければ「ドラ2、赤、立直」で打点十分。

 

 

打3筒で最高形を目指す打牌をするのも理解できるけど、

ここは流石に打7索で良形の聴牌を目指したいと考える。

 

これが赤なし、ドラ無しなら、

打3筒で打点をある程度確保するのはあり。

カン4筒が先に埋まったとして、立直平和のみは微妙だしね。

和了は見えそうだけど。

和了率を見るか打点を見るかで意見は分かれそう。

自分は打点取りそうだな。

X(旧Twitter)で話題になった局面です。

 

 

自分は感覚で麻雀を打っているので、

感覚で意見を書いてみる。

(多少は確率・統計の知識はありますが)

確率や統計でどうこうって話は、されても困りますので、

ご了承下さい。

 

 

色々と意見を見た上で、

この半荘の収支や平均着順だけで判断すると、立直が有利そうなんですが、

降りることも大きく劣っている感じではなさそうなんですよね。

で、私は降りるかなって感じです。

でも、今のセオリーは立直。

これは間違いないです。

 

 

その上で、この局面で判断の違いで、

ポイント収支にどれくらい差が出るかっていうと、

多分、ほとんど出ない。

体感できないレベルで差がでないと考えられます。

最初から魂天以上の実力があれば、どうか分かりませんが、

まだ発展途上であれば、玉の間で1000半荘以上打つことになります。

となると、ポイント収支・・・この判断の違いで体感できるほど出ないでしょ。

 

 

後、段位によっては戦略も違ってきそう。

 

雀豪1のトップ125pt、2着60pt、ラス-180pt、

雀聖3のトップ125pt、2着60pt、ラス-255ptでも違ってきそう。

 

雀豪1なら立直が優位そうだけど、

雀聖3だと降りが相当優位そうなんだよね。

 

 

ドライに局収支や平均順位で立直っていうのは、

鬼打ちする人にとっては結構大きなメリットがある。

思考による疲弊での集中力の低下を防げるというのが大きい。

これを降りるって人は、疲弊するしミスもしやすくなる。

鬼打ち向きではない打ち方。

 

集中力という側面で見ると、

元気で1~2半荘しか1日で打たないとかなら、

降りても立直でも好みで選んだら良いと思うし、

仕事で疲れていることが多い人や、

3半荘以上打つなら立直の方が優位そう。

 

 

 

もう少し別の視点で書くと、

今回は降りを選択した人も、

毎回、降りを選択するわけじゃないと思うんだよね。

ドラ1あったら、ツモ裏とかで満貫率が上がってるから勝負するって人もいたし、

それでも降りるって人もいるでしょう。

「ポイント収支にそこまで影響の出る話ですか?」ってなります。

 

こうやって、色々な側面で見ていくと、

何に重点を置くかで選択が変わるだけの話。

局収支や平均順位に重きを置くなら立直だろうし、

安定に重さを置くなら、降りた方が良い。

単純にそれだけの話なんだよね。

 

 

多分だけど、これを立直できる人って、

順位割合が1>3>2>4とか1>2>3>4とになっている人が多そう。

降りる人は、

3>2>1>4とか2>3>1>4になっている人が多そう。

上手い人で2>1>3>4という感じですかね。

 

 

結論を書くと、トップ率を重視するなら立直だし、

局収支や平均順位を重視するなら立直だし、

ラス率を重視するなら降りた方が良さそうだし、

直近の成績の安定を重視するなら、それも降りた方が良さそう。

どの選択が優秀かと言うより、

何を重視しているかで選択を決めたら良いのかなと思います。

(同じことを2回書いているけど大事なこと)

 

 

で、この牌姿でもうちょっと考えた方が良いのが手組かな。

イーシャンテン時の受け入れが、

2萬2枚、5萬4枚、1-4筒6枚、3筒2枚で、14枚中10枚でカン5萬待ちで聴牌。

かなりの確率でカン5萬になるから、

少なくても、私はその前の巡目で、8筒じゃなくて3筒切りそうなんですよね。

この点棒状況で先制でもカン5萬立直のみは打ちたくない。

ドラ1あって、それでも良いかなって考えるレベルなので、この手組はしないかな。

7筒が入ってきたり、6筒が来て愚形が残っても、一盃口がついてダマにできるので、

8筒を残して、カン5萬を払う可能性まで残しておきたい。

 

今回の牌姿にした人は、

カン5萬でも先制立直を打つ人、カン5萬が入ったら追っかけ立直もする人だと思う。

私のように、カン5萬で立直するつもりがない人は、

前巡で1-4筒のリャンメン固定をして、

8筒の2枚が安牌としてあるから、とりあえず8筒切ってダマるか、

カン5萬埋まったから立直って人と分かれると思います。

(他の戦略の人もいるかもですが)

 

 

もっと変則的な戦略を取ると打点的な価値がないので、

前巡の打8筒のところは、ドラ表示牌の6萬切って3対子1暗刻の手から、

七対子や三暗刻、四暗刻まで狙うって人もいるかもしれない。

それを狙った場合、多分、8筒で降りることになるんだよね。

5萬ツモったところで3-6萬フリテンだし、

そもそも聴牌してないから降りになる。

ちなみに打1索で七対子のみ狙うはやりすぎな気がします(笑)

 

 

これが、麻雀の運要素以外の戦略の部分で、

性格が出てくる部分だと思う。

戦略の部分で言うと、2巡目の北を残すって人もいましたね。

その時の牌姿は分からないので、何ともですけど。

 

最後に書いた手組については、

自分の実力だと、まだ試行錯誤している段階。

こういうのは上手い人に聞きたいですね。

※執筆は6月(ブログでの公開は8月だけど)

 

調子が悪いながら(6月期45戦で和了率18%前半)、

直近5戦は2-1-1-1で踏ん張ってます。

この5戦というのが、MortalでRating90以上が3つ。

4着、3着、1着の牌譜なので、

手が入らないと選択肢が少ないので、Ratingは高くなるのですが、

1着の牌譜は押し引き、打牌選択で選択肢が多くなるので、

それでRatingが高いのは評価できます。

ただね、Ratign90超えてても悪手率は10%超えるんだよね。

Rating83でも10%ぐらいだったけど(笑)

 

ちなみにRating87アベレージぐらいで雀魂の魂天レベル。

89付近で天鳳の9段クラスという感じです。

この5戦だけなら91、86、90、90、83で、

端数込みだとアベレージ88オーバー。

Ratingは半荘戦で10局ぐらいあると割とぶれないイメージなので、

そこそこ力がついてきたのかなとは思います。

(指標は調べたら出てくるので、それを参考にしています)

 

実際には平均85~86になりそうなので、

雀聖2ぐらいの実力なのかなーって感じです。

悪手減らしたら、一気に魂天級って感じですかね。

 

お盆明けの日曜日の記事を書いているので、

半荘ダイジェストです。

長いので、お暇つぶしのどうぞ。

 

 

東1局は、ツモるまでMortalと完全一致。

 

 

東2局はここで差のある選択。

悪手ではないんだけどね。

ドラ2枚あるとはいえ、かなり苦しい手なので、

七対子メインで考えているのかな?

8筒は山にいそうな感じだしね。

 

私は面子手を見つつの打5索で、6筒は打たない方針でした。

なので、7筒もなくはないだろうという見立てで、

ペン7筒の受けを残した形です。

9筒もまだ1枚あるし、両天秤で良いかなと。

先制が取れる確率はそんなになさそうだし、

発重なったら全力って感じで良いかなと。

 

 

ややスキップよりだけど、ドラ6筒をポンあったなと。

これをポンすると、他がやりづらいんだよね。

7萬が鳴きにくそうだけど、8筒単騎がそれなり良さそうな感じだしね。

 

 

これは降りなんだけど、

完全撤退の打8筒と、まだ戦う意志がある打9筒の対立。

私の打8筒は下家もケアしています。

ドラ6筒切りで、一向聴にはなっているかなって感じはしてるんだよね。

というか、打7筒あたりから、手は整っている感じはしていました。

9筒は全部に安牌なんですよ。

ここで9筒消費はきついですよ?

9筒切る人は、その前にドラポンできる人だと思います。

個人的にはドラポンだったなーとは感じています。

ドラポンしなかった以上、下家にケアしながら降りた方が良さそう。

 

なのでMortalとの意識の差が出たかな。

 

 

対面がすぐ打ってくれたものの、

下家から立直入りました(やっぱり)。

ちなみに2筒は非常に危険牌です。

3筒宣言牌な上に対面は4筒2枚持ちでしょ?

4筒の対子の可能性は結構低くて、

そうなると2筒の対子はってことになるんだけど、

1筒切ってるから、それもなさそう。

仮に対子があるとしたら、5筒というケース。

ただ、そのケースはドラの6筒が出てきているのが解せない。

ってこは、334筒から出てきたことが濃厚。

後は入り目が筒子だったら当たらないってだけで、

2回に1回はあたるような2筒。

 

 

ちなみに上家はここで8萬ツモって打2筒をしてリャンメン固定。

自分だったら赤効率で打3索かなー?

 

 

打点が見えないから、赤は頼りたいって感じだよね。

中を鳴く気がないなら、打2筒はあるかな。

鳴いても安いから、安牌として持っておくってやつですね。

上家は満貫親被りした直後だったんだけど、そういう戦略もあり。

 

実際、三面張あるし、7筒ダイレクト、

3索、6索にくっつけば手になるので、

2筒がまるっきり悪手ではないと思います。

鳴けなくても立直はできそうだからね。

2筒は全然ありだと思います。

 

中を鳴くつもりなら打2筒は悪手、

そうでなければ、打3索って感じですね。

実際に1-4筒待ちで聴牌して、和了率はめちゃくちゃ高かったと思いますよ。

自分だったら1筒は困ったら出してました。

 

 

まだ攻めるなら打4萬。

1-4-7萬が全方位に無スジ。

ダマだったら当たるけど、感覚的にはまだ聴牌ではなさそうだったんだよね。

1索は下家以外には通りそうだし、白も抱えているので、

なんとかなるやろ精神。

ここは打4萬で良い気がするんだけどねー。

 

 

上家の打4筒で聴牌入った気配を感じたので、白を打ちました。

強気なら中スジ4索ぐらいは言った良いかなと。

一応、打1索のところで、135って持ってて、赤5索があったら、

固定しなくはないので、染め手の聴牌が入れば4索は勝負牌って感じでした。

このあたりはMortalとズレてないですね。

直後に下家が5筒を掴んで、上家の和了となりました。

 

 

Mortalさんも5筒は押しますね。

一応、私が3筒を鳴いて、しばらくして、2枚見えの白を手出ししてきて、

染め手気配はあるので、これを打たないという手はあるかな。

対面の4筒手出しは、聴牌してる可能性があるってぐらいで、

聴牌して立直打てれば、かなり優位に立てることを考えると、

この5筒は打つ方が自然ですね。

32000点あるので、どっちでも良いって感じです。

 

 

東4局で、下家がドラ8筒を切ってからの、

自分の手番。

ドラを切るなら、ここよね。

ここ悩んだんだよね。

ドラ8筒切るなら染め手移行、

そうでなければドラを使って和了を見るって感じ。

それなら中かー・

流石に8索受けてフリテンになるのが痛すぎる。

8筒単騎にするとしてもね。

実は、ここちょっと勘違いしてて、

5677の形が5667に見えてしまったんだよね(笑)

 

 

局が進んで南2局です。

南1局は検討するところはありませんでした。

 

第1打が戦犯級のミス。

おれは2筒で良い。

これね・・・一通一直線だったんだけど、

積極的に狙う手ではないよね。

456、567が一応あるから(あんまならんけど)、

一通に拘る必要がない。

なんなら、メンピンとかメンタンピンとかになる可能性の方が高いです。

 

結局、この6筒が最後まで足を引っ張って、

下家に和了を拾われて、詰め寄られます。

 

 

これねー。

悪手判定だけど、親が打6索からの1筒ツモ切りって考えたら、

勝負するのがめちゃくちゃ嫌だったんだよね。

そして、そんな良い手じゃないし、打点もないしで、

受け気味に7索を切ったんだよね。

で、萬子の気配もあったので鳴かれたくないと。

現状、他家に和了拾われる分には全然OK。

ツモられても2着目が親なので全然OKなんですよね。

ってことで絞ります(笑)

 

この局、めっちゃ受けていたので、

それで悪手増加させました。

ここがRatingを下げて、悪手率増加した原因。

 

 

オーラスはちょっと点差があったんだけど、

それでも2着目は7700以上条件。

あまり余裕はないけど、こちらも手は作れそうなので、作っていく。

ただ、これは中で良かったかなー

 

平和にしてダマにしたいところ。

1-4筒、6-9筒どちらにでも受けるようにした方が良かった。

ちょっと守りすぎましたね。

 

 

これは3筒で良いと思う。

下家には当たらなそうだけど、

対面は立直きたら3-6筒は当たりそうだし(染めてそうな河だけど)、

上家にも5筒先切りなら3-6筒のパターンはあるしね。

ただ、上家には多少は放銃できる。

基本、足りないことの方が多そうだから、ダマになりそうだし、

ドラはそんなに固まってなさそうな印象があったので、

まぁそこまで高いのは出てこないでしょうの、先に打3筒って感じでした。

中は・・・鳴かれる時は聴牌にしておきたいって感じでした。

 

これ3筒置いといて、得な事あるかなー?

個人的にはないんだよね。

ただ、危険なだけ。

もちろん、2筒は安全そうなので、

3筒が危ないって言うても、なんとかなる。

なんなら中の方が危ないからね。

ただ、聴牌していないのに、中を鳴かせることの方が罪と感じているので、

ここはやはり3筒かな。

 

 

結局、聴牌して、中もちょうど切れたところ。

というわけで、4-7索の聴牌でダマ。

上家から和了ることができました。

 

 

点棒持って、受けるのは別に悪いことじゃないかなと思う。

守備が下手なら、点棒持って逃げるのも段位戦においては大事。

攻めても守備力あるなら問題ないです。

読みには自信はあるものの、安牌探しって実は苦手です。

なので、2着以上ならOKの打ち筋で良いかなって感じです。

 

ブログに書いているように読みを鍛えて、

さらに安牌探しも牌譜検討でしっかり見直して、

その繰り返しで自信がついたら、

昨今のAIのように参加率を上げていく麻雀にしていきたいと思います。

 

 

牌姿などは動画を視聴して下さい。

 

 

私は打9索にします。

これはあまり解説する必要はないかな?

 

ドラが南なので、

対子とか暗刻になっている人から立直が来る前に、

さっと和了したいってのはある。

カン6筒というネックがあるので、鳴いて仕上げることも考えますね。

 

ただ、鳴くのは6筒の状況次第って感じで、

できれば門前で仕上げたいってのはある。

このあたりの話は、他家の速度感など、

意見が分かれるでしょうし、

私は6筒だけは1枚目から鳴くって感覚。

他は切れ具合とか次第ですね。

 

 

牌姿などは動画を視聴して下さい。

 

私は打8索としました。

 

これは立直を打ちたいかどうかで少し変わってくるかな。

私は中を鳴いて手を進めたいと考えたので、

中を鳴いて、6-9筒、4索待ちでいったん構えつつ、

筒子が伸びれば4索を叩ききって、混一色まで見るって感じにしたいです。

 

立直手順だと、打4索して、リャンカンを残した方が良さそうではある。

ただ、リャンカンが先に埋まれば良いけど、

6-9筒から埋まると、立直、赤のみになるので、

それだと、この手をもらって旨味が少なすぎると感じます。

 

それなら中を鳴いて良い形の聴牌を取りつつ、

中、混一色、赤まで見た方が良いかなと思います。