当ブログの牌譜検討は、
現時点の私の雀力で、
打牌の精査をしています。
私より強い方だと、
違う選択をする可能性があります。
また、2025年から、
初心者にも分かりやすく、
序盤の手組から丁寧にやっていこうと思います。
雀魂で麻雀AIのMAKAが導入され、
東風戦でも評価してくれるため、
それも見せていけたらと思います。
それでは、
東風戦の牌譜検討となります。
全体評価は「S」の牌譜です。
評価が高い牌譜を検討するのには、
理由があって、
駄目な牌譜を検討すると、
ブログが長くなりすぎるからです。
と、前置きしておきます。
※今回は結構、初心者向きの牌譜検討

東1局、西家、ドラ5索。
この局の評価は「S」でした。
牌姿を見た瞬間「混一色!」となった人は要注意。
これ、良く見てください。
まず、自風の西が既に1枚切れです。
仮に8筒鳴けたとしても、混一色の面子が足りないです、
伸びやすい形ではあるので、まったく無理とは言いませんが、
赤1あって、形が良いので立直も視野に入れた方が良いです。
評価値は西が52、8索が36、2萬が11です。
2萬は234の三色あたりが狙えるので、
この中では一番切ったらいけない牌。
8索か西かって話ですが、
2萬、8索は打点MAXの混一色を見た1打。
西は立直効率MAXを見た1打。
混一色効率47 VS 立直効率52
この構図で評価値を見ると、
微差で立直効率が優位だけど、
混一色を見て良いよって感じですね。
私は結構、門前寄りの打牌をするので、
西を切った感じですね。
ただ、西が1切れじゃなければ、
結構8索寄りだったような気がします。

私はここで打8索。
中が生牌で、重なったら満貫級の混一色が見られます。
1枚切れと生牌では重なる確率で結構な差があるので、
ここは打点を見させてもらいました。
MAKAは前巡で西切ったんだから、
立直効率で打った方が良いって判断をしてますが、
一貫性を持つ必要はまったくなく、
何なら上手く打てば混一色に見えない河になるかもしれません。
基本、混一色は字牌が後から出てきますからね。

ここで迷いました。
対面は下家が中を打って、手出し2萬、
そして、私の打中で鳴きました。
1枚目をスルーしたのか、打2萬のところで重なったのかは不明。
ラグも偽ラグがあるから、定かではない。
1枚目渋ったってところで、
東が重なっていることはないかって判断して、
打東にしました。
ダブ東、中だけで高い手になるから、
1枚目から積極策取るでしょうという判断ですね。

下家から8萬の手出し立直が入って、親の対面が鳴いての、
私の手番。現物切って降りです(笑)
対面も4筒、4萬って切って、打2筒なので、
聴牌率が高いので対面もケアしつつ守備ですね。

Wドラの現物5索が上家から出てきました。
MAKAは58でチー。
自分の目からドラ5索3枚、赤2枚見えている状況なので、
この局の打点派全体的に低め。
これ鳴くと、タンヤオドラ3になるから、
それが上手くいった場合に大きいってのがあるかな。
4-7索ターツは対面にはかなり危ないからね。
鳴いても守備に影響ないってことですかね。
これを鳴かなかったので、
ここからは普通に降りて、
下家がツモ和了しました。

東2局、南家、ドラは東。
23000点持ちの席順3着。
この局の評価は「S+」でした。
ドラ東が重ならないと価値がない手。
唯一は334筒のところがマシかなってぐらい。
これは愚形がある限りはドラ東には手をつけないかな。

立直効率MAX、躱し手MAXなら、1枚切れのドラ東はある。
ここで合わせておくと、躱し手にしやすいからね。
ただ、混一色で打点も見えるし、東重なったら偉すぎるので、
孤立している打6萬かな。
ここでペンチャン払い、カンチャン払いをする人がいますが、
シャンテン落としてやるなら、
「打点が見える」「鳴きができる」「他のターツが伸びやすい形」
といった複数の利点がない限りはしない方が良いです。

対面からの立直。
粛々と降りましょう(笑)
数巡後に5200点のツモ和了されました。

東3局、東家、ドラは6筒。
21700点のラスと僅差の3着。
この局の評価は「S+」でした。
この局はダブ東鳴けて分が悪くなければ、
押し気味になる。
まず、ライバルの上家とは1300点差で、
ここに和了されると苦しくなる。
他にツモられても親被りでラスの可能性大。
なので頑張っていきます。
MAKAの候補は、
1筒79、発10、2萬9。
まぁ普通に1筒ですね。
発は5800点になる可能性があるので、
ここでは切らないかな。

これはミス(笑)
東鳴いて、手を進めるんだから、
安全度で3萬切りましょう。
2萬打ってるしね。

上家から立直が来ましたが、直後6-9筒待ち聴牌です。
そして、ド無スジかつ両無スジの6索打つか問題。
ここで和了されたらきついし、割と勝算ある聴牌なので押します。
MAKAの評価は、
6索77、1索22、7筒1でした。
押し優位。
安牌3枚あるから降りるはある。
ただ対面も鳴いて、河が濃いから7筒が通るとは限らない。
実質1索2枚だけというのと、まだ通ってないスジが多いから、
6索は押しかなって思います。
まぁ一発で跳満ツモられるんですけどね(笑)

オーラス、北家、ドラ中。
この局の評価は「S」でした。
点棒状況は・・・
私(北家):15700点
下家(親):28600点(-12900点)
対面(南家):23300点(-7600点)
上家(西家):32400点(-16700点)
きついラス目(笑)
簡単なところで上家に2600点以上直撃で南入。
満貫はツモったら3着、出和了は、
対面からは3着、下家からは2着終了、上家からは南入。
跳満はツモって南入、出和了は、
対面からは3着、下家からは2着終了、上家からは南入。
現実的なところでこんなもん。
ちなみにトップ目は雀聖なので、
多分、変な放銃がないので、南入はきつい。
立直打った時点で、点数差からも他家は基本降りる。
せいぜい、親の下家がトップ取り寄りの打牌をしたら、
出和了できるかもってぐらい。
これ、2索か8索切ると一向聴なんだけど、
カン2筒で立直を打つ気があるかって話ですね。
立直、ドラ1で、カン2筒ツモはきついのと、
タンヤオもあるので、1巡目なら1筒外して、
立直、ドラ1、タンヤオ、ツモって逆転を狙いましょう。
なので、これは1筒が正解かな。

聴牌ですが・・・立直は打ちません。
これ外すなら、1巡目の2索は残しておくべき。
失敗したなーって思いました。

これは立直かな。
5筒鳴かれて赤がないけど、
2筒3枚、3筒2枚、5筒1枚なら、ここで立直。
ダマにしたとして、手替わりが6筒、
後は萬子で嬉しいのが2萬か7萬ぐらい。
ツモ裏1条件にはなるけど、分は悪くないでしょう。
これ、出和了をどうするか。
一発は5200点あるので、対面からは無条件で逆転、
下家からは裏1条件なので和了、
上家からは一発なくとも無条件南入なので和了。
一発後は対面からは裏1条件逆転なので和了、
下家からは裏2以上条件になり、
きついのでスルーしてツモ裏1に賭ける。

ツモって8筒が裏ドラになってラス脱出の3着!
下家が8筒、9筒押してて、少し嫌な気分になってた(笑)
安牌が8索1枚なら、嫌々ながら押すかって感じかな。
多分、2索とか引いたら、2筒出てくるんだろうけど。
3筒も掴んだら出てきそうね。
オーラスは初心者には少し難しい話でしたが、
ラス脱出の手組は大事なので、
ここは要勉強です。
強い人はラス前からの逆転の手組が上手い。
私はまだまだですね。