こんにちは!
バンコク在住11か月。
バンコク駐在残り7日。
まだまだ働きたいバンコク駐妻のまきこです。
ご訪問いただきありがとうございます。
有名なお寺よりも
ビーチよりも
タイにいる間に
絶対に行きたかったところ。
タイ最大のスラム街
クロントイスラム。
約10万人が暮らすといわれる、
私たち日本人が住むエリアから
1-2キロしか離れていない
場所にあるスラム街。
バンコク在住残り1週間にして
ようやく行くことができました。
もちろん一人で行ったわけではなくて
クロントイスラムを支援するNGO
シーカ・アジア財団が開催する
「クロントイスラムを歩こう」という
ツアー企画に参加してきました。
こちらの団体には
以前から興味をすごく持っていて
もっとタイ生活が長ければ
絶対関わりたかった団体。
スラム発のブランド
を運営しているから。
モノづくりを通じての
発信と改善。
これ元々、
私が関わってきたことでもあるし、
やっぱり
途上国の問題の解決の1つとして
有効だと思っています。
さてさて、スラムツアー。
ツアーで説明いただいてびっくりしたのが
タイにおける人々の生活格差。
世界における
生活格差の大きさをランク付けでは
なんとタイは世界第3位に
お金持ちと貧困層の格差が大きい。
ロシア、インドに次いで3位。
日常生活でも
何となくわかるタイの生活格差が
世界的に見てもこんなに大きいなんて
びっくり。
格差の現実が
スラムにはありました。
スラムの中は
小さなトタン屋根の家がひしめき合う。
昼間でも少し薄暗い細い路地。
路地の端には
とにかくゴミ、ゴミ、ゴミ。
暑さもあって
むわっとただよう異臭。
水たまりがそこら中にあり、
犬の糞もそこら中に。
足元を見て歩かないと大変なことに。
昔から麻薬の常習者がいたり、
売買も行われてきた場所で
危険もある。
男性はバイクタクシードライバーの仕事、
女性はお手伝いさんの仕事が多いそう。
生活スペースは
狭い2部屋あるかないかの家に
4,5人以上の人が住む。
スラム生まれの子どもたちは
スラム生まれであることは
スラムの外では言えない。
言ったら
友達が離れていくから。
インドのように
スラム生まれだから直接差別がある
ことはないようだが、
スラム生まれであることは隠される。
私がスラムを訪れるのは2回目。
始めて行ったのは
バングラデシュのスラム。
今日、見た光景は
バングラデシュのスラムと
あまり変わらない、
いや少し進んでるスラムな印象。
でもスラムはやっぱりスラムだ。
ゴミ、異臭、貧困。
それでも、やっぱり
スラムに住む人々は「普通」だ。
道端のバミー屋でご飯を食べる。
お母さんたちが道端でおしゃべり。
子どもたちはお菓子食べて走り回る。
お父さんが家でゴロゴロしてTVを見てる。
私たちに笑顔で挨拶してくれる。
無邪気は子どもは世界共通。
生まれた場所、住む場所が
「スラム」と呼ばれる場所であっても
そこに住む人は、
私が町で出会う一般のタイ人と
変わりはない。
微笑みの国タイの人。
でも、ここの生活から
抜け出すことはとても難しい現実。
やっぱり来てよかった。
バンコクのスクンビットエリアに
住んでいると本当に
東京と同じかそれ以上の
便利さ、近代化、金銭の豊かさを
いつも感じる。
でも、それは
タイの現実の半分。
もう半分の現実は
その真逆。
このスラムの問題に対して
タイに住まわせてもらっている
私ができることなんて
ないかもしれない。
でも、この半分の現実を
知って生活するかしないか。
それだけでも違うような気がする。
「クロントイスラムを歩こう」は
次回は来年の2月に開催予定とのこと。
エンポリアムからの往復の送迎が
あるので気軽に参加できますよ。
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まきこ
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