こんにちは!

バンコク在住まもなく10か月。

バンコク駐在残り2か月。

まだまだ働きたい新人駐妻のまきこです。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

さて、昨日書かせていただいた

私のインドでの1年間について

書いていきたいと思います。

 

ディバパリの写真で思い出したこと

 

 

 

インターン先のNGOでの業務は

簡単に言うと

ボランティアの人材派遣のようなもの。

 

世界各国の提携NGOから派遣されてくる

ボランティアに対して

仕事となるプロジェクトを提供して

滞在中のフォローもしていくもの。

 

もちろんボランティアは先進国からの派遣で

欧米系がメイン。

年代も10代後半から20代前半。

学生が多かった。

 

私が滞在することになった

小さな町にいくつかの

プロジェクトがあり、そこに

各国からのボランティアがやってくる。

 

私はそのプロジェクトの開拓とフォロー、

やってくるボランティア達のフォローを

することになった。

 

つまり、インドにいるけれど

ボランティアにやってくる

欧米系の若者たちとのコンタクトも多い。

 

もうね、この時点で

英語が大してできない私が

彼らのフォローをするなんて

超難題なわけで。。。。

 

 

私の暮らしていた町は

基本的に日本人は私一人しかいない。

 

誰かと話がしたければ、

現地の言葉を話すか英語を話すしかない。

 

もちろん、NGOの業務はすべて英語。

いつも一緒にいるインド人スタッフとも

英語でのやり取り。

 

英語ができなきゃ

何のコミュニケーションもできない。

 

最初はこの

「日本語が一切話せない環境」

私を苦しめた。

 

新しい環境での生活だし、

ましてや初っ端から、

予定が大きく変更されより大変な

業務を任されることになっている。

 

誰かに話したくても

話す相手なんていなかった。

 

日本語が打てるパソコンすらない。

 

インドの小さな田舎町で

21歳の日本人女子が一人きり。

 

もう帰りたい。

なんでここに来ちゃったんだ。

 

 

本当に

「毎晩、枕を濡らす」毎日だった。

 

 

でも英語ができなければ、

ここにいる意味はないし、何もできない。

 

逃げ場はない。

 

とにかく最初は

知らない単語を聞こえた通りに

カタカナでもなんでもいいから

メモに書き留める。

 

それを夜調べて覚えたり

今日の会話の内容を再度理解する。

 

とにかく、なんとか自力で

やるしかなかった。

 

こんな状態でもなんとかやってこれたのは

心強い現地インド人スタッフがいてくれたから。

 

新規オフィスを立ち上げるこの町は

以前からあったプロジェクトで

活動していたスタッフが数名住んでいた。

 

インド英語な彼らに

本当に助けられながら、なんとか

最初の3か月くらいを乗り越えてきた。

 

 

英語もできないし、

業務もすべてが初めてのこと。

 

それでも私の役割がある。

 

派遣されてくるボランティアに対して

研修をアレンジするのも私の役目。

 

でも、全然できなかった。

 

ここでコーディネーターという役目を

もらっていても、中身はただの学生だ。

 

インド人スタッフに頼りっぱなしで

自分から前に出ていくことはなかった。

 

そんな感じで3か月が過ぎたころ。

 

通常は月に5名くらいのボランティア達が

まとまって町にやってくる。

 

それが夏休みの時期となると

一気に20名近いボランティアの

受け入れをすることになった。

 

いつもの少人数制の

受け入れ研修とはわけが違う。

 

場所のアレンジから

プロジェクトの準備から

とにかく大忙し。

 

20名の世界各国からやってきた

若者たちをまとめていかなくてはいけない。

 

ふたを開けてみたら

やっぱり本当に大変だった。

みんな自由。

 

 

この大きなグループをまとめるために

もう私はインド人スタッフの後ろに

隠れている場合ではなかった。

 

 

 

 

研修の中盤。

 

もうここで誰かがちゃんと

話をしなければ進めない。

 

 

このシーンはなんだか

ちゃんと覚えてる。

 

 

 

私が覚悟を決めた時。

「もうやるしかない」

はっきりそう思った。

 

 

 

つたない英語で

ボランティアに対して英語で

私が初めてちゃんとコーディネーターとして

話をした場面だった。

 

すっとした気分だった。

 

やってみたらできるかもしれない。

やるしかないんだ。

 

 

この時を境に

なんだか英語のコンプレックスみたいなものも

なくなって、仕事が楽しくなってきた。

 

人とコミュニケーションできる喜び。

自分の役割を全うできる喜び。

 

まだまだ助けてもらうことの方が

多かったけれど、

前に一歩踏み出せた気がした。

 

 

つづく。

【インドと私②】掃除はしてはいけないよ

 

 

 

 

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まきこ 

 

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